ジャネット・ジャクソンは故・マイケル・ジャクソンを始めとしたジャクソン兄妹の10番目の末っ子です。
ジャクソン家では、マイケルに次いでヒットを飛ばし稼いでいるジャネットですが、カタール人の実業家ウィサム・アル・マナとの婚姻関係を破棄する事が判明しました。
ジャネットはこの結婚で49歳で妊娠、50歳で初産と言う離れ業で世間を驚かせましたが、支配欲旺盛な夫との生活には耐えられなくなったようです。
今回はジャネット・ジャクソンが支配結婚から離婚へ!慰謝料は220億円?改宗はどうなる?などに注目していきます。
ジャネット・ジャクソンが支配結婚から離婚へ!
出典：http://www.waxpoetics.jp/
ジャネット・ジャクソンは、ジャクソン家兄妹の末っ子として生まれました。
兄達がジャクソン5を組んで活動していた頃には、生まれるか生まれないか位の年齢差があり、グループには一切関わっていません。
兄の後を追って、ジャネットもデビューしますが、歌の才能で言うとかなりレベルの低いジャネットは、1st、2ndアルバム共に散々なセールスになります。
3tdアルバムを制作する頃、アメリカではプロデューサーシステムが流行っており、優秀なプロデューサーが多く出てきていました。
出典：www.intex-osaka.com
当時、既に「アレキサンダー・オニール」や「S.O.S.バンド」、「シェレ―レ」などのシンガー達のプロデュースで高い評価を受けていたジミー・ジャム＆テリー・ルイス。
出典：www.discogs.com
出典：www.bbc.co.uk/
出典：musikmarkt-wiesbaden.de/
ジャネットは、このプロデューサーチームに注目して次回作を全面プロデュースしてもらいます。
ジャム＆ルイスは、他のプロデューサーよりも「シンガーの特性を活かす」ことに異常に長けており、ジャネットの歌唱力の低さを考慮した曲作りをします。
このチームはメロディメーカーのジミー・ジャム、リズムメーカーのテリー・ルイスと完璧な布陣で黒人の音楽性を最大限に引き出せた事もジャネットにとって良い作用をしました。
出典：youthofeuphoria.blog65.fc2.com/
こうして出来上がったのがジャネット最大のヒット作となる「コントロール」です。
アップチューンと、スローナンバーのバランスが良く、ジャネットの歌唱力でも完璧に仕上がったのです。
その後、長い期間ジャネットはジャム＆ルイスと共に仕事をします。
この出会いがジャネットを1流のシンガーへと導いたのです。
出典：theguardian.com/
そんなジャネットは1984年、歌手のジェームズ・デバージと結婚しますが1年ももたずに離婚。
1999年にも一般人のレネ・エリゾンドと結婚しますが、こちらも1年もたずに離婚します。
2012年に今回話題になっているカタールの大富豪で実業家のウィサム・アル・マナ氏と結婚しました。
しかし、この結婚はかなり支配的なものであったと言います。
出典：http://www.bbc.com/
ジャネットの化粧もファッションも全てウィサム氏が決め、更にはライブパフォーマンスにおいても、セクシーな衣装は着ない、扇動的なダンスはするなと仕事にまで指示が及びます。
ファンが望むジャネットでいられないことに本人は悩みますが、それでも指示に従っていたと言います。
しかも、ジャネットの信仰であるキリスト教の異端派「エホバの証人」もイスラム教へと改宗させられたそうです。
出典：http://wahaha.chu.jp/
そこまでして続けてきた結婚生活ですが、離婚の決め手になったのは、ジャネット側の親族に問題があった時に、ウィサム氏は全く関係ないと言った態度を取ったことにあるそうです。
自分は最大限の譲歩しているにも拘らず、相手は自分の周囲や大事な人達の事を1つも考えないと言った裏切りにほとほと嫌になったようです。
ここで、最も注目されているのが結婚前に締結する離婚に際しての取り決めの内容です。
親族が明かしたところによると婚前契約では「婚姻生活を5年継続したらウィサムからジャネットに1億ドル(110億円)の慰謝料を支払う」となっていると言います。
出典：http://nme-jp.com/
また「子供が生まれた場合は、慰謝料を倍に増額する」と定められていると言い、これが適用されるので2億ドル(220億円)の慰謝料をジャネットは受け取ることになるそうです。
婚姻生活が、丁度6年目で子供が1人出来たばかりで「金目当てなのではないか」とも噂されています。
しかし、ジャネット自身の総資産は1億7500万ドル(191億円)にものぼり、今後も資産はそれなりに増えていくので、お金目当ての離婚とは考えにくいでしょう。
ジャネット・ジャクソンの改宗はどうなる?
出典：http://www.bbc.com/
慰謝料などに関しては明確に取り決めが為されているのでしょうが、これから問題になってくるのは親権や養育費の問題です。
そして、それはジャネットのイスラム教への改宗が大きく関わってきます。
ジャネットがイスラム教へ改宗したのは、飽くまで夫のウィラム氏の為であり、信仰の為ではありません。
だからと言って、離婚と同時に元の信仰に戻すのは、あまりに信仰を軽々しく扱っていることになり兼ねません。
出典：http://ellegirl.jp/
ウィラム氏は親権は渡しても、子供の信仰はイスラム教にして欲しいと考えているようです。
そうなると、自然にジャネットにもイスラム教のままでいて欲しいと言う事になります。
親子で信仰が違うのは、不自然ですし信仰心の欠如を招く恐れもあります。
しかし、アメリカで生活し、アメリカのエンターテイメントの世界で生きるならキリスト教徒でいることが無難であることは間違いありません。
恐らく、最期に揉めるのは宗教のことになりそうです。
まとめ
今回はジャネット・ジャクソンが支配結婚から離婚へ!慰謝料は220億円?改宗はどうなる?などに注目しました。
220億円と言う庶民には想像すらできない金額が離婚の慰謝料として、右から左へと簡単に支払われてしまう世界観は異常ですね。
日本ではおよそ考えられない金額ですが、アメリカのショウビズの世界では当たり前になっているような感があります。
最終的にはどんな形で収束するのか、注目していきたいところです。