記事の目次
1.東久留米市ってどんなところ
先ず手始めに東久留米市がどんなところなのか概要を説明していきます。
東久留米市は東京都多摩地域東部にある人口11万6千人の市です。
この「くるめ」という呼び方に関しては、そう呼ばれるようになった説がいくつか存在しますが、例えばくるみの方言という説や市内を流れる黒目川の「クロメ」が転じて「クルメ」になったという説などがあります。
ちなみに市制が開始された時にはすでに福岡県久留米市があった事から行政的な混乱を避ける事と、駅名である東久留米が定着していたことなどを受け、「東久留米」という市名がつきました。
ちなみにこの地域はその昔奈良時代や平安時代には米作りに適さなかったためか、小さな村がいくつかあるだけの状態でした。
ところが江戸時代に入ると江戸の食糧供給地としての役割を担うようになります。
この地域の特産物ですと「柳久保小麦」が有名です。
「柳久保小麦」。花街で聞くような美しい名前の国産小麦。小宮商店さんからお話を聞いて以来、気になり過ぎてついに注文。もとはどこか地方の品種(北関東かなぁ?)で、寛永4(1851)年、奥住又左衛門が東京・東久留米へ持ち帰り、現在東久留米を中心に生産されている(年間5tに満たない希少種!)。 pic.twitter.com/HFMPpvzPzS
— 井上こん (@koninoue) 2019年2月19日
香りや味が非常によくうどんの材料に適していましたが、収穫量が一般種の小麦に比べると劣ってしまう事から後に訪れる大量生産・大量消費の時代には追い付かず戦前に姿を消す形となりました。
今でも歴史的な価値から一部で栽培をしている状態です。
そのような農業地としての歴史を歩んできた東久留米市ですが、またもや大転換期を迎える事になります。
第2次大戦後にどんどん人口が増加をし、1955年に1万人を達成、その後急速に人口が伸びていき昭和35年から45年にかけての10年間でなんと驚異の4.1倍人口が増える状況となりました。
そのようにして今ではベットタウンとしての役割を担うようになってきた東久留米市ですが、とにかく教育機関の数が全く他の地域と比べ物にならないくらい多いです。
特に小学校が非常に多いなどの特徴をもっております。
その他、観光地的なところでいくと落合川・南沢湧水郡、黒目川天神社などの歴史的なものが多いので、歴史好きには貯まらないですね。
#千社詣で №346。天神社(東久留米市柳窪)。これも黒目川の畔に鎮座する古社で、旧柳窪村の鎮守です。この辺ではまたげるほどの小川になっている黒目川ですが、これに沿った雰囲気のいい参道があります。1857年建立の梅林の碑から古くは来梅(くるめ)という表記だったことがわかります。 pic.twitter.com/uBmP4y5au1
— ZZ・倶舎那/渋谷申博 (@ZZKSHA) 2017年3月20日
その他にも、催事なども執り行っております。
自然も豊かなため、都内にいながらも子育てには良い環境です。そのため、人も増え団地が大きくなっていきます。
2.人口構成から見る東久留米市のキャッシング事情
では次に本題であるキャッシング事情をご紹介しますが、先ずは大前提となる人口構成を見ていきましょう。
先ずは全体的な人数からですが、直近では下がり気味になっている状態です。
増えたり、減ったりを繰り返しているので何かしらの影響があるのではないかと思います。
人口の種別内訳ですが、30代と60代の方が若干全国に比べて多い傾向にあります。
逆に60代の高齢者のところだけポコッとなっている数値を見るとこの地域に定住し続ける割合が多いと読み取れると感じました。
働く世代の中には子育てを自分の親に任せる世帯もいるでしょうから、わざわざ外に出ずにむしろ3世帯で生活していこうという関係で物件を探している世界も少なくないでしょう。
また、昼夜間人口について見てみるとその比率は0.78倍とかなり昼の人口が少なくなることを意味しています。
これはベットタウンと呼ばれる都市の中でもかなりトップクラスの数値と言えます。
比率は社会人・学生のどちらも市外に出ていく方が多かったです。
ここから読み取れる事はベットタウンとしてこの市に住んでいる人の中で特に30代の方、もしくはリタイヤした60代の方が多く、またキャッシングを利用している層としてもそのような人たちが多いのではないかと想像がつきます。
そのため、利用している層としては高めなのではないかという予想が立ちます。
3.東久留米市でキャッシングをするなら
では仮に東久留米市でキャッシングをするとなると金融機関はどこになるのでしょうか?
冒頭市内の人口が11万6千人であるとご紹介をしましたので、それに照らし合わせると5万8千人に対して1店舗という計算になるわけですからかなり少ない事が分かります。
さらに深読みをすると店舗が少ないという事は人数のわりに利用する人が少ないという事を指します。
もしくは、働きに出ている別の地域で利用されている可能性が高いです。
いずれにしてもこの東久留米市内での利用という事に限って話をすると非常に少ない状況である事が分かります。
いずれの金融機関も立場は関係なく安定した収入があれば借りる事が出来ますし、金利も低めに設定されますのでやはり対象となるのは主婦層になってくるのかなと思います。
ただ一方で返済の事なども考えるとそもそも消費者金融で借りる事自体を嫌がる女性の方も多いでしょうから、そこまで考えると男性の利用者が多いのではないかと思います。
生活費で利用するというよりかはどちらかと言えば、趣味に当てるお金を捻出するためかもしれません。
4.東久留米市のキャッシング事情をまとめると
それではここまで東久留米市のキャッシング事情について述べてきました。
先ず歴史的な背景から紐解き、元々は農地に適したところでもなかったところから江戸時代の大供給地としての大転換が起こり、その後第二次大戦を通して一気に人口が爆発する事になり、かつては1万人すらいなかった人口が今や伸びに伸びて11万6千人となっています。
そして、昼夜人口比率から明らかなようにまさにベットタウンと言うにふさわしい市である事が読み取れます。
また、市内には小学校を筆頭に教育機関が非常に充実しており、自然が豊かな事もあってかお子さんを個々の場所で育てたいと思うご家庭も多いのではないかと想像できます。
人口増加に合わせるように団地も増設されていき、今では非常に賑やかな市になっています。
そして、人口構成の部分で30代、60代の方が全国平均よりも多少多い事から、働き盛りの30代男性と60代でリタイヤした組の2階層がキャッシングを利用しているのではないかと仮説を立てました。
しかし、そもそも市内に2店舗しか利用出来るところがない事を考えると、利用額自体が市内全域を見てもそれほど多くない事が分かります。
この現状から、働きに出ている別の地域で利用されている方もいるのではないかと推測します。
また利用目的はどちらかと言えば趣味の領域が多いと考えます。