1.国立市ってこんなところ
今回は東京都国立市のキャッシング事情について紹介をしていきます。
その前に先ずはそもそも国立市がどんな市であるのかについて知る必要があります。
そこで、先ずは国立市について概要を紹介していきます。
東京都国立市は多摩地域にある市で、人口は約7万5千人ほどです。
面積は非常に小さく、都内では狛江市に次いで2番目、全国でも4番目に小さい地域です。
市名である「国立」ですが、よく「こくりつ」と誤読される事が多い事と国立設営のものであると誤解をされる事から「くにたち」という形でかな書きをされている事が目立ちます。
その由来は中央線国分寺駅、立川駅の中間に出来る新しい駅であるという事で両駅から1文字ずつとって「国立」という名称になりました。
市として他にはない独自の取り組みをしているところもあり、その1つが「文教地区」の設定です。
文教地区というのは都市計画法により地方自治体が都市計画区域内に指定した特別用途地区のことを指し、教育施設の周辺および通学路に教育上好ましくないとされる施設を設置することを規制している地区の事を指します。
具体的には、パチンコ、風俗店、ホテルなどの業種が該当します。
元々1950年代の急激な人口増加および朝鮮戦争の勃発による立川の米軍基地が活況を呈した背景から性風俗産業などが盛んとなる状況があり、それにより駅周辺を中心として環境が悪化する事になりました。
その状況を見て市を守ろうと立ち上がった市民、学生たちの手により1952年に東京都としては初めての「文教区」の設定をする事になります。
現在市域では一橋大学をはじめとする教育機関が非常に多く立ち並んでいます。
一橋大学に初めて訪問した pic.twitter.com/d6BuPUsnkk
— からはん (@KH_Kurikara) 2019年4月28日
面積が狭いわりに教育機関が多いためにそれはイコール市域の多くが文教区である事を意味します。
このルールによって現在の健全な街並みが保たれており、安心して子供たちを送り出す事が出来るという環境が整いつつあります。
その他にも谷保天満宮、大学通り、一橋大学兼松講堂などの名所やくにたち市民まつり、谷保天満宮例大祭、国立まと火などの催事・イベント、くにたちワイン、ほうれん草うどん、油そば、スタミナ丼、まちチョコなどの名物・特産品など面積こそ小さいもののその中身が非常に充実した地域であるという特徴があります。
さらに元歌手の山口百恵、俳優の三浦友和をはじめとして様々な有名人も出身地である事で知られており、そのポテンシャルは計り知れません。
十代女性の白血病なんて、小さいころ見た山口百恵と三浦友和のドラマの印象しか無いわ
こんなことってあるんだなぁ pic.twitter.com/uZsAL3IOZr— 魚塚力 (@fmshim) 2019年2月12日
2.人口構成から見る国立市のキャッシング事情
それではいよいよ本題の東京都国立市のキャッシング事情について見ていきましょう。
先ずキャッシング事情を見ていくにあたって大いに関係している人口構成からチェックをしていきます。
国立市の特徴としては、全国平均に比べて20~40代の世代の方が多いという特徴があります。
また、その年代の人口構成としては男性の方が女性に比べて多いという特徴もあります。
人口に関しては年によりますが、増えては減って、増えては減ってという全体的に見れば横這い状態がここ数年は続いている状況です。
また、昼間と夜の人口を比較する昼夜間人口比率についてですが、0.982倍という事で周辺都市に比べれば昼間と夜の人口の格差は少ないです。
つまり、この地に住んで職場もこの地域であるという方が多いという地域であることが分かります。
ただし、それを言うには少し早くもう少し詳しく見ていくと市外へ流出する通勤者は市内へ流入する通勤者よりも多いです。
つまり、通勤者に関してはベットタウンとしての特徴がみられます。
逆に学生を見ると市外に出ていく人数よりも市内に流入する人数が多いという状況です。
ここから分かる事はこの市は昼間学生の街であるという事です。
こういった事情からキャッシングを利用するのは一定数学生もいるのではないかと思われます。
3.国立市で借り入れ可能な金融機関
さて、それでは本題のキャッシングについてですが、国立市においては実際にキャッシングをしようとした場合、
以前はプロミスが2店舗・SMBCモビットが1店舗あったのですが、プロミスとSMBCモビットが1店舗ずつ閉鎖となってしまいました。
3店舗の時は人口に対しては比較的多い店舗数となっています。
およそ、2.5万人に1店舗という状況になっています。
先ほども申し上げたように昼間は学生の流入者が非常に多い事からキャッシングの利用者の中には一定数学生が存在する事が予想されます。
また、市外に働きに出ていた方が帰路についた際に利用するかもしくはその家族が利用をする事も考えられます。
いずれにしてもこの数値から見て分かる事は国立市は比較的キャッシングの利用に対しては積極的な地域であったという事です。
これはもしかしたらかつて風俗産業が盛んだったというような歴史も影響をしているのではないかと思われます。
中には自分の収入を超えてそういったものに対してつぎ込む人もいるはずです。
もちろんそういった人は管理が必要ではありますが、一定数はいた事は十分考えられます。
ですが、現在はプロミス1店舗のみとなり、キャッシングをする人口が少なくなったのではないかと考えられますね。
4.国立市のキャッシング事情をまとめると
いかがでしたでしょうか。
ここまで国立市のキャッシング事情について様々な角度から紹介をしてきました。
冒頭紹介をしたように全国的に見ても4番目に小さい地域という特徴がありますが、実際にはそこには様々な教育機関があり、また催事・イベントや名物・特産品が多く存在するなど小さいながらも市としてのポテンシャルを無限に持っている地域である事が分かりました。
それに加えて東京都で初めての「文教区」の設定といった先進的な独自制作もルールを設定しているなど独自の開拓精神を見せている地域でもあります。
また、人口構成としては20~40代の男性が多く、昼夜間人口比率に関しては周辺地域に比べれば小さいものの、通勤者に関しては市外に出ていく人が多く、その代わりに市内に流入する学生が多い事が特徴である事を紹介しました。
市内にはかつて、全部で3店舗のキャッシングを利用可能な消費者金融が存在しており、その利用者としては一定数学生も存在したのではないかと予想されます。
現在ではプロミスのみ1店舗に減少しました。市内でお金を借りる人口が少なくなった傾向があると思われます。
また、学生の利用と市外に働きに出ていた方が帰路についている際に店舗に寄る事が考えられます。