田中要次さんは名バイプレイヤーとして1990年から映画を中心に俳優として活躍しています。
名前を聞いてもピンとこない人はいるでしょうが、顔を見れば知らない人はいないほど多くの作品に出演しています。
90年からの映画やドラマには主演ではないものの、無くてはならない存在になっています。
今回は俳優田中要次は元国鉄&JR職員? 脱サラで俳優に!退職金はいくら?あるよやハーフって何?などの情報をお届けしていきます。
田中要次は元国鉄&JR職員? 脱サラで俳優に!退職金はいくら?

出典:http://mdpr.jp/
田中要次さんは、高校卒業後すぐの1982年に国鉄長野鉄道管理局に就職します。
就職当初は田中さんの地元長野県で働いていました。
1987年に国鉄の分割民営化により、JR東海の東海鉄道事業本部社員となります。
その為、岡崎保線区に配属されます。
そこでは、JR大府駅や安城駅構内での勤務でした。
東海地区での配属で、映画館を渡り歩くようになり岡崎だけではなく、愛知県や岐阜県、三重県などにも足を延ばし数多く映画を観る様になります。
更に地元の映画サークルなどとも交流したり、参加したりしていたそうです。
俳優への転身のキッカケとなるのが、1989年に親交のある山川直人監督に誘われ、MVに初めて出演したことです。
この翌年1990年の年末、悩んだ末にJR東海を退職し俳優になるべく上京します。

出典:http://image.yahoo/
脱サラして俳優業への転身をする人と言うのは極めて珍しいと言えるでしょう。
しかし演技経験も無ければ、イケメンでもない田中さんが簡単に俳優にはなれません。
上京当初は裏方として照明技師に師事し照明助手をしながらも、録音助手、ドライバー、更には付き人までこなします。
そんな時、同年俳優の竹中直人さんが監督を務める「無能の人」に照明助手として参加します。
すると竹中さんの目に留まり、エキストラとして映画出演をします。
更に田中さんを気に入った竹中さんの誘いで、舞台「竹中直人の会/鉢植を持つ男」の舞台監督助手兼俳優として参加しました。
やはり髪の毛繋がりなのでしょうか?

出典:http://news.mynavi.jp/
1994年にも竹中さんが監督を務める「119」で照明助手として参加するも、照明機材を運搬中に交通事故を起こし、裏方からは辞めることになります。
それ以降は、俳優業1本で仕事を続けますが、簡単に良い役は来ません。
当然、出演作があっても名前が売れていない田中さんではギャランティもたかがしれています。
その為、田中さんはバイク便のアルバイトをしながら食い繋ぎ、何とか生活していたようです。
JR東海を辞職した際には、当然退職金は出たことでしょう。
田中さんのサラリーマン時代は約9年間です。
一般的な企業の退職金の場合、基本給×勤続年数×60%で計算することが多いようです。

出典:http://www.hochi.co.jp/
もちろん企業によってパーセンテージは変わってきますが、そこそこの規模の企業であれば平均的に見て60%が妥当です。
田中さんの場合、年齢的なこと、学歴などを鑑みて月給は25万円とします。
計算するとおおよそ1,350,000円ほどの退職金だったと見て良いでしょう。
しかし、たった1,350,000円では東京に引っ越しと住まいの確保で、約350,000円はあっさり無くなるでしょう。
その後も裏方のしかも助手と言うことになれば、スズメの涙程度の給料だったでしょう。
それは役者業にも言えます。
当然周辺からニーズが出てこなければ貰える金額はたかが知れています。
恐らくバイク便のアルバイトを始めるまでの4年間ほどは、貯金を食い潰して何とかやってきたのが容易に想像出来ます。
田中要次のあるよやハーフって何?

出典:http://userdisk.biglobe.ne.jp/
そんな田中要次さんですが、幅広く知られるようになったのは2001年からです。
もちろん、それ以前にもかなりの数の映画やドラマに出演はしていましたが、老若男女問わずと言う意味では2001年がキーポイントになりました。
そのキーポイントになったのはドラマ「HERO」への出演です。
キムタク演じる主人公が通うバーのマスターで、台詞は「あるよ」の3文字のみです。
どんな無茶なオーダーをしても、必ず「あるよ」の台詞と共に必ず応えると言うキャラクターなのです。

出典:http://img.yaplog.jp/

出典:http://yukichilife.com/

http://amurdad.ecnet.jp/
ドラマと映画などで結局15年間続いた「HERO」で「あるよ」の3文字だけで存在感を示しました。
ゴールデンエイジは「いるよ」
田中要次は「あるよ」 #zip— Black leck・そこまで言うか! (@kuro_burigoki) September 20, 2016
田中要次さんのあるよキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
— DOTTO JOCKEY!!! ✩ (@dotadotaxi) September 14, 2016
さっき日テレの秘密のケンミンショー(タイトルあってる?)に田中要次さんが出てらして、「あるよ」って言ってました( ´艸`) いまだに田中要次さんといえばあれなんだね。HEROの影響力すごい。
— ほわいとちょこ (@minasokonoishi) September 8, 2016
あるよ
このフレーズだけで田中要次でてくる
— ナスメロンモーモン (@mel000n) September 8, 2016
田中要次さんといえば"あるよ"だろ!
— Tsuy0sh1 (@utinomaeda) August 20, 2016
田中要次さん、『あるよ!』の呪縛からは逃れられないのか••••( ̄▽ ̄;)#みちたん #bsp
— きこり (@kikorisoya) July 22, 2016
この役を演じて以降は、これまでなかった様なオファーが来たり、バラエティへの出演も増えたそうです。
さて、田中さんの顔を見ると随分と濃い顔だと思いませんか。
言ってみれば、日本人離れした顔です。
ネットではハーフなのではないかと疑われています。
ですが、田中さんが自身で調べたところによると、純日本人だそうです。
ただインパクトのある顔は、有名になるには都合が良いと言えますね。
まとめ
今回は俳優田中要次は元国鉄&JR職員? 脱サラで俳優に!退職金はいくら?あるよやハーフって何?などの情報をお届けしました。
田中要次さんは紛れも無く、元国鉄職員でした。
また民営化され、JRとなってからも東海地区で働いていました。
しかし、約9年と言う年月から脱サラしても退職金などはそれほど当たらず、金銭的に苦労したようです。
それにしても思い切ったことをしたものですね。