京都府に拠点があり、京都府をはじめとして大阪府や滋賀県、兵庫県、奈良県にも支店がある京都銀行。
地方銀行として地域の方に愛されている銀行と言えるでしょう。
その京都銀行が提供するカードローンが「ダイレクト」と言いますが、今回はこの「ダイレクト」のメリットやデメリット、そして大手銀行との比較など色々とご紹介していきましょう。
記事の目次
京都銀行カードローン「ダイレクト」とは?
京都銀行が提供する京都銀行カードローン「ダイレクト」は、使い道自由なカードローンです。
提携銀行をはじめとして、各種コンビニのATMで借入が可能で、便利に利用できます。
借入限度額の範囲内で口座に残高があれば何度でも繰り返し借入する事ができ、お金がピンチになった時も安心ですね。
借入限度額は10万円~1,000万円となっています。
公共料金などの引き落とし残高が足りないときには、自動融資を受けることが出来ますから、入金忘れもありません。
借入を申し込む際には、担保や保証人も不要で、気軽に利用出来ると言えるでしょう。
【京都銀行カードローン「ダイレクト」の限度額と金利】
限度額 | 金利 |
100万円以下 | 年14.5% |
100万円超200万円以下 | 年12.5% |
200万円超300万円以下 | 年10.0% |
300万円超400万円以下 | 年8.0% |
400万円超500万円以下 | 年7.0% |
500万円超600万円以下 | 年6.0% |
600万円超700万円以下 | 年5.0% |
700万円超800万円以下 | 年4.0% |
800万円超900万円以下 | 年3.0% |
900万円超1,000万円以下 | 年1.9% |
沢山お金を借りれば借りるほど、金利が安くなるということですね。
とはいえ、最初の頃は金利は最大の14.5%になることが多いでしょう。
大手銀行カードローンと京都銀行カードローンの違いは?
京都銀行カードローン「ダイレクト」と大手銀行カードローンを比較したときの違いとして、大きいのは金利になります。
大手銀行のカードローンでは低いラインで3.0%、高いラインでは14%強という金利が一般的であるのに対し、京都銀行カードローン「ダイレクト」は、年1.9%~14.5%と同水準になっています。
借入限度額を見ると、京都銀行カードローン「ダイレクト」は最大1,000万円であり、大手銀行のものでは500万円や800万円までの物が多いので、標準的より多めとみることができます。
銀行系カードローンは、借入限度額がある一定ラインを越えると、収入証明書を提出する必要があります。
大手銀行の場合は、そのラインを200万円や300万円に設定しているところが多いですが、京都銀行カードローン「ダイレクト」は50万円超で収入証明書が必要です。
この点については、審査は厳しめという条件ですね。
口座開設の必要に関しては、大手銀行カードローンでは不要であるものが多いですが、京都銀行カードローン「ダイレクト」では京都銀行の口座開設が必須です。
また、2018年1月以降、大手を含む銀行カードローンでは即日審査・即日融資が不可となりました。
これによって、京都銀行カードローン「ダイレクト」でも即日審査・即日融資には対応していません。
当面の間は、審査に要する時間も読めないのが現状です。
【京都銀行カードローン「ダイレクト」と他社カードローンの比較】
カードローン名 | 金利 | 契約限度額 | 口座開設 | 毎月の最低限度額 | 提携ATM利用手数料 |
京都銀行カードローン | 年1.9%~14.5% | 最大1,000万円 | 必須 | 2,000円 | 原則有料(110円~220円 |
みずほ銀行カードローン | 年2.0%~14.0% | 最大800万円 | 必須 | 2,000円 | 原則有料(110円~220円) |
三井住友銀行カードローン | 年1.5%~14.5% | 10万円~800万円 | 不要 | 2,000円 | 原則無料 |
三菱UFJ銀行カードローン「パンクイック」 | 年1.8%~14.6% | 最大500万円 | 不要 | 2,000円 | 無料 |
りそな銀行カードローン「りそなカードローン」 | 年3.5%~13.5% | 最大800万円 | 必須 | 10,000円 | 有料(110円~220円) |
イオン銀行カードローン | 年3.8%~13.8% | 最大800万円 | 不要 | 1,000円 | イオン銀行ATM・コンビニATMは無料 |
京都銀行カードローンのメリットやデメリットは?
続いて、京都銀行カードローンのメリットやデメリットをご紹介しましょう。
京都銀行カードローン「ダイレクト」のメリット
京都銀行カードローン「ダイレクト」の強みは、前述の大手銀行との比較で挙げたとおり、借入限度額が大きなものです。
借入限度額は最大1,000万円なので、審査に通過すれば大きな金額の借入も可能という事です。
ただし、50万円超の借入で収入証明書の提出が必須となりますので、注意しましょう。
また、銀行系カードローンではパートやアルバイト、派遣社員などの非正規雇用の人が申し込むには、ハードルが高いものもありますが、京都銀行カードローン「ダイレクト」なら正社員以外の人も申込みが可能です。
これまで銀行系カードローンの利用を諦めていた人も、安心して利用する事が出来るでしょう。
京都銀行であれば借入限度額100万円までなら、パート・アルバイト、派遣・契約社員、個人事業主、法人代表者の方も申込み可能です。
ただし、学生の方や、本人に収入が無い方、年金収入のみの方は利用不可なので注意しましょう。
他のメリットとして、申込みをインターネットで手軽にできるというのもあります。
京都銀行のホームページにある京都銀行カードローン「ダイレクト」の追う仕込みフォームに必要事項を入力して送信すれば、仮審査を行ってくれます。
借入の際には、京都銀行や各提携金融機関のATMだけではなく、ゆうちょ銀行やイオン銀行、各種コンビニのATMでも手続きが行えるので、最寄りの対応ATMで必要な時に利用できるのも嬉しいところ。
さらに、公共料金などを口座引き落としする際に残高が足りない場合、京都銀行カードローン「ダイレクト」が自動的に融資を行ってくれるシステムもついています。
口座引落し日に入金し忘れたときでも、払い忘れなく安心です。
京都銀行カードローン「ダイレクト」のデメリットは?
デメリットとしては、やはり地方銀行なので、京都銀行の支店が無い地域の人は利用しづらいと言うところでしょう。
京都銀行カードローン「ダイレクト」の申込みには、京都銀行の口座を開設する必要があるため、京都銀行の本支店に来店しなくてはなりません。
先述の通り、京都銀行カードローン「ダイレクト」は銀行カードローンのため、即日審査・即日融資に対応していません。
また、融資が可能になるのは返済用預金口座のキャッシュカードが郵送で手元に届いてからになります。
京都銀行カードローン「ダイレクト」に向いている人・向いていない人は?
京都銀行カードローン「ダイレクト」を利用するのに、向いている人、向いていない人はどんな人でしょうか?
【京都銀行カードローン「ダイレクト」に向いている人】
- 京都銀行の支店がある地域に住んでいる人
- まとまった金額を借入したい人
- パート・アルバイト・派遣社員の人
- 申込みを簡単に済ませたい人
- 京都銀行の口座を持っている人
- コンビニで簡単に借入したい人
- 借入額の増額をしたい人
- 公共料金などの口座引き落としを忘れがちな人
- 繰り返し借入を利用したい人
京都銀行カードローン「ダイレクト」に向いている人は、京都銀行の店舗がある地域に在住している人です。
京都銀行の口座をもっていれば、申込時に店舗に出向く必要がなく便利でしょう。
近所にコンビニがあり、よく利用する人も使いやすいカードローンであるといえます。
セブンイレブンやローソン、イーネット銀行を利用出来るファミリーマートなど、主要なコンビニで借入可能である点は大きなメリットです。
公共料金の引き落とし日をつい忘れてしまいがちな人も、自動融資を利用することで払い忘れの心配が無く便利ですよ。
京都銀行カードローン「ダイレクト」に向いていない人】
- 近くに京都銀行の支店がない地域の人
- 京都銀行の口座を持っていない人
- 審査結果をすぐに知りたい人
- 即日融資を希望する人
- 他行でカードローン利用のある人
京都銀行カードローン「ダイレクト」は、京都銀行の店舗がない地域に住んでいる人には向いていないと言えます。
このような人は、最寄りの地方銀行か、口座開設しなくても利用できる銀行のカードローンを選ぶのが良いでしょう。
京都銀行カードローン「ダイレクト」を利用するには審査通過が必須
前提としてカードローンを利用する際には審査に通過しなければなりません。
なぜなら、カードローンを扱う金融機関は審査をすることで、申込み者に返済能力があるかどうかを確かめるからです。
審査に通過するためのポイント
京都銀行カードローン「ダイレクト」の審査を通過するためのポイントをご紹介しましょう。
ただし、カードローンを扱う金融機関は、審査で確認している情報を公表していないため、正確な判断基準は分かりません。
そのため、絶対に審査を通過する方法がないことは認識しておいてください。
どの金融機関でも「返済トラブルを起こすことなく利用出来る人」に対して、融資を行いますので、以下のポイントを必ず確認されるでしょう。
【カードローンの審査に通過するためのポイント】
- 安定した収入がある
- 信用情報にネガティブが記録がない
上記の2つがポイントですが、同じ職場に6ヶ月以上勤めている、毎月の収入がそれほど変動しないというのもポイントになりますね。
また、信用情報にネガティブな記録があった場合は、審査通過は難しいと思っておきましょう。
京都銀行カードローンを最短で借りる為の流れと必要書類
京都銀行カードローン「ダイレクト」では、即日融資を受けることができません。
最短で融資を受けるための流れは以下の通りです。
申込みの流れとしては、京都銀行ホームページから仮申込みを行い、仮審査の後に電話か郵送で審査結果の連絡がきます。
その後、必要書類をアップロードして手続きは終了です。
それから1週間前後で返済用預金口座のキャッシュカードが郵送で届き、それ以降に融資が可能になります。
京都銀行カードローン「ダイレクト」の審査が通りやすくなるコツは?
京都銀行カードローン「ダイレクト」の審査に通りやすい条件としては、正社員でもパート・アルバイト・派遣社員でも、安定した収入があることが大切です。
また、他のカードローンを利用したことがある場合、返済を延滞したことがあれば、審査に通りにくくなるでしょう。
携帯電話などの支払いを延滞した場合も同様に、審査に通過するのが難しくなります。
これらの支払いを延滞した場合も同様に、審査に通過するのが難しくなります。
これらの支払いは、延滞しないようにきちんと住ませておくのが大きなコツです。
京都銀行カードローン「ダイレクト」で最短融資を受ける方法と審査にかかる時間は?
京都銀行カードローン「ダイレクト」で融資を受けられる最短は、審査に通過する期間と返済用預金口座のキャッシュカードが届く期間を合わせて、だいたい1週間ぐらいは見ておく必要があります。
京都銀行カードローン「ダイレクト」の返済方法は?
京都銀行カードローン「ダイレクト」の返済は、約定返済と任意返済の2つを利用出来ます。
約定返済日は毎月5日(その日が土日祝日の場合は翌営業日)となり、その日に返済用口座から引き落としされます。
任意返済の場合は、京都銀行のATMからそのときに返済可能な金額を返済することが可能です。
【京都銀行を利用出来るATM一覧】
ATM | 返済可能時間 |
京都銀行 | 6時~24時(平日・土日祝日も) |
ゆうちょ銀行 | 0時5分~23時55分(平日・土曜日)・0時5分~21時まで(日・祝日) |
イオン銀行 | 8時~23時まで(平日)・8時~21時まで(土日祝日) |
セブン銀行 | 24時間(毎週月曜のみ6時~翌2時まで) |
ローソン | 24時間(毎週月曜のみ6時~翌2時まで) |
イーネット | 24時間(毎週月曜のみ6時~翌2時まで) |
まとめ
京都銀行のカードローン「ダイレクト」は、他の銀行カードローンの中でもかなり金利が低いのが大きな特徴です。
京都銀行の支店周辺に住んでいる人なら、お得に利用出来るカードローンと言えるでしょう。
借入も主要コンビニのATMから行う事ができ、気軽に利用が可能なので、京都銀行の店舗がある地域の人は利用を検討してみましょう。