鹿児島銀行は鹿児島県を中心に地元に貢献している銀行になります。
全国から申し込み可能なカードローンも提供しており、大手銀行と比較しても遜色のない実力を持っていますよ。
そんな鹿児島銀行ですが、カードローンは2種類あるとか?
今回はそんな鹿児島銀行の2つのカードローンの違い、そして審査の流れや借入・返済方法など詳しくご紹介しましょう。
記事の目次
鹿児島銀行とは?
鹿児島銀行は鹿児島県鹿児島市に本店を置く地方銀行です。
地域と皆様に密着した銀行で、地域貢献に積極的に取り組み、おきゃくさまにとって一番頼れる、身近な金融機関を目指しているという事。
鹿児島県の北隣熊本県を地盤とする肥後銀行などとともに、九州ファイナンシャルグループを構成していますね。
店舗数は153店舗、従業員数は2,000人以上と幅広く展開しています。
鹿児島県内市場での「シェア」が他県の第一地銀の各市場でのシェアに比べて高く、鹿児島県の産業界における「存在感」強いですね。
「自己資本比率」が高く、経営の安定性が高いと言われています。
略称は「かぎん」ということですよ。
鹿児島銀行カードローンの2種類とその違いは?
鹿児島銀行は他の銀行と同様にカードローンを提供しています。
ただし、鹿児島銀行のカードローンは2種類あり、どちらを選べば良いのか迷っている人もいるかも知れませんね。
まずは、2種類の鹿児島銀行カードローンの基本情報から、それぞれの商品について理解しましょう。
かぎんカードローンS
商品名 | かぎんカードローンS |
限度額 | 10万円以上1,000万円以内(10万円単位) |
保証会社 | SMBCコンシューマーファイナンス株式会社 |
金利 | 1.9%・3.9%・4.5%・6.5%・8.5%・9.5%・12.5%・14.5% |
担保・保証人 | 不要 |
一般的なカードローンは1.9%~14.5%のように金利に幅を持たせており、金利が14.0%になることも13.6%になる事もあります。
しかし、「かぎんカードローンS」の金利は、以下のように限度額によって固定されているので、借入する前に利息の計算をしやすく、より計算的な返済が可能です。
これはメリットと言えますね。
ご利用限度額 | 金利 |
50万円以下 | 14.5% |
50万円超100万円以下 | 12.5% |
100万円超200万円以下 | 9.5% |
200万円超300万円以下 | 8.5% |
300万円超400万円以下 | 6.5% |
400万円超500万円以下 | 4.5% |
500万円超800万円以下 | 3.9% |
800万円超 | 1.9% |
上記のように借入額に対しての金利が決まっているので、わかりやすいのは嬉しいですね。
かぎんカードローン
商品名 | かぎんカードローン |
限度額 | 10万円以上500万円以内(10万円単位) |
保証会社 | SMBCコンシューマーファイナンス株式会社 |
金利 | 4.5%・6.5%・8.5%・9.5%・12.5%・14.5% |
担保・保証人 | 不要 |
もう一つのカードローンが、「かぎんカードローン」になりますが、金利は上記の6種類の中から決まります。
しかし、かぎんカードローンSのように限度額によって厳密に金利が定められて織らず、どの金利が付与されるかは保証会社に寄る審査次第となっています。
とはいえ、「かぎんカードローン」と「かぎんカードローンS」の金利の決まり方にそれほどの違いは無いと思いますけどね。
2種類の鹿児島銀行カードローンですが、大きな違いは融資スピードと返済方法にあります。
急いでいる人は「かぎんカードローンS」
実は「かぎんカードローンS」の”S”は、Speedの”S”なんですね。
通常のカードローンの審査は、仮審査・本審査と2つの行程に分かれますが、かぎんカードローンSの場合は、専用アプリから申込みをすると、仮審査の行程をスキップすることができます。
そのため、かぎんカードローンSであれば、申し込みから2~3日で融資を受けることも可能です。
もう一つの「かぎんカードローン」は申し込みから融資まで2~3週間かかるので、このスピードの違いは大きいと言えますね。
九州の主な地方銀行カードローンと比較して見ましょう。
カードローン | 融資までの時間 |
鹿児島銀行カードローン | 2~3日 |
福岡銀行カードローン | WEB完結なら1週間程度 |
大分銀行カードローン | 1週間~10日 |
西日本シティ銀行カードローン | 1週間~10日 |
筑邦銀行カードローン | 2週間程度 |
新和銀行カードローン | 2週間程度 |
肥後銀行カードローン | 1~2週間 |
佐賀銀行カードローン | 1週間程度 |
いかがでしょうか?
鹿児島銀行「かぎんカードローンS」が以下に融資スピードが速いのかわかりますよね。
とはいえ、これは他の地方銀行が遅いわけではなく、「かぎんカードローンS」が早すぎるといえるでしょう。
今回は、「かぎんカードローンS」について詳しくご紹介していきましょう。
かぎんカードローンSの概要
「かぎんカードローンS」は金利が低く、限度額が大きいという特徴が有ります。
まずは、商品概要についてご紹介しましょう。
申し込み条件 | 申し込み時年齢が満20歳以上満69歳未満 |
融資限度額 | 10万円~1,000万円以内(10万円単位) |
金利 | 1.9%~14.5% |
保証会社 | SMBCコンシューマーファイナンス株式会社 |
必要書類 | 本人確認書類・収入証明書(50万円超の借入時) |
限度額は1,000万円!
「かぎんカードローンS」の限度額は1,000万円と、メガバンクのカードローンよりも高額融資に対応しています。
三菱UFJ銀行カードローンでも500万円、三井住友銀行カードローンやみずほ銀行カードローンでも800万円ですからね。
ただし、限度額は審査によって決まり、かなりの高額年収でないと、1,000万円を借りることはできません。
誰でも高額融資を受けることができる訳では無いので、注意しましょう。
上限金利はメガバンク並み!
かぎんカードローンSの金利は、以下のように限度額に応じて決まっています。
先程も表で紹介しましたが、上限金利でも14.5%というのは、大手銀行なみの金利と言えるでしょう。
SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の保証
鹿児島銀行「かぎんカードローンS」の保証会社は、大手消費者金融プロミスを運営するSMBCコンシューマーファイナンス株式会社です。
SMBCコンシューマーファイナンス株式会社は、三井住友銀行や横浜銀行カードローンなど、多くの銀行カードローンの保証を行っています。
一般的に、銀行カードローンの保証を行っているのは、以下の3つの会社があります。
- 銀行系の保証会社
- 信販会社
- 消費者金融
この中で、消費者金融が保証を行うローンが最も審査が早く、審査難易度も比較的緩いと言われています。
「かぎんカードローンS」のメリットは?
メガバンクと同等の限度額と低金利が特徴の「かぎんカードローンS」ですが、他のカードローンと比較して、メリットとデメリットはなんでしょうか?
こちらではメリット・デメリットを紹介していきます。
まずはメリットからどうぞ!
専業主婦でも申し込みできる!
鹿児島銀行「かぎんカードローンS」の申し込み基準は「保証会社の保証を得ることができる20歳以上69歳未満の方」です。
他のカードローンの基準では、だいたい安定収入ということも書かれていますが、そういった記載が「かぎんカードローンS」にはありません。
そのため専業主婦でも申し込みが可能になっていますね。
WEBでの操作が苦手な方向けの簡単申し込み方法がある!
「かぎんカードローンS]は、大手消費者金融のプロミスでおなじみの「簡単申込み」という申し込み方法があります。
簡単申込みとは、簡単な個人情報だけをWEB上で入力し、その後はオペレーターと電話のやりとりで申し込み内容を申告する方法。
パソコンやスマホの操作が苦手な高齢の方なども、簡単申込みであれば、WEBから素早く申し込みをする事が可能です。
銀行カードローンで、簡単申込みをしている所は少ないので、これはメリットと言えるでしょう。
もちろん、全てをWEBで行う事もできますよ。
WEB完結で契約可能!
「かぎんカードローンS]」は、契約手続きまでをすべてWEB上で完結させることができます。
ネット銀行カードローンや大手消費者金融では、おなじみのWEB完結契約ですが、地方銀行カードローンでは、それほど多くはありません。
契約手続きに来店や郵送が必要になることが多いなか、「かぎんカードローンS」はウェブ上で契約完結が可能なので、手続きの利便性が高いと言えるでしょう。
鹿児島銀行の口座不要で契約可能!
「かぎんカードローンS」は鹿児島銀行の口座を持っていなくても契約が可能です。
地方銀行のカードローンでは、口座保有が必要な所も多いですが、「かぎんカードローンS」は、口座がないままでも契約ができ、普段鹿児島銀行を使っていない方も、カードローン取引だけ鹿児島銀行と行う事ができますよ。
「かぎんカードローンS」のデメリットは?
メリットを紹介しましたが、デメリットも紹介しておきましょう。
デメリットを理解した上で、それでも自分にあったカードローンかどうか判断しましょう。
カードが郵送される
「かぎんカードローンS」のローンカードは自宅に郵送されます。
無人契約機などはありませんので、必ず郵送されるのはデメリットでしょう。
カードを受け取る際に家族にバレる危険性があるという事ですね。
インターネット借入ができない
「かぎんカードローンS」はインターネットからの借入ができません。
メガバンクやネット銀行カードローンは、インターネットから借入できるので、カードが到着する前でも借入ができますよね。
しかし、「かぎんカードローンS」は、このような借入方法がありませんので、借入する為にはATMに行く必要があります。
鹿児島銀行「かぎんカードローンS」の申し込みや審査の流れと借入・返済方法
「かぎんカードローンS」融資を受けるための流れをご紹介しましょう。
ここでは、最短で融資を受ける流れをご紹介します。
- スマホアプリストアで「かぎん」を検索し、アプリ「かぎんネット申し込み」を探す
- アプリをインストールして起動
- 「かぎんカードローンSのお申し込み」を選択
- 運転免許証を準備し、申し込みを開始
- 全ての情報を入力し申し込みが完了
- スマホのカメラで本人確認書類を撮影してアップロード
- 審査の実値
- 審査結果の回答
- 本人名義の預金口座に振込融資が実施
先程、口座がなくても申し込みができると書きましたが、スマホアプリからでの最短融資を考えると口座が必要になります。
アプリ上で完結し、数日で融資を受けられる方法ですね。
「かぎんカードローンS」の借入方法
「かぎんカードローンS」の借入方法は、ATMからの借入のみです。
借入の際には、ATM手数料に注意をしてください。
提携ATMから借りる場合には手数料が発生しますので、鹿児島銀行のATMで借入をしたほうが良いですね。
「かぎんカードローンS」の返済方法
「かぎんカードローンS」は鹿児島銀行の口座がなくても契約が可能!
そのため、返済方法は、メガバンクの三井住友銀行や三菱UFJ銀行カードローンと同じく提携ATMからの「返済用口座不要型」と「返済用口座引落型」の2種類になります。
返済に遅れないように返済できるATMや返済日について事前にしっかりと理解をしておきましょう。
口座がなくても直接入金で返済可能です。
また、「返済用口座引落型」は鹿児島銀行の口座が必要になりますが、自動引落に対応しているので、返済忘れがなくなるのはメリットですね。
返済日は毎月10日になりますので、返済日を選ぶことはできません。
また返済額は利用残高に応じて決まります。
返済額は利用残高に応じて以下のようになっています。
利用残高 | 約定返済額 |
2,000円以下 | 1,000円 |
2,000円超10万円以下 | 2,000円 |
10万円超30万円以下 | 5,000円 |
30万円超50万円以下 | 10,000円 |
50万円超100万円以下 | 20,000円 |
150万円超200万円以下 | 30,000円 |
200万円超300万円以下 | 40,000円 |
300万円超400万円以下 | 50,000円 |
400万円超500万円以下 | 60,000円 |
500万円超600万円以下 | 60,000円 |
500万円超600万円以下 | 70,000円 |
600万円超700万円以下 | 80,000円 |
700万円超800万円以下 | 90,000円 |
800万円超 | 100,000円 |
また、繰り上げ返済も可能になっており、ATMでいつでも行う事が出来ます。
まとめ
鹿児島銀行カードローンの「かぎんカードローン」「かぎんカードローンS」についてご紹介しました。
WEB完結契約にも対応しており、アプリで簡単に申し込むこともできるので、普段から鹿児島銀行を利用している方にはメリットも多いでしょう。
是非ご利用くださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。