一般的に提供されているカードローンやフリーローンなどを利用していて詐欺に遭遇するというようなことはありません。
しかし、実際に借り入れをする際に詐欺に遭遇してしまったというような話を耳にすることは多いと思われます。詐欺に遭遇したと騒いでいる人の多くは自分の勘違いもしくは違法行為に加担してしまったために詐欺に遭遇してしまったというようなケースがほとんどとなっています。
こちらでは、キャッシングをしていて詐欺に遭遇してしまうケースとはどのような状況なのか、そして詐欺に遭遇した場合にはどのように対処すれば良いのかということについて詳しく紹介していきます。
借り入れ時に遭遇しやすい詐欺について
冒頭でも紹介したように、一般的な消費者金融や銀行のローンを利用している際の借り入れをする際に、詐欺に遭遇するというようなことはありません。
しかし、それでも詐欺に遭遇してしまうという場合には、必ず理由が存在しています。
その理由の多くは、正規の貸金業者を利用していないということが挙げられます。
正規の貸金業者というと、大手の消費者金融となっているアコムやアイフル、プロミスを始めとして、銀行ではSMBCグループのSMBCモビットや三菱UFJ銀行のバンクイック、みずほ銀行のみずほ銀行カードローンなどが挙げられます。
その他にも中小の消費者金融などでも貸金業としてキチンと登録をしている業者の場合は全てが正規の貸金業者ということになりますが、中には貸金業として登録をしていない非正規の貸金業者というものも存在しています。
その多くはヤミ金業者やとか悪徳貸金業者というように呼ばれることも多いですが、ヤミ金業者に限らず個人で貸金業を営んでいるケースもあります。
このような業者を利用した場合は、正規の業者ではないために貸金業法に則って業務を行っているということにならないために、詐欺に遭遇してしまうということも十分に考えられます。
どのような詐欺に遭遇してしまうことが多いのかというと、借り入れをする際に現金を借りる前に手数料や利息を徴収されてしまうというケースや、紹介料などが天引きされて貸し付けをされるというケースが挙げられます。
これらのケースは、どちらも違法行為となっていますので、詐欺に遭遇したというよりも騙されたという状況となります。
この他にも多額の融資を持ち掛けて、利息の前払いなどを装って搾取されてしまうケースもありますので、非正規の貸金業者には十分に気を付けなければいけません。
詐欺に遭遇しないように借り入れをする方法とは
借り入れの際に、詐欺に遭遇してしまうということがレアケースとなっていますので、一般的な利用をしている限り詐欺に遭遇するというようなことはありません。
しかし、詐欺に遭遇してしまいやすい状況というのはあります。
それは、大手の消費者金融や銀行が提供しているローン商品を利用することが出来なくなってしまった場合となっていて、このような状況になると視野狭窄の状態となってしまいますので、現金を借りることが出来るのなら何でも良いというような考えに陥ってしまいがちです。
このような状態の時に上記で紹介したヤミ金業者や悪徳貸金業者に騙されてしまうということになりますので、辛いときほど冷静にならなければいけません。
それでは、詐欺に遭遇してしまいやすい状況に陥ってしまった場合でも、詐欺に遭遇しないように借り入れをする方法について紹介していきます。
まずは現状の返済額をキチンと把握することが大切です。
現在の借金を一括で返済するような収入を得ることは難しいですが、返済を一時的に減らしたり遅らせたりすることは可能です。
一般的に安定した収入を得ることが出来る仕事をしている人で、どこのキャッシング会社からもローンを利用していないという場合は、問題なく借り入れをすることが出来るケースが多いです。
1箇所にまとめることによって、月々の返済回数が少なくなって、貸付金利も下がるために1回あたりの返済額も少なくなるということに繋がります。
みずほ銀行カードローンなら複数社からの借入をまとめることができます。
こうなると現在の収入でも上手くやり繰りすれば問題なく生活をすることが出来るようになるケースが多いです。
あまりにも借金が多すぎる状態でリストラや会社の倒産などによって収入を得る手段が無くなってしまったというような場合には、債務整理をするということを考えても良いかもしれません。
債務整理と聞くと自己破産を思い浮かべる人が多いですが、債務整理には自己破産だけではなく、自己再生や任意整理というような手続きをすることも可能になっていますので、現在の状況を変えずに債務の返済を続けるということも可能です。
このように、冷静になっていれば何らかの方法で現状を打開することは可能になっていますので、まずは自分の状況を冷静に見つめ直すことが大切です。
詐欺に遭遇した場合の対処法について
こちらでは、詐欺に遭遇してしまった場合の対処法について紹介していきます。と言っても、一般的な対処法と同じようになっていますので、それほど難しいことではありません。
詐欺に遭遇してしまった場合に頼るのは警察と弁護士の2点のみとなっていて、どちらか1点ではなく基本的には両方の手続きが必要となります。
まずは詐欺に遭遇したということを事件にしなければいけませんので、警察に行って事情を説明して手続きをします。
その後に支払ってしまった現金を取り返すための手続きをするために弁護士に相談をするというのが一般的な詐欺に遭遇した場合の手続きの流れとなっています。
犯人が間抜けだったらすぐに現金が返ってくるということになりますが、詐欺事件というのは立証が難しく、違法行為を証明することが出来た場合でも現金を取り戻すことが出来るのかということについては別問題となっていますので、その点に関しては注意しなければいけません。
下手をすると、警察や弁護士の手続きをするために使った時間と、弁護士費用や交通費などの費用を取り戻すことも出来なくなる恐れもありますので、その点については知っておいてください。
まとめ
いかがだったでしょうか?
借り入れを利用していて詐欺に遭遇するというようなことは通常では考えられません。
しかし、多重債務者になってしまうと考え方が極端に狭まってしまって、ヤミ金業者や非正規の貸金業者でも現金を借りることが出来るのなら何でも良いというような思考回路になってしまいがちです。
このように短絡的な思考になっている時こそ詐欺に遭遇してしまいやすい状況ということになりますので、追い詰められている時こそ冷静にならなければならないということを知っておいてください。
冷静になることが出来れば、現在の状況を好転させることは可能なので、まずは自分の状況をしっかりと理解することが大切です。
まずは冷静になって、それから必要な資金や返済計画などを整えることによって現在の状況を改善することが出来ます。