ごく最近の話です。
夫の給料でのやりくりが非常に難しく、夫のお小遣いどころか自分の自由に出来るお金すら全く出ない現実に直面した私は、夫が持つクレジットカードでキャッシングを行ってしまいました。(夫のクレジットカードではありますが、私が管理しています)
結局返済はしなければならず、何の解決にもなっていないのですが、ボーナス返済やリボ払いを駆使して、この時は「楽になった」と本当に思っていたのです。
ですが、最初こそ1万、2万程度と優しいものだったのですが、徐々に3万、4万と金額は上がっていきました。要はボーナス返済やリボ払いの味をしめてしまったのです。
借りたお金を、自分の欲しい物や夫のお小遣いに割り当てていました。主に自分の欲しいものがメインだったのですが、味をしめた私は段々エスカレートし一度のキャッシングで最大7万円を借用した事もあります。
しかし、ボーナス払いと言ってもボーナス自体は年に二回であり、その二回に全てのしわ寄せが行きます。調子に乗った私の借用金額は数十万円に上り、もはやボーナスだけでは返済が難しくなってしまったのです。
そして私は、最大の失態を犯してしまいました。それは、「返済の為の借金」です。ボーナスだけで返済が難しいと感じた私は、さらにキャッシングを行いそのお金を返済に当てたのです。
さらに膨らむ借金に焦った私は、とりあえず自分の欲しいものは一切買わず、夫のお小遣いの為だけに借金をしていました。ですが、破綻前の状況でありまもなく夫にバレてしまったのです。
下手をすれば離婚・・・と考えていたのですが、逆に夫は「そんなに苦しんでいたのか」と同情してくれて、その後夫は仕事を増やし数十万の借金を4ヶ月で返済してしまいました。申し訳なさとお礼の気持ちが入り混じり、過去にない程猛省した記憶があります。
頼りになる夫で救われたと思う反面、カードキャッシングの恐ろしさの恐怖を存分に知る事が出来ました。当然、私の愚かさも十分に理解出来ました。ちなみに、カードは夫に返却しました。