皆さんが利用していると思われるクレジットカード!
どのクレジットカードにも有効期限がありますよね。
ではなぜクレジットカードに有効期限があるのでしょうか?
その理由や、新しくクレジットカードが届いた時に何をすればいいのかをご紹介しましょう。
クレジットカードの有効期限
どのクレジットカードにも有効期限があります。
カードが手元に届いたら、期限がいつに設定されているのかを確認しておきましょう。
当然ながら、期限切れのカードでは決済はできませんよ。
有効期限の年数
クレジットカードの有効期限は一律ではありません。
カード会社ごとに決められていて、発行するカードの種類によっても左右されます。
一般的な期限は3~5年で、10年を超えるケースはないといっていいでしょう。
JCBかーどでは、2018年11月下旬以降に発行する新規入会カード及び更新カードより、5年から7年に順次変更を行っています。
有効期限は個人の信用によっても変わるため、全てのカードが7年になるわけではありません。
人によっては2年や3年に設定される場合もあるでしょう。
期限の見方
有効期限はカード券面に記載されています。
カードを郵送で受け取った際の「台紙」にも記されているため、必ず確認をしておきましょう。
近年は、カード券面に名前や番号を記載しないナンバーレスカードも発行されていますが、多くカードは券面に以下の情報が記載されています。
- 名義人
- 有効期限
- カード番号
- セキュリティコード(裏面)
- 署名欄(裏面)
表面の「カード番号の下」に有効期限が記載されるケースがほとんどです。
「MONTH(月)/YEAR(年)」の順序で、左側の2桁が「月」、右側の2桁が「西暦」です。
「01/24」と記載があるカードは、2024年の1月末日まで有効となります。
「01-24」「01/”24」のように表示するカード会社もありますが、見方はかわりません。
期限切れのカードは使えない
期限が過ぎるとカード決済ができなくなります。
ただし、ほとんどの場合は期限が切れる前に新しいカードが郵送されるため、支払いに困る事はないでしょう。
原則、利用者が自分で更新手続きを行う必要はありません。
自動更新後もカード番号と名義人はこれまでと同じですが、「有効期限」と「セキュリティコード」の2点が変更されます。
更新に伴い、オンライン通販サイトや継続的な支払いを行っている契約先では、「カード情報の変更」が必要です。
有効期限を設ける3つの理由!
「カード番号が変わらないのに有効期限があるのはどうして?」という疑問を持つ方がいるかも知れませんね。
有効期限を設ける理由は「劣化防止」「安全性の向上」「カード利用者の再審査」が主な理由になっています。
カードの劣化防止の為
クレジットカードは硬質塩化ビニールと呼ばれるプラスチックの一種で作られています。
水に強く、ある程度の硬さがありますが、長年使っていると傷が付いたり汚れたりして経年劣化が進むでしょう。
特に「ICチップ」や「磁気テープ」はカードの最も重要な部分です。
この部分に劣化や破損が生じると、店舗での決済ができなくなります。
カード会社では定期的な更新によってカードを新しいものと交換し、劣化によるトラ物を防止しているのです。
セキュリティ対策のため
カードをめぐる不正利用や犯罪は年々増加傾向にあり、その手口も巧妙化しています。
オンライン決済では、券面のセキュリティコードとカード番号を入力すれば、オンライン上で決済が出来てしまいます。
カードが盗まれたことに気付かない場合、第三者の不正利用が続く可能性もあるでしょう。
有効期限があると、古いカードは自動的に利用不可となります。
不正利用を完全に防ぐ事は難しいですが、定期的な更新で「犯罪リスク」が軽減されるのです。
カードの磁気テープやICチップには、決済に関する情報が格納されています。
以前は磁気テープが主流でしたが、安全性の高い「ICチップ」への切替が進んでいるのが現状です。
磁気テープのみのカードを持っている場合、更新時にICチップカードへの切替が行われていますね。
定期的な再審査のため
クレジットカードの新規発行時は「入会審査」が行われます。
審査では、「申込者に返済能力があるかどうか」を見極めるために、個人の属性や信用情報などの審査を行うのが一般的です。
カード会社の審査は、入会時だけではありません。
カード利用中に審査を行う事を「途上与信」といいます。
カードの更新時は、「利用・返済履歴」や「個人情報の変更の有無」がチェックされ、問題がないと認められた場合にカード発行が行われるのです。
再審査の結果によっては、カードの更新が見送られるケースもありますよ。
新しいカードが届いたらするべき事は?
カード会社にもよりますが、有効期限が近づくとカード更新の連絡が届き、有効期限が切れる1~2ヶ月前に新しいカードが郵送されます。
手元に届いたら契約内容を必ず確認し、すぐにサインをしましょう。
契約内容を確認する
カードが貼り付けられている台紙には「契約内容」が記載されています。
カード更新時の再審査によって、「有効期限の長さ」や「カードの利用可能枠」が変更されているケースがあるためです。
カードの利用可能枠とは、そのカードで利用できる上限枠のことで、「ショッピング枠」と「キャッシング枠」に大別されます。
- ショッピング利用可能枠:クレジットカードで買物ができる上限額
- ショッピング割賦枠:ショッピング利用可能枠のうち、分割払いやリボ払いに使える金額
- キャッシング利用可能枠:クレジットカードでキャッシングができる上限額
クレジットカードやローンの利用履歴やそれに基づく信用は「クレジットヒストリー(クレヒス)」と呼ばれます。
クレヒスに問題がある場合、利用可能枠が下がるケースがあるようですね。
カード裏面の署名欄にサインする
名前のスペルに間違いがないことを確認したら、油性ペンで署名欄にサインをしましょう。
サインはカードが利用者本人であることを証明するものです。
サインがないカードで支払いをしようとしても、店舗側に拒否される可能性もありますよ。
カードの盗難や紛失で不正利用をされた場合、カードにサインがないと、「カード会社の補償」が受けられず、被害額が自己負担となってしまいます。
サインの表記は漢字・ローマ字のどちらでも構いません。
ニックネームや下の名前のみでもOKですが、海外でのカード利用が多い人は「漢字のフルネーム」が良いでしょう。
マネされにくく、不正利用の防止にもなりますよ。
古いカードを処分する
古いカードはハサミを入れて処分します。
磁気テープやICチップの部分には個人情報が入っているため、再現できないぐらいまで細かくするのがポイントです。
カード番号・名義人・セキュリティコードなどの個人情報も細かく裁断しましょう。
裁断したカードが復元されないように、ゴミ箱に捨てるときには「複数回」に分けます。
ゴミの処理区分は自治体のHPで確認しましょう。
ほとんどの自治体では可燃ゴミとして処理できますが、不燃ゴミやプラスチックゴミに指定するところもありますので、確認は大事ですよ。
カード払い設定の情報を更新する
更新後は「セキュリティコード」と「有効期限」が変わります。
Amazonや楽天などに支払用のクレジットカードを登録している場合は、情報の更新を行いましょう。
セキュリティコードとは、カード裏面に記載されている3桁または4桁の番号です。
インターネットショッピングの際、「実物のカードが利用者の手元にあるかどうか」を確認するために、コード入力をします。
コードが分からない、または誤りがある場合は支払いが行われません。
公共料金や携帯電話料金などの継続的な支払いにカードを登録している場合も、各契約先で登録内容の変更を行うようにしましょう。
新しいカードが届かない理由とは?
稀に有効期限が間もなく切れるのに、新しいカードが届かないということもあります。
普通に考えるとカードの更新は自動で行われるため、電話連絡やWEBでの申し込みは必要ありません。
「有効期限が過ぎてもカードが届かない」という場合は、どんな理由があるのでしょうか?
ご紹介していきましょう。
不在通知を見落としていた
更新されたクレジットカードは「簡易書留」で郵送されるのが一般的です。
簡易書留とは普通郵便と違って、ポストには投函されません。
本人、または家族が自宅にいない場合「不在連絡票」、または「本人限定受け取り郵便物の到着のお知らせ」が投函されます。
つまり本人か家族でないと受け取れないという事ですね。
不在通知があった場合、郵便局に連絡をして「再配達」を依頼する必要があります。
この通知を見逃してしまうと「期限を過ぎてもカードが届かない」という事もあり得るでしょう。
転居後に住所変更をしていないから
例えば引っ越しをした場合は、カード会社に連絡をし「住所の変更」を行うのがルールです。
住所変更を忘れたままカードが更新されてしまうと、カードを受け取れなくなってしまいます。
「郵便局に転送届や転居届を出しているから大丈夫!」と思っている人もいますが、カードやカードの明細書は「転送不要」の郵便物にされるケースが多いようです。
転送不要は「この住所に住んでいない場合は返還して欲しい」という差出人による意思表示であり、転居届があっても転送は行われません。
つまりその住所に住んでいないとカード会社に戻ってしまうと言う事ですね。
住所変更をしていないのが悪いってことですが、そうなった場合はまずカード会社に連絡をしましょう。
更新されないこともある?
利用者の状況によっては、更新自体が見送られるケースがあります。
カード会社は独自の判断基準によって審査をしており、「更新されない理由」を必ずしも教えてくれるとは限りません。
というか教えてくれないところの方が多いでしょうね。
更新されない理由としては以下の2つがあります。
【更新されない理由】
- 再審査に通らなかった場合
- カードを使っていなかった場合
上記2つについて詳しくご紹介しましょう。
再審査に通らなかった場合は更新されない
更新時の再審査で「審査落ち」してしまった場合、新たなカードは発行されません。
審査に通らない理由は様々ですが、カード名義人の「信用情報」に関係しているケースが多いようです。
たとえば、リストラにあって「無職」になってしまった場合、「支払い能力がない」と見なされてカードの更新が見送られることがあります。
クレジットカードは個人の「信用」に基づいて発行されるため、支払いの遅延や延滞が続くと「信用に問題あり」と判断され、カードが発行されません。
個人の信用情報は「信用情報機関」に登録され、複数のカード会社で共有されています。
他のカード会社のクレヒスやローンの返済状況が影響し、カードが発行されないことも少なくありません。
カードを使っていなかった場合も更新されない
カード会社の収入源はカード年会費や支払いにおける金利、カード加盟店からの手数料などです。
カード利用がない会員を維持していくメリットはないので、自動更新の対象から外すことがあります。
特に注意したいのが、「年会費無料のカード」ですね。
「海外旅行のためにとりあえず作っておこう」「入会キャンペーンがお得」「ポイントが欲しいから作ってみた」などの理由でカード発行をした人は、カードの利用が極端に少なくなる傾向があります。
個人的には私も特典ポイント欲しさにカードを作った事がありますが、実際作ったは良いけれども全然使って無いと言うカードもあります。
そういったカードは、確かに使われる事もないでしょうし、カード会社としてもメリットがないので、更新しないということなのでしょうね。
まとめ
カードに有効期限があるのは、セキュリティ面の工場や劣化防止などが主な理由です。
途上与信で信用面に問題があると見なされると、カードの更新が見送られるケースもあります。
キャッシュレス化が進む現代、「クレジットカードがないと不便」と感じる人は多いでしょう。
長くカードを使い続けるためにも、良好なクレヒスを積むことが大切ですね。
カードが更新された後は、契約内容を確認し、忘れずにサインをしましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。