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『中堅の消費者金融なら、他社借入件数が8社以上でもおまとめローンを利用できる?』
2016年現在、他社の借入件数が8件以上になっているというケースは非常に稀となっていて、かなり少ないことが挙げられます。
8件以上になると一般的にはおまとめローンの利用に関しても断られてしまうことが多いために、任意整理などの債務整理をする方向で手続きをしたほうが良いということになりますが、債務整理や自己破産に関しては抵抗があるという人も多いために、今回は8社以上の借入件数がある場合でも利用することが出来るおまとめローンについて紹介していきます。
『中堅の消費者金融は大手のキャッシングを利用できない人が集まる場所』
一般的に、お金を借りるために消費者金融を利用するとなった場合は、テレビCMや広告などで宣伝を頻繁にしている大手の消費者金融を選ぶ人が多いと思われます。
しかし、消費者金融を利用する人のほとんどが大手の消費者金融に流れてしまうために、中堅の消費者金融を利用する人というのは、大手の消費者金融で断られてしまった人がメインということになります。
そのため、他社の借入件数が8社以上というように、かなり多くなってしまった場合でも借り入れができる可能性が残されているということに繋がります。
『他社の借入件数が8社以上になると中堅の消費者金融でも断られることが多い』
8社以上となると、新規のキャッシングをするということではなく、1社にまとめて金利を安くしている状態にしたほうが返済をする点でも楽になるということが挙げられますので、こちらでは、中堅の消費者金融を利用しておまとめローンを利用するという方向で紹介していきます。
中堅の消費者金融の中には、おまとめローンの利用のみを展開している消費者金融も多くなっています。
融資額 200万円~700万円
おまとめローン
中央リテール
このような消費者金融の特徴としては、保証人を用意して下さいというような条件が付けられていることも多いのですが、中には保証人を必要としないような消費者金融もありますので、8社以上というような多重債務者になってしまった場合には、まずは1社にまとめることが重要になります。
これは、2010年に改正された総量規制も関連している問題となっていますが、総量規制では、年収の3分の1を超えて貸付をすることが出来なくなっていますので、300万円のキャッシングをしているということは、年収が900万円を超えているということになります。
年収が900万円を超えているというのは、現在の日本でも数%しかいないとされているために、借入金額については一般的に多くても総額で200万円~300万円とされています。
この300万円を1社から借りている場合は、利息が高くても15%となっていて、一般的には12%程度になっていることが多いですが、今回は15%で計算すると、年間に45万円の利息を支払っているということになります。
しかし、8社から借りているという状況の場合は、おそらく18%の金利が発生しているということになりますので、金利だけで年間54万円を支払っているということになります。
差額が9万円もあるというように見えますが、一般的な12%で計算すると差額だけで18万円となりますので、これだけの金額が浮くというだけでも生活が楽になると思われます。
そのため、借入金額の総額が100万円を超えている場合は、おまとめローンを利用したほうが、メリットが大きくなっているということになります。
『中堅の消費者金融は選ぶのが難しい』
上記でも紹介しましたが、大手の消費者金融というのは5社程度しかありませんので、どこの消費者金融を選んでも大差ないということになります。
しかし、中堅の消費者金融というのは90社以上あるということになりますので、選ぶのが非常に難しく、どこの消費者金融を選べば良いのか分からないという人も多いです。
中堅の消費者金融というのは、知名度が低いために、それほど多くの人に知られていないということになりますが、多重債務者の情報ネットワークの中では有名な消費者金融も多くなっています。
そして、長年の実績があるということは、それだけ多くの人に貸し付けをしてきたという実績でもありますので、現在の自分の状況を相談するだけでも対策を打ち出してくれる可能性も高いということになります。
ただし、多重債務者だからといって、返済の遅滞などをしていれば中堅の消費者金融でも利用を断られる可能性が高いです。
そのため、返済の遅滞などをしている場合は債務整理や任意整理というように借金を減らすという方向ではなく、自己破産をすることも頭に入れた状態で検討することをオススメします。