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■ナショナルクレジットローンお申し込み詳細(消費者金融会社)
ナショナルクレジットローンは東京、東北、北海道を中心に創業37年の信頼と実績を誇る消費者金融会社です。
インターネット申し込みにより、日本全国、365日お申し込みが可能となりました。
ウェブサイトを見れば分かりますが、必ず融資しますなどの甘い言葉は一切なく、「他社消費者金融の借り入れ件数が6件以上の方」「過去に破産や債務整理されている方」は融資できませんと、あらかじめ断っているところが逆に信頼を感じさせます。
消費者金融だけの他社借り入れ件数が5件以内の方には逆にオススメの商品といえるでしょう。
他社利用 | 可能 |
返済シュミレーション | なし |
お試し審査 | なし |
知名度 | ★★★★★ |
パート・アルバイト | 可能 |
即日融資 | 可能 |
土日祝日の融資 | —– |
【ナショナルクレジットローン詳細データ】
融資限度額 | 1~50万円 または年収の10%以内 |
お利息 | 25.55%~29.20%(実質年率) |
審査・融資時間 | お申込み後、審査科料後に指定口座にお振込み。 |
入会金・年会費 | なし |
返済方式 | ・貸付残高スライド元利定額リボルビング方式(5年・更新可) ・元利均等分割払い(1~60回・5年以内) ・元金均等分割払い(1~60回・5年以内) ・ボーナス併用均等分割払い(1~60回・5年以内) ・一括払い |
返済方法 | 提携ATM、銀湖振込みなど |
申し込み資格 | 満20歳から65歳以下の日本国籍をお持ちの方 現在の他社借り入れ件数が5件以内の方 |
担保・保証人 | 原則として不要 |
遅延利率 | 29.20%(実質年率) |
必要書類 | ・健康保険証 ・店頭または無人契約機でのお申込みの場合運転免許証も可 (担保・保証人は不要です。) |
『かつて存在していたクレジットカード系貸金業のナショナルクレジットローン』
ナショナルクレジットローンという名前について聞いたことがあるという人は少ないと思われますが、10年以上前に存在していたクレジットカード系のキャッシングローンとなっています。
同名のキャッシングプランの中に、松下電器の子会社となっていたナショナルが提供していたクレジットローンも存在していますが、こちらは松下電器の関係者しか利用することが出来なかったとされているキャッシングプランとなっていますので、完全に別物のキャッシングプランとなっていますので注意して下さい。
ナショナルクレジットローンというのは、クレジットカード系の企業が提供していたキャッシングプランとなっていて、良くも悪くも一昔前の中小キャシング会社というようなキャッシングプランの構成になっていることが特徴的です。
今回は、既に存在していませんが、このナショナルクレジットローンについて詳しく紹介していきます。
『ナショナルクレジットローンのキャッシングプランの概要について』
ナショナルクレジットローンというのは、10年以上も前の中小キャシング会社となっているために、グレーゾーン金利が撤廃される以前に運営していた企業となっています。
キャッシングプランの概要としては、基本的に50万円以下の少額融資がメインとなっていて、貸付金利についても、25.55%~29.20%というように、当時の上限金利と同じ金利になっていたことが特徴的です。
利用対象者の条件としては、20歳以上で安定した収入がある方ということになっていましたが、当時は総量規制もされていませんでしたので、本人に収入がないという場合でも、配偶者に安定した収入がある場合はナショナルクレジットローンを利用することも可能だったことがポイントになっています。
必要書類も健康保険証のみで可能だったということなので、顔写真付きの本人確認書類が必要なかったということが挙げられます。
また、収入証明書類も必要なかったということが挙げられますので、現在のキャッシング会社が行っている審査と比べると、少し緩くなっていたことが特徴的です。
申込みを開始してから利用を開始するまでの時間に関しては即日での利用が可能だったということもあり、当時のキャッシング会社の中ではスピード性に優れていたということが特徴になっています。
1点だけ他社に比べて劣っていたところがあるとすれば、申込時に「店頭窓口のみでの対応」となっていたことが挙げられます。
当時はグレーゾーン金利が撤廃される以前だったと考えても、2000年頃にはインターネットを介して申込みが出来るようになっていたキャッシング会社も多かったとされているために、ナショナルクレジットローンというのは、インターネットが一般的に主流となる以前のキャッシング会社だった可能性が高いと思われます。
ナショナルクレジットローンも、多くの中小キャシング会社と同じように現在は存在していないキャッシング会社のために、倒産してしまった日時までは正確に調べることが出来ませんが、申込方法や利用方法から推察すると、キャッシング会社の倒産ラッシュが始まった時には既に存在していなかった可能性が高いと考えられます。
『ナショナルクレジットローンに過払い金返還請求を行う場合はどうすればいいのか?』
2016年現在、過払い金返還請求についても落ち着いてきたという状況になっています。
これは単純に過払い金返還請求をすることができる時効が迫っているということが挙げられますので、時効に到達してしまった場合は過払い金返還請求をすることが出来ないということになります。
過払い金の返還を請求することが出来る時効というのは、最終利用日から10年間となっているために、2016年に過払い金返還請求をするのなら、2006年までに利用していたということが絶対条件となりますので、グレーゾーン金利が撤廃されたのが2006年となっているので、2016年まで過払い金返還請求が出来る可能性があります。
しかし、ナショナルクレジットローンのように、2006年時点では営業していない可能性が高い企業については、既に過払い金返還請求をする権利を喪失している可能性が高いために、ナショナルクレジットローンに対して過払い金返還請求をする場合には、調べないといけないことがありますので注意して下さい。
まずは、ナショナルクレジットローンに対して、借り入れ履歴と取引履歴の請求をすることから始まります。
これらの履歴がないと、過払い金の返還請求をすることが出来ませんので注意して下さい。
これらの履歴の開示については法律によって定められているために、開示を要求した場合にはナショナルクレジットローンは開示しなければならないということになります。
しかし、注意点としては、債務も債権も譲渡しているまたは消失していて会社が倒産してしまっている場合には、開示の請求をする場所がありませんので請求できないということになりますので、その点に関しては注意するようにして下さい。