みなさんの中には、すでにカードローンの他社借入があるけど、新しく借入したいと言う人もいるでしょう。
例えば6件借り入れがあっても、まだ追加で借入が可能なのか?
信用度が低くなって借りられないなんて不安になりますよね。
そこで、実際はどうなのかを検証してご紹介します。
他社で複数借入があってもお金は借りられる?
他社借入があるからといって、誰しもが審査で落とされるカードローンはありません。
金融機関で遵守している貸金業法や銀行法には、あたらしい顧客と契約する時のルールとして、借入件数に制限があるからですね。
お金を貸す会社としてはやはり新規にお客さんが欲しいと言うのもあるでしょう。
カードローンの審査では、他の会社からの借入件数よりも、借入総額や年収といった返済能力が見られます。
それでも金融機関によっては、過剰貸付を懸念して、借入件数において社内で自主規制を行っているケースもあるでしょう。
危ない橋は渡らないようにしているという事ですね。
そのため、他社借入のある人が融資を受けたいと言うときは、自分の借入件数にあわせてカードローンを選ぶことが大切です。
借入件数毎に最適なカードローンを調査した結果は、以下のようになります。
借入件数 | 審査通過可能なカードローン |
2件目 | 大手消費者金融・中小消費者金融・カードローン |
3件目 | 大手消費者金融・中小消費者金融 |
4件目 | 大手消費者金融 |
5件目以降 | おまとめローン |
カードローンの中でも、大手消費者金融は他社借入がある人への融資に積極的な印象があります。
4件目以降の人でも即日融資を受けられるケースがあり、借入件数が多い人にも最適です。
少しでも借入できる可能性を高めたいということでしたら、大手消費者金融を選んだ方が良いでしょう。
複数社から借りている人への融資に積極的なのは意外にも大手消費者金融!
大手の消費者金融は、複数社からの借入がある人でも前向きに融資を検討してくれます。
銀行と違い、新規顧客を増やす事を目的にしているので貸付業務で自主規制を行っていいないため積極的なんですね。
柔軟に審査を行っているため、貸付の可否を判断する際に借入件数をそれほど重要視していないという傾向があります。
消費者金融 | 他社借入 | 送料規制越え | 限度額 | 融資までの時間 |
アイフル | 〇 | 〇 | 1~800万円 | 60分 |
プロミス | 〇 | × | 1~500万円 | 3分 |
レイクALSA | 〇 | × | 1~500万円 | 翌日 |
SMBCモビット | 〇 | × | 1~800万円 | 翌日 |
アコム | 〇 | 〇 | 1~800万円 | 翌日 |
※上記表の『他社借入 〇 』について 他社ご利用の方でも審査可能ですが、お客様のご状況によってご利用いただけない場合もございます。
とくにアイフルやプロミスは、他の金融機関からの借入が多くても迅速に対応してくれたので、融資に前向きな印象。
アイフルは消費者金融の中でも唯一銀行の傘下に入っておらず、独自の捜査基準で貸付の可否を決定しています。
そのため他社と比べて審査が柔軟で、他社借入が4社目以降の人でも融資を検討してくれます。
また融資のスピードが速く、複数社から借りている場合でも最短60分でその日のうちに融資が受けられる特徴があります。
他社借入がある人が即日融資を狙うなら、アイフルを選んでおけば間違いありません。
またプロミスの場合も最大金利は17.8%になっていて、他社と比べて低金利に借りられるのが魅力。
アイフルもプロミスもCMをバンバン流していて、馴染みがありますよね。
新しい新CMなども面白くお金を借りるのに罪悪感がなくなります。
支払う金額を抑えたいのなら、少しでも金利の低いカードローンを選ぶ方が良いですよ。
プロミスは初回借入から30日間の無利息サービスも展開していて、期間中は利息が0円になる利点もあります。
まとめローンは総量規制対象外になる?返済負担が軽くなる仕組みとは?
まとめローンで返済を楽にしたい!でも総量規制に引っかかる?
そう思っている人も多いのではないでしょうか?
総量規制ってなにって言う人も多いでしょうね。
総量規制は年収の3分の1を越える借入を禁止するルールです。
しかし、全てのローンに総量規制が適用される訳ではありません。
「利用者の借金返済を有利にするローン」なら、総量規制の例外が適用されます。
それが「まとめローン」ですね。
総量規制対象の借入は?
総量規制は、全てのローンに適用される訳ではありません。
消費者金融やクレジットカード業者からの借入が対象ですね。
逆に銀行など総量規制の対象外となっている金融機関もあります。
また、まとめローンだからといって必ず総量規制の対象となる訳ではありません。
以下の条件を満たしている必要があります。
[box class=”yellow_box” title=”総量規制対象外の条件”]- 元々の借入金利よりも、まとめ後の金利の方が低くなる
- 毎月の返済額がまとめ前よりも楽になること
- 担保などの条件がまとめ前よりも楽になること
これらの条件を全て満たしていれば、アコムのような消費者金融からの借入でも総量規制の対象外となります。
沢山の会社にバラバラに支払うよりは、まとめて一つの会社に支払う方が楽ですよね。
闇金ウシジマくんみたいな世界が怖い人はきちんと支払をしましょう。
審査が甘く借入件数が多いのは中小消費者金融?
大手消費者金融カードローンを利用出来ないほど、借入件数が多い人は、中小消費者金融のカードローンの利用を検討しましょう。
ただ、大手と比べると金利が高く、支払う利息が増えやすいというデメリットがあります。
それでも、お金を借りれるところならばどこでもいい!と困った時には思ってしまうでしょう。
しかし、後の祭りにならないように注意は必要ですよ。
また知名度の低い中小消費者金融に紛れて、法令を守らない違法業者が貸付を行っている可能性もあります。
中小消費者金融を利用する場合は、金融庁の登録貸金業者情報検索サービスで正規の貸金業者かどうかを事前に確認しておきましょう。
違法業者を完全に回避したければ、知名度のある大手消費者金融又は、銀行で借入を行うのが得策ですね。
なぜ審査に通らない?考えられる原因を紹介しましょう!
他社借入がある人も、カードローン審査に通る可能性はありますが、当然通らないケースもあります。
それはどんな場合なのか?
以下のような理由が考えられますよ。
[box class=”blue_box” title=”チェックポイント”]- 信用情報に傷がある
- 短期間で複数社に申し込みをした
- 属性に問題がある
カードローン審査に通らない原因はいくつかありますが、主な理由はこういったところですね。
信用情報に傷がある
カードローンの審査では、申込者の信用情報を確認します。
金融取引に関する利用状況や履歴は、個人信用情報機関に記録されています。
カードローン会社は、その個人信用情報機関に照会することで、申込者の信用情報を確認します。
他社借入があって、返済の遅延や債務整理をした場合、金融事故として履歴が残ります。
この金融事故の履歴が残っている間は、カードローンの審査に通るのは難しいでしょう。
短期間で複数社に申し込みをした
個人信用情報機関には、契約の段階から履歴が残るのでは無く、申し込みをした段階で履歴が残ります。
短期間で複数社に申し込みをすると、返済能力が低いと思われ、審査に落ちる可能性が高くなりますよ。
短期間で複数社に申し込みをするのはひかえ、一社に申し込みをして審査結果が出てから、次に申し込みするかどうかを検討しましょう。
属性に問題がある
すでに他社で借入がある場合、申込者の属性によって審査が通らないこともあります。
属性とは、申込者の年収や業種、雇用形態、勤続年数、居住形態といった返済能力に係わる情報の事をいいます。
パートやアルバイトといった非正規雇用の人なら、2社以上から借入している場合は、新規申し込みをしても審査に通らない可能性が高いと言えますね。
勤続年数が短い場合も、審査結果に影響がでる可能性があります。
よく、芸人やYouTuberなどもお金を借りにくいと言われますが、保証がないからという事でしょう。
そういう意味ではサラリーマンは安泰だと今でも言えますし、大手企業や公務員なんてのは非常に優遇されますよ。
他社借入件数が5件以上だと審査に通らない?
他社借入があってもカードローンの審査に通過出来るボーダーラインは5件目までと言われています。
他社借入が5件目だと審査を通るのが難しいと思っている人もいるかもしれませんが、実際には約10万人が融資を受けられています。
結構な人数が融資を受けてるんですね。
つまり、借入件数が5件目だからといって審査に落ちるわけではないということですね。
融資を前向きに検討してもらえる借入先であれば、審査に通過出来る可能性は十分にあります。
ただ、借入件数が多いほど、審査は厳しくなるので覚えておきましょう。
借入件数が6件以上は審査に通過するのが難しい!
借入が6件以上を越える人はカードローンの審査に通過するのが非常に困難です。
以前は借入件数に関係無く、融資を受けられましたが、2010年に貸金業法が改正され、多重債務者への貸付が禁止されたことによって、審査に通過出来る一が激減しています。
他社借入の件数が6~7件を越える人は多重債務者に分類されるケースが多く、借入総額が少額で無い限り審査で落ちてしまうでしょう。
実際に首相官邸の公式ホームページでは、貸金業法が改正されて以降5件以上の借入がある人の割合は減少していると発表されています。
そのため、融資を受けたいのであれば、返済をすすめて借入件数を5件以下に抑えておくことが大事です。
どうしても返済を進められない場合は、少しでも審査で不利にならないように対策をしておくのが賢明といえます。
いつまでもお金を借りれると思ってはいけません。
そのしっぺ返しは自分にきます。まさにブーメランです。
少しずつでも良いので、借金は返していきましょう。
そうすれば助けてくれる会社が見つかるはず!
次にその対策をご紹介しましょう。
複数社から借りている人が審査に通過する方法は?
それでは、借入の多い人が審査に通過する方法をご紹介しましょう。
カードローンの審査に通過したいなら、マイナス評価を受けないのが得策です。
例えば、利用しているカードローンや携帯電話料金などの支払いを延滞している人は、解消しておくのがベスト!
申し込み時に支払を滞納している人は、返済が滞る可能性があると判断され、マイナスの評価を受けてしまいます。
ですが、手元にお金がなくて支払を進められないという人もいるでしょう。
その場合は、延滞している事をオペレーターへ正直に伝え、いつ返済出来るのかを明確にしておくことが大切です。
カードローンの審査は最終的に人の手で貸付の可否を判断しますから、誠意が伝われば、融通を利かせてくれることもあります。
人間対人間の心の触れ合いが大事だということですね。
1ヶ月以上前回の借入から間を開けるとブラックを回避出来る!
他社借入のある人がカードローンを利用する場合、前回の借入から1ヶ月以上開けておくと、申し込みブラックを回避できます。
申し込みブラックというのは、1ヶ月以内に3社以上のカードローンで申し込んでいる状態の事を言います。
一度申し込みブラックになると、最大6ヶ月間はローンを組めなくなるので、非常にキツいです。
慢性的にお金が足りてないという印象を与えることから、間隔をあけて申し込むのが賢明ですね。
借入金額を少額にすれば通過しやすくなる
カードローンで申し込み時は、借入金額を少額にしておくと、審査に通過しやすくなります。
借入金額が少額の人は、高額を借りる人に比べ、完済出来る可能性が高いと判断されるという事です。
収入に対して借りすぎていないという印象を与えるので、審査担当社に好印象を与えられます。
一方で初回契約で高額借入を希望する人は、借入に計画性がないと判断されてマイナスの評価を受けてしまいます。
最初の段階できちんと返済出来る人、誠実な人という印象を付けましょう。
お金を借りるときは嘘はつかず正直に!
他社借入の件数や金額は、嘘をついても審査でバレてしまうので、正直に答えるようにしましょう。
他社借入の状況は、すべて個人の信用情報に登録されています。
信用情報に記録されている内容は、以下のとおりです。
記録内容 | 記録機関 |
ローン・クレジットカードの申し込み状況 | 最長6ヶ月 |
ローン・クレジットの支払状況 | 契約終了から最長5年間 |
ローン・クレジットカードの強制解約 | 解消後から最長5年間 |
債務整理(自己破産・任意整理・個人再生等) | 手続き後最長10年間 |
カードローンの審査では、これらの信用情報を照会していて、借入件数などの正確な数値を確認されます。
それにしても随分長い間、記録が残っているのが分かりますよね。
正直怖いぐらい残っていますので、信用情報には注意が必要です。
心理としてはなるべく良い印象を与えようと少なめに伝えたいところですが、全てバレますので、正直に話しましょう。
嘘の申告をすると信用度が低くなり審査に通貨する事が難しくなりますよ。
お金を借りるのにも信用が大事という事を覚えておきましょう。
まとめ
6件借入てるのに、それ以上借入出来るのかということでご紹介しました。
実際、6件以上の借入をしるのならば、新たにローンを組むのは難しいといえます。
しかし大手ではなく、中小消費者金融で借りられる可能性もありますので、トライして見て下さい。
それでも金利が高かかったり、借りられる額が少なかったりといったデメリットがあります。
そうならないためにも、大手金融のおまとめローンの活用や、返せるお金を返しておくという誠意を見せる事が大事です。
ご利用は計画的に行って下さい!