dスマホローンは、ユーザーの多様な資金需要に対応する目的でNTTドコモが新しく提供を開始したカードローンになります。
ドコモが提供するWeb完結型ローンですが、最短即日融資、最大3.0%の金利優遇など魅力的な条件が揃っています。
今回はdスマホローンの審査や特徴について詳しくご紹介し、メリット・デメリットも合わせてご紹介しますよ。
記事の目次
dスマホローンの基本情報
商品名 | dスマホローン |
利用限度額 | 1万年~300万円 |
金利 | 3.9%~17.9%(実質年率)・優遇適用後金利:0.9%~17.9%(実質年率) |
担保・保証人 | 不要 |
遅延損害金 | 20.0% |
dスマホローンは、ドコモが提供するWeb完結型ローンです。
ドコモユーザーなら金利優遇など嬉しいメリットもありますが、ドコモの回線契約が無くても申し込めるローンになっていますので、誰でも利用できますよ。
カードがいらないスマホ完結のローンですし、即日融資にも対応しています。
大手キャリアのドコモが運営しているローンなので、安心して申し込めるのも魅力ですね。
最短即日融資に対応してる!
dスマホローンは最短即日融資に対応しています。
急いでいる人にとっては、心強いサービスと言えますね。
申込みから利用までWeb完結なので、店舗まで足を運ぶ手間もかかりません。
審査内容や申し込むタイミングによっては、即日とは限らないの注意してくださいね。
dスマホローンの審査基準
dスマホローンを利用するためには、審査に通過する必要があります。
そもそも申込み条件を満たす必要もあるので、事前に審査基準をチェックしておきましょう。
dスマホローンの申込み条件は?
dスマホローンの申込み条件は以下のようになっています。
【dスマホローンの申込み条件】
- 申込時の年齢が20歳以上68歳以下
- 安定した収入がある
- 申込み者本人名義のドコモ所定の携帯回線契約をしている又はdアカウントを保有している
- ドコモが発信するSMSを受信できる
注意しておきたいのが、ドコモ所定の携帯回線を契約しているか、dアカウントを保有している必要があるということ。
またSMSを受信できる必要もあるため、必ずチェックしておきましょう。
年齢や収入については、多くのカードローンとほとんど同じです。
dスマホローンならではの申込み条件に注意しましょうね。
dアカウントでもOK!
ドコモが提供しているからといって、ドコモユーザーしか使えない訳ではありません。
dアカウントを保有しているだけでも、dスマホローンには申し込めます。
dアカウントはドコモの契約の有無にかかわらず作れるアカウントになります。
dポイントやd払いといった便利なサービスが人気ですよ。
dスマホローンの審査は厳しいの?
dスマホローンの審査は誰でも通過できるわけではありません。
審査に落ちる人がいるのが現実です。
とはいえ、ドコモが運営しているからこその特徴もあります。
それは「ドコモの回線契約年数やドコモが提供しているサービスの利用情報」も審査に含まれると言うことですね。
ドコモユーザーであれば、ステータスによっては審査にプラスの影響があるかもしれません。
審査は甘くない?
dスマホローンでは、「属性・信用情報」を中心として審査が行われます。
属性とは、年齢・職業・収入といった個人情報の事です。
信用情報は、ローンの返済状況やクレジットカードの支払い状況といった金融取引情報のことです。
審査の上、「ローンの契約をしても問題無い」と判断された方だけがdスマホローンを利用出来ます。
dスマホローンを利用する流れ
dスマホローンをスムーズに利用するためにも、申し込んでから返済するまでの流れを確認しておきましょう。
利用する流れは以下の通りになります。
【dスマホローンを利用する流れ】
- 申込み
- 審査
- 契約
- 借入
- 返済
それでは1つずつ詳しくご紹介しましょう。
1.申込み
dスマホローンへの申込みは、アプリ・Webから24時間365日いつでも可能です。
書類の郵送や、店舗窓口でのやりとりは必要ありません。
申し込む際には、「dアカウントでのログイン」が必須なので、注意してください。
というか「dアカウント」を作っておきましょう。
個人情報を入力し、本人確認をすれば申込み完了です。
本人確認書類を用意しておこう
申込みの際に、本人確認書類をアプリで撮影しアップロードする必要があります。
事前に必要書類を手元に用意しておくと、手続きがスムーズにすすみます。
必要な書類は以下の通りです。
【本人確認書類】
- 運転免許証または運転経歴証明書
- パスポート
- 在留カード
- 特別永住者証明書
また、本人確認書類だけでなく、申込み内容によっては収入証明書類が必要になることもありますので、予め用意しておくと安心ですよ。
【収入証明書類】
- 源泉徴収票
- 年金通知書
- 確定申告書
- 収支内訳書
- 納税証明書
- 年金証書
- 支払い調書
- 給与の支払い明細書
- 青色申告決算書
- 納税通知書
- 所得証明書
2.審査
申込みの内容をもとに審査が行われます。
審査完了後、メールおよりアプリで結果が連絡されるので、見逃さないようにしましょう。
また在籍確認の電話が勤務先に行く可能性があります。
在籍確認は、申込み者がきちんと働いているかを確認する作業で、勤務先に電話で確認することですね。
電話は「NTTドコモ」の名義でかかってくるので、安心といえます。
3.契約
審査に通過すれば契約手続きとなります。
金融機関口座の登録などを進めていきましょう。
三菱UFJ銀行やみずほ銀行など、多くの金融機関が利用可能です。
金融機関によって振込実施時間は異なるので、急いでいる人は注意しましょう。
4.借入
契約が完了すれば、すぐに借入手続きができるようになります。
借入方法は2つです。
- d払い残高へ借入
- 登録した金融機関口座へ借入
d払い残高を利用する場合、d払いアプリのダウンロード・d払い残高の利用登録および本人確認が必要になります。
計画的にお金を借りるようにしましょうね。
5.返済
返済は毎月27日になっています。
金融機関口座からの自動引き落としによって、毎月の返済額分返済されます。
追加返済や一括返済もできるので、早め早めに返済をしていきましょう。
借入期間が短くなればなるほど、発生する利息も少なくなります。
ダラダラ借り続けていると、利息を多く支払う事になりますし、返済出来る時は大目に返済をするのがオススメですよ。
dスマホローンの審査に落ちる人の特徴は?
dスマホローンの審査に落ちる人は、ある程度共通点があります。
審査が不安な方は、審査に落ちてしまう人の特徴を押さえておきましょう。
ドコモから直接審査落ちの理由を教えて貰うことはできません。
審査に落ちる人の特徴に当てはまる項目があるのなら、改善してから申込みましょう。
【dスマホローンの審査に落ちる人の特徴】
- 年収が低すぎる
- 勤続年数が短すぎる
- 信用情報に傷がついている
- 一度に複数の申込みをしている
- 他社借入件数が多い
- 総量規制にひっかかる
- 嘘をついている
それでは1つずつご紹介しましょう。
年収が低すぎる
dスマホローンの申込み条件には「安定した収入があるか」というものがあります。
年収が低すぎる、もしくは不安定な場合、審査に落ちる可能性がたかくなってしまうことになりますね。
「今月は返済できるけど、来月は収入がないから返済できない」なんて事態は困ってしまうと言う事です。
年収が低すぎる場合、借りられる金額も少なくなるかもしれません。
副業をするなどして年収を増やしましょう。
お金を稼げれば、借りる必要も無くなるかもしれませんよ。
勤続年数が短すぎる
審査では、申込み者の属性も見られます。
職業や勤続年数も、審査では重要なポイントです。
勤続年数が短すぎると「収入が安定していない」と判断されてしまうかもしれません。
少なくとも1年以上の勤続年数は確保しておきたいところですね。
信用情報に傷がついている
信用情報に傷がついているとは「延滞」や「債務整理」といったマイナスな情報が登録されていることです。
審査において、信用情報に問題がないかどうかは重要な要素と言えます。
信用情報に傷がなければ、それだけ審査には良い影響を与えることになります。
気になる方は、自分の信用情報を照会してみましょう。
一度に複数の申込みをしている
審査が不安だからといって、一度に複数のローンに申込みをすることはオススメできません。
複数のローンを利用しようとするほど大変な状況なの?こんなに借りて返済できるのか?と警戒される理由になりますね。
保険のつもりで複数申込みをすることで、逆に審査に落ちてしまいかねません。
申込みをする際は、1つに絞って行いましょう。
他社借入件数が多い
dスマホローン以外から既に借入をしている方は要注意です。
他社借入件数が多いと、審査には悪影響を与えます。
既に借入が多ければ、追加の借入は厳しくなると言えますね。
複数借入がある方は、おまとめローンを利用して一つにまとめるのがオススメです。
1つにまとめれば支払う利息も減る可能性がありますよ。
総量規制にひっかかる
総量規制を超えていないかどうかも、審査では重要なポイントです。
総量規制というのは、年収の3分の1を超える貸付をしてはいけないという決まりですね。
例えば年収300万円の場合は借入出来るのは100万円ということになります。
また既にローンがある方は、総量規制にひっかからないかどうか確認しましょう。
嘘をついている
申込み情報にウソがあれば、審査には通りません。
審査に通過したいからといって、年収を多めに申請するなどしないようにしましょう。
ウソがバレずに審査に通過したとしても、後からバレれば「一括返済」を求められる可能性もありますよ。
dスマホローンのメリット・デメリットは?
dスマホローンをまだ使っていない方は、本当に使うべきかどうかを検討しましょう。
メリットが大きいのであれば、申し込んでいいですが、デメリットが多いなら、他のローンの方がいいかもしれませんしね。
ということで、メリットとデメリットを両方ご紹介しましょう。
dスマホローンのメリット
dスマホローンのメリットは5つありますので、ご紹介しましょう。
メリット①:最大3.0%の金利優遇
dスマホローンは、条件を満たせば最大3.0%金利優遇が発生します。
金利が下がれば、それだけ返済負担も減るので、嬉しいメリットですね。
優遇金利の適用条件は以下の様になっています。
- ドコモの回線契約数
- dカード契約等
- スマート家計簿 スマー簿の利用
返済の延滞をしてしまった場合、優遇金利の適用が解除されてしまうので注意しましょうね。
メリット②:WEB完結
dスマホローンは申込みから契約、借入から返済までアプリ・Webで完結します。
郵送手続きは一切必要ありませんから、面倒な手間が省けます。
原則自宅への郵送物がないのも嬉しいポイントですね。
スキマ時間を使ってすぐ申し込めますよ。
メリット③:最短即日融資対応
dスマホローンは最短即日融資に対応しています。
審査によっては即日でない場合もありますが、審査スピードが速いのは大きなメリットですね。
早め早めに申し込んでおくのがオススメですよ。
メリット④:スマホのアプリが便利
スマホローンというだけあり、アプリが便利で使いやすいです。
申込みもアプリからできますし、返済の手続きもアプリでできます。
返済額や引き落とし日も通知で知らせてくれるし、忘れてしまう心配もありません。
借入の残高もアプリからすぐにチェックできますよ。
メリット⑤:d払いですぐ使える
d払い残高への借入をすれば、d払いですぐに使えるのも大きなメリットです。
日頃の支払いがグッと便利になりますね。
d払いを普段利用している人にとってはとても嬉しいサービスと言えるでしょう。
dスマホローンのデメリット
次にデメリットのご紹介です。
デメリット①:ドコモユーザー以外はdアカウントが必要
ドコモユーザーでない場合は、dアカウントがなければ利用できません。
申し込む前にdアカウントを作成しておく必要がありますね。
アカウント自体は無料で作成出来るので、問題はないですけど。
デメリット②:dカードのキャッシング機能との併用不可
dスマホカードとdカードのキャッシング機能は併用できませんので、どちらかに絞って利用するようにしましょう。
既にdカードのキャッシングを利用している方は、キャッシング利用枠を取り消す必要があるので、面倒ですね。
まとめ
dスマホローンについてご紹介しました。
dスマホローンには多くのメリットもありますが、デメリットも存在していますね。
それでもドコモユーザーであればとても便利に利用出来ますし、オススメしますよ。
dカードとの併用ができないのは注意が必要なので、自分の利用にあった使い方をしてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。