わずか2年間だけ存在した消費者金融のクオークローンって何?

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クオークローンのお申し込み詳細(消費者金融会社)

※クオークローンの掲載は終了しました。

独自審査が魅力のクオークローン!「ニーズを最優先する独自の審査」をキャッチコピーにしているだけあって、大手よりは若干審査も甘く、比較的借りやすいでしょう。

また、プロミスと提携することにより全国のプロミスATMが使えるのも便利。

即日必要な方も最短20分で指定お振込み可能だから、急なニーズにもしっかりこたえます。 もちろんプロミスの自動契約機でのカード発行も可能です。

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他社利用 可能
返済シュミレーション なし
お試し審査 なし
知名度 ★★★★★
パート・アルバイト 可能
即日融資 可能
土日祝日の融資 可能

【クオークローン詳細データ】

融資限度額 1~50万円
お利息 29.2%(実質年率)
審査・融資時間 お申し込みからお振込み完了まで最短20分
入会金・年会費 なし
返済方式 元金自由返済方式
返済方法 全国のクオークローン・プロミスのATM、銀行振込みなど
申し込み資格 20~69歳の方
担保・保証人 原則として不要
遅延利率 29.2%(実質年率)
必要書類 健康保険証または運転免許証など

『わずか2年間だけ存在したクオークローンって何?』

今回紹介するのは、わずか2年間だけ展開されていたキャッシング会社となっていて、その名も「クオークローン」と言います。

現在は、既に無くなってしまった商号となっていますが、最終的にはクラヴィスという名前の消費者金融業を営んでいる企業でした。

現在では、大手消費者金融のプロミスに債権の全てを譲渡して、完全に廃業しているキャッシング会社となっています。

今回は、このクオークローンの略歴とキャッシングプランのシステム等について紹介していきます。

初めに言っておきますが、既に存在しない会社とキャッシングプランになっていますので、過去に利用していたという人の場合は返済手続きや過払い金返還請求などをする必要があるかもしれませんが、これから利用したいという場合でも、利用することが出来ませんので御了承下さい。

『クオークローンの経歴ってどうなっているの?』

クオークローンは、判明しているだけで4つの商号を渡り歩いているキャッシング会社となっています。

商号がコロコロと変わるというのは、良いイメージを持っていない人も多く、最近では闇金業者の手口と全く同じとなっています。

元々、クオークローンというのは、「リッチ株式会社」という商号になっていました。

これが、1975年から2002年までのこととなっていて、2002年に同業者で貸金業を営んでいた「シンコウ」と「東和商事」という会社を吸収合併することによって「ぷらっと」という企業に商号が変更されました。

その後、2002年から2005年までは「ぷらっと」という商号のままだったのですが、2005年に「クオークローン」という商号に変更され、2007年には「タンポート」という商号に変更されました。

そして、2007年にタンポートという商号に変更されたと同時に貸金業法が改正されたことによって、店舗を全て閉鎖して貸金業からの撤退が始まりました。

最後に、2009年にはクラヴィスという商号に変更して2012年7月に破産申請をしたということになります。

ざっと紹介してみましたが、これだけの経歴を見ていると、波乱の沿革だと思われます。

破産申請をした後は、プロミスに吸収される形で債権を譲渡して形式上は全てをプロミスに譲渡したということになります。

『倒産したということは、過払い金返還請求はどうすればいいの?』

キャッシング会社が倒産してしまった場合に、過払い金返還請求をする場合は、どうすればいいのかというと、簡単に言えば、全額返還されるというケースはとても稀ということになります。

まずは破産したということで、倒産した企業が持っている資産を破産管理している財団に全て管理されるということになるのですが、その資産を債権者の頭割りで分けるという形式になりますので、クオークローンのケースでは、過払い金返還請求をする元金の1%ほどとなることになります。

10万円の過払い金返還請求があれば、1,000円ということです。

この倒産のケースにもよるのですが、クオークローンの場合は、プロミスに吸収されるという形式になっているために、プロミスが負債を請け負うということになっていると勘違いしている人が多いですが、債権譲渡というケースでは過払い金が継承されないという判例が最高裁で出ているために、プロミスにクオークローンのことで過払い金返還請求をしても意味が無いということになります。

どれほどの過払い金返還請求金額があるのか分かりませんが、それほど多くないということなら、仕方ありませんが泣き寝入りをするしかないということです。

『クオークローンは過払い金返還請求で潰れたキャッシング会社』

クオークローンが破産した理由としては、過払い金返還請求があったからとされています。 その理由としては、クオークローンが破産した際の負債額は3,268億円と言われていますが、そのうちの3,219億が過払い金の債務だったとされています。

つまり、負債額の99%近くが過払い金返還請求を起こしたために倒産してしまったということになりますので、貸金業法が改正されたことによって倒産してしまったキャッシング会社ということになります。

破産する前のクオークローンはプロミスが展開していた貸付金利帯と差別化するために、29.2%という高金利で貸付をしていたとされています。

当時は、プロミスや武富士といった大手の消費者金融が全盛を振るっていた時代となっているために、それらの貸付金利と差別化を図ることによって、利用者を多く引き込もうとしていたということになります。

また、基本的に少額での融資となっていたために、少しぐらい高金利になったとしても、1年以内に完済してしまえば、利用者の視点から見て、それほどの違いが出なかったということも挙げられます。

考えようによっては、ヤミ金業者の考え方と同じになっているのですが、当時のキャッシング会社の中には、現在のヤミ金業者と変わらないような手口をしている企業が沢山ありましたので、それほど珍しいものではありません。