今回はメルペイでの申し込み方法や、審査が甘いという噂の検証、そしてメルペイスマート払いが危険という噂についてもご紹介しますよ。
2021年8月3日に開始されたのが「メルペイスマートマネー」ですが、どういったサービスなのかも気になりますよね。
メルペイの申し込み方法やメルペイスマート払いの詳細などまとめてご紹介しましょう。
記事の目次
メルペイスマートマネーとは？
メルペイスマートマネーは、フリマアプリで有名なメルカリが2021年8月3日からサービスを開始した小額融資のサービスになります。
申し込みから融資までメルカリのアプリで全て完結しますよ。
メルカリでは「メルペイスマート払い」がありましたが、それが進化した新しい金融サービスですね。
メルカリは貸金業者登録済みであり、金融庁が指定する貸金業法に遵守して貸付サービスを展開してますから、安心して利用できます。
【メルペイスマートマネーの貸し付け条件】
| 利用対象年齢 | 20歳～70歳 |
| 借入限度額 | 20万円 |
| 金利 | 年3.0％～15.0％ |
| 無担保・無保証人 | ◎ |
| 遅延損害金 | 年20.0％ |
| 返済方法 | 銀行口座からの自動引落し
※11日、16日、26日の3日から選択 ※メルカリの売り上げ金やポイントで返済も可能 |
| 審査時間 | 最短即日 |
| 融資スピード | メルペイ残高反映：リアルタイム
銀行口座振り込み：申請から1～3日後 |
| 在籍確認 | なし |
| 無利息期間 | 有り |
| 郵送物 | あり |
| スマホATM取引 | なし |
メルペイスマートマネーの金利は最大年15.0％と、銀行のカードローンと同等の金利が設定されていますよ。
大手消費者金融や他のスマホ決済アプリの貸付サービスは上限金利が平均年18。0％なので、メルペイスマートマネーの方がお得に利用出来るといえます。
他社よりも上限金利は低い！低金利で融資を受けられるのがメリット！
普通は初めて借入を利用する人は上限金利が適用されます。
極力金利を抑えたい人は、上限金利が少しでも低い所から融資を受けた方がいいですよね。
メルペイスマートマネーは上限金利が15％と他社よりも低く設定されているのが強みです。
例えば、他のスマホ決済アプリの貸付サービスであるLINEポケットマネーやPayPay銀行カードローンの上限金利は18.0％になっています。
大手消費者金融の中で金利が低いプロミスでも、上限金利は17.8％なので、金利で選ぶならメルペイスマートマネーをオススメしますよ。
例えば、借入先から10万円を借りた場合の計算をした場合を下記に示しました。
| 借入先 | 適用金利 | 1日の利息 | 30日の利息 | 90日の利息 | 180日の利息 | 1年の利息 |
| メルペイスマートマネー | 年15.0％ | 41円 | 1,233円 | 3,699円 | 7,397円 | 15,000円 |
| プロミス | 年17.8％ | 49円 | 1,463円 | 4,389円 | 8,778円 | 17,800円 |
| LINEポケットマネー・PayPay銀行カードローンなど | 年18.0％ | 49円 | 1,479円 | 4,438円 | 8,877円 | 18,000円 |
10万円の借入の場合、メルペイスマートマネーであれば、1年間を通して18.0の適用金利に対して、約3,000円お得になります。
上記よりも返済期間が長かったり、借入額が大きかったりする場合は、さらに差が開くことは間違い無いでよね。
金利は安いところでというのがオススメですよ。
融資上限額は20万円！審査通過後にメルペイ残高に入金される！
メルペイスマートマネーで借りられるのは20万円と小額になります。
融資上限額が低い理由は、あくまで生活費や学習、スキルアップなどを支援することを目的としている場合が多いので、スタートしたばかりのサービスであることを関係しているでしょう。
ただし、少額融資だからといって、融資希望者全員が満額の20万円を借りられるわけではありません。
メルペイスマートマネーの利用上限額は、メルカリやメルペイの利用実績によって決まるということ。
メルカリやメルペイを頻繁に利用してる人は、信頼度が高いので、初めての借入でも満額の20万円を借りられる可能性が高いですよ。
逆にメルカリを全然利用していないって人はいきなり満額（20万円）を借り入れるのが難しいでしょう。
また、メルペイスマートマネーは借入の都度、審査が行われるので、利用しながら徐々に信頼度を上げていくことで限度枠が大きくなる可能性もありますね。
メルペイスマートマネーで借りたお金がメルペイ残高に反映される！
メルペイスマートマネーに申し込んだ後審査に通過すれば、希望した分の金額がエルペイ残高に反映されますよ。
【チャージされたメルペイ残高の利用方法】
- メルカリアプリ内で利用する
- メルペイ加盟店（iD決済、メルペイコード決済に対応のお店）で利用する
- メルペイ決済できる一部のネットショップで利用する
- メルカリアプリ内のおくる・もらうで利用する
- 銀行口座振り込み後出金する（現金化）
ただし、スマホATM取引で融資は受けられませんので、注意しましょう。
スマホATM取引というのは、スマホ一つでセブン銀行ATMやローソン銀行ATMでいつでも借入金を受けられるサービスです。
スマホATM取引はローンカード不要で、原則いつでも融資を受けられます。
大変便利なサービスですが、メルペイスマートマネーは対応していませんので、スマホATM取引でいつでも融資をうけられるようにしたい人は、別の方法で借入ましょう。
メルペイスマートマネーの申し込み方法は？注意点も紹介！
メルペイスマートマネーの申し込みは、メルカリアプリ内で完結するのでとっても簡単。
さらに以前からメルカリアプリを利用してるなら、より簡単に申し込めますよ。
以下で、メルペイスマートマネーの申し込み方法や注意点について詳しくご紹介しましょう。
※追記 2021年10月よりメルペイスマートマネーの申し込みは停止！
新規申し込み、追加借入の申し込みすべてを停止しています。
もしかしたらサービス提供に不具合があった可能性もあり、再開はそれらが修正され問題無く多くのお客様に満足出来る状態になったら再開するのでしょう。
再開はまもなくだと思いますが、再開してすぐに申し込めるようにご案内しておきますね。
メルペイスマートマネーの申し込み方法は？
メルペイスマートマネーの申し込みは以下の手順で行います。
なお、以前からメルカリを利用している人で、すでに本人確認や銀行口座を登録している人は、手順4の手続きのみで利用できますよ。
手順1：メルカリアプリのダウンロード
まずは、メルカリアプリをダウンロードして、メルカリアプリを利用出来るようにしましょう。
- メルカリアプリをダウンロード
- メールアドレス・パスワード・ニックネームを設定
- 名前・生年月日・電話番号を入力
- 認証番号が送信される
- 認証番号を入力
メルカリアプリをダウンロードしないことには始められません。
情報は間違えずにきちんと入力しましょうね。
手順2：アプリでかんたん本人確認！
メルカリアプリをダウンロードしたあとは、アプリでかんたん本人確認を行いましょう。
自分の顔と本人確認書類の写真、動画を撮影すると本人確認が行われます。
本人確認書類として提出出来る書類は、以下のものですよ。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 在留カード
- 日本国パスポート
本人確認書類はスマホのカメラを利用して提出しますが、提出写真はアプリの指示に従い、鮮明に撮影するようにしましょう。
本人確認は順次対応していることもあり、数日～数週間かかることもありますので、早めにしましょうね。
※マイナンバーカードを所持、電子証明の申請をしている人なら、待ち時間なしですぐに本人確認ができます。
手順3：銀行口座の登録
本人確認が済んだら銀行口座を登録しましょう。
口座番号や支店コード、暗証番号などを入力するだけで簡単に登録できます。
このときに、登録する銀行口座が、メルペイスマートマネー返済時の自動引落し用口座になります。
手順4：メルペイスマートマネーの申し込み
銀行口座を登録したら、メルペイスマートマネーの申し込み手続きを行いましょう。
マイページ内の「メルペイスマートマネー」をタップし、「申し込みを始める」を選択。
申し込みの手順は以下の通りになります。
- 申し込み情報をすべて入力する
- 借入額と月々の返済額を入力する
- 表示されたシミュレーション結果を確認する
- 申し込み内容と電磁交付規約を確認する
- 契約の詳細とメルペイスマートマネー利用規約、メルペイスマートマネープライバシーポリシーを確認し「同意して借入を申し込む」をタップする
- 「ただいま審査中です」と表示されれば完了
メルペイスマートマネーが反映されていない場合は、メルカリアプリ外から申し込もう！
メルペイスマートマネーは上記のような手順をふめば、誰でも申し込めますが、稀にメルカリアプリの画面（マイページ内）にメルペイスマートマネーが反映されていない場合があります。
問い合わせたところ、メルペイスマートマネーは順次公開しているので、反映されるまで時間がかかるということなので、Webからの申し込みをオススメします。
メルペイスマートマネーの審査は甘い？他社とは異なる審査方法とは？
メルペイスマートマネーは、他社とは異なる方法で審査をおこなっているようです。
一般的な貸金業者は年齢や年収、勤続年数や預貯金などの属性情報から借入限度額や金利を決めますが、メルペイスマートマネーは、メルペイ月一払いや、メルペイスマート払い、メルカリやメルペイの利用状況や、行動実績をAIが審査するということです。
年収などは考慮せずに、メルカリやメルペイの利用状況を元に審査を行うので、メルカリアプリをよく利用している人にとっては審査は甘いと言えるでしょう。
| 融資限度額 | メルカリの利用状況 |
| 上がる場合 | これまで多くの取引をしている
今後もサービスを利用してくれる可能性が高く、返済能力があると判断される |
| 下がる場合 | あまり利用していない場合は、返済能力があるかないかの判断が難しい |
このように、メルカリやメルペイの利用状況を審査に取り入れているので、他社で審査に通らない人でもメルペイスマートマネーなら借入出来る可能性もあります。
メルペイスマートマネーがこの審査方法を採用するようになったのは、2021年4月から改正割賦販売法が施行されたからですが、これはいわゆるAIやビックデータをつかった与信審査が行えるようになったということ。
そのため、メルペイスマートマネーで融資を受ける際には、メルカリやメルペイの利用状況が重要になるんですね。
ただ、メルカリユーザーなら誰でも審査に通るということではありませんよ。
メルカリユーザーでも審査に落ちることがある！
メルペイスマートマネーは、メルカリやメルペイの利用状況から上限額や金利の審査をするため、メルカリユーザーはメルカリ初心者よりも審査に通りやすいといえます。
しかし、メルカリのヘビーユーザーでも以下のような人は、審査に落ちる可能性があります。
- すでに数社から借入してる人
- 年収3分の1以上を他社から借入してる人
- 返済の滞納がある人
- 既に他社で審査落ちしている人
- 過去5年以内に債務整理をしている人
- 過去10年以内に自己破産している人
メルペイスマートマネーは、メルカリやメルペイの利用状況だけでなく、信用情報機関の情報もあわせて審査をしています。
信用情報機関には他社からの借入状況の他、過去の滞納情報（事故歴）屋債務整理の情報が登録されている場合は、審査通過は難しいと言えるでしょう。
メルカリユーザーは金利が大幅に下がる可能性が高い！その条件とは？
大手消費者金融や銀行カードローンの場合は、年収や勤続年数などの属性情報によって借入限度額や金利が決まります。
しかしメルペイスマートマネーは、メルカリやメルペイの利用状況によって借入上限額や金利が決まるとのが特徴ですね。
そのため、メルカリを普段から利用している人なら、初めての融資でも金利は大幅に下がる可能性がありますよ。
実際にメルカリを何度か利用している人が、借入のシミュレーションをしたところ、適用金利は年11.2％だったという事もあり、かなり優遇されているのがわかります。
この金利であれば、低金利で知られる銀行カードローンよりも金利条件が良い事になるので、メルペイスマートマネーで融資を受けた方がお得ですね。
ただ、メルカリユーザーだからといって、必ず金利が下がるわけでもありません。
はっきりとした条件は公表されていませんが、以下に該当する方は金利が優遇されると公式HPに記載されています。
- 出品をたくさんしている
- メルカリの取引がしっかりと完了している
- 後払いなどの利用諒を期日通りに支払っている
- 購入者から高評価をえている
メルカリユーザーで金利が下がる可能性が高い人は、あくまで高評価を得ていたり、支払いがきちんと行われていたりと優良なユーザーに限られます。
逆にメルカリで低評価が多い、メルペイの支払いの滞納履歴がある人は審査が不利になると考えておきましょう。
メルペイスマートマネーの危険性とは？
メルペイスマートマネーはとても簡単にメルカリのアプリだけで手続きがすみ、借入も簡単であることから安易にお金を借りられてしまうのが危険ですね。
本当にお金に困っていて借りるのならいいですが、特に困ってもいないのに借入してしまうと、無駄にお金を払うことになりますよ。
メルペイスマートマネーは「定額払い」ということになり、いわゆる「リボ払い」といっしょなので、利息がかかるという事です。
返済が長期化、高額化するとその分、手数料が膨らむので注意が必要ですよ。
利息を払い続けるのはバカバカしいですし、返せるときに多めに返済して、長期化させないというのも有りです。
簡単に申し込めるからこそ、計画的に考えて利用しましょう。
まとめ
メルペイスマートマネーの申し込み方法や、審査の方法、危険性などをご紹介しました。
メルカリアプリをよく利用している人なら、低金利で借入出来る可能性もあり、魅力的なサービスですね。
また簡単に申し込めるが故に、簡単に借入してしまうと利息が膨らんでいきますのでご利用は計画的にしましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。