消費者金融というと、テレビのコマーシャルを見て知るという人が多く、それらはみな大手業者であり、全国にはコマーシャルで見る消費者金融しかないと思っている方もいるでしょう。しかし、全国には大手業者の他にも中・小規模の業者も多数存在します。
そのなかで、小さい規模ながらも大手のような迅速な対応と手続きで貸付サービスを提供している消費者金融業者があります。それが「SGファイナンス(エス・ジー・ファイナンス)」です。
ここでは、「SGファイナンス」とはどのような消費者金融なのか、安心して利用できるのか、などについて詳しくご紹介していきます。
実際に他社借入件数が複数あった私が実体験してみました!
記事の目次
SGファイナンスとは?
「株式会社 エス・ジー・ファイナンス(SGファイナンス)」は、東京都墨田区に本社を置く消費者金融で、東京都知事より貸金業者としての認可を受けている正規の業者です。また、日本貸金業協会の会員でもあります。貸金業者の登録番号は「東京都知事(2)第31474号)」で、日本貸金業協会の会員番号は「第005778号」です。
SGファイナンスでは、なるべくお客様にはお待たせをさせないように心掛けており、申し込みから融資までの時間にも気を配っています。お客様の現状にもよりますが、スピーディーな対応で即日融資が行えるよう努力しています。
キャッシングを利用する方の中には、すぐにお金が必要という方も多くいます。SGファイナンスでは、大手消費者金融のような即日融資もできる迅速対応に心掛けることで、お客様から安心と信頼を得る努力をしています。
SGファイナンスで提供しているローンは、
- フリーローン
- 借換ローン
- 不動産担保ローン
- ビジネスローン
- リフォームローン
- 多目的ローン
の全部で6種類あり、それぞれ特徴が異なります。同業の他社では、フリーローンをメインとしてローンの種類を必要最小限にしているところがあるなか、SGファイナンスではフリーローンの他に、ニーズの高い利用目的に対応したローンも提供しています。
特に、複数のローンを1つにまとめられる借換ローンにおいては、フリーローンをその目的に利用する消費者金融もある中で、おまとめ専用としてフリーローンよりも低金利で利用できる点が魅力です。
他にも、会社や店舗の事業資金として利用できるビジネスローンは、最大5000万円まで融資が可能なので、法人の代表者や経営者の方には救世主にもなってくれます。
SGファイナンスのローン申し込みは、電話、インターネット、来店の3つの方法で行うことができます。このうち、インターネットは24時間申し込みが可能なので、日中仕事などで忙しい方におすすめです。
SGファイナンスが提供する各種ローンについて
SGファイナンスでは目的に合わせて、フリーローン、借換ローン、不動産担保ローン、ビジネスローン、リフォームローン、多目的ローンの6種類があります。
ここでは、各ローンの特徴をご紹介します。
フリーローン
その名の通り、使用目的に制限がないローンで融資額も幅広いため、あらゆる方のニーズに対応できます。
融資額 | 1万円~最大300万円まで |
利用条件 | 満20歳以上で、安定した収入を得ている方 |
保証人・担保 | 原則ナシ |
利息 | 年率9.85%~18.0% |
返済期間 | 最長10年まで |
返済回数 | 1回~120回まで |
返済方式 | 元利均等返済方式、自由返済方式 |
遅延における損害金 | 年率20.0% |
申し込みに必要な書類 | 本人確認ができる書類(運転免許証・健康保険証などのコピー)、給与明細書(直近2か月以内のもの)または源泉徴収票など収入を得ていることを確認できる書類、印鑑 |
フリーローンは、満20歳以上で安定した収入を定期的に得ている方であれば、派遣社員やパート・アルバイトの方、または学生の方でも利用することが可能です。保証人や担保が必要無いので、急にお金が必要となった時にも安心して申し込むことができます。
同業の他社が提供するフリーローンでは、最大融資額が100万円程度のところもあるなか、SGファイナンスではその3倍の300万円まで融資が可能となっています。(ただし、融資限度額は利用者の返済能力によって変わる場合があります)
返済方式は、毎月に返済額が一定額となり返済計画が立てやすい「元利均等方式」、または毎月の返済額を自身で設定できる「自由返済方式」から選択できます。
このうち、自由返済方式では、毎月支払うべき最低返済額が決まっており、「利息分」だけは必ず支払わなければなりません。
例えば、毎月一定額を返済していると生活がギリギリになってしまうため、ボーナスが支給される月に返済額をアップさせ、他の月は通常の生活ができる程度の返済額にする、ということも可能です。
多目的ローン
このローンは、使用目的に制限がなく、また保証人や担保も必要ないことから、フリーローンとも似ています。ですが、多目的ローンのほうがフリーローンよりも最大融資額が高く、また低金利となっています。
融資額 | 50万円~最大500万円まで |
利用条件 | 満20歳以上で、安定した収入を得ている方 |
保証人・担保 | 原則必要ナシ |
利息 | 9.85%~12.65% |
返済期間 | 5年~最長10年まで(要相談) |
返済回数 | 60回~120回まで |
返済方式 | 元利均等返済方式、自由返済方式 |
遅延における損害金 | 年率20.0% |
申し込みに必要な書類 | 本人確認書類(運転免許証・健康保険証など)、収入証明書類(直近2か月以内の給与明細書・源泉徴収票など)、印鑑 |
フリーローンは、利用目的にそれほどまとまった資金を必要としないときにおすすめです。一方、この多目的ローンは、融資額が50万円~となっているため、資金がある程度必要な目的に利用すると良いでしょう。例えば、海外旅行の資金や趣味の費用、バイクの購入資金などにおすすめです。
SGファイナンスでは、提供するローンの種類が多いので、より自分の返済能力に合ったものを選ぶことができます。
借換ローン
いわゆる「おまとめローン」のことで、複数のローンを1つにまとめることで返済総額を減らし、支払日もひとまとめにすることが可能となります。特にいくつもの消費者金融から借入れをしている方におすすめのローンです。
融資額 | 50万円~最大500万円まで |
利用条件 | 満20歳以上で、安定した収入を得ている方 |
保証人・担保 | 必要ナシ |
利息 | 年率9.85%~14.85% |
返済期間 | 5年~最長10年まで |
返済回数 | 60回~120回 |
返済方式 | 元利均等返済方式 |
遅延における損害金 | 年率20.0% |
申し込みに必要な書類 | 本人確認ができる書類(運転免許証・健康保険証などのコピー)、収入を得ていることが分かる書類(直近2か月以内の給与明細書・源泉徴収票などのコピー)、印鑑 |
借換ローンでひとまとめにできるローンは、「消費者金融やクレジットカードにおけるキャッシング」であり、銀行が提供するカードローンやクレジットカードのショッピング枠は対象外となります。
これは、消費者金融やクレジットカードのキャッシングに適用される金利は「貸金業法」、銀行のカードローンの金利は「銀行法」、クレジットカードのショッピング枠の金利は「割賦販売法」と、それぞれ法律がことなり、貸金業者であるSGファイナンスでは、貸金業法内のローンしか扱えないからです。
また、ひとまとめにできるお金は、貸金業者(みなし貸金業者も含む)から借り入れた「元本(融資金)のみ」で、それにかかる利息は含まれません。
ちなみに、みなし貸金業者とは、廃業届を提出し貸金業登録が抹消されている状態であっても、取引を全て終了するまで貸付金の回収を行う業者のことです。
貸金業が提供するローンでは、年収の3分の1を超える借入ができない「総量規制」の対象となるのが通常ですが、借換ローンの場合は総量規制の例外に当たるので、年収の3分の1を超える借入も可能となっています。ただし、借り換え(おまとめ)をせず返済目的のみでの追加借入は、総量規制の例外として適用されないため利用できません。
不動産担保ローン
資産として不動産を所有している方が、その不動産を担保として融資を受けられる「有担保型フリーローン」です。
融資額 | 300万円~最大1億円まで |
利用条件 | 年齢制限ナシ、担保となる不動産を所有している方 |
保証人・担保 | 保証人→原則必要ナシ、担保→不動産 |
利息 | 年率6.8%~14.85% |
返済期間 | 最長30年まで |
返済回数 | 360回まで |
返済方式 | 元利均等返済方式、自由返済方式 |
遅延における損害金 | 年率20.0% |
申し込みに必要な書類 | 本人確認ができる書類(免許証・健康保険証・パスポートなどいずれか1点)、資産証明ができる書類(登記簿謄本・固定資産評価証明書などいずれか1点)、収入証明ができる書類(源泉徴収票・給与明細書・確定申告書などいずれか1点) |
SGファイナンスでは、お客様の資産(不動産)を適正に評価判断し、その資産価値に応じた金額で融資を行っており、最大1億円まで融資が可能です。不動産を担保にすることで、ある程度まとまった資金を調達することができます。この有担保ローンは、使い道が制限されないフリーローンであり、金利も低いので利用価値が高いローンと言えます。
資産によっては、二番・三番抵当権(ある不動産を担保として、2番目または3番目に融資を受けたこと)、持分(1つの不動産の名義において、誰がどの程度の割合で所有しているかを記すもの)、借地などで融資することも可能です。
ビジネスローン
会社経営者や個人事業主の方向けのローンで、会社設立や事業拡大などを個人・法人問わずサポートします。担保や保証人は原則不要となっているため迅速な融資が行え、大きなビジネスチャンスも逃しません。
融資額 | 300万円~最大5,000万円まで |
利用条件 | 法人代表者、個人経営者 |
保証人・担保 | 原則必要ナシ |
利息 | 年率6.8%~12.65% |
返済期間 | 最長30年まで |
返済回数 | 360回まで |
返済方式 | 元利均等返済方式、自由返済方式 |
遅延における損害金 | 年率20.0% |
申し込みに必要な書類 | 申込者の本人確認書類、決算書(2期分)、登記事項証明書(法人)など |
最大5000万円までの融資が受けられ、また低金利でもあるため、資金ショート(支払いが一時的に集中してしまったり、目当てにしていた収入が得られなくなったことで、収支バランスが崩れて資金がなくなってしまうこと)を避けるためのつなぎ融資として、また設備投資資金としても利用することが可能です。
リフォームローン
自宅のメンテナンスや増改築などに利用できる無担保ローンで、最大2,000万円までの融資が受けられます。
融資額 | 150万円~最大2,000万円まで |
利用条件 | リフォームする不動産を所有している方 |
保証人・担保 | 原則必要ナシ |
利息 | 年率6.8%~14.85% |
返済期間 | 最長30年まで |
返済回数 | 360回まで |
返済方式 | 元利均等返済方式、自由返済方式 |
遅延における損害金 | 年率20.0% |
申し込みに必要な書類 | 本人確認書類(運転免許証・健康保険証など)、登記簿謄本など |
住宅のメンテナンスや設備の修理・交換などは、放置すると住宅全体に悪影響を与えることになり、より規模の大きな工事をしなくてはいけなくなってしまいます。そのため、メンテナンスは定期的に行っていくのが理想ですが、その際にはある程度の費用がかかるため、実際には新築後10年以上経過してもメンテナンスを行っていないお宅が多いです。
すると突然、住宅のいたるところで不具合が生じ、急なリフォームをせざるを得ない状況になってしまいます。
このような、急なメンテナンスを行わなければならないときなどにも、SGファイナンスのリフォームローンは有効です。
SGファイナンスのローンを利用する際の注意点
SGファイナンスで提供しているローンの中には、注意して申し込むべきものもあります。
借換ローン利用での注意点
他社からの借入を、ひとまとめにして返済負担を軽減する借入ローンにおいては、利用する前に確認しておくべき注意点があります。
それは、他社からの借入金の金利が、「平成22年6月18日に完全施行された貸金業法より前、つまり平成22年6月17日以前に契約したローンの金利」であり、更に「利息制限法に基づく金利の上限を上回っている場合」です。
この2つの条件に当てはまっている場合には、借換ローンを利用する前に法律の専門家に相談することをおすすめします。
というのも、この場合には「過払い金請求」によって多く支払った分の利息が元金(返済金額)に充当されるか、または返還される可能性もあるからです。そのため、弁護士や司法書士などに、過払い金請求が可能かどうかを相談する必要があるのです。
現在の金利は、利息制限法によって、借入金額ごとに上限金利が決まっていますが、貸金業法が完全施行される以前(平成22年6月17日以前)には、この上限を超えた利率に設定された「グレーゾーン金利」というものが存在していました。
グレーゾーン金利とは、「利息制限法と出資法それぞれの上限金利の間にあたる金利」のことです。
利息制限法:借金の利息に上限を設けることで、債務者の返済負担を軽減させるとともに、高利貸しや悪徳業者の排除させることを目的に制定されました。利息制限法で定める金利は、以下の通りです。
- 元本が10万円未満の場合:年20.0%まで
- 元本が100万円未満の場合:年18.0%まで
- 元本が100万円以上の場合:年15.0%まで
出資法:「出資の受け入れ、預り金及び金利等の取り締まりに関する法律」のことで、名称が長いことから出資法と呼ばれています。
出資法は、法律によって認められている業者以外による、元本保証のある出資の受け入れなどを禁止する法律で、利息制限法の補完的役割も果たしています。
当時、出資法における上限金利は、「一律29.2%」に設定されていました。
つまり、利息制限法と出資法の金利の間には、9.2%~14.2%の差が生じており、それがグレーゾーン金利と呼ばれていたのです。
グレーゾーン金利は、利息制限法の上限金利を上回っていても、出資法の上限金利は超えないように設定されていたため、処罰の対象とはならなかったのです。
そのため、多くの貸金業者がこのグレーゾーン金利を採用していました。
グレーゾーン金利は、処罰の対象とはならなくても利息制限法の上限金利を上待っているため違法金利です。
そこで、平成22年6月18日の貸金業法の完全施行とともに、出資法の上限金利を、利息制限法の上限金利の15%~20%まで引き下げ、グレーゾーン金利を撤廃しました。
現在は、グレーゾーン金利はないため、利息制限法を上回る違法金利はありませんが、撤廃されてからまだ8年程度しか経過していません。
そのため、債務者の中には、グレーゾーン金利時代に契約したローンを支払っている人もいる可能性があり、SGファイナンスではその可能性のある方は、借入ローンを利用する前に法律の専門家に相談するよう勧めているのです。
SGファイナンスを語る悪徳業者に注意!
公式WEBサイトでは、SGファイナンスの名を語って詐欺を働こうとする悪徳業者の存在を指摘しています。
悪徳業者は、「エスジーファイナンス」や「エス・ジーファイナンス」という名称を使っているとのことで、その際に利用している偽の住所・電話番号・登録番号は以下の通りです。
×偽の住所:東京都千代田区外神田3-3-3
×偽の電話番号:0120-351-211、03-5572-6168
×偽の登録番号:東京都知事(2)第31267号
しかし、本物の社名は「株式会社 エス・ジー・ファイナンス」であり、住所・電話番号・登録番号も違います。
○本物の住所:東京都墨田区両国3-19-5 シュタム両国ビル6階
○本物の電話番号:03-5638-1400のみ(フリーダイヤルはありません)
○本物の登録番号:東京都知事(2)第31474号、ともに日本貸金業協会会員第005778号も記載
一見すると本物と見間違えてしまう可能性が高いため、ダイレクトメールや電話などの勧誘を鵜呑みにするのは避け、自身できちんと確認する必要があります。