優しいお婆さんが目印の本田ちよというキャッシング会社が倒産していた

他社借入件数が多い方、急ぎでお金が必要な方は、まずはプロミス! ⇒お試し診断もあるので、諦めずにまずはやってみよう! 詳細はこちらから!

知る人ぞ知る中小のキャッシング会社の一つに、「本田ちよ」というキャッシング会社があります。

このキャッシング会社については、知らない人のほうが多いかもしれませんが、大手のキャッシング会社ではなく、中小のキャッシング会社を利用したことがある人なら、一度は目にしたことがあると思われます。

絵に描いたような優しいお婆さんがトレードマークのキャッシング会社となっていて、残念ながら2009年に倒産してしまったために、既に存在しないキャッシング会社となっているのですが、中小のキャッシング会社なのにも関わらず、ネットローンやフリーローン、ビジネスローンにキャンバスローン、レディースローンなどの多種多様なキャッシングプランを展開していたことでも知られています。

本田ちよというキャッシング会社は、親会社のマキコーポレーションが運営していた会社の一つとなっていますが、今回は、本田ちよが倒産した経緯や、マキコーポレーションの沿革などについて詳しく紹介していきます。

※本田ちよは倒産にて終了しました。
借入ご希望の方は、銀行ならバンクイック、消費者金融ならプロミスがオススメです。

『本田ちよにトドメを刺したのは貸金業ではなくホテル業だった』

本田ちよを運営していたマキコーポレーションは、元々はゴルフの会員権の売買を行っていた会社でした。

マキコーポレーションは平成元年(1989年)に設立された会社となっていて、当時はバブルが弾けたと言っても、不動産バブルが崩壊したと言われていただけなので、ゴルフの会員権や宝飾品などについては、まだまだ盛んに商いが行われていたことが特徴的です。

そして、マキコーポレーションが本田ちよを設立したのが1999年~2000年頃だと言われていて、当時はレディースローンやキャンバスローンなどのキャッシングプランが主力となっていました。

その後、2006年にグレーゾーン金利が撤廃されたことがきっかけで、過払い金の返還請求が起こり、貸金業の事業を縮小しながら、ファッションホテル(ラブホテル)の経営に進出するようになりました。

全盛期には、9棟のホテルを所有して、年商21億円以上を上げていたとされていますが、度重なる過払い金の返還請求と、世間全体が不況へと陥っていく中でホテル事業が立ちいかなくなり、銀行からの返済要求が強まった結果、資金繰りがショートしてしまって倒産したということになります。

貸金事業としては、業界内では後発組となっていたために、それほどの過払い金返還請求が起こっていないと予測されていたのですが、本田ちよでは、ある程度のブラックリスト登録者でも貸付をしていたとされていて、その噂もあったということもあり、大手のキャッシング会社を利用することができなくなった人たちの中では有名なキャッシング会社になったということになります。

『本当なのかデマなのか分からない。本田ちよで借り入れをした時の様子』

上記でも少し紹介したように、本田ちよは貸金事業としては後発組だったために、普通のやり方では利用者をつかむことが出来ないという状況にありました。

そのため、大手が貸付をすることが出来なくなった「少しブラックリスト寄り」というようなステータスを持っている利用者に対して貸付をしていたということが記録されていますが、申し込みをした利用者に対して、
面白い対応をしたというエピソードが残されています。

ただし、このエピソードについては、本当なのかデマなのか分かりませんが、本田ちよでは、ブラックリスト寄りの利用者からの申し込みがあった場合は、1~2時間ほどの説教をしてから貸付をしていたというエピソードがあります。

なぜ、返せないほどに借りようとしたのかというようなことを延々と説教するということになりますので、見方を変えれば、利用者に親身になって対応をしているというようにも見えます。

ちなみに、このような説教などは大手のキャッシング会社では絶対に行いません。

大手のキャッシング会社になればなるほど、マニュアル化されている内容になっているために、利用者の情報をパソコンに取り込んで、借り入れができるのかどうかということを機械的に算出し、借り入れができるのなら貸付を行うということになりますので、利用者目線になって説教をしたり、相談にのったりというようなことは一切ありませんので、このような対応をしていたということも、本田ちよが知る人ぞ知られるようになった理由の一つだと思われます。

そして、本田ちよが提供しているキャッシングプランでは、基本的に50万円以下の少額融資をメインとしたキャッシングプランになっていましたが、1つだけデリバリー500というプランがあり、このプランは最大500万の利用限度額があるプランとなっていました。

中小のキャッシング会社で、500万円もの利用限度額を設定しているキャッシングプランというのは珍しかったですが、審査内容や申し込みの条件などについても少し珍しいような仕組みになっていたために、デリバリー500については、別の機会に紹介していきます。

《関連商品》
本田ちよのネットローン
本田ちよのキャンパスローン
本田ちよのデリバリー500
本田ちよのレディースローン
本田ちよのビジネスサクセスローン