LINEポケットマネーって何?
LINEといえばコミュニケーションアプリって感じですが、他にもお金も貸してくれるのかな?
いつの間にそんなサービスも始めたんだろう?
LINEでお金を借りるとなると簡単に審査も通るのかな?
そんなLINEポケットマネーについてご紹介しましょう。
記事の目次
LINEポケットマネーとは?
まず最初にLINEポケットマネーについて知りましょう。
2018年11月27日、LINEが個人向け無担保ローンサービスであるLINEポケットマネーを開始すると発表!
2019年8月29日からサービスが開始されていますよ。
LINEポケットマネーは金融機関のカードローンとは異なり、審査にLINEスコアというAI(人工知能)の信用スコアを使うのが特徴ですね。
従来のような数字だけの審査だけでなく、LINEアプリを通じた行動も基準の一つで、今まで審査にとらなかった人も借りられるかも?
でも、信用スコアを導入したLINEポケットマネーの審査は厳しいのかもしれませんよね。
企画や運営やLINEのグループ会社であるLINE Credit株式会社が行っています。
LINE Credit株式会社は、みずほ銀行とオリエントコーポレーション、LINE Financial株式会社の3社が協同出資して2018年5月に設立された新しい会社ですよ。
出資比率に関しては、LINE Financial株式会社の公式ホームページにも詳細が記載されています。
AIスコアを使って審査をする個人向けローンサービスということですが、AIスコアを使っているというのが特徴ですね。
なによりもソーシャルネットワークサービスのLINEでお金が借りられるっていうのが凄いです!
LINEポケットマネーの申し込み手順
それではLINEポケットマネーでの申し込み手順をご紹介しましょう。
以下の物を予め用意しておく必要がありますよ。
- LINEに登録
- LINEスコアやLINE Payに登録する事
- ライフスタイルの⑮の質問に答える
- LINE Payで本人確認して、アカウントをLINE Moneyにすること
このような内容を行っていないと審査申し込みに進めません。
空いた時間に予めしておくとスムーズに申し込めますよ。
これらの作業を終えてLINEアプリを開き、いよいよ申し込みになります。
審査の申し込み方法は以下の手順が必要になるので、ご紹介しましょう。
- LINEアプリを起動
- ウォレットページの「ウォレットタブ」をタップ
- 「ポケットマネー」をタップ
- LINEポケットマネーへの申し込みを進める
- 本人確認書類をスマホで撮影・アップロード
- 必要書類情報を記入
- 審査
- LINEポケットマネーの利用開始
LINEアプリだけで手軽に申し込みが出来るのが素敵。
申し込みに必要な書類は本人が確認出来るものですね。
運転免許証・運転経歴証明書・パスポート・マイナンバーカードなどのなかから1点を提出しましょう。
申し込み内容に不備がなかれば、審査が行われ、審査結果はLINE公式アカウントから、LINEのトーク画面で通知されます。
「利用を開始する」を選択すると、LINEPay残高に振り込まれます。
気をつけて欲しいのは、本人確認書類の撮影や自撮りの時に、きちんと写真が撮れているか確認しておく必要があること。
実際にこの行程で失敗して審査に進めない人が多くいる用です。
上手くいかない方は、LINEPayの公式ブログで正しい写真撮影の仕方が解説されているので、参考にしましょう。
LINEポケットマネーの審査基準は?
LINEポケットマネーで重視すべき審査基準は3つ有ります。
- 申し込める年齢は20~66歳まで
- 安定した収入が必要
- LINEPayに事前登録済みである
LINEポケットマネーは人気アプリのLINEを経由して利用出来るので、審査が甘いと思っている人もいるでしょう。
しかしLINEポケットマネーはれっきとした金融機関が審査を行っていて、基準を満たさないと審査落ちしてしまいます。
またアプリで借りる方法のひとつであるため、銀行ローンや消費者金融とは審査の基準が異なるのも特徴の一つですね。
LINEポケットマネーの審査に通る為の条件について、ご紹介しましょう。
LINEポケットマネーでお金を借りられるのは20歳から66歳まで
LINEポケットマネーには年齢制限があります。
申し込めるのは20歳から66歳までですよ。
大手消費者金融のアコムの審査やアイフルの審査では20歳~69歳までの年齢制限を設けていますが、大手と比較するとLINEポケットマネーは年齢の幅を狭めているのがわかりますね。
LINEを利用している年代が20~30台中心と若者が多いことや、大手消費者金融のように店舗ではなくLINEアプリでしか手続出来ない事などから、年齢の上限を低めにしているのでしょう。
一方、下のボーダーラインは20歳からになっています。
未成年にお金を貸す場合は、保護者の同意がないと契約が無効になり、金融側はお金を回収出来ません。
18歳から借りられる金融もありますが、貸し倒れリスクを抑えるために、LINEポケットマネーでは20歳に設定されていると考えられます。
LINEポケットマネーの申し込みには安定した継続収入が求められる
借入条件の1つとして安定した継続収入が求められます。
ポイントは以下の3つですよ。
- 無職の人はもう締めない(学生や専業主婦)
- 収入のバランスが悪いと落ちる(フリーランスなど)
- 非正規労働者・自営業で利用している人が多い
収入が求められるので、無職の人は申し込む事が出来ません。
ここでいう無職とは戦勝主夫や学生の人があてはまります。
さらにフリーランスのような収入のバランスが悪い人も審査から弾かれる可能性もありますね。
一般的に安定した収入とは過去2~3ヶ月の給料額がほぼ同じであることとされています。
LINEポケットマネー利用者の職業は5割以上が会社員ですが、アルバイトやパート、契約社員などの非正規労働者、自営業の人達もそれぞれ10%以上の比率でいますよ。
安定した収入が条件とされていますが、無職でないかぎり比較的借りやすいローンといえるでしょう。
ポケットマネーの利用前にLINEPayへ登録済みであること
LINEポケットマネーは、LINEアプリから申し込み・手続・融資受取・返済までの一連の流れが完結出来るサービスです。
しかし、LINEPayを使用して融資や支払いを行う為、事前登録をしておかなければ始めることはできません。
LINEPayを使用すれば、銀行やATM(コンビニ)で引き落としする手間がかかりませんので大きなメリットですね。
融資された額は直接LINEPay残高に振り込まれます。
また現金を借りたいときは、銀行で手数料220円(税込)を払えばすぐに引き出せますよ。
LINEポケットマネーの審査はどこが行ってるの?
LINEポケットマネーを運営しているのはLINE株式会社のグループ傘下である「LINECredit」です。
さらに銀行大手の「みずほ銀行」と、オリコカードでおなじみの信託会社「株式会社オリエントコーポレーション」も共同出資していて、それぞれの経営ノウハウやシステム構築が使われています。
実際に顧客情報を審査して融資を決めるのは、保証業務を行うオリエントコーポレーションになります。
LINEポケットマネーは無証人・無担保ローンのため、代わりに保証を行ってくれています。
保証業務とは、お金を貸した相手が万が一払わなかった場合、代わりに弁償する仕組みのこと。
借り逃げされてはこまる為、お金をこの人に貸して返ってくる保証があるのかをオリエントコーポレーションがチュックしています。
審査の際はLINEスコアも利用される
前述したようにオリエントコーポレーションが審査するというのは、分かりますが、LINEポケットマネーではLINEスコアも審査に利用されるのが特徴です。
ではLINEスコアとは一体なんでしょうか?
詳しくご紹介しましょう。
LINEスコアとは
LINEスコアとは、利用自身の年収や職業情報、家族構成、その他さまざまな項目によって100~1000までのスコアを算出し、ユーザーの信頼度をスコア可するためのスコアリングサービスです。
スコアリングサービスとは、これまでの個人の信用度は、クレジットカードやローンを組んだ際に登録される信用情報機関に保管されていたため、ブラックボックス状態でしたが、スコアリングサービスを提供することで、個人単位で信頼度を確認出来るということ。
LINEスコアの評価を良くしておく
LINEポケットマネーは従来の金融機関の審査とLINEスコアの値の2つから、融資を行うかを判定する画期的システムです。
そのため事前にLINEスコアの登録が必要になります。
LINEスコアは100~1000までの数値があり、収入や雇用体系、務めている会社の規模により変動します。
またLINEサービスの使用頻度によりスコアが上下するんですね。
LINEが発表しているスコアが上がりやすくなるサービスは以下のようなものですよ。
【LINEスコアをアップ出来るサービス】
- LINEPayの使用
- LINE家計簿の利用
- 広告サービスデータの収集
- LINEスコアの「ライフスタイル」15の質問に答えること。
審査を突破するためにはLINEスコアが最低210以上ないといけません。
スコアの値が高ければ高いほど、審査に受かりやすくなるため、上記のようなLINEサービスを日頃から使用していきましょう。
融資までにどれくらいの時間がかかるの?
手続などはLINEアプリで出来るため比較的楽な印象を持つ、LINEポケットマネーですが、審査にはどれくらいの時間がかかるのでしょうか?
早くお金を借りたい人にとっては、審査時間も気になる所でしょう。
ということでご紹介します。
LINEポケットマネーは意外と審査時間が長い!?
大手消費者金融では即日融資などもありますが、LINEポケットマネーはそれ以上かかることも多いようです。
どんな理由が有るのかというと・・・
- 申し込みが混雑している時期に申し込んだ
- 審査回答時間外に申し込んだ
- 在籍確認が取れていない
- 同時に複数のカードローンを申し込んだ
それでは細かくご紹介しましょう。
①申し込みが混雑している時期に申し込んだ
年末年始やゴールデンウィークなどの大型連休の時に申し込んだとすると、他にも同じような時期に申し込んだ人も多いので、審査に時間がかかることが考えられます。
申し込みが殺到しそうな時期は避けて申し込むのがベストですね。
また、早めに申し込んで起きましょう。
②審査回答時間外に申し込んだ
LINEポケットマネーの審査時間は24時間受け付けては射ますが、個人信用情報機関を利用出来る時間が8時~22時と決まっています。
この時間外に申し込みをすると審査開始が翌日以降になりますので、注意しましょう。
また土日祝日に申し込むと審査開始までに数日かかってしまうので、平日の対応時間に申し込みをしましょう。
③在籍確認が取れていない
LINEポケットマネーの審査には「在籍確認」が必要な場合があります。
在籍確認とは「申込者が申告通りの務め先に所属しているのか?」を電話で調査する作業です。
なので、申込時に申告した勤め先にLINEポケットマネーから電話があります。
これがスムーズに進めば良いですが、勤務先が休業日や電話が取れない状態だと審査を進められずに時間がかかってしまいますね。
④同時に複数のカードローンを申し込んだ
LINEポケットマネー以外にも他に複数のカードローンを申し込んだ場合は、「申し込みブラック」という状態で審査でネガティブな評価つくことがありますね。
そのことにより審査に時間がかかる可能性がありますので、申し込みをするのはLINEポケットマネーだけにしましょう。
LINEポケットマネーを利用する際の注意点は?
LINEポケットマネーを利用する際の注意点をご紹介しましょう。
- LINEスコアが201点未満の場合は申し込みができない
- LINEスコアが高くても信用情報に傷があれば審査に通らない
- 審査が最長で1週間以上かかる場合もある
- 仮条件と本審査時と違う可能性がある
LINEポケットマネーはLINEスコアを審査に利用するという特徴があり、そのためLINEスコアが201点以上無ければいけません。
これは他の消費者金融などとは違うポイントですね。
またLINEからの質問に回答すると、LINEポケットマネー利用時の仮条件が表示されますが、これが本審査を受けると条件が変わることがあります。
そして、審査ですが、申し込みの条件や混雑状態により即日審査出来ない事もあるので注意しましょう。
まとめ
LINEポケットマネーについてご紹介ししました。
スマホで申し込みから借入まで出来るのは非常に魅力ですよね。
即日融資などは難しいかもしれませんが、手軽にお金が借りられるサービスとして広がっていくのではないでしょうか?
今後もより良いサービスになる事を期待しましょう。