地方銀行カードローンの特徴は？メリットやデメリットを紹介！

地方銀行が提供するカードローンなら、上限金利が比較的低いので、利息を抑えることができます。

今回ははじめて地方銀行カードローンを利用する人にむけ、特徴やメリット・デメリットをご紹介しましょう。

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地方銀行カードローンとは？

地方銀行カードローンとは、地方銀行が個人にお金を貸し出す商品の事です。

地方銀行とは、主力地域の発展を目指して近隣地域のみ事業を行っている銀行の事であり、地元の個人顧客に住宅ローンや教育ローン、カードローンといった商品を展開しています。

保証会社が保証人となるため、無担保無保証人で利用出来ますよ。

カードローンは、銀行の他にクレジットカード会社や消費者金融などで取り扱いがあります。

それぞれの特徴は次の通りです。

地方銀行を含む銀行カードローンは、原則として即日融資が出来ません。

銀行カードローンは自社と保証会社の両方で審査が行われるため、どうしても時間がかかるんですね。

しかし、他の金融機関に比べると金利は低い傾向にあります。

又、銀行カードローンは借入の上限額が法律で定められていません。

現在は多くの銀行で自主的に借入の上限額を制限していますが、年収の2分の1程度に設定している銀行も多くなっています。

ただし地方銀行カードローンは、主に地方銀行の営業地域内に在住、または勤務している人が申し込みの対象者となります。

また、カードローンの申し込み条件には安定した収入が設定されています。

パートやアルバイトでも利用できますが、無職の人は利用出来ません。

カードローンと似たものにフリーローンがありますが、それぞれ借入できる回数が異なります。

カードローンは一度審査に通れば何度も借入できるのに対し、フリーローンは借入件数が1回に限られてしまいます。

複数回に分けて借入したいのであれば、カードローンを利用しましょう。

利用対象者は営業地域内に在住している人！一部の地方銀行は全国対応！

地方銀行カードローンの申し込み対象者は、原則として地方銀行の営業地域内に在住、または勤務している人に限られます。

たとえば、横浜銀行カードローンの申し込み条件は下記の通りです。

とはいえ、一度契約すれば他の地域でも借入や返済ができます。

あくまでも申込対象者が地方銀行の営業地域内に在住、または勤務している人に限られるという事です。

もし地方銀行カードローンで契約した後に引っ越した場合、住所変更をすれば地方銀行の営業地域外に在住していても追加融資を受け取れますよ。

ただし、一部の地方銀行カードローンは全国から申し込みできます。

上記の地方銀行カードローンであれば、転勤族など引っ越しが多い人でも無理なく利用出来ますよ。

安定した収入が申し込み条件！パートやアルバイトでも利用できる！

地方銀行カードローンは、安定した収入が申し込み条件として設定されています。

カードローンでお金を借りたあとは毎月返済が伴うため、無職の人にはお金を貸し出していないのです。

安定した収入といっても高額な年収は不要で、扶養内で働くパートやアルバイトの人も地方銀行カードローンに申し込めます。

たとえば横浜銀行カードローンのお借り入れ3秒診断によると、毎月1万円以上の収入があれば、審査通過の可能性があることがわかりました。

地方銀行では、収入が少ない人にも積極的に融資を実行していることが伺えます。

さらに、一部の地方銀行カードローンでは、専業主婦（主夫）の借り入れも認められていますよ。

地方銀行カードローンは専業主婦（主夫）も利用できる場合がある

地方銀行カードローンは、本人に収入がない専業主婦（主夫）も利用できる可能性があります。

専業主婦（主夫）がお金を借りられる理由は、配偶者の収入を世帯年収とみなした上で融資可否を判断しているためです。

ただし、借入の上限額は配偶者の年収にかかわらず50万円に設定されるようなので、注意しましょう。

専業主婦（主婦）が借り入れしたいならネット銀行カードローンも検討しよう！

専業主婦（主婦）が借り入れしたいなら、ネット銀行カードローンも検討してみましょう。

上記のカードローンは、いずれも配偶者の同意は不要です。

在籍確認で配偶者の勤務先に電話がかかってくることはないので、配偶者にバレずにすみます。

さらにネット銀行カードローンは、WEBで申し込みから審査まで完結できます。

来店をする手間を省けるため、比較的スムーズに審査が進むでしょう。

早ければ申込日の翌日にはお金を借りられるため、急ぎの場合にも便利ですね。

フリーローンとの違いは借入回数！何度も借入したい場合はカードローンが便利！

カードローンと似たものにフリーローンがありますが、その主な違いは借入回数です。

カードローンは一度契約すれば、審査によって設定された借入限度額に限り、何度でも借入や返済ができます。

万が一に備えたい場合など、何度も借入したいならカードローンが便利です。

一方、フリーローンは借入回数が1回に限られます。

フリーローンは、カードローンより利便性は劣りますが、その分金利は低い傾向ですね。

たとえば千葉銀行のフリーローンはカードローンに比べて上限金利が年8.4％低いということもあります。

借入が1回で済む場合は、低金利名フリーローンを利用する方がお得！

ただし、フリーローンを利用する場合、見積書や請求書など、お金の使い道がわかる書類の提出を求められる場合があるため注意しましょう。

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地方銀行カードローンのメリットやデメリットは？

地方銀行の特徴はわかっていただけたと思いますが、これからはメリットとデメリットについてご紹介していきましょう。

地方銀行カードローンのメリット

カードローンは個人の信用を担保にお金を貸し出す商品です。

すでに地方銀行で口座を開設していて、給与の振り込みや公共料金の引き落としなどで利用している場合、同行のカードローン審査で有利になりやすいといえます。

地方銀行と一定の信頼関係を築けていると想定されるためです。

たとえば、きらぼし銀行カードローンに申し込む場合、今まできらぼし銀行を一度も利用したことがない人よりも、口座開設済みの人の方が審査で柔軟な対応が期待出来ます。

また、地方銀行は対象地域内に支店やATMが多く設置されています。

思い立ったときに借入や返済が出来るため便利です。

さらに、地方銀行カードローンは他の金融機関より低金利なため、利息を含む返済総額を抑えられます。

プロミスやアイフルなどの消費者金融と比較すると、年3.0％以上の金利差があります。

なるべく低金利なカードローンを探している人は、地方銀行を検討しましょう。

地方銀行を利用している人は同行のカードローン審査で有利になりやすい

普通預金口座を開設している人等普段から地方銀行を利用している人は、同行のカードローン審査で有利になりやすいと言えます。

すでに地方銀行と一定の信頼関係を築けている可能性が高いためです。

銀行側からすると一度も取引したことがない人より、普段から利用している人の方が安心してお金を貸し出せます。

実際、関西みらい銀行カードローンでは、同行で住宅ローンを組んでいる人に限り年0.5％の金利優遇を受けられます。

この事からも、地方銀行で取引実績がある場合は、同行のカードローン審査で有利になりやすいといえるでしょう。

とくに、給与の振込先や公共料金の引き落とし口座として地方銀行を利用している人は、取引履歴が多く、優良顧客として認識されている可能性があります。

また、地方銀行が利用者の収支について詳しく把握しているため、比較的審査もスムーズに進むでしょう。

普段から地方銀行をよく利用している人は、同行のカードローンに申し込む事をオススメします。

営業地域内には支店やATMが多く借入や返済が便利！

地方銀行の営業地域内には、支店やATMが多く設置されているため、借入や返済が便利です。

地方銀行の営業地域内で生活をしているのであれば、いきなりお金が必要になった場合でもすぐに借入出来ます。

たとえば、横浜市内に設置されている横浜銀行の店舗数は、メガバンクの3倍～12倍ほど多くなっています。

また、地方銀行カードローンの提携ATMは、スーパーや駅構内にも多く設置されています。

首都圏の場合、京王線の全駅にきらぼし銀行の提携ATM、小田急線の全駅に横浜銀行の提携ATMが設置されています。

通勤途中に借入や返済することも可能な為とても便利です。

さらに、自社銀行のATMであれば手数料無料で利用できます。

こまめにお金を借りたり返済したりした場合でも、無駄な出費を抑えられます。

生活拠点が地方銀行の営業地域内に限られるのであれば、地方銀行カードローンを利用した方が良いでしょう。

他のカードローンより金利が低いので利息を抑えられる

地方銀行カードローンは、他の消費者金融などが提供するカードローンより金利が低いため、利息を抑えられます。

消費者金融やクレジットカード会社のカードローンと比較した場合、上限金利は年3.0～3.2％程度の差があります。

たとえば10万円を上限金利で借りる場合、地方銀行カードローンであれば1日で40円、1ヶ月だと1,216円の利息で済みます。

消費者金融の利息と比較すると、1日で9円、1ヶ月で263円お得です。

地方銀行カードローンのデメリット

地方銀行カードローンのデメリットは次の通りです。

1つずつ詳しくご紹介しましょう。

地方銀行の営業地域外では不便！自社ATMが少ない！

地方銀行の営業地域外では、地方銀行の支店や自社ATMが少ないので不便です。

地方銀行カードローンの多くは自社ATMだけでなく、コンビニATMなどでも借入や返済ができます。

しかし、提携ATMを利用する場合、多くの地方銀行カードローンで手数料が発生します。

地方銀行カードローンは営業地域内では便利ですが、一歩外にでると不便になります。

提携ATMを利用すると無駄な出費も増えるため、今後引っ越す予定がある人や転勤族、出張が多い人には不向きと言えます。

引っ越し後は住所変更をしないと一括請求を求められることがある

地方銀行カードローンで契約したあとに引っ越しした場合、住所変更をしないと一括請求を求められる事があります。

一括請求とは、返済が毎月1回に猶予されていたカードローン利用者の利益を喪失することで、現時点での借入残高、および利息の合計を一括で返済しなければなりません。

住所変更をしなければならない理由は、利用者の所在地がわからないと債務不履行につながる恐れがあるからです。

したがって、引っ越し後は必ず住所変更の手続きをしましょう。

住所変更は基本的にWEBでできます。

なお、今後引っ越しの予定がある人は、はじめからメガバンクやクレジットカード会社、消費者金融のカードローンを利用することも1つの手です。

お金を借りるまで時間がかかる！借入まで2週間以上かかることも？

地方銀行カードローンはお金を借りるまで時間がかかります。

なかには借入まで2週間以上かかる地方銀行カードローンもあります。

今すぐお金が必要な人には不向きと言えるでしょう。

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まとめ

地方銀行カードローンは、同行で取引実績がある人や、同地域在住の人にオススです。

すでに地方銀行の口座を開設しているなど一定の取引実績があれば、同行のカードローン審査で柔軟な対応が期待出来ます。

また地方銀行の営業地域内には支店やATMが多く設置されています。

自社ATMであれば手数料無料で利用出来るも嬉しいですよね。

ただし、即日融資には向いていませんので、早めに計画をたてて申し込みをするようにしましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。