メルペイスマートマネーは、メルカリアプリでお金を借りることが出来るサービスです。
メルペイアプリを使用している人にとっては、とてもメリットがあるでしょうね。
個人向けの融資サービスになりますが、利用限度が低かったり、一般の消費者金融カードローンとは異なった借入方法など注意するところもあります。
そんなメルペイスマートマネーについて、今回は審査や申し込み方法、メリットからデメリットまでまとめてご紹介していきましょう。
記事の目次
メルペイスマートマネーとは?
メルカリやメルペイを利用している人ならわかると思いますが、メルペイスマートマネーは、メルペイスマート払いが進化した新しい金融サービスになります。
これまでメルカリの決済は、コンビニ払いやクレジットカード決済などの「即時決済」が必須でしたが、メルペイスマート払いのサービスが始まってからは「後払い」が可能になりました。
「後払い」と聞くと「不払いが発生している?」と思いがちですが、実はメルペイスマート払いの支払率は99%となっていて、ほとんどの人が後払いで支払いを完了しているデータも出ていますね。
メルペイスマートマネーでは、これまでメルペイの後払いで蓄積された利用者データを基に、AIが個人の信用力を判定し融資が行われます。
メルカリやメルペイで堅実な取引をしている人は、「メルペイスマートマネーで優遇される可能性がある」と言えるでしょう。
メルペイスマートマネー申込みに必要なのはメルカリアプリだけ!
メルペイスマートマネーのメリット、特徴として申込みに必要なのはメルカリアプリだけと言うところです。
メルカリのアプリを使って免許証/マイナンバーカードをカメラ撮影すれば、自動的にメルカリ側に送信して本人認証を行ってくれます。
また、銀行口座登録と必要情報の入力は約5分程度で完了するので、従来の消費者金融などの申込みと比較してもとても簡単で楽ですよね。
すでに、メルカリを使っていて本人確認が完了している人ならば、かなりスムーズに申込み出来ますよ。
メルペイスマートマネーが表示されない・出来ない人へ
メルペイスマートマネーはメルカリを利用している人に段階的に表示されています。
実際にメルカリを利用している人はメルペイスマートマネーが表示されていますが、メルカリを使っていない人は2022年9月1日現在も表示されていないようです。
そのため、メルカリを使っていなかった人や、インストールしていても利用が少ない人はまだメルペイスマートマネーが出来ない・表示されていない状態になっています。
急ぎでお金が必要な人は、大手消費者金融を利用するのがいいですね。
2022年9月1日現在メルペイスマートマネーは申込み停止中!
メルペイスマートマネーは予想以上の申込みがあったようで、2022年9月1日現在でも新規申込み、追加借入の申込みなどすべて停止しています。
もしかするとサービス提供に不具合があった可能性もありますが、再開はそれらが修正され問題無く多くのお客様が満足出来る状態になってからになるでしょう。
こちらとしては再開を待つしかありませんね。
メルカリでお金を借りるメルペイスマートマネーの基本的な仕組み
メルペイスマートマネーの基本的な仕組みは以下のようになっています。
- 借入限度額は最高でも20万円と低め
- 金利手数料の上限は年15.0%で、消費者金融と比較して年3%程度低い
- メルカリやメルペイ利用者は、利用実績に応じた金利優遇措置が受けられる
- 借入金はメルペイ残高に反映され、そのままコンビニなどの支払いに使ったり技工振込で現金にかえる事も可能
- 返済は口座引落し、またはメルカリの売り上げ金からの返済も可能
- 返済日や返済額はいつでもアプリで変更が可能
- 証書型貸付となるので、追加融資を希望する場合は別途新規審査が必要
カードローンの審査で、勤務年数が少なくて審査に落ちた、勤務先が零細企業で厳しい審査結果がでた、という経験がある人もいるでしょう。
メルペイスマートマネーでも、信用情報機関のデータに滞納履歴があると、審査通貨は難しいかもしれませんが、一般のカードローンとは違い、メルペイスマートマネーの審査時には、メルカリ利用実績も重視されるので、一般のカードローンの審査におちても、メルペイスマートマネーの審査に通る可能性はありますね。
利用条件と金利手数料などの基本スペック
以下の表に、メルペイスマートマネーの基本情報をまとめました。
他社にはない特徴としては、「利用限度額が低い」「金利が低い」「借入方法が簡単で便利」といった点が挙げられます。
【メルペイスマートマネーの基本スペック一覧】
利用条件 | 20歳以上70歳以下で以下の条件を満たしていること
・引落し用の銀行口座を登録済みであること ・本人確認済みであること ・メルペイスマートマネーの審査に通過していること |
利用限度額 | ・メルカリの利用実績等を元にした所定の審査により1000円~20万円の範囲で利用可能
・メルカリの利用実績内容によっては、利用不可となる場合がある ・20歳未満、70歳超の利用者はメルペイスマートマネーの申込みはできない
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金利(実質年率) | 年3.0%~15.0%※メルカリの利用実績等を元に変動 |
貸付方式 | 証書貸付方式にて貸付 |
利用方法 | メルペイ残高への入金 |
返済方法 | 元利均等返済・銀行口座からの自動引落・メルカリの売り上げ金、キャンペーンにより取得したポイントも利用可能 |
返済期間 | 借入額が30万円以内の場合:1ヶ月~36ヶ月(3年)・借入額が30万円超かつ100万円以内の場合:1ヶ月~60ヶ月(5年)・借入額が100万円超の場合:1ヶ月~60ヶ月(5年) |
遅延損害金 | 20.0% |
担保・保証人 | 不要 |
メルペイスマートマネーのメリットは?
メルペイスマートマネーでお金を融資してもらう際には、以下の特徴があります。
- 売り上げ金とメルカリポイントからの返済ができる
- 電話での本人確認がないため周りに知られることがない
- メルカリの実績があれば、無職の人でも借りられる可能性がある
融資を受けた歳の返済方法として、必ずしも現金での支払いが必須ではなく、メルカリの売り上げ金やポイントでの支払いが可能になります。
また、一連の審査の流れがアプリ内で完結するので、家族や会社の人にお金を借りているとバレる心配が無いのは嬉しいですね。
本人確認の書類としては4種類あるので、現在持っている書類を使用しましょう。
そして主婦や無職の人でも審査に通る可能性もあるので、収入が安定していなくても、メルカリを頻繁に使用していれば利用が可能になる場合がありますよ。
1つずつ詳しく紹介しましょう。
返済はメルカリポイントや売上げでも支払える
メルペイスマートマネーは、メルカリでの売り上げ金やキャンペーンでもらえるポイントからでも支払いが可能です。
そのためメルカリで不要な物を売りながら、返済が出来る事がメリットですね。
「融資を受けてもすぐに現金で支払えない」という人には、返済の負担がすくなくオススメの方法と言えます。
また、指定口座に残高がなかった場合にも売り上げ金から返済する事ができます。
この際には手続きによる手数料は無料になっているので気軽に利用出来ますよ。
電話での本人確認や在籍確認がないので家族や会社にバレない!
メルペイスマートマネーの利用申請時に、本人確認、在籍確認がありますが、電話での確認はないので、家族や会社などにバレる心配はありません。
本人確認や在籍確認については、「かんたん本人確認」というサービスですべてアプリ内で完結する事が出来ます。
学生証では確認出来ませんが、運転免許証・在留カード・パスポート・マイナンバーカードお4種類で登録する事ができます。
確認の為の審査方法としては、本人確認の為の写真を提出し、本人情報の入力、パスコードの入力になっています。
主婦や無職の人でも利用申込みができる!
メルペイスマートマネーでは、場合によっては安定した収入のない主婦や無職の方も利用ができる可能性があります。
利用出来る理由としては、メルペイスマートマネーの審査ではメルカリでの利用実績が多い事が非常に重要視されるためです。
「収入面で審査に通らないのかな?」と思っている人は、メルカリでの良識的な販売を増やすようにしてくださいね。
メルペイスマートマネーのデメリットは?
メリットだけということはなく、デメリットもあるので、そちらも紹介しましょう。
- 現金での融資はなく、メルペイ残高へチャージされる
- 消費者金融に比べて利用限度額が低い
- メルカリを全く使用していないと審査に通らない
メルペイスマートマネーは、スマホでの融資なので、現金でお金を借りるのではなく、借りた額だけメルペイ残高が増えるという形になります。
次に、利用限度額が最大20万円ということが上げられますね。
金額が少ないと言うことですが、ここはデメリットと言えるでしょう。
それでは1つずつデメリットも詳しく紹介していきます。
借りたお金は現金ではなく、メルペイ残高にチャージされる
メルペイスマートマネーで融資を受けた際には、直接現金を借りることが出来ません。
メルペイの残高にお金が付与されることになります。
決済方法がメルペイでの支払いであれば、不便を感じる事は少ないですが、現金が欲しいと言う方にはデメリットになるでしょう。
しかし、手数料が200円かかりますが、振込申請をすることにより指定口座に現金を振り込むことが可能になります。
振込のスケジュールはゆうちょ銀行か、ゆうちょ銀行以外かにより異なるので、注意しましょう。
利用限度額が低め
メルペイスマートマネーでは、他のクレジットカードや消費者金融と比較して、利用限度額が1000円~20万円と低めに設定されています。
メルペイスマートマネーが少額融資をサービスとして提供しているためですが、そもそも考え方的に「少し現金がたりない」と言うときに行うサービスと言う事ですね。
小額しか借りる事が出来ないのがデメリットだとは思いますが、借りすぎを防ぐという意味にもなっていますよ。
メルカリの利用実績がないと厳しい
メルペイスマートマネーでは、メルカリの販売実績が少ないと審査を通過することが難しくなります。
これは安定した年収であり、信用情報機関に延滞の履歴が残っていなくても、メルカリの利用実績がなければ審査を通過することが困難になるので、覚えておきましょう。
メルペイスマートマネーの申込みから返済までの手順は?
ここではメルペイスマートマネーの申込みから返済までの手順をご紹介しましょう。
2022年9月現在で新規申込みが停止されていますが、再開したときに参考にしてくださいね。
【申込みから返済までの流れ】
- 事前準備
- 申し込みページへアクセス
- 必要事項を入力し申込みが完了
- 借入金はメルペイで自動チャージ
- 返済は口座引落し・メルペイ
それでは詳しくご紹介していきましょう。
1.事前準備
メルペイスマートマネーを利用するには、メルカリアプリで「銀行口座」「本人確認」の登録が必須です。
返済は基本的に口座引落しのため、事前に銀行口座の登録も行っておきましょう。
銀行口座は、メルカリアプリのメルペイを選択し表示される「銀行口座登録」から登録します。
また、本人確認は以下のいずれかの方法で行いましょう。
- マイナンバーカード(パスワードとスマホによる読み取りが必要)
- 本人確認書類(運転免許証など)+自撮り写真
マイナンバーカードを利用すると、手間が掛からず簡単ですよ。
2.申し込みページへアクセス
メルカリアプリより、メルペイスマートマネーの「申込みを始める」をクリックします。
メルカリアプリのマイページに表示される「メルペイスマートマネー」を開くことで、ガイダンスより「申込みを始める」というタブが表示されます。
「申込みを始める」をクリックしてください。
3.必要事項を入力し申込みが完了
メルペイスマートマネーの申込みページを開いたら、必要事項を入力していきます。
個人情報や借入希望額、毎月の返済額などを入力して次へ進みましょう。
「申込み内容・規約・契約内容・各種規約」の確認で申込み完了になります。
審査結果は、メルカリのお知らせや登録したメールアドレスへ届きますよ。
4.借入金はメルペイへ自動でチャージ
借入金は、すべてメルペイへ自動的にチャージされます。
【借入方法】
- マイページの「メルペイスマートマネー」を選択
- 「借りる」を選択し希望借入額を入力
- メルペイへチャージ
メルペイへのチャージは、基本的に申請からさほど時間を空けずに実行されますが、場合によっては1日かかるケースもあります。
また、メルペイ残高を現金で受け取る方法もご紹介しておきましょう。
【メルペイで残高を現金で受け取る方法】
現金での借入を希望する場合は、メルペイへチャージされた借入金を、希望する口座へ振り込む「振込申請」の手続きが必要です。
- メルペイを選択し、下部にある「振込申請」を開く
- 振込先の口座情報を入力する
- 振込金額を入力し決定する
振込申請1回毎に200円の手数料が発生しますので、注意しましょう。
例えば、3万円必要であれば、30200円で申請する必要がありますよ。
5.返済は口座引落し・メルペイ
メルペイスマートマネーの返済方法は、口座引落しもしくはメルペイになります。
返済期日 | 毎月末日 |
返済日 | 6日・11日・16日・21日・26日(自由に指定可能) |
返済方法 | 自動引落・指定日の引落しが間に合わなかった場合に、すぐにメルペイ残高やポイントで返済可能 |
例えば、6日の引落しに間に合わなかった場合、その月の末実までにメルペイより返済手続きを行いましょう。
メルカリの売上げをメルペイへチャージする事で、返済に充てることも可能です。
まとめ
メルペイスマートマネーは利用限度額が低いというデメリットはありますが、借入金はすぐにメルペイ残高に反映されますし、少額融資をスムーズに借りたい場合には最適なサービスと言えます。
メルカリアプリを普段から利用している人には、とてもメリットもありますし、審査に通過する可能性もたかいので、是非利用して欲しいですね。
またメルカリアプリがあれば、スマホ一つで借入から返済まで完結できるのでとても便利ですよ。
少額融資をお考えなら是非利用してくださいね。