西日本シティ銀行カードローンは、地方銀行である西日本シティ銀行が提供しているカードローンです。
銀行のカードローンは金利が低く魅力的ですが、審査が厳しいイメージもありますよね。
今回は西日本シティ銀行カードローンの種類や、特徴、申し込みの流れなどをご紹介しましょう。
記事の目次
西日本シティ銀行カードローンとは?
西日本シティ銀行は、福岡県を中心に九州地方で展開している地方銀行です。
地域密着で多様なニーズに合わせたカードローンを取り扱っていますよ。
西日本シティ銀行は用途によって、金利や限度額の異なる6種類のカードローンが選択できます。
「NCBアプリカードローン」は九州の地方銀行で利用実績1位を獲得していますし、アプリで手続きが完結できる手軽さがメリットですね。
また「NCBアプリカードローン」以外にも必要に応じて選べるような、様々なカードローンを提供しています。
西日本シティ銀行の口座があれば簡単に手続きが完了するので、職場や家の近くに西日本シティ銀行のATMや店舗がある方は利用しやすいでしょう。
西日本シティ銀行カードローンは6種類もある!
西日本シティ銀行カードローンは、種類によって限度額や金利が異なります。
下記にまとめましたのでご覧下さい。
カードローン名 | 限度額 | 借入利率 |
NBCアプリカードローン | 10万円以上300万円以内
10万円~50万円 |
年11.0%(固定金利) |
NCBキャッシュエース |
10万円以上300万円以内 |
100万円未満:年14.95% |
NCBカードローンV CLASS | 50万円以上1,000万円以内 | 500万円以下:年7.10% 500万円超600万円以下:年6.00% 600万円超700万円以下:年5.00% 700万円超800万円以下:年4.00% 800万円超:年3.00%(変動金利) |
NCB EZ教育カードローン | 10万円以上500万円以内 | 年4.8% |
NCB学生奨学ローン | 10万円以上100万円以内 | 在学期間中:年2.0%(固定権利) 創業後:年4.8%(変動金利) |
リバースモーゲージ「輝く明日へ」 | 戸建住宅:100万円以上5,000万円以内かつ土地評価額の70% マンション:100万円以上3,000万円以内かつマンション評価額の50%以内 |
年3.475% |
上記のように6種類もカードローンがありますので、特徴をみて選択してください。
それでは1つずつ詳しくご紹介しましょう。
NCBアプリカードローン
「NCBアプリカードローン」は、全国のコンビニATMやアプリでいつでも手続きが可能です。
アプリなら申し込みから契約、契約後の取引明細も確認できて便利ですよ。
利用限度額は10万円~50万円とそれほど多くは借入できませんが、借入利率は保証料込みで年間11.0%と低く、使い途も事業の資金を除き自由になっています。
申し込む際の年齢が20歳以上満69歳以下で収入があれば、パートやアルバイトなど幅広い方が利用出来ますね。
郵送物や専用カードが不要で手続きができるので、周囲にカードローンを利用していることがバレる事もありません。
申し込みの所要時間も5分程度ですし、最短4日で借入できるので、急な出費にも対応できるでしょう。
NCBキャッシュエース
「NCBキャッシュエース」は、最短7日で借入できるカードローンです。
通常の借入に加えて、返済用の口座に引落相当額の預金がない場合に、自動で不足分を補完する自動立替機能を搭載しているのが特徴ですね。
クレジットカードや公共料金の引落し日を忘れても、遅延損害金の発生を防ぐことができるのはメリットでしょう。
また、西日本シティ銀行の口座を持っている方は、専用カードや来店手続きは必要ありません。
契約はWEBで完結し、ATM・コンビニ・アプリなどさまざまな場所で借入や返済の手続きができます。
しかし通帳がない方は新たに作成する必要があるため注意しましょう。
NCBカードローンV CLASS
より低い金利で借りたい方、また必要な金額が大きい方は、利用限度額が最大1,000万円以内の「NCBカードローンV CLASS」を検討してください。
「NCBカードローンV CLASS」は満20足から満64歳以下の方で、前年度の年収が400万円以上または住宅ローンを契約している方、新たに住宅ローンを契約する方が対象になっています。
専業主婦やアルバイトの方は申し込めないので、注意しましょう。
金利も年間3.0%~7.1%と低く抑えられており、利用限度額の範囲内であれば何度でも利用出来ます。
また、スマホから最短5分で申し込める手軽さもメリットでしょう。
NCB EZ教育カードローン
「NCB EZ教育カードローン」は学費や入学金など、教育資金に特化したカードローン。
教育資金は家計の大きな負担になる可能性が高く、進学先に応じて数百万円から数千万円が必要になります。
こちらのカードローンは利用限度額が最大500万円と高額で、幅広い教育資金に対応可能ですね。
既に支払った授業料も対象になるので、領収書も保管しておきましょう。
また金利も保証料込みで年間4.8%と一般的なカードローンよりも低く設定されています。
使い道は、中学・高校・大学・予備校などの費用や入学金・授業料・1年分の下宿代などに限られるので注意してください。
NCB学生奨学ローン
「NCB学生奨学ローン」は、金利が低いのが特徴のカードローンです。
短大・大学・大学院・専門専修学校に在学または進学する満18歳以上から満30歳以下の方が対象で、1年以上在学していなくてはいけません。
また、一定以上の年収や勤続年数を満たす満20歳以上から満60歳以下の連帯保証人が必要です。
利用限度額は100万円以内と小額ですが、在学期間中は金利が年間2.0%と低いのはメリットですね。
全国の銀行ATMやセブン銀行、ローソン銀行などのコンビニATMが利用出来るので、万が一の時でも安心!
使い道は学生生活に必要な資金に限られるのでそこは注意しましょう!
リバースモーゲージ「輝く明日へ」
カードローンの申し込み条件には年齢制限があり、高齢者はあまり申し込む事が出来ません。
しかしこちらの商品は満85歳以下の方まで利用できます。
自宅を担保に融資を受け、契約終了後に元金を返済する形のカードローンになります。
使い道は自由で、住宅ローンの返済にも利用出来ますよ。
毎月の支払いは利息のみで、元金は契約者の死亡後に自宅を売却した代金で生産しますが、手続きは西日本シティ銀行が代行するので、家族がおこなう必要はありません。
また、売却代金が借入金を下回っても不足額が請求されず、負担が残らないのはメリットでしょう。
西日本シティ銀行カードローン契約の流れ
それでは西日本シティ銀行カードローンの契約する時の流れについてご紹介しましょう。
西日本シティ銀行の普通預金口座を持っている方は、申し込みから契約までアプリ、またはWEBで手続きが可能。
スマホやパソコンがあれば簡単にできるので便利ですよ。
それでは申し込みの流れをご紹介しましょう。
申し込み
審査を受けるために希望するカードローンに申し込みをします。
アプリから申し込む時は、事前にダウンロードをしておきましょう。
次に申し込みボタンから氏名や生年月日、職業などのお客様情報や借入希望金額、勤務先を入力してください。
勤務先の入力が終わると、本人確認書類を提出する必要があります。
下記の書類の中からいずれかを選び、画像をアップロードしましょう。
- 運転免許証
- 写真付き住民基本台帳カード
- マイナンバーカード
- パスポートおよび住民票
本人確認書類を提出後、審査に進みます。
審査結果の連絡
審査結果の連絡がきたら、次の手続きに進みましょう。
アプリから申し込んだ場合は、審査結果もアプリで確認できますよ。
西日本シティ銀行カードローンは、通常の場合だと申し込みから借入まで1週間~10日間かかります。
余裕を持って申込みをするようにしましょう。
西日本シティ銀行では在籍確認を行っており、勤務先や自宅に電話がかかってくる可能性がありますので、バレる事が心配の方は注意してくださいね。
契約の手続き
審査に通過すると、契約の手続きに進みます。
契約内容を入力し、必要書類をアップロードしましょう。
この時点で西日本シティ銀行の普通預金口座が無い場合は、開設手続きが必要です。
既に普通預金口座が有る場合は、WEBまたはアプリで手続きが完了しますよ。
ただし、カードローンによっては店頭で借入申込書を記入する必要があるため注意しましょう。
借入
契約手続きが終了したら、ATM・コンビニ・アプリなど様々な場所で借入が可能になります。
例えば「NCBカードローンVCLASS」の場合、専用カードの発行が不要のため、キャッシングカードを利用しましょう。
ATMを利用する際は、カードローンから借入の画面に進んでください。
引き出しの画面から操作した場合は、出金額から普通預金残高を差し引いた額をカードローンから借入できます。
アプリで借入する際は、カードローンを選択し借入ボタンから借入金額を入力しましょう。
取引内容を確認し、借入するボタンをスライドすれば終了です。
ただし、原則として学校への振込となる「NCBEZ教育カードローン」や専用カードが必要な「リバースモーゲージ「輝く明日へ」」など借入の方法が異なるカードローンもありますので、注意して下さいね。
西日本シティ銀行カードのメリット
多種多様なカードローンがあるなかで、西日本シティ銀行のカードローンを選ぶメリットはなんでしょうか?
西日本シティ銀行カードローンのメリットについてご紹介します。
利用目的や状況にあわせてサービスが選べる
西日本シティ銀行カードローンは、利用目的や状況に応じて自身にあったカードローンを選べます。
利用目的や利用限度額によっては相場より低い金利で借入できるため、総返済額を抑えたい方は対象に当てはまるか検討して見て下さい。
また、一般的なカードローンの場合、専業主婦やパートタイマーの方は安定した収入がないとみなされ、審査に落ちる可能性が高いでしょう。
しかし、西日本シティ銀行カードローンなら「NCBアプリカードローン」「NCBキャッシュエース」をはじめ、新入社員、パートタイマー、アルバイト、配偶者に収入がある専業主婦の方など幅広い方が利用出来るカードローンが豊富です。
様々なニーズに対応したカードローンが揃っているのは、西日本シティ銀行カードローンの大きなメリットでしょう。
WEB・アプリで申し込みから契約まで完結できる
西日本シティ銀行カードローンは口座を保有していれば、手続きはアプリやWEBで完結します。
手間や時間がかからないため、多忙な方でも利用しやすいでしょう。
またアプリで完結するカードローンは、WEBで完結するローンよりも金利がお得です。
アプリに対応していないカードローンもあるため、万が一の際に慌てないよう各申込み方法は事前に確認してくださいね。
西日本シティ銀行カードローンのデメリット
メリットもあればデメリットもありますよね。
ということで、デメリットもご紹介しましょう。
西日本シティ銀行の口座が必要
西日本シティ銀行カードローンは返済の際に、西日本シティ銀行の普通預金口座が必要です。
普段から西日本シティ銀行を利用している方や、過去に西日本シティ銀行の口座を開設した方以外は利用しにくく、手間がかる点はデメリットと言えるでしょう。
銀行のなかには、WEBで口座開設出来る場合もありますが、西日本シティ銀行は窓口以外に出向く必要があります。
仕事や家事、育児をしている方にとって、銀行の営業時間に窓口に行くのは負担が大きいです。
ただし、福岡県に9カ所あるローン営業室では、土曜日や日曜日でも手続きができるので、福岡県在住の方はローン営業室の利用も検討してくださいね。
利用地域が限定される
西日本シティ銀行カードローンは西日本シティ銀行の口座に加え、近隣に西日本シティ銀行の支店やATMがある事が条件です。
西日本シティ銀行は沖縄県を除く九州地方の全県と広島県、山口県、岡山県、愛媛県に展開していて、支店の数は限られています。
東京や大阪に支店はありますが、カードローンの申し込みはできません。
利用地域が限定されるのが西日本シティ銀行カードローンのデメリットと言えるでしょう。
まとめ
西日本シティ銀行カードローンは利用目的や状況にあわせて選べる豊富な商品と、WEBやアプリで手続きが完結する手続きなどがメリットのカードローンです。
キャッシュバックや金利が無料になるお得なキャンペーンも実施しているので、是非利用して欲しいですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。