地方銀行は一般的に地銀(ちぎん)と呼ばれ、各地方や都道府県内を営業基盤としている銀行のことです。
その歴史は大正や明治時代から続くことが多く、地元では圧倒的な知名度を誇っているところが多いですね。
小口取引をメインに行い、その取引対象は地元の中小企業や個人です。
そのため大手銀行と比べても個人のカードローンに力を入れています。
ただし、地方銀行によって融資対象が全国展開の場合と、営業エリア内の場合に分けられるため、自分のライフスタイルなどを踏まえ、しっかりと選ぶ必要があります。
今回は地方銀行のカードローンについて詳しくご紹介し、オススメの地方銀行カードローンも紹介しましょう。
記事の目次
地方銀行のカードローンで即日融資を受けられるのか?
保証人なし&担保なし、しかも使用用途は自由なカードローンは、銀行や消費者金融などでも人気の融資商品です。
大手消費者金融などでは、「即日融資」や「審査は最短20分」などの利便性をうたっていますが、ほとんどの銀行では即日融資できません。
よって、ほとんどの地方銀行でも即日融資の対応は行えません。
ただし、即日融資ができない代わりといってはなんですが、銀行は消費者金融よりも金利が低く設定されています。
金利はいわゆる利息です。
金利が抑えられていると、利息が減り、毎月の返済負担や総返済額が少なくなります。
今月中に融資が必要という人には、オススメの消費者金融ですが、そうでない限りカードローンを利用するなら銀行も選択肢に入れた方がお得ですね。
なぜ銀行は即日融資ができないのか?
銀行カードローンで即日融資ができなくなった大きな理由は、以下の2点が挙げられます。
- 銀行カードローンの「過剰な貸付」が行われているのではないかという批判があった
- 反社会勢力への融資防止の為に警察庁のデータベース紹介が義務づけられた
特に2番目の警察庁のデータベース紹介に1~2日程度が必要な為、銀行側でどんなにスピーディに行ったとしても即日融資が出来ないのが現状です。
オススメの地方銀行カードローン紹介!
最初に結論からいいますと、都市銀行などの大手銀行カードローンと比較しても、地方銀行カードローンは金利や限度融資額、WEB完結キャッシングできるサービス面など遜色はありません。
2024年4月時点での、メガバンクのカードローンは以下のようなスペックになっています。
銀行カードローン | 金利(年率) | 限度額 | 最少約定返済額 |
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック | 年1.4%~年14.6% | 最大800万円 | 2000円※1 |
みずほ銀行カードローン | 年2.0%~14.0%※ | 最大800万円 | 2000円 |
三井住友銀行カードローン | 年1.5%~14.5% | 10万~800万円 | 2000円 |
※返済額は、返済時の借入残高により異なります。表内の返済額は、あくまでも最少の約定返済額となります。
※1.借入利率が年8.1超の場合
上記を踏まえて、オススメの地方銀行カードローンをご紹介しましょう。
横浜銀行カードローン
借入金利 | 年1.5%~14.6%(変動金利) |
無利息期間 | ー |
融資時間 | 最短即日 |
【オススメポイント】
- おまとめローンとしても利用出来る
- 横浜銀行の口座がなくても申し込み可能
- 月々の返済は2,000円から
地方銀行ランキングでは常に上位に位置し、地方銀行の雄ともいえる存在が「横浜銀行」です。
カードローンのスペックでも、借入限度額10万円~1000万円(10万円単位)、金利は年1.5%~14.6%(変動金利)と、消費者金融に比べ低金利となっています。
また、通常は1~2営業日はかかる審査に関しては「最短即日」としているため、急ぎの人にも便利です。
保証会社はSMBCコンシューマーファイナンス株式会社となりますよ。
北海道銀行カードローン「ラピッド」
借入金利 | 年1.9%~14.95% |
無利息期間 | ー |
融資時間 | ー |
【オススメポイント】
- 申し込みから契約までWEBで完結!
- 曜日や時間にかかわらずいつでも手数料無料!
- 電話による在籍確認は原則なし!※申込時間により翌日以降になることもあります。
北海道の本店があるものの、カードローンは全国からの申し込みや融資に対応している北海道銀行カードローン「ラピッド」です。
提携ATMの利用手数料が0円のため、北海道銀行のATMが身近になくても気軽に利用できる便利さが魅力ですね。
また、保証会社がアコムのため、アコムを利用したことがあったり、アコムでの返済などをしっかりと行っていた人は審査もスムーズに進むと思われます。
逆に、アコムもしくはアコムが保証会社の金融業者でトラブルを起こしたことがあると、審査に通過できない可能性がたかくなるので、注意しましょう。
栃木銀行カードローン
借入金利 | 年1.9%~14.5% |
無利息期間 | ー |
融資時間 | ー |
【オススメポイント】
- 栃木県内に住んでいる人限定!
- 月々2,000円から返済可能!
- WEBで契約手続きが完結できる!
栃木県宇都宮に本店を構え、年内から埼玉県東部に強みを持つ地方銀行です。
カードローンの契約は営業店舗内に限定されますが、融資限度額が800万円、最高金利が年14%台と、都市銀行並みのサービスを誇ります。
保証会社がプロミス(SMBCコンシューマーファイナンス株式会社)のため、プロミスを利用したことがあると審査がスムーズに進むかもしれません。
逆に、プロミスもしくはプロミスが保証会社の金融業者でトラブルを起こしたことがあると、審査に通過できない可能性が高くなりますね。
中京銀行カードローン「C-style」
中京銀行には2種類のカードローン商品がありますが、オススメは「C-style」(シースタイル)です。
融資限度額は500万円と、少し他よりも低い設定になっていますが、対象年齢はなんと75歳と断トツの幅広さです。
そのため年配の方や、ゆっくりと返済したいという人にオススメのカードローンになっていますよ。
保証会社はアコムになります。
福岡銀行カードローン(FFGカードローン)
借入金利 | 年1.9%~14.5% |
無利息期間 | ー |
融資時間 | 通常一週間~10日程度 |
【オススメポイント】
- 山口県・九州(沖縄を除く)限定
- WEB完結!来店なし・口座なしで申し込みが可能
※福岡銀行の口座をお持ちの方限定です。 - 銀行・提携コンビニATMで利用可能
「福岡銀行」は、福岡県福岡市に本店を構え、九州全土はもちろん、東京や大阪などのほか、愛知・広島・山口エリアにも拠点を構えています。
カードローンに関しては、融資限度額が10万円~1,000万円と高額なのも特徴ですね。
福岡銀行の普通預金口座を作成しなくてもカードローンの利用はできますが、口座を持っているとスマホ完結での契約や、返済時には自動口座振替などを利用出来便利ですよ。
千葉銀行「ちばぎんカードローン」
借入金利 | 年1.4%~14.8% |
無利息期間 | ー |
融資時間 | ー |
【オススメポイント】
- 来店不要&WEB完結!
- 銀行ならではの安心金利
- 千葉全域・茨城全域・東京・埼玉・神奈川(一部地域除く)で借入可能
千葉県はもちろん、東京・埼玉・茨城の3県も全エリアを網羅するため、関東兼在住の人に便利な「千葉銀行」です。
カードローンのスペックも、融資限度額は10万円~800万円、最高金利が年14.0%台のため、近くに千葉銀行のATMがあるなら、申し込んで見る価値が高いといえます。
保証会社をエム・ユー信用保証株式会社としていますが、この会社は三菱UFJファイナンシャル・グループ(MUFG)の一員であり、株主はアコムです。
そのため審査にはアコムのマニュアルなどを利用していると考えて良いでしょう。
地方銀行カードローンがオススメの人は?
条件的にはそれほど大きな差のない都市銀行と地方銀行のカードローン!
しかし選択肢が多くなると、どれに申し込んだらいいのか迷ってしまうかもしれません。
ここでは地方銀行のカードローンが向いている人についてご紹介しましょう。
地方銀行の重点営業エリア内に居住または勤務している人
地方銀行は、地域に根ざした営業が基本です。
全国から申し込みを受け付ける地方銀行も一部ありますが、基本的には営業エリア内に居住、もしくは勤務先がある事が必要です。
営業エリア内でも、店舗が特に密集している地域は、その地方銀行のATMが多く設置されているなど、他の銀行と比べて利便性が高くなります。
申し込みを検討している銀行にすでに口座を持っている人
銀行カードローンの中には、その銀行の預金口座がなくても利用出来るカードローンがあります。
しかし多くの場合、預金口座の開設がカードローンの利用条件になっていますね。
預金口座を持っていない場合には、預金口座の開設手続きのために、平日の開店時間内に来店する必要があったり、口座開設に時間がかかったりと、カードローンの利用が遅くなってしまうこともあります。
これは、都市銀行でも地方銀行でも変わりません。
すでに所有している地方銀行の普通預金口座があるなら、その銀行のカードローンの利用を最優先に考えるのが良いでしょう。
融資まで数日~2週間程度は待てる人
地方銀行のカードローンは、審査スピードに大きなバラツキがあります。
大手保証会社が保証業務を担当している場合には、最短で翌営業日、長くても4日程度で利用することができます。
しかし銀行の子会社などが保証を担当している場合には、融資実行まで1ヶ月程度かかることもあります。
ということで、比較的時間に余裕のある人にオススメといえるでしょう。
地方銀行カードローンを利用するメリットは?
地域密着型の銀行である地方銀行のカードローンには、全国展開の都市銀行や大手消費者金融とは大きく異なる特徴があります。
ということで、特徴の有る地方銀行のカードローンを利用する場合のメリットについてご紹介しましょう。
地域に密集した店舗&ATMネットワークを活用出来る
地方銀行は、営業エリアが限定されています。
しかし、そのエリア内での利便性は、都市銀行や大手銀行、大手消費者金融を凌駕します。
銀行の店舗はメイン繁華街にあるのはもちろん、駅のそば地元の大きなスーパーの中に出店している事も多いです。
店舗には必ずATMが併設されていますし、市役所などの公共施設に出張所や無人ATMを設置していることも珍しくありません。
もちろん、全国展開しているコンビニの提携ATMなどを利用する事もできるので、借入や返済をストレススルーで行う事が出来ます。
銀行との取引内容が審査で有利になる!
先程も書きましたが、地方銀行は地域との繋がりを大切にする「地域密着型」の金融機関です。
そのため、古くから取引のある地元の顧客を大切にする傾向があります。
つまり、その銀行との取引の長さが想像以上に審査に影響しやすいと言えます。
生まれた時に両親が口座を作ってくれた、地元企業に就職したときに口座を開設していたなんて人も少なくありません。
さらには、給与振り込みや公共料金の引き落としなどの厚い取引があると、高い評価を受けやすくなります。
地方銀行カードローンを利用するデメリットは?
地方銀行のカードローンはたくさんのメリットがあり、大手銀行のカードローンと方を並べる実力値です。
しかし、地方銀行のカードローンにもデメリットはあります。
申し込みをする前に、デメリットもしっかりと確認し、自分に合うかどうかをきちんと判断してください。
カードローンを受け付けていない支店もある
一般的にカードローンの申し込みはネット予約(WEB予約)がほとんどです。
地方銀行でも、カードローンの申し込みはネットで行われています。
しかし、本人確認書類の提出や相談などで、銀行のスタッフと相談しながら行いとと言う人もいるかと思います。
ところが、自宅近くの地方銀行の支店に足を運ぶと、カードローンに関して受付はしていないため、本店に行くように指示されてしまうこともあります。
これは、地方銀行では融資関連商品に関しての取り扱いが、本店などの限定店舗のみで行われているためです。
不明点や質問したい場合には、お客様サービスセンターなどへ問い合わせをし、どの店舗に足を運べば良いのかを確認すると、このデメリットは解消されます。
無料提携ATMなどのサービスが県外では都銀に劣る場合もある
地方銀行は営業エリア内のATMネットワークは充実していますが、一歩エリア外に出てしまうと、無人ATMなどは極端に少なくなります。
エリア外で頼りになるのが「提携ATM」ですが、地方銀行では無料で利用できる提携ATMが少ない場合も多いので注意が必要です。
県外への出張など営業エリア外での利用が多く想定される場合には、ネットバンクを利用したり、前もって借入を行っていたりと、無駄な出費がないように計画的に利用することを心がけてください。
地方銀行カードローンは引っ越しても使えるのか?
地方銀行カードローンの利用中に営業エリア外に引っ越ししてしまった場合、カードローンの利用がどうなるのか気になりますよね?
結論としては、追加借入ができなくなってしまう可能性があります。
全国対応型の地方銀行カードローンであれば、済んでいる場所や勤務先の地域にかかわらず借入や返済を継続できます。
しかし基本的に地域密着型のカードローンは地方銀行の営業エリア外の人は、利用出来ないとなっているからです。
転勤や転職などで他府県に引っ越す予定のある人は、全国展開している銀行カードローンを利用した方が良いでしょう。
転居すると地方銀行カードローンは返済専用に!
転居などの理由により、追加の借入などができなくなった地方銀行カードローンにまだ借入が残っていた場合、返済専用のローンとなります。
営業所エリア外に引っ越したからと言って、急にローンの一括返済を迫られたり、月々の返済額を増額されたりすることはないので、安心してください。
まとめ
地方銀行のカードローンについてご紹介しました。
自分が普段から利用している地方銀行があれば、申し込みをしても便利に使えるでしょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。