信用情報機関について
株式会社シー・アイ・シー(CIC) 株式会社シーシービー(CCB)
株式会社テラネットは2000年に運用が開始された信用情報機関です。
テラネットはその後平成21年には全国信用情報センター連合会から信用情報の事業譲渡と受けてその社名を日本信用情報機構へと変更しています。
今でもテラネットとして覚えている方も多い信用情報機関の代表格です。
国内にもいくつか存在する信用情報期間の中でも最大といっていいでしょう。
こういった信用情報機関などは普段ごく普通に生活しているうえでは全く気にもしない会社です。
特にクレジットカードやローンカードなどの契約していない人であればなおさらです。
といってもクレジットカードやローンカードなどに申込んだとしてもテラネットのような信用情報機関の存在を知ることもないでしょう。
あまり一般的には知られていない機関であると言えます。
テラネットのような信用情報機関では個人の基本情報から事故情報まで記録されていますので、契約時に嘘を記載してもすぐにばれてしまいますので気を付けましょう。
この元テラネット(日本信用情報機構)に加盟している会員はお察しの通りクレジット事業やリース事業、そして保証事業や貸金事業といった与信事業を営んでいる企業となっています。
こういった信用情報を基にしてお金を貸したりする消費者金融業者さんやクレジット会社さんなどがそれぞれの情報を持ち寄って共有できるために他所でキャッシングしているか、返済が滞っていないか、自己破産などの債務整理の経験がないかといった様々な個人情報を知ることができます。
その他にも自分の個人情報がどうなっているか知りたいといったケースも考えられます。
例えばいくらクレジットカードやカードローンを契約しようとしても審査に落ちてしまう。
なぜ落ちるのか自分では思い当たるところがないといった場合などに自分の情報を開示してもらうことも可能になっています。
有料ではありますが、クレジットカードすら作れないような状況がなぜなのか知るためには致し方ないかもしれません。
カードブラックという言葉もあり、大量のローンカードを契約しているだけでも審査に落ちるケースもありますので注意しましょう。
テラネットで集められていた情報は本人特定情報としての氏名、生年月日、住所といった基本情報とローンやクレジットなどの契約取り引き状況(これには貸し付け日、入金日、ローン残金といった情報も含みます)、事故情報(破産申し立て、カード強制解約、遅延)、その他注意事項などといった情報が管理されています、特に事故情報は審査に多いく関わってきます。
自己破産などの債務整理の経験がある場合などは新規のローン契約などの審査にパスすることが非常に難しくなってきます。
こういった信用情報機関は実はテラネット(日本信用情報機構)だけではありません。
他にも全国銀行個人信用情報センター、CIC、CCB、全国信用情報センター連合会といった機関も存在します、それぞれの機関の目的は同じですが、それぞれ情報の持ち方などは特徴があるようです。
ある信用機関では審査にパスするが、別の信用機関ではパスしないなどの違いはあるようです。
旧名テラネット、日本情報機構はJICと呼ばれ、2009年から新規スタートしています。
全国信用情報センター連合会から事業委託されています。
全国銀行個人信用情報センターは全国銀行協会が設置して運営している個人信用情報機関です。
CICは日本クレジット産業協会と全国信販協会が母体となっている信用情報機関です。
CCBは主に外資系キャッシング会社が自ら日本国内で信用情報機関を立ち上げた機関です。
全国信用情報センター連合会は全国33の個人信用情報機関の連合体でしたが前述したとおり2009年にテラネットに事業委託して生まれ変わっています。
こうして見ると、規模的にはやはり旧名テラネットが最大級といっていいでしょう。
個人情報の取り扱いには特に気を付けて運営していますので、情報が漏れるといった心配はほとんどなく、安心して任せられる機関です。
ローンやキャッシングを利用していなくても情報が登録されていいるのかと心配になる方もいますが、もちろんそんなことはなく、ローンやクレジットなどを契約したことがないのであれば情報が掲載されることはありませんのでご安心ください。
さらに、もし一度でもローン契約やクレジット契約をしていたとしても、その後解約したとすると数年後には情報は削除されますのでこちらも安心していいでしょう。
いずれにしてもこういった個人情報は非常に重要なものです、日本信用情報機構(テラネット)はなんといっても日本最大級の個人信用情報機関です。
今後もほぼ全ての信用情報を一括管理して保管していくことになるでしょう。
一度でも事故情報や延滞情報を記録されてしまったらその後普通のクレジットカードすら作ることが困難になっていまいますのでそういったことのないように計画的に買い物、キャッシングを行うことが大切です。