プライムファイナンスという名称のキャッシング会社をインターネットなどで検索してみると、東京都や愛知県、京都府などに存在していたというデータを見ることが出来ます。
2016年現在では既に廃業しているキャッシング会社ということになっていますが、中には現在も営業を続けているような内容の情報を見ることが出来ますので、どちらか分からないという人も多いと思われます。
プライムファイナンスというのは、グレーゾーン金利が撤廃される以前から営業を続けていたキャッシング会社だとされていますが、残念ながら現在ではヤミ金業者の一つとなっています。
今回紹介するのはプライムファイナンス株式会社が、どのような手口でヤミ金の利用を斡旋していたのかということと、プライムファイナンスの被害に遭遇している場合にはどのように対処すれば良いのかということについて紹介していきます。
プライムファイナンス(闇金融)の情報
・プライムファイナンス(株)
・住所
東京都中央区日本橋室町1-13-6
愛知県名古屋市中村区竹橋町5-5
・電話番号
0335488811/0120698608/0120239777
・記載されている貸金業番号(詐称しています)
愛知(3)46271
関東01246
関東財務局長(2)第01246号
東京都知事(2)第01246号
東京都貸金業協会会員05005号
※他情報があればコメントお願いします。
『プライムファイナンスが利用者を引っ掛ける際の手口について』
プライムファイナンスは、悪質なヤミ金業者の一つとなっていますが、利用者を引っ掛ける手口としてはお馴染みの手順となっているために、少しの知識を持っていれば引っ掛かりにくいのが特徴となっています。
悪質なヤミ金業者の場合は、中小のキャッシング会社を装って申込みをした利用者をターゲットとすることが多くなっていますが、プライムファイナンスの場合は、迷惑メールやネット広告などの入り口から利用者を集めて押し貸しや詐欺を行うという手順になっていることが挙げられます。
グレーゾーン金利が撤廃される以前の場合は、「ブラックリストに登録されていても借りることが出来る」と謳っていたために、グレーゾーン金利が撤廃されて総量規制が開始されてからは多くの被害者が発生したとされています。
総量規制が開始されてからは、大手のキャッシング会社や、中小のキチンと登録をしているキャッシング会社を利用することが出来なくなってしまった人が続出したために、そのような人がプライムファイナンスのようなヤミ金業者に流れてしまったと言われています。
次に、プライムファイナンスが利用者に呼びかけるメッセージについてですが、こちらはメール内に「貴方様のキャッシング枠は◯◯万円です。この金額まで融資が可能です」というようなメッセージになっていて、前もって金額が提示されていて、この金額なら即日での利用が可能だとされているものです。
当然のことながら、貸金業のシステムから考えると、このようなシステムはあり得ない内容になっているので、貸金業のことを少しでも知っているのなら引っ掛かることもないのですが、知識を持っていたとしても、プライムファイナンスのような怪しい中小のキャッシング会社を頼るということは、既に大手では借り入れが出来なくなっていて、さらに緊急のお金が必要な状況に追い込まれていることが考えられますので、正常な判断が出来なくなっていて利用をしてしまうということも十分に考えられます。
そのため、プライムファイナンスに引っ掛からないためには、自分の状況を見つめ直して、何をしなければならないのかということを十分に考える必要があります。
『一見すると、まともなキャッシング会社に見えるので注意が必要』
2016年現在、中小のキャッシング会社の多くはインターネットからの申し込みが可能な状況になっているといえます。
そのため、全国各地から利用者が申し込みをすることも可能になっているということになりますが、プライムファイナンスも例に漏れず、インターネットからの申込みがメインとなっています。
一部地域の場合はダイレクトメールなどによって申し込みをすることも可能になっているということですが、基本的には上記でも紹介したように、迷惑メールからの申込みが多くなっています。
それでは、どのようにして被害者のメールアドレスが流出してしまったのかというと、当然の話ですが、誰も知らないメールアドレスというものは知られることもありません。
しかし近年ではインターネットのコンテンツなどを利用している人が多くなっているために、会員登録をする際にメールアドレスの入力が求められることも多くなっています。
その際に入力したメールアドレスが売買されていたり、流出してしまったりと様々な理由で悪徳業者に知られてしまった際に、迷惑メールとして情報を送信されてしまうということに繋がります。
また、大手のキャッシング会社を利用することが出来なくなってしまった際に、インターネットを利用することに慣れている人の場合は、インターネットで情報を探すという癖を持っています。
その際に、会員限定サイトや会員専用掲示板などに登録をする際にメールアドレスを入力することもありますが、このようなコンテンツを提供しているのが悪徳業者だったということも十分に考えられるために、メールアドレスの流出に関しては一般的になっていると言われています。
このようなメールに騙されないためにも、キチンとした知識を身に付けることが大切になっています。