スマホで借入手続きから返済まで、LINEで完結するのがLINEポケットマネーです。
2019年にスタートして貸付実行額が200億円を突破している人気の個人向けローンですね。
20~30代の若い利用者が多く、使用方法も簡単で広まっています。
また、LINEポケットマネーはブラックの人も借入できると言われているのですが、その人の特徴はあるのでしょうか?
どんな人なら借りられるのか?
また、借入出来る理由も気になりますよね。
今回はLINEポケットマネーの詳細を詳しくご紹介しましょう。
記事の目次
LINEポケットマネーの凄さ!
LINEユーザーは一説によると2020年で8600万人いると言われています。
Twitterのユーザーは4500万人ですからその2倍はいると言うことですね。
っていうか日本の人口は1億2千万人だと思いますが、その中でもおじいちゃんと小学生以下の子供を除くほとんどがユーザーって事でしょうか?
LINEを運営しているのは多くのIT・webエンジニア関連企業を傘下にしているZホールディングスで満を持してLINEユーザー向けにお金の融資を始めたと言うことですね。
確かアコムの会員数が50万人ぐらいなので、そう考えるともの凄い数の利用者がいると言うことになります。
1円から300万円までLINEで借りる事が出来るっていうのも魅力ですよね。
またユーザー数が8600万人なので、例えば一人当たり平均100円借りた86億円の融資になり、1000円だったら860億円、1万円なら8600億円ですから!
アコムでは2000億円ぐらいの年間取引ってことなので、LINEが本気を出したらもの凄い利益を産み出しそうです。
それが作戦というか戦法なんでしょうが、裾野を広げてあとで回収するっていう方法なんでしょうね。
よく出来たビジネスモデルだと思いますよ。
信用ブラックでも借りられたという人の考えられる特徴
LINEポケットマネーはLINEを利用している人をターゲットにしていますが、それが8600万人ということで、その人達が融資の対象になります。
でもこの中の人達がみんな借入できるかどうかはわかりませんよね。
普通に考えれば信用ブラックの人がいるでしょうし、皆さんが借りられる訳ではないでしょう。
しかし、LINEでは色々な方法を使い、融資出来る人を増やしているようです。
顧客獲得のために審査基準を落としている
貸金業界で生き残って行くには、トップを狙うしかないということで、1位を狙うしかありません。
2位じゃだめなんです。
1位が総取りっていう考え方があるんでしょうね。
1位以外は負けみたいな事でしょう。だからこそ躍起になってLINEグループも頑張っているのだと思いますし、顧客獲得のために審査基準を落とすという考えにもなるんでしょう。
LINEポケットマネーは「みずほ銀行」「オリエントコーポレーション」の金融機関と提携していますが、みずほ銀行はカードをやってますし、オリエントコーポレーションはクレカで有名ですよね。
つまり過去の膨大な顧客データがあるということで、借入しても回収できるという判断なのでしょう。
小額融資はきちんと返してくれる
また今までのデータとしても10万円以下の融資の場合は、貸し倒れになる確率はかなり低く、こちらもお金が返ってくるということなんでしょうね。
もちろん、金額が少なければ少ないほど最後まできちんと返済してくれることになるようです。
だからこそ、LINEポケットマネーは1円から貸してくれるということなんですね。
少額融資を多数の客にっていうイメージで儲けようという魂胆です。
例えば、2次会に行きたいけど給料日前で金がないなあ、でもLINEポケットマネーで借りれば行けるかな?
そう思わせるのが手口
と言うことです。
間口は広く浅くっていうことで、あらゆる人にお金を貸してしまおうという算段ですね。
そのためにLINEポケットマネーは簡単にアプリからお金を借りられるようになっていますね。
LINEポケットマネーの3つの審査基準とは?
LINEポケットマネーはブラックでも借りられると言われていますが、それでも審査はしていますよ。
どんな審査をしているのか、ご紹介しましょう。
LINEが重視しているのは以下の3つです。
- 申し込める年齢は20歳~66歳まで
- 安定した収入が必要
- LINEPayに事前登録済みである
LINEポケットマネーは人気アプリのLINEを経由して利用出来ることから、審査が甘いと思っている人も多いでしょうね。
それでもLINEポケットマネーはれっきとした金融機関が審査を行っていて基準を満たさないと審査落ちしますので覚えておきましょう。
また、アプリで借りる方法の一つであるので、銀行ローンや消費者金融とは審査の基準が異なるのも特徴の一つです。
それではLINEポケットマネーの審査に通るための条件についてご紹介します。
LINEポケットマネーでお金を借りられるのは20歳~66歳まで
LINEポケットマネーには年齢制限があり、申し込めるのは20歳~66歳迄になっています。
大手消費者金融のアコムやアイフルでは20歳~69歳までの年齢制限なので、大手と比較してもLINEポケットマネーは年齢の幅を狭めているのがわかりますね。
LINEを利用している年代が20~30代中心であることや、大手消費者金融のように店舗ではなく、LINEアプリでしか手続きできないことから、年齢の上限を低めにしてると言えるでしょう。
下のボーダーラインは20歳からと大手消費者金融と一緒ですね。
LINEポケットマネーの申し込みには安定した継続収入が求められる
借入条件の一つとして安定した継続収入が求めれますが、ポイントは下記の3点になります。
- 無職の人は申し込めない(学生・専業主婦)
- 収入のバランスが悪いと落ちる(フリーランスなど)
- 非正規労働者・自営業で利用している人が多い
収入が求められるので、無職の人は申し込めません。
ここでいう無職とは専業主夫や学生の方が当てはまります。
またフリーランスのような収入のバーン素が悪い人も審査から弾かれる恐れがありますね。
一般的に安定した収入というのは、過去2~3ヶ月の給料額がほぼ同じであることとされています。
LINEポケットマネー利用者の職業は5割以上が会社員ですが、アルバイトやパート、契約社員などの非正規労働者、自営業などの人達も、それぞれ10%以上の比率でいますよ。
安定した収入が条件としていますが、無職で無い限り比較的借りやすいローンであるといえます。
LINEポケットマネーの利用前にLINEPayへ登録済みであること
LINEポケットマネーは、LINEアプリ上から申し込み・手続き・融資受取・返済までの一連の流れが完結できるサービスです。
しかしLINEPayを使用して融資や支払いを行うため、事前登録しておかないと始められません。
LINEPayを使用すれば、銀行やATMで引落としする手間が掛かりませんし、融資された額は直接LINEPay残高に振り込まれます。
また現金を借りたいときは、銀行で手数料220円(税込)を払えばすぐに引き出せますよ。
ちなみに、LINEポケットマネーの審査はどこで行っているのか知っていますか?
LINEポケットマネーを運営しているのはLINE株式会社のグループ傘下である「LINE Credit」ですが、さらに銀行大手の「みずほ銀行」と「株式会社オリエントコーポレーション」も共同出資していて、それぞれの経営ノウハウやシステム構築が使われています。
実際に顧客情報を審査して融資を決めるのは、保証業務を行う「オリエントコーポレーション」。
LINEポケットマネーは無証人・無担保ローンのため、代わりに保証を行ってくれます。
保証業務とは、お金をかした相手が万一払わなかった場合、代わりに弁償する仕組みです。
借り逃げされては困るため、お金をこの人に貸して帰ってくる保証があるのかをオリエントコーポレーションがチェックしていますね。
LINEポケットマネーの審査に通りやすくなるポイントは?
先程書いたとおり審査はオリエントコーポレーションが行っています。
通常、信託会社が借入できるかを判断する時、審査基準は低めに設定していると言われています。
その理由は薄利多売を経営方針にしているためです。
利益を第一としておらず、多くの新規顧客を取り込むために審査を甘く設定している傾向にありますね。
これはLINEポケットマネーにも当てはまり、そのため審査が甘いと言われています。
それでは、ブラックでも借入が出来る審査に通りやすくなる方法と、気をつけるべきポイントをご紹介しましょう。
LINEスコアの評価を良くしよう!
LINEポケットマネーは従来の金融機関の審査とLINEスコアの値の二つから、融資を行うかを判定する画期的なシステムを採用しています。
そのため事前にLINEスコアの登録が必要ですが、このLINEスコアは100~1000までの数値があり、収入や雇用体系、務めている会社の規模により変動します。
また、LINEサービスの使用頻度によってもスコアが上下するのが特徴ですね。
【LINEスコアをアップ出来るサービス】
- LINEPayの使用
- LINE家計簿の利用
- 広告サービスデータの収集
- LINEスコアの「ライフスタイル」15の質問に答えること
審査を突破するにはLINEスコアが最低210以上ないといけません。
スコアの値が高ければ高いほど、審査に受かりやすくなるので、日頃からLINEサービスを利用しましょうね。
LINEポケットマネーでの借入希望額を少なめにする
LINEポケットマネーでは初回に借りられるのは1円~100万円までです。
しかし100万円まで借りられるからといって、最初から50~100万円までを希望金額に入れてしまうと審査には通りづらくなります。
特にアルバイトやパートをしている学生、主婦などは収入面を考えると、最初は10万円以内に抑える方が無難ですね。
初回は借入額を抑えて、信用を作り、信用度を上げてから増やしていくようにしましょう。
LINEでお金を借りる前に他の金融機関での借金は返済しておこう!
通常ローンを組む場合は、個人信用情報機関の情報を確認されます。
他の金融機関で借りてないか、クレジットカードやローンを延滞していないかなどの情報をしらべますが、そのため金融機関で借入してるとすぐにバレてしまいます。
借りている金額が少なくても、複数のローン会社を使っていると返済能力が低いと判断されますよ。
注意するべきは携帯電話の支払いや、奨学金の返済などですね。
こちらも滞納としての記録が残るので、きちんと支払いをしておきましょう。
むやみに申し込みをするとブラックリストになる
むやみに申し込みをすると申し込みブラックと呼ばれます。
短期間の間に複数申し込むことですね。
信用情報には申し込み情報の項目も有り、いつどんな金融商品に申し込んだかが記録されます。
申し込み情報は半年で消えますが、申し込み情報があって契約情報がないことは一目瞭然ですので、審査に落ちた場合は分かっちゃいますよね。
まあ、半年以内にクレカやカードローンに申し込んで審査に落ちた人は注意した方が良いでしょう。
最初の申し込みから半年間空けてから申し込むのがいいですよ。
まとめ
LINEポケットマネーについてご紹介しました。
スマホ上で申し込み手続き、返済まで行えるという手軽さが受けて、利用率が高いですよね。
またブラックでも借入出来るという噂もありますが、こちらは間口を広げるために審査を甘くしてるといいう情報もありますよ。
ブラックでも小額の借入ならOKの場合も多いようなので、申し込みしてみるのもオススメです。
LINEサービスを良く利用している人は審査に通りやすかったりするので、積極的にLINEスコアを上げる努力をしましょう。
LINEPayを利用したり、LINE家計簿などを利用するなどがオススメ!
他には、申し込みブラックというのもあるので、クレジットカードやカードローンにむやみに申し込む事は避け、半年に1回ほどに絞って利用するのがお得です。
LINEを利用する人にはオススメのサービスなので、是非利用して欲しいですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。