まずSplititってなに?って思うのが普通の人ではないでしょうか?
初めて聞いたって言う人も多いかもしれませんね。
そんな方の為に今回はSplititとは何なのか?
そしてSplititの特徴や、審査はあるのか、注意点などをご紹介しましょう。
Splititとは?
Splititは元々米国のサービスになります。
日本に住んでいると気付かない人も多いかもしれませんが、日本以外の国では基本的にクレジットカードは「一括払い」のみになります。
「2回払い」や「分割払い」、また悪名高い「リボ払い」といったものは、日本独特の商習慣になりますよ。
要は日本だけがこのような支払回数を選べるシステムになっているということ。
米国ではそういった分割払いというシステムがありませんでしたが、例えば1200ドルの商品を買うときに、「毎月100ドルずつ、12回で払えたら便利だよね」というのがおそらくキッカケで、それを出来るようにしたのがSplititということです。
その仕組みは
「とはいえ、未済、未回収といったリスクはあるし、そのリスクを全部Splititが被っていたらビジネスにならないから、購入時に一応全額分の枠は確保します。ただ、実際の請求はそれを1ヶ月後とに行い、翌月には残高を改めて(リスク回避の為)枠として確保する」
ということです。
日本のクレジットカードの分割払いのようなシンプルな仕組みでは無く、わかりにくい方法と言えますがこれはSplitit自体がクレジットカード会社ではないからです。
勿論ショッピングクレジットの会社でもありません。
あくまで、クレジットカード会社とお客さんの間に入って、本来一括でしか払え無いものをSplititが間に入って毎月決済をすることで、無理矢理分割(のような形に)しているというわけ。
その理由は、冒頭でも触れたように、そもそも日本を除けば、クレジットカード会社に「分割払い」という考え方、方法がないからですね。
日本のクレジットカード会社なら、それぞれが独自に分割払いを選んで貰って、カード会社の中で請求をコントロールすれば良いだけなんですが、元々海外のクレジットカード会社には一括しかない以上、別の誰かが擬似的に分割の状態を作らなければなりません。
それをやっているのがSplititということですよ。
金利が0円って本当?
Splititは金利が0円っていうのは本当でしょうか?
こちらは本当ですね。
無利息の分割払いが出来るっていうのがメリットになります。
手数料も金利もかからないという素晴らしいサービスですね。
実際の使い方は商品を選んでチェックアウトする際にSplititを選択して決済するだけです。
VISAカードやマスターカードなどクレジットカードを持っていれば、そのカードを使うことも出来ますし、その場合も手数料や金利はかかりません。
またクレジットカードがなくても、新たにSplititに申し込むだけで利用出来ます。
審査は必要なの?
Splititでは信用情報の審査はしないということです。
Splititはアメリカの会社ですし、日本のように信用情報を調べると言ったシステムがないとも言えます。
早くて簡単、信用情報も書類も不要、無利子で利用出来ると言う事です。
Googleと提携しているSplititですが、今後あらたな分割払いの方法として定着するかもしれません。
Splititが利用可能な店舗は?
Googleで、Splititを利用してPixelスマホを購入出来るのですが、他にも利用可能な店舗はあるのでしょうか?
全てを紹介出来ませんが、一部のお店を紹介しましょう。
- NOMOSストア(時計ショップ)
- Canyon(バイクショップ)
他にもECサイトを中心にこれからも広がっていくと思われます。
Splititで注意する事は?
VISAやマスターカードでSplititを利用する際にももっとも注意しなければいけないことは、購入する代金金額の利用枠が必要と言う事です。
つまり、クレカのショッピング枠に十分な利用枠がないと、Splititは利用出来ないという事です。
例えば10万円の商品を購入し、Splititで分割払いするとしましょう。
その場合は、ショッピング枠が10万円以上残っていないと分割払いできないということです。
要するに、Splititが事前に利用可能枠を仮抑えしてしまうというシステムですね。
そしてその利用可能枠を抑えられている金額は利用できないということ!
簡単に言うと、12ヶ月払いの場合、クレジットカード会社によって銀行から引き落とされる額は毎月全体の12分の1ずつですが、クレジットカードの「枠」としては一括購入したのと変わらない購入金額分が「差し押さえられる」ということです。
チェックアウトした際に第1回目の分割払い代金がすぐに請求されることも注意が必要です。
残りの回数分は翌月以降になりますが、1回目は先払いと言う事になりますね。
商品が届く前に払うという事になるので、日本の後払いサービスのように商品を受け取ってから払うというシステムとは違います。
この返はリスクヘッジと言えそうですね。
まとめ
Splititについてご紹介しました。
分割払いシステムで、Splitit利用の時には余計な料金は必要ありません
手数料0円、金利0円で利用出来るのはとても魅力的ですよね。
またローンの審査もありませんし、誰でも申込み出来るのは嬉しいでしょう。
ただ、利用枠を最初に全部抑えられると言う事には注意してくださいね。
自分の利用枠を確認し、利用するようにお願いします。