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利息は高い? ネットで申し込むって大丈夫?
利息は高い?
日本にある消費者金融や銀行からカードローンを利用した場合は必ず元金に利息を上乗せして返済をしなければならないということになりますが、利息というのは利用するローン商品によって大きく異なります。
例えば、日本で最も金利の低いローン商品といえば、日本政策金融公庫が提供している融資となっていますが、こちらは企業向けの融資となっていて、実質年率がおおよそ0.5%~3.0%になっています。
その他にも、住宅ローンなどの高額な借り入れが対象となっているローン商品の場合は実質年率2.5%~4.0%程度になっていることが多いように、借り入れをする金額が高額になればなるほど実質年率については低下する傾向にあります。
そして、肝心の銀行や消費者金融が提供しているカードローンについてですが、こちらについては実質年率が10%~18%に設定されていることが多いために、高額なローン商品に比べるとかなり高くなっていますが、基本的にはどこのキャッシング会社を利用しても1日あたりの利息については、それほど変動することはありません。
こちらでは、キャッシング会社が提供している利息が、どのような仕組みになっているのかということについて詳しく紹介していきます。
【利息によって返済額がどれくらい異なるのか】
カードローンを利用すると利息が発生することになり、テレビのCMや宣伝などでも貸付金利については明確に表示されていることになりますが、実際にどれくらいの利息が発生して、返済額にどのような影響があるのかということについては知らない人も多いです。
そこでこちらでは、一般的なキャッシング会社を利用した場合に、どれくらいの利息が発生するのかということについて紹介していきます。
まずは2017年現在の日本の法律では貸付金に対しての利息が定められていて、下記の通りになります。
- 利用限度額が10万円未満=年率0%まで
- 利用限度額が10万円~100万円未満=年率0%まで
- 利用限度額が100万円以上=年率0%まで
このようになっていて、大手の消費者金融や銀行系のカードローンを利用した場合は、利用限度額が10万円を下回るというケースは非常に少ないために、利息の上限については18%が最大だと覚えておいたほうが良いでしょう。
そして18%の利息を基準として計算していきますが、この利率は年間の利息となっているために、完済に至るまでの期間が短ければ短いほど支払わなければならない利息も少なくなるということになります。
例えば30万円の借り入れをした場合に、貸付金利が実質年率で18%だとすると、1ヶ月あたりの利息に関しては、「18%÷12ヶ月」ということになりますので、月利は約1.5%ということになります。
そして、月利を日割りで計算すると、1日あたりの利息に関しては約0.05%ということになるために、30万円の借り入れをした場合の1日あたりの利息は150円ということです。
1ヶ月間で約4,500円の利息が発生することになるために、借り入れをしてから1ヶ月で完済をすることが出来れば年率18%の利息がある場合でも、304,500円の返済で完了します。
しかし、毎月1万円の返済で完済を目指すという方法を選択した場合は、完済までに41ヶ月が必要となり、返済額の合計は402,429円になります。
この場合は、完済に至るまでの利息が102,429円ということになるために、借り入れた金額の30%以上が利息として支払っているということになりますので、カードローンを利用した場合には、完済までに時間がかかれば掛かるほど利息が膨れ上がるということです。
【利息が低いローンを利用することで早く完済できる】
ローンを利用すると利息が発生することになりますが、利息の金額というのは貸付金利によって定められています。
そのため、利息が低いローンを利用することによって、完済に至るまでの期間を短縮することが出来るために、返済の合計額を減少させることが可能です。
上記でも紹介したように、2017年現在の日本の法律上では、借り入れをしている合計額に対して金利が発生するのではなく、貸し付けをしているキャッシング会社に対して金利が定められているということになります。
わずか3%かもしれませんが、借りている金額が高額になればなるほど1%の利息が重くのしかかることになりますので、他社借入件数が複数社になってしまっている場合は、おまとめローンや借り換えローンを利用して1社にまとめることによって利息を下げることも可能になっています。
また、短期で完済する目処がある人の場合は、消費者金融が提供している無利息ローンなどの特典やキャンペーンを上手く活用することによって、利息を支払わずに利用することが出来ますので、これらの利用も検討すると良いでしょう。