ついにと言えば良いのか、やっぱりと言えば良いのか、国民的アイドルグループのＳＭＡＰが正式に解散を発表しました。
ファンはさぞガッカリしたことでしょう。
しかし、ファンのみならず今や真の意味で国民的芸能人と言える唯一の存在であるＳＭＡＰが解散することは多くの人がショックを受けるはずです。
1月に解散騒動が出て、すぐに解散回避をした同グループが何故このタイミングで解散となったのでしょうか？
そして、このモンスターグループが解散することで出る経済的損失とは一体どれほどになるのでしょうか？
今回はＳＭＡＰの解散とその経済的損失についてお送りします。
ＳＭＡＰ解散！回避したのにどうして？誰が悪いの？
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今年2016年1月、衝撃的なニュースが全国を駆け巡りました。
それはＳＭＡＰ解散と言う寝耳に水の話でした。
日本中が「絶対に嘘だー」と信じませんでしたが、事実だったことは既にご承知の通りです。
そして、解散回避を正式に「スマスマ」でメンバー自身が伝えました。
しかし、それから約8ヶ月メンバーが揃って仕事をするのは「スマスマ」のみです。
しかも1企画の「ビストロＳＭＡＰ」ではゲストの顔色が変わるほどの不仲振り。
基本的には、仲居さんのテンションが上がらず、木村さんと他のメンバーは距離を置いていると言うものです。
ゲストとしては食事も喉を通らないと言った企画と間逆の効果が出てきているのです。
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正直なところ、この状態には心配と言うよりプロ意識を疑う他なかったのではないでしょうか。
ギャランティの発生している仕事ですので、当然嫌でも何でもこれまで通りに遣り通すのがプロでしょう。
親の死に目にも会えないと言われる芸能界です。
身内が死んでも仕事に穴を開けず、そんな様子を全く見せず仕事をやり遂げる人が当たり前の芸能界でこうした甘えが許されるとは思えません。
仕事を甘く見ている、プロ意識がない、今まで遊び半分でやっていたの？と言う声が出ても致し方ないでしょう。
1月以降長い期間をかけて事務所と調整はしていたようです。
丁度グループとしてＣＤリリース25周年を迎える本年ですから、何らかのアニバーサリーイベントやコンサートをと言う意向が事務所にあったようです。
ですが、これを香取さんが固辞。
バラエティや単発の歌番組ならともかく、長い時間、しかも協調性を有するコンサートを「木村としたくない」と断り続けたと言います。
正直、この話を聞くと40歳直前の男が何を幼稚なと感じます。
今回の騒動は木村さんの直前の裏切りが問題だと言われていますが、単純にIマネージャーの根回しやメンバーへの確認不足が原因でしょう。
メンバーとも密接に面談していればこんなことにはならなかった筈。
更にＳＭＡＰは自分自身の怨恨を晴らすための道具ではないと言うことです。
離脱すれば、歌もダンスも楽曲も名前も何もかも使用禁止になるのです。
40歳前後の男性アイドルが1からスタートで一体何が出来ると言うのでしょうか。
結局はＩマネージャーの口車に乗って離脱しても空中分解していたでしょう。
解散はしますが5人ともジャニーズに残留し、ソロ活動をするそうです。
しかし、今こそ離脱の時でしょう。
ＳＭＡＰ解散での経済的損失はどのくらい？
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さて、そんなＳＭＡＰが解散することで一体どれほどの経済的損失があるのでしょうか。
一説には1000億円を超えるとも言われています。
「経済効果の匠」と言われる関西大学の宮本勝浩名誉教授はザッと636億円の損失になると話しています。
ＳＭＡＰの年間売り上げを250億円と「週間新潮」が以前算出した額を元に算出した数字だそうです。
しかし、今年のＳＭＡＰはＣＤリリースから25周年と言う区切りの年。
25周年のコンサートも、テレビの特番、また記念ＣＤなどの販売による経済効果も望めたはず。
また解散騒動があった為に、「解散騒動初」と銘打ってやれば何もかもが例年とは違う経済効果が望めたのです。
また、オリンピックイヤーの今年色々な意味でそれらと絡んだイベントも望めたはずですので、636億円では済まないはずです。
ＳＭＡＰの解散はそれほどの経済損失があり、雇用や中小企業の存続にも大きく関わってきます。
関連企業の株価は下がるでしょうし、ＣＤやＤＶＤなどを製作している会社やグッズの製作をしている会社は一気に右肩下がりになってしまいます。
解散回避をしたことで逆に盛り上がりを見せていた各方面の企業や関係者は大損失です。
結果的には細部まで見ていくと正に1000億円の経済的損失は免れないでしょう。
個々は事務所に残りソロ活動をするそうですが、重要なのはＳＭＡＰと言うアイコンであり、冠のなくなった元ＳＭＡＰの個人ではありません。
ＳＭＡＰの解散の余波はどうもエンターテイメント界だけではなく、色々なところに及びそうです。
まとめ
ついにと言うか、やっぱりと言うかＳＭＡＰが解散を決定しました。
2016年の今年12月31日に正式に解散となるようです。
とは言え、事実上既に解散しているも同然です。
解散が決まったからと言ってわだかまりがなくなる筈もなく、これまで以上にギクシャクするＳＭＡＰを見なければならないのでしょうか。
それともこのまま無為に時間が過ぎていくのでしょうか。
どちらにしても注目です。