他社の借り入れ件数の多さが審査にどのような影響を与えるのか?

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消費者金融のカードローンを利用している人の中で、1社だけで借り入れが完了しているというのなら問題ないと思われますが、2社、3社と借入件数が多くなればなるほど次に新規の借り入れをする際の審査では難易度が高くなる傾向にあります。

そして、後になればなるほど利用限度額が低くなることが挙げられますが、これは審査をした結果、その人にはそれだけの信用しか残っていないということになります。

今回は、他社の借り入れ件数の多さがカードローンの審査に対してどのような影響を与えるのかということについて詳しく紹介していきます。

『借り入れ件数が多くなることのメリットは無きに等しい』

借入件数が多いという状態は、簡単にいえば「返さなければならない消費者金融が多い状態」ということになります。

どれほど多くなっても、返せるのなら問題ないという考え方をしている人が多いですが、このように、返さなければならない借金が多いという状況は社会的信用が失われている状態ということになります。

また、消費者金融や銀行のように、貸金業を営んでいる企業には、貸し付けをする際に利息が設定されていますが、この利息というのは企業によって異なっているように見えますが、一定の上限が定められているということを知っておいて下さい。

2016年現在の日本の法律では、10万円未満の貸し付けに関しては年利20.0%、10万円以上100万円未満の貸し付けに関しては18.0%、100万円以上の貸し付けに関しては15.0%という上限になっています。

しかし、この貸付金利については、利用者が借りている金額の合計ということではなく、あくまでも「貸し付けをしている業者に対して設定されている上限」となっているために、利用者が感じている利息とは大きく異なることが特徴的です。

例えば、3社から借り入れをしている場合に、50万円、40万円、30万円だとすると、合計で120万円ということになりますが、1社あたりの金額については100万円未満ということになりますので、120万円に対して年利18.0%が発生するということになります。

しかし、1社から120万円を借りている場合は、上限の金利でも15.0%に設定されているために、年間の利息が3.0%も異なるということが挙げられます。

120万円に対する3%の利息というのは36,000円ということになり、1ヶ月あたりの利息に変換すると3,000円程度ということになります。

1ヶ月に3,000円というと、それほど大きな金額に感じないかもしれませんが、積もり重ねることによって大きな金額となりますので、余計な利息については払わないに越したことはありません。

『借入件数が多くなると、次に借りる際の審査が厳しくなる理由』

借入件数が多くなるにつれて、次に借りる際のカードローンの審査が厳しくなる傾向にあります。

これは、簡単にいえば「返済能力が無いというように判断されている状態」ということになります。

一般的に普通のサラリーマンをしていれば収入というのは大きく変動するものではありません。

個人事業主や法人の経営者などの場合は、大きな契約をまとめることによって収入が増大することも多いですが、一般的なサラリーマンの場合は、先月と来月で給料が数万円も変わるということは珍しいでしょう。

そして、借入件数についてですが、借入件数が増えるということは、「新たに返済をしなければならない業者増える」ということに繋がります。

収入の変動がないにも関わらず、返済しなければならない業者が増えるということは、「返済できなくなってしまう可能性も高くなる」ということに繋がってしまいますので、2社目、3社目の審査については厳しくなるということになります。

消費者金融というのは施しをする企業ではなく、あくまでもお金を貸す事によって利益を生み出す業者となっていますので、返済できないかもしれない可能性がある利用者に対しては審査を通さないということです。

借入件数の多さ以外にもチェックをするポイントは多くなっていますが、借入件数の多さというのはカードローンの審査をする上でかなりのウェイトを占めているということを知っておいて下さい。

『借入金額も重要だが、それ以上に借入件数が重視される』

一般的に、カードローンの審査では借り入れをしている金額よりも借入件数の多さのほうが重視される傾向にあります。

例えば、1社で300万円を借りているという人よりも、5社で100万円を借りているという人のほうが審査に通過することが難しいということになります。

金額だけで言えば、前者の方が200万円も多く借りているということになりますが、「どちらの方が、資金繰りが苦しそうに見えるのか?」という視点で見ると、後者のほうが明らかに資金繰りに苦労しているように見えます。

貸金業者というのは基本的にお金を貸すことを商売にしている企業となっていますが、「生活もままならない状況にある人」に対してはお金を貸してくれない業者でもあります。

そのため、借入件数の多さというのは、簡単にその人の生活状況を判断するための目安となってしまうために、新規のカードローンの審査に通過することが難しくなってしまうということになります。