電気やガス、水道代などの公共料金は、支払金額に応じてポイント還元のあるクレジットカードで支払うのがオススメ!
公共料金をクレカ払いにすることで、ポイント還元以外にも払い忘れを防いだり、支払い日をまとめられるなどのメリットもあります。
今回は公共料金の支払いにオススメのクレジットカードのご紹介。
そしてメリットやデメリットなどをご紹介していきましょう。
記事の目次
公共料金の支払いはクレジットカード利用シーンにおいて3番目に多い
クレジットカードの利用シーンとして3番目に「公共料金・携帯料金」が挙がっており、重視ポイントでは、「ポイントが貯まる」が最も多くなっています。
多くの方が公共料金の支払いにクレジットカードを利用し、効率よくポイントを貯めているのがわかりますね。
「口座振替」と「クレジットカード払い」はどっちがお得なの?
これは結構どちらが特なのか迷う所ですよね。
公共料金は、請求書払いではなく自動引落しの「口座振替」を設定すると、口座振替割引サービスを受けられる場合があります。
割引額は会社や加入プランによってことなりますが、東京都水道局では税込55円/月の割引額になっていますね。
クレジットカードでポイントを貯めた場合と、口座振替割引サービスを利用した場合、どちらがお得になるのかをシミュレーションしてみましょう。
【シミュレーション要件】
- 毎月の電気・ガス・水道代の合計:15,000円
- 毎月の口座振替の割引額:55円
口座振替とクレジットカード払いによるお得額比較 | ||
口座振替 | 55円/月(660円/年) | |
クレジットカード払い | 還元率0.5% | 15,000円×0.5%=75円/月(900円/年) |
還元率1.0% | 15,000円×1.0%=150円/月(1,800円/年) | |
還元率1.2% | 15,000円×1.2%=180円/月(2,160円/年) |
※1ポイント1円で交換した場合のお得額です。
公共料金の支払い額、ポイント還元率、クレジットカードの年会費の諸費用によってお得額は異なりますが、基本的にはクレジットカード払いでポイントを貯めた方がお得だと言えますね。
公共料金は月々数千円~数万円となるケースが多いので、年間で考えるとまとまった金額になりえます。
この費用を現金で払うか、口座振替で払うか、クレジット決済で払うかは悩ましい問題ですね。
口座振替の方が現金決済より安くはなりますが、クレジット決済にすればポイントが貯まります。
還元率の高いクレジットカードで支払えば、ポイントが大きく貯まる可能性もあるので、クレジットカードでの決済もオススメですね。
公共料金の支払いにオススメのクレジットカードは?
公共料金をクレジットカードで支払う際に大切なのは、「ポイント還元率」と「そのポイントが何に使えるか?」という点です。
以下の比較表をご覧下さい
カード名 | 年会費 | ポイント還元率 | 公共料金支払時の還元率 | ポイント | 国際ブランド | 家族カード | ETCカード |
三井住友カード(NL) | 永年無料 | 0.5~0.7% | 0.5% | Vポイント | Visa MasterCard |
〇 | 〇 |
イオンカードセレクト | 永年無料 | 0.5~1.5% | 0.5% | WAON POINT | Visa MasterCard JCB |
〇 | 〇 |
P-oneカード | 永年無料 | 1.0% | 1.0% | ポケット・ポイント | Visa MasterCard JCB |
〇 | 〇 |
dカード | 永年無料 | 1.0~3.0% | 1.0% | dポイント | Visa MasterCard |
〇 | 〇 |
PayPayカード | 永年無料 | 1.0~5.0% | 1.0% | PayPayポイント | Visa MasterCard JCB |
〇 | 〇 |
JCB CARD W | 永年無料 | 1.0~10.5% | 1.0% | OkiDokiポイント | JCB | 〇 | 〇 |
auPAYカード | 永年無料 | 1.0~10.0% | 1.0% | Pontaポイント | Visa MasterCard American・EXPRESS |
〇 | 〇 |
リクルートカード | 永年無料 | 1.2~3.2% | 1.2% | リクルートポイント | Visa MasterCard JCB |
〇 | 〇 |
上記を踏まえて公共料金の支払いにオススメのクレジットカードをランキングでご紹介していきましょう。
公共料金の支払いにオススメのクレジットカードランキング!
ポイント還元率やポイントが使える用途も大切ですが、年会費の有無によってもお得度が大きく変わります。
オススメのクレジットカードの特徴と詳細をわかりやすく解説していきましょう。
1位:三井住友カード(NL)
【オススメポイント!】
- 年会費が永年無料で、カード番号が記載されていないナンバーレス(NL)デザイン
- 公共料金の支払いで0.5%(200円で1pt)のVポイントが貯まる
- Vpassの「定期払いチャンス」で簡単に公共料金の支払い設定が可能
- 定期払いの利用数に応じて毎月抽選に参加可能、最大1万円分のポイントギフトが当たる
「三井住友カード(NL)]は年会費が永年無料で、カード番号が記載されていないナンバーレスデザインのクレジットカードです。
公共料金の支払いに利用すると税込200円で1pt(0.5%相当)のVポイントが貯まります。
スマホの「Vpass」アプリで「定期払いチャンス」を設定すると、手軽に公共料金の支払い設定が可能です。
また、三井住友カード(NL)は、Visaタッチ決済やMasterCardコンタクトレスに対応しており、対象のコンビニや飲食店でスマホ決済をした場合のポイント還元率は最大7.0%と高水準です。
さらに、VポイントがTポイントと統合され、よりポイント支払いが使いやすくなりました。
利便性の高いポイントを貯められるクレジットカードなので、メインカードとしてはもちろん、年会費が無料な点を活かして、2枚目以降のサブカードとして保存するのもオススメですよ。
三井住友カード(NL)のメリット
- 年会費が永年無料
- ポイント還元率が高い(最大20.0%)
- 貯まったVポイントは1ptでVポイントアプリ支払いができる
- ギフトカードやキャッシングバック、ポイント投資などポイントの使い道が豊富
- ナンバーレスデザインでセキュリティ面でも安心
- 最短10秒のスピード発行に対応
- SBI証券の投資信託積立額の0.5%がポイント還元され、資産形成に興味がある方に最適
三井住友カード(NL)のデメリット
- 対象店舗以外のポイント還元率は0.5%と低め
- nanacoやdポイントなどに交換が可能だが、1pt=180円0.8ptと交換レートが下がる
- マイルへの交換レートは1pt=0.5マイルと低め
- 国内旅行保険は付帯していない
2位:イオンカードセレクト
【イオンカードセレクトのオススメポイント!】
- 年会費は永年無料で、公共料金の支払いで0.5%のポイント還元率
- 公共料金の支払い1件につき、さらに5ptのWAONポイントが貰える
- 電気・水道・ガス・NHK受診料の支払い設定は暮らしのマネーさいとから手続き可能
- 同時開設されるイオン銀行を給与受け取り先に指定すると10ptのWAONポイントが付与
- イオングループの対象店舗なら常のポイント倍率が2倍にアップ
「イオンカードセレクト」は、クレジットカード・電子マネ-WAON・キャッシュカードの3つの機能が1枚に集約されたカードです。
公共料金の支払いで税込200円ごとに1pt(0.5%相当)のWAONポイントが還元されるほか、公共料金の支払い1件に付き5ptのWAONポイントがボーナスとして付与されます。
またイオンカードセレクトに申し込むと、イオン銀行の口座が同時に開設されますが、その口座を給与受け取り先に指定すると、さらに追加で10ptのWAONのポイントが貰えます。
普段のポイント還元率は0.5%とやや低めですが、イオンカードセレクトをWAONオートチャージに設定し、チャージしたWAONで買物をすると、税込200円で2ptのポイントが還元されます。
そこからさらに、イオングループの対象店舗での買い物で、基本還元率が2倍になるため、実質的に税込200円ごとに3ptのWAONポイントを貯める事が可能です。
他にも指定銀行でのATM手数料が無料になったり、特定の日のお買い物が5%オフになるなどの特典もありますね。
普段からイオングループの店舗を利用する機会が多い方や、日頃からWAONポイントを利用する方は、イオンカードセレクトで公共料金をまとめて支払う事で効率よくポイントが貯められますよ。
イオンカードセレクトのメリット
- WAONへのチャージでポイント還元
- オートチャージでWAONポイントの2重取りが可能
- イオン銀行の様々なメリットが享受できる
- 年間50万円以上の利用など一定の条件を満たすとゴールドカードへのインビテーションが届く
- イオングループの店舗でポイント倍率アップや買物時に5%オフなどの割引が適用
イオンカードセレクトのデメリット
- 基本還元率は0.5%と低め
- 引落し口座登録はイオン銀行のみ
- 呂王将外保険が付いていない(ゴールドカードには付帯)
3位:P-oneカード
【P-oneカードのオススメポイント】
- 特定日や利用条件なしで、公共料金・国民年金保険料・いつものお買い物が自動的に1%オフ
- 年会費は永年無料
- 日本でも海外でもタッチ決済が可能
「P-oneカード」は、公共料金や国民年金保険料、日常のショッピングなどのお支払いが自動で1%オフになります。
特定日や利用条件はなく、カードの請求時に自動で適用されるため、何かの設定をしたり、条件を達成したりする手間がありません。
さらに年会費は永年無料で使うことができます。
日頃のお買い物や、公共料金、国民年金保険料の支払いをお得にしながら、年会費無料でクレカを持ちたい人のメインカードとしてオススメです。
なお、100円未満の制球や電子マネーのチャージ、キャッシングなど、一部の利用分は1%オフの対象外となる点には注意して下さいね。
P-oneカードのメリット
- 年会費無料でいつものお買い物が自動的に1%オフになる
- 公共料金・国民年金保険料も自動的に1%オフ
- 日本・海外のどちらもでもタッチ決済可能
- 新規入会後、はじめてのカードキャッシングは30日間利息0円
P-oneカードのデメリット
- 100円未満の利用や電子マネーのチャージ、キャッシングなど、一部の利用分は1%オフにならない
- ETCカードの発行・更新料は手数料がかかる
- 家族カードの管理費は初年度無料、次年度から220円がかかる
4位:dカード
【dカードのオススメポイント】
- 公共料金の支払いやショッピング利用で、1.0%のポイント還元
- dカード特約店での使用でさらにポイント還元率アップ、加盟店ではポイントの3重取りも可能
- 年会費は永年無料
- 料金割引やポイント還元などドコモやahamoユーザーに嬉しい特典が豊富
dカードは公共料金の支払いや普段のお買い物で税込100円毎に1ptのdポイントが貯まるクレジットカードです。
毎月の電気代やガス代、水道代の合計金額が30,000円の場合、1ヶ月で300pt、年間で3,600ptのdポイントが貯まります。
dカード特約店でのおかいものであれば、さらにポイント還元率がUPし、dカード加盟店で「dポイントカード」を提示して、dカードを支払い方法に設定した「d払い」を利用すると、ポイントの3重取りが可能です。
またドコモスマホの利用料金が割引される「dカードお支払い割」に加え、ドコモケータイやドコモ光の利用料金税抜1,000円ごとに10ptのポイント還元も付いてきます。
【dカードのデメリット】
- 用途が幅広い「dポイント」が貯まる唯一のクレジットカード
- 年会費無料でポイント還元率が1.0%
- d払いとdポイントカードを併用すると実質2.0%ポイント還元
- dカードポイントモール経由のネットショッピングで還元率アップ
- 電子マネiD対応でタッチ決済も可能
- ドコモの利用料金が割引される
dカードのデメリット
- ドコモのスマホやドコモ光を利用していても特別なポイント付与はない
- 電子マネーへのチャージなどでポイントはつかない
- 29歳いかでないと旅行保険は付帯しない
- ケータイ補償は紛失盗難全損のみ補償
- ahamoユーザーへの割引やポイント還元はない(代わりに+1GBのボーナスパケット付き)
まとめ
公共料金の支払いにオススメのクレジットカードをご紹介しました。
どのカードも色々なメリットやデメリットがありますので、自分にあったクレジットカードを選択して下さいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。