LINEのポケットマネーってなに?
LINEはめちゃ有名ですけど、そこでお金も借りられるの?
しかもブラックでも借りれるって本当なら凄いけど・・・。
他にも未成年者でも審査に通るなんて噂もあるみたい。
今回はそんなLINEポケットマネーについて徹底紹介していきましょう。
記事の目次
LINEポケットマネーでお金を借りれるの?
LINEで利用をしている人ならお金を借りられる消費者金融のようなサービスが、LINEポケットマネーになります。
厳密に言うとLINEの運営会社が消費者金融をやってるのではなく、グループ会社のLINECredit株式会社というか医者がお金を貸しているということ。
お金を貸すには貸金業の資格が必要ですからね。
他にも貸金業務取扱主任者とかも必要になってきます。
また会社名がLINECredit株式会社ですが、今の所クレジットカードなどは発行していません。
将来どうなるのあは分かりませんけどね。
そのLINECredit株式会社が設立されたのが、2018年5月1日で、設立に携わった企業はみずほ銀行です。
みずほ銀行はヤフーと提携したJ.Scoreもありますし、色々と幅広くやってる銀行と言えますね。
資金面の供給については、みずほ銀行が全面的にバックアップということでしょう。
お金については問題ないということですね。
しかし、お金が有ればいいと言うことでもありませんけど、審査についてオリエントコーポレーションがバックアップしているのも特徴です。
オートローンやクレジットカードで有名なオリコですよね。
審査自体の委託は出来ない事になっているので、おそらくコンピューターに自動審査システムというのを提供しているのだと思います。
そのシステムがあれば「どの人にお金を貸して良いのか?」「貸してはいけないのか?」の判断が簡単にできますからね。
ま、簡単に言うと大手消費者金融のアコムやアイフル、プロミスなどと代わりは無いと言うことです。
親会社がソフトバンクですし、安心してお金を借りることが出来るでしょう。
それがLINEから手続き出来るっていう手軽さが魅力ですね。
LINEポケットマネーはブラックリストでも借りられるのか?
LINEでお金が借りられると思うと、なんか審査が甘いのかな?
なんて勝手に想像しちゃいますけど、実際はどうなんでしょうか?
調べてみましたが、LINEポケットマネーといえども、多重債務者や信用情報が傷ついているブラックリストの人には融資を行いません。
「LINEポケットマネーは審査が甘い」と言われていますが、それは行政処分を受けたことにより改善されている可能性が非常に高いですね。
ブラックリストの人が借りられない理由は?
それでは、ブラックリストの人が何故LINEポケットマネーから融資を受けづらいのかをご紹介しましょう。
主に4つのポイントがありますよ。
- LINECredit株式会社が正規の貸金業者
- 信用情報機関JICCの加盟会員
- みずほ銀行・オリコが有する与信ノウハウ
- 行政処分を受け運営体制を整えた
それぞれ詳しくご紹介しましょう
1.LINECredit株式会社が正規の貸金業者という事
下の表は新型コロナウイルス感染症生活資金サポートの公式ページなどを参考に作成した会社概要です。
ここから分かるとおり、LINEポケットマネーは、金融庁や東京都に認められた貸金業者であり、日本貸金業協会の会員になります。
車名 | LINECredit株式会社 |
登録番号 | 東京都知事(1)第31721号 |
日本貸金業協会会員番号 | 第006067号 |
所在地 | 東京都品川区西品川1-1-1住友不動産大崎ガーデンタワー21・22F |
事業内容 | 個人向けスコアリング・個人向け無担保ローンサービスの提供・運営 |
この登録番号を、金融庁の登録貸金業者情報検索サービスで検索すると、LINEポケットマネーの運営元であるLINECredit株式会社が登録されていることが分かりますよ。
正規の貸金業者は必ず許可が必要ですし、法律などを遵守しなければ運営出来ません。
そして貸金業者として認められたと言うことは、「LINEポケットマネーは総量規制の対象(年収の3分の1までしか借りられない)」ということになるので、度を超えた多重債務者のようなブラックリストの人には融資を行えません。
2.信用情報機関JICCの加盟会員
ローン商品を取り扱う貸金業者や銀行などの金融機関は、信用上期間に登録しています。
主に「CIC」「JICC」「KSC」のいずれかに加盟をしますが、LINECredit株式会社は「JICC」の加盟会員になっていますね。
金融機関がもっとも加盟しているCICの加盟会員になっていないことから「審査が甘いんじゃないの?」ともいわれていましたが、JICCに加盟している以上は信用情報の商号を行っていますし、信用情報が傷ついているブラックリストの人に融資を行う可能性は極めて低いでしょう。
3.みずほ銀行・オリコが有する与信ノウハウ
LINEポケットマネーを運営するLINECredit株式会社は「LINE Financial」を筆頭に、「みずほ銀行」「オリコ」が出資しています。
与信ノウハウは経験豊富な、みずほ銀行とオリコが提供しているので、ブラックリストの人は審査に通ることが厳しいでしょう。
LINEポケットマネーの利用規約(スマートフォンで閲覧可能)を見る限り、明記はされていませんが、提携しているかいしゃと情報を共有していた場合、社内情報に注意しなければいけません。
社内情報とはその会社が独自に有する情報の事です。
例えば滞納や債務整理などの情報は5年で信用情報機関から抹消されますが、滞納された会社には半永久的に情報を保有していると考えられます。
この独自の情報によって審査に落とされる可能性もありますよ。
つまり、LINEポケットマネーでお金を借りる場合、みずほ銀行とオリコ、それらに関連する金融機関・金融商品でトラブルを起こした人は要注意ということです!
4.行政処分を受け、運営体制を整えた
LINECredit株式会社は、LINEポケットマネーにおいて2020年1月21日に東京都から業務改善命令の行政処分を受けました。
これは、システムの不具合により発生してしまった事ですが、「過剰貸付等の禁止違反」「返済能力の調査義務違反」などが要因です。
どう言うことかと言うと、「一部の利用者が過剰にお金を借りた」と言うことですね。
この行政処分を受けたことにより、再発防止に励んでいます。
なので、以前よりも審査は厳しくなったと言えるでしょう。
ということで、結論はブラックの人は借りるのは難しいと言うことです!
でも、LINEポケットマネーには他の消費者金融にはない審査システムもあるので、そちらもご紹介しましょう。
LINEポケットマネーに重要なLINEスコアとは?
LINEスコアはLINEユーザー向けに発信されているサービスです。
利用者の年収・職業・家族構成・物事の考え方など、様々な方法を100~1000までのスコアを算出し、その人の信用度合いを数値化するスコアリングサービスですね。
LINEポケットマネーにおいて、スコアはとても重要な必須項目ですよ。
これまでの個人の信用度を見るときは「お金にまつわること」を調査していました。
年収がいくらか?借金はあるのか?などですね。
しかしお金が有る人は信用力があるというと、実際はそういうこともなく、本当の信用度をチェックするためには「物事やお金に対する考え方」そして、「学歴や仕事への取り組み姿勢」などを、ある程度数値化することが求められてきました。
それが「スコアリングサービス」で別名「格付けスコア」「信用スコア」ともいわれています。
スコアリングサービスで付けられた点数は、金融や生活支援など様々な企業サービスに利用されますよ。
スコアが高い利用者は点数が低い人よりも多くのメリットが受けられるようになっています。
LINEポケットマネーでは金利3.0%~18.0%の範囲で設定されますが、LINEスコアが高ければ、高いほど金利が優遇されるのでとても重要です。
LINEポケットマネーはスコアレンディングというサービス
スコアレンディングとは、スコア(点数=個人の信用スコア点数)とレンディング(お金を貸すという意味)が合わさった言葉です。
つまり「スコアレンディング」はこれまでの融資とは違い、信用情報以外にも借り手の人格や性格などをAIが数値化し、その人の信用度によって融資額や金利が決まる仕組みになっています。
信用情報が傷ついても審査に通過できる可能性が広がった?
つまり、従来のカードローン審査ではCICやJICCなどの信用情報機関の情報を主として融資の可否が判断されていました。
そのため信用情報機関に債務整理や延滞の履歴が残っている人は、現在返済能力があったとしてもネガティブ情報を理由に新規融資の審査に通るのが難しいというのが定説でした。
しかしLINEポケットマネーのようなスコアレンディングでは、信用情報機関にネガティブ情報が残っていたとしても、申し込み時点で「信用能力があり信用出来る人」と判断してくれれば審査に通る可能性が高くなったといえますね。
その人の生活環境や生活スタイルが変われば、審査にとる可能性が広がったという事です。
LINEスコアがたかればブラックリストでも審査に通るの?
それでは、LINEスコアが良ければブラックリストでも審査に通るのか?
って思いますが、それは違います。
LINEポケットマネーでも信用情報は照合するので、必ず審査通過できるというわけではありません。
しかし「この人は信用情報が怪しいから融資しようか悩むなあ」というような申込者がいた場合、LINEスコアが高ければ高いほど審査には有利に働くといえるでしょう。
またLINEスコアは金融面の情報だけで無く、その人の人柄や能力によっても数値が決まってしまうという面もあります。
ただし、LINEスコアはどんな要素がどのような方法で点数かされるのか、そのからくりは一切公開されていません。
ブラックリストでもLINEスコアを上げるには?
ブラックリストの人がLINEスコアで高スコアを獲得する現実的な方法は「ミッションなどを積極的に行う事」です。
ミッションというのはアンケートに回答した後に出てくる物で「本人確認を完了させる」などがあります。
LINEスコアで高スコアを出すことができれば、LINEポケットマネーでメリットがありますよ。
限度額大きくなる!金利が低くなる!というメリットは嬉しいですよね。
スコアの高い人は低い人の半分程度の金利で融資を受かられ、限度額が倍になることも珍しくありません。
スコアが高いと言うことはそれだけ返済不能リスクが低いということになるので、LINEポケットマネーもそういった人には低い利息で沢山お金を貸してくれますよ。
是非LINEスコアを挙げて、賢く借りましょう。
LINEポケットマネーは未成年者でも借りれるの?
LINEは若者向けのサービスという事もあり、未成年の利用も多いですよね。
だからこそ未成年でもLINEポケットマネーでお金を借りられるのかは気になります。
結論からいうと、未成年はLINEポケットマネーでお金を借りることは出来ません。
貸付対象年齢は20歳~になっていますので、20歳以上の方だけですね。
未成年は融資を受けられないのは他の大手消費者金融と同じですよ。
しかし、2022年4月に施行される民法改正により成年年齢引き下げになれば、18歳からLINEポケットマネーでお金を借りられるようになるでしょう。
まとめ
LINEポケットマネーはLINEスコアが重要であり、必須条件です。
債務整理中の人や信用情報が傷ついているブラックリストの人は融資される可能性は広がっているとは言えますが、思うように融資はされないでしょう。
信用情報の保有期間が過ぎれば抹消され、その頃には貸金業法がLINEポケットマネーのようなスコアレンディングの台頭により、改正される可能性もありますね。
また未成年はLINEポケットマネーでお金を借りれないので注意しましょう。
いずれにせよ、LINEポケットマネーで融資をお願いするなら、LINEスコアを上げるのは良い事ばかりです。
頑張って高いスコアを目指して下さいね。