PayPayを利用している人は多いと思いますが、PayPay残高や貯金がなくなって支払いが出来なくて困っている人もいるでしょうか?
スマホ決済アプリのPayPayのミニアプリでは、スマホを利用してお金を借りられる機能がありますよ。
借りたお金をPayPay残高にチャージできるだけでなく、コンビニATMで借入金を受け取る事も可能なので、急な出費にも助かります。
そこで今回はPayPayでお金を借りる方法や審査基準、返済方法などご紹介しましょう。
記事の目次
PayPayでお金を借りる方法はミニアプリに追加された機能だった!
PayPayでお金を借りる方法は、2020年5月28日にミニアプリに追加された機能になります。
従来のキャッシュレス決済機能に加えて、小額ローン機能が利用出来るようになったんですね。
小額ローン機能は収益化を測るために、様々なキャッシュレス決済事業者が着目していますが、大々的にサービスを提供しているところは少ないのではないでしょうか?
スマホ決済アプリのスペックを調査した結果は以下の様になっていました。
スマホ決済アプリ | 運営元 | キャッシング | 個人間送金 | オンライン決済 |
PayPay | PayPay株式会社 | 〇 | 〇 | 〇 |
楽天ペイ | 楽天株式会社 | × | 〇 | 〇 |
LINEPay | LINEPay株式会社 | 〇 | 〇 | 〇 |
メルペイ | 株式会社メルペイ | 〇 | 〇 | 〇 |
ゆうちょPay | ゆうちょ銀行 | × | × | × |
auPay | KDDI株式会社 | △ | × | △ |
ファミペイ | ファミリーマート | × | 〇 | 〇 |
Origami Pay | 株式会社Origami | × | × | 〇 |
PayPayはジャパンネット銀行と提携を結んでいて、キャッシュレス事業者のなかでも小額ローン事業への参入を先取りしていました。
2021年4月5日には旧ジャパンネット銀行がPayPay銀行へ商号変更し、連携を強めましたよね。
他にゆうちょPayやauPayは自社で保管おローン商品を展開している事もあり、スマホ決済アプリを利用した小額ローン機能の追加は消極的と言えるかもしれません。
自分の会社通しで取り合いになっても意味がありませんからね。
しかしPayPayではアプリで申し込みから借入までスマホで完結となるので、来店不要で申し込めますよ。
ミニアプリ内でPayPay銀行カードローンに申し込む!
PayPayはミニアプリから小額ローンに申し込めると書いていますが、自社で融資を行っているわけではありません。
正式には、PayPayのミニアプリを経由してPayPay銀行のカードローンに申し込むと言う仕組みになっています。
ミニアプリを利用してPayPay銀行からお金を借りられる旨については、PayPayの公式ホームページにも記載されていますよ。
PayPayとPayPay銀行は以前から提携を結んでいて、双方の銀行口座を連携することが可能です。
PayPay銀行カードローンの融資時間や金利は以下のようになっています。
金利 | 1.59~18.0% | 限度額 | 1~50万円 |
審査時間 | 最短60分 | 融資時間 | 最短翌日 |
担保 | 不要 | 連帯保証人 | 不要 |
来店 | 不要 | WEB関係 | 〇 |
PayPayはミニアプリを経由して、簡単にカードローンの申し込みが出来るのがメリットですが、借入金をPayPayマネーとしてチャージするには、PayPay銀行の口座から送金が必要になります。
PayPayは借入金を自動的にPayPayマネーとしてチャージするサービスに対応していませんので、面倒に感じる人は他の借入方法を検討した方が良いかも?
PayPayユーザー限定で100日間の無利息特約期間適用も!
PayPayユーザーがPayPay銀行でお金を借りる場合、ミニアプリを経由して申し込むと特別に100日間の無利息特約期間が適用されます。
無利息特約期間って聞くとむずかしいですが、お金を借りていて利息が発生しないという素晴らしいサービスですよ。
PayPay銀行カードローンでお金を借りる場合の無利息期間は通常30日間ですが、PayPayユーザー向けに期間を70日間延長しています。
つまりPayPayユーザーなら、融資を受けてから100日間は利息が無料になるという事です。
無利息特約期間が終了する前に完済すると、返済額は借りた金額だけということで、無駄に支払うお金を抑えたい人に向いていますね。
また無利息期間終了後は、通常金利が適用されますよ。
借入金額毎に適用される金利は以下の様になっています。
借入金額 | 金利(年率) |
100万円未満 | 18.0% |
100万円以上150万円未満 | 15.0% |
150万円以上200万円未満 | 12.0% |
200万円以上250万円未満 | 10.0% |
250万円以上300万円未満 | 8.0% |
300万円以上400万円未満 | 6.5% |
400万円以上500万円未満 | 6.0% |
500万円以上600万円未満 | 5.5% |
600万円以上700万円未満 | 5.0% |
700万円以上800万円未満 | 4.0% |
800万円以上900万円未満 | 3.5% |
900万円以上1,000万円未満 | 3.0% |
1,000万円 | 1.59% |
借入金額に合わせて適用利率が決定していますが、PayPayで申し込めるのは限度額50万円までの小額ローンなので、適用されるのは最大金利である18.0%になります。
他の銀行カードローンでも最大金利は15.0%程度ですので、PayPay銀行は金利が高いと言えますね。
ですので、なるべくなら無利息期間中に返済を終わらせるようにしましょう。
毎月の返済額は3,000円からなので支払いの負担が少ない
PayPayを経由してPayPay銀行でお金を借りた場合の返済額は、毎月3,000円から設定されます。
返済月額は借入残高によって決定し、最大でも毎月10,000円程度なので、家計にそれほど影響はないでしょう。
ただし設定される返済月額は選択する返済方式の種類によって異なるので、予め確認しておきましょう。
返済方式毎の返済月額は以下のようになっています。
借入残高 | 残高スライド元利定額返済方式A | 残高スライド元利定額返済方式B |
10万円以下 | 3,000円 | 10,000円 |
10万円~30万円 | 6,000円 | 10,000円 |
30万円~50万円 | 10,000円 | 10,000円 |
残高スライド元利定額返済方式Aでは、家計に合わせて無理なく返済を続けられる返済月額が設定されます。
一方で、残高スライド元利定額返済方式Bは早く完済したい人向けに、返済額が多めに設定されています。
申し込みしてから最短で翌日に借入出来る!
PayPayでは申し込みから最短翌日に借入出来るのが特徴です。
PayPay銀行の口座を持っている人は素員差時間が短縮され、最短ルートで融資を受けられますよ。
大手銀行では融資までに2週間かかったりしますので、早くお金を借りたいならPayPayがオススメです!
それではPayPayアプリでの融資の申し込み方法や、審査基準などをご紹介します。
PayPayアプリでお金を借りる為の審査基準とは?
PayPayでお金を借りる為にはPayPay銀行の審査に通過する必要があります。
PayPayを経由しますが、実際はPayPay銀行から借りる訳ですし、そういった審査が必要になるんですね。
PayPay銀行でお金を借りる審査基準は以下の条件を満たしている必要があります。
- 申込時の年齢が20歳以上70歳未満の方
- 仕事をしていて安定した収入のある方
- PayPay銀行の普通預金口座を持っている方
- 一定の審査基準を満たし、PayPay銀行の指定する保証会社SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の保証が受けられる方
PayPay銀行の審査はそれほど厳しくないと言われています。
また銀行法で運営しているPayPay銀行は、貸金業法における総量規制の対象ではありません。
総量規制というのは年収の3分の1以上の貸付を禁止した法律ですが、PayPay銀行は金融庁の監視下にある銀行なので、総量規制の対象では無いんですね。
といっても、融資審査が適切に行われているか定期的に検査はされているようです。
また安定した収入があれば、パート・アルバイトでも借入ができますし、専業主婦でも配偶者が安定した収入を得ていれば、配偶者貸付を利用してお金を借りることも可能です。
配偶者貸付とは、配偶者と合算して年収の3分の1までなら借入出来る貸付の事です。
在籍確認に問題があると審査に通らない!
PayPayでお金を借りるとPayPay銀行から勤務先へ在籍確認の電話連絡があります。
申込者がきちんと働いているかを確認する作業ですが、ここで在籍が証明されないと融資を受けることが出来ません。
また会社に電話が来るので、会社の人にカードローンを利用しているとバレる可能性もありますので、注意してください。
信用情報に傷がある人は審査に通過できない!
PayPay銀行は全国銀行信用情報センターに照会し、利用者の信用情報を取得しています。
信用情報に傷があると審査で落とされ、PayPayアプリでお金を借りる事が出来なくなる可能性が高くなります。
例えば、携帯電話の支払いが遅れている、振込日を過ぎても支払っていないなどの情報があると、審査に通るのが難しいでしょう。
PayPayアプリでお金を借りる流れ!WEB上で全て完結でかんたん!
スマホ一つで簡単にお金を借りられるのがメリット!
店頭窓口や自動契約機などを利用しなくても自宅で簡単に申し込めますよ。
それではPayPayアプリでの申し込み方法をご紹介します。
1.PayPayアプリのTopページから「お金を借りる」を選択
PayPayアプリを開いて、トップページにある「お金を借りる」のミニアプリを選択してください。
ミニアプリをタップすると、PayPay銀行のページへ移動します。
その後、PayPay銀行の口座の有無を選択すると申し込みフォームが表示されます。
2.PayPay銀行の申し込みフォームに氏名や生年月日を入力
画面の指示に従い、氏名や生年月日を入力しましょう。
勤務先の電話番号や住所などの項目もありますので、間違えずに打ち込んでください。
3.本人確認書類の画送を送信
申し込みフォームの入力が完了したら、免許証や保険証などといった本人確認書類を提出します。
専用のカメラが起動するので、ブレないように撮影しましょう。
申し込みフォームに撮影した写真を添付し、送信するだけで提出が完了するので、とても便利です。
4.在籍確認
申し込みが完了すると、入力した勤務先宛に在籍確認の電話がかかってきます。
平日の9時~17時に申し込むと、申し込みから30分程度で在籍確認が行われるようなので、会社の人にバレたくない人は予め電話の前で待機して置くのが良いですよ。
5.仮審査
申し込みフォームの情報を元に仮審査が行われます。
仮審査の結果は最短60分後にメールで通知されますよ。
6.本審査
仮審査に通過した人は、続けて信用情報や年収をもとに本審査が行われます。
本審査の結果は、申し込みから最短翌日にメールで通知されるようです。
7.借入
本審査に通過すると融資が受けられるようになります。
新規で口座を開設した人はキャッシュカードが届くまで融資が受けられませんので、振込融資を希望しましょう。
キャッシュカードは最短2週間で届きますが、初回の1回のみは指定口座への振り込み融資に対応してくれます。
以上が審査から融資までの流れですが、WEB完結で誰にも見られないっていうのが良いですよね。
是非利用してくださいね。
借りたお金はPayPay残高にいつでもチャージして利用可能!
PayPay銀行に振り込まれたお金はいつでもPayPay残高にチャージする事が出来ます。
- PayPayアプリのホーム画面から「チャージ」をタップ
- チャージ方法に「銀行口座」を選択
- チャージしたい金額を入力
- 「チャージする」をタップすると即座にPayPay残高に反映
スマホから簡単に手続きできるので、ショッピングの直前にチャージして利用することも可能!
毎月の返済はPayPay銀行の口座自動振替で!
PayPayで借りたお金はPayPay銀行の口座から自動引き落としで返済します。
PayPay銀行以外の口座は指定出来ません℃絵、給与の振込口座に設定していない場合は返済日前に入金してくださいね。
また、返済日は自由に選ぶことができますよ。
まとめ
PayPayアプリを利用してお金を借りる方法をご紹介しました。
スマホ一つあれば簡単にお金を借りる事が出来るのはメリットですね。
しかしPayPayアプリは手軽にキャッシングできる為に借りすぎに注意が必要です。
無駄な出費は避け、計画的にご利用くださいね。