セディナカードってご存じですか?
どのようなクレジットカードか、よく分からない人もいるかもしれませんね。
セディナカードは2009年に3社が合併して誕生した会社ですが、入会後3ヶ月はポイントが3倍になるなどお得なカードになっていますよ。
またセディナはクレジットカード以外にもカードローン専用商品も提供しています。
今回は、セディナカードローンの審査基準から審査に通るコツや落ちる原因、またブラックでも借入できるのかなどを詳しくご紹介していきます。
セディナカードを作ってみようと思っている人は参考にしてくださいね。
記事の目次
セディナカードローンの基本情報
まずはセディナカードローンの基本情報をご紹介します。
金利 | 18%以下 |
限度額 | 200万円まで ※新規借入時は50万円 |
即日融資 | 可能 |
申請資格 | 満20歳以上 |
アルバイト | 可能(※学生不可) |
必要書類 | 本人確認書類(顔写真付き証明書・収入証明書 |
キャッシング方法 | 全国のATMから可能 |
担保・保証人 | 不要 |
支払日 | 毎月月末締め・翌27日払い |
年会費 | 無料 |
セディナカードは年会費無料のクレジットカードです。
通常時のポイント還元率は0.50%、カード利用額200円毎に「わくわくポイント」が1ポイントたまります。
また、全国のセブンイレブンでカードを使うと、いつでも「わくわくポイント」が3倍ですよ。
他にもETCカード利用や海外利用で、通常の1.5倍ポイントがたまるという特典がありますね。
セディナカードローン審査の流れ・審査項目は?
セディナの審査項目や流れは、基本的に他の消費者金融と審査項目に違いはありません。
年収や勤務先といった「属性」を元に、申請者の返済能力が見られると言うことですね。
勤務先や年収などの属性からの返済能力をチェックされる
セディナのカードローンの申し込みはインターネットから行う事ができます。
その時に申請書に氏名・住所などの情報と一緒に勤務先や年収を記入することになります。
これらの情報は、その人の返済能力を見るために使われるんですね。
セディナのカードローンをはじめとしたカードローン会社は、お金を貸してその利子で利益を得ています。
なので、当たり前ですが、お金を返済してくれないと利益になりませんし、商売として成立しません。
なので審査は丁寧に行われますし、会社としていくらまで貸すリスクを負えるのかをチェックしていますよ。
なので、収入は多い方が有利ですし、勤務先は大手の会社や公務員などが審査には有利に働きます。
借入限度額は基本的に年収の10%をベースに設定される
セディナカードローンでは借入限度額は200万円となっていますが、限度額で有り、実際にこれだけ借りられるかというとそうではありません。
大手消費者金融であれば「700万円」というような大金が設定されていることがありますが、それでも上限まで借りれることは少ないでしょう。
年収300万円の人が700万円借りても返済出来ないですからね。
そもそも「総量規制」という年収3分の1以上のお金は基本的に借りられないという法律が有るので、考えても無駄です。
大体は、どこの消費者金融会社・銀行カードローンも申請者の年収の10%を貸してくれると思っておきましょう。
10%をベースに勤務先や勤続年数で多少増減する印象ですね。
アルバイトやパートでも定期的な収入さえあれば審査に通過可能?
信用情報に傷がなければ、アルバイトパートでも審査に通貨する事は可能です。
しかし上記に書いた様に年収の10%をベースを借入限度額に設定される関係で、正社員並に多くの金額を借りる事はできません。
通過自体は可能なので、自分がアルバイトだからパートだから審査に通過出来るか不安だったという人も、問題無くセディナのカードローンの審査に通過出来るので安心して利用してくださいね。
信用情報からこれからでの返済履歴をチェックされる
返済能力がチェックされた後は、信用情報がチェックされます。
信用情報とは、クレジットカードやローンなどの申し込みや契約に関する情報を指します。
本人を識別するための情報のほか、クレジットの申し込み内容や契約内容、支払い状況、残高などで構成さえていて、主にCICに加盟するクレジット会社などから登録された情報になります。
信用情報には、セディナカードローンをはじめ、カードローンやクレジットカードを扱っている会社が登録しています。
そのためたとえば楽天カードで支払い遅れがあったら、それをセディナもチェック出来ると言うことです。
信用情報をチェックすると、申込者の今までの返済履歴がわかります。
返済が遅れがちなのであれば、お金を貸すリスクが高まるので、審査には通りにくくなりますね。
信用情報は必ずチェックされるので、常日頃からの習慣がとても大切ですよ。
在籍確認で記載された情報が本当かどうかチェック!
返済能力・信用情報ともに問題がないと判断されたら、その後在籍確認が行われます。
在籍確認とは、申し込み情報に記載された勤務先で、本当に働いているかどうかをチェックする事です。
申し込み情報に記載された勤務先に電話がかかってきて
「〇〇さんはいらっしゃいますか?」
と電話口で聞かれると言うことです。
そこで電話を代わってもらって対応すれば在籍確認はOKですよ。
そして最終的な審査にうつります。
勤務先に電話が来ることが嫌な人もいると思いますが、万が一、嘘の情報が記載されていた場合はその人の返済能力が大きく代わってきてしまいます。
そのため、カードローン会社は手間をかけてでも、在籍確認をするんですね。
嘘の情報でお金を貸したとなっては返済されないかもしれませんから、カード会社も真剣に調べますよ。
返済能力・信用情報をもとに、返済出来る人かどうかを審査する!
在籍確認がとれたら、返済能力・信用情報をもとに、その人がいくらであれば返済出来るのかを審査されます。
その時、総量規制という項目も重要になりますね。
先程も書きましたが総量規制というのは年収等を基準にその3分の1を越える貸付が原則禁止されている事を言います。
法律で定められていて、セディナのカードローンも総量規制の対象になりますよ。
そのため年収300万円の人なら、最大で100万円までしか借りる事ができません。
また初めてカーロドーンを利用する人ならば、いきなり総量規制いっぱいまで貸してくれることもないでしょう。
しっかりと返済実績を積んで、信頼ができたら増額というパターンですね。
総量規制にかからないローンも存在する!
カードローンなどの使用用途が自由な「フリーローン」は基本的に総量規制にひっかかりますが、全てのローンが総量規制の制限にひっかかる訳ではありません。
例えば「住宅ローン」や「マイカーローン」などは対象外と言えますね。
家を買おうと思えばその場所に寄りますが、最低でも1000万円はかかるでしょう。
車だって新車なら数百万円しますよね。
総量規制は年収の3分の1以上のお金を借りられませんけど、そう考えると1000万円の家を購入しようと思ったら、年収は3000万円必要って事になり、現実的ではありません。
なので、「住宅ローン」や「マイカーローン」などの使用用途が限定されているローンは「目的別ローン」と言い、総量規制の対象外になります。
年収や勤務先、信用情報や取引実績は嘘をついても絶対にバレる!
多くのカードローン提供会社と同じように、セディナでも審査において以下の確認行程を設けています。
- 在籍確認
- 信用機関からの申請者の信用情報の取得・確認
そのため、年収や勤務先などの嘘の情報は在籍確認で簡単にバレますし、過去に信用情報に傷が付いていたのを隠そうとしても、すべての金融機関は個人の金融情報を共有しています。
過去に滞納していたり、嘘の記載をして審査に通過しようとしたことはないか?現在の消費者金融や銀行にもカードローンの申請をしていないか?
現在、他の消費者金融や銀行から合計いくら借入残高があるのか?
そういった情報がすべて把握されますので、絶対に嘘の記載をするのは止めましょう。
セディナの審査はブラックでも通るのか?
セディナの審査の流れや審査項目などについて解説しましたが、実際にブラックの人は審査にとおるのでしょうか?
結論からいうとセディナの審査は厳しくもなければ、甘くもない、平均的な審査難易度と言えるでしょう。
大手消費者金融よりは厳しくないと思いますが、それほど甘いわけではありませんね。
言えるのはセディナの審査は独自と言えますね。
セディナはクレジットカード会社でありながら、カードローンや自動車ローンを扱うなど、積極的に顧客拡大を狙っています。
顧客拡大を狙っていると言っても、審査を甘くしたのでは貸倒れリスクも高くなりますよね。
例えば過去に金融事故を起こした人でも、簡単に審査に通ってしまえば、貸し倒れリスクが高くなってしまい、またローン返済も途中で出来なくなってしまっても、結構多くなってしまいます。
セディナの審査が甘いと言われていても、そのまま信用してはいけないということですね。
もちろん、他社クレジットカードの審査に落ちた人出もセディナの審査には通過するかもしれませんが、一定条件以上を満たしていなければ審査に通ることもないでしょう。
セディナが出来た当初はキャンペーンが盛んに行われていて、審査に通る人も意外に多かったのですが、現在は他社クレジットカードに比べて審査があまりというわけではありません。
セディナの独自審査とは?
他社クレジット会社はコンピューターによる自動スコアリングによって審査の合否を決めています。
審査はあくまで客観的に行い、スコアリングによって合格ラインに到達しなければ、あっけなく審査に落としてしまいます。
しかし、セディナの独自審査システムは一般的なコンピューター自動スコアリングの他に、将来にわたってどれくらいセディナのカー利用してくれるのか、人工知能を使って判断された情報も審査に含まれているという事。
クレジットカード会社は利用してくれなければカードと維持費だけがかかってしまい、カード会社として収益を上げることが出来ません。
そのため、セディナの独自審査システムを構築し、会員申込者はどのような年代層で、男性なのか?女性なのか?AIによって判断し、コンピューターによる自動スコアリングが合格ラインギリギリだったとしても、セディナカードを利用すると判断出来た場合は審査に通してしまうことがあるという事ですね。
逆に自動スコアリングで合格ラインに到達していても、複数枚クレジットカードを持っている場合、セディナカードを使わないのではないかと判断され、審査に落ちてしまう可能性もあります。
しかも、セディナカードの審査はどちらかという外資系のクレジットカードの審査システムに近く、過去の情報よりも現在の情報を優先的に取り入れるシステムと言えます。
過去においてそれほどクレジットヒストリーが優良じゃなかったとしても、現在の年収や各種ローンの返済状況が良好であれば、積極的に顧客にしてしまおうという考えを持っています。
とりあえず、顧客にしてしまえば、セディナカードを使って貰う可能性があるって考えてるんですね。
はじめのウチは利用限度額は少ないですが、会員になってからカードの使い方が良好であると判断出来れば、徐々に利用限度額を上げていくという方法もとっています。
セディナの人工知能を使った審査システムは大変独特です。
利息収入と貸し倒れリスクの損益分岐点をAIが判断し、属性が決して良いとはいえない申込者でも、過去の会員データベースによって、OKとなる可能性もあります。
また過去に信用不安を抱えている人でも、女性なら比較的女性なら審査に通り安いという傾向もあります。
といっても、審査に落ちる人も確かにいます。
それは金融事故を起こしている人達です。
いくら審査が独特とは言え、さすがにブラックになっている人にカードを発行することはありません。
ただし過去に金融事故を起こした人でも、ある程度の年数が経過していれば、独自の審査で通過する人も多いと言うことです。
普通は自己破産や債務整理、長期滞納などしてしまうと、5年から10年は金融事故として登録されてしまい、審査に通ることはありません。
しかし、セディナは現在借金が無いのであれば、金融事故が残っていても、審査に通る可能性があります。
金融事故を起こしたら最低でも5年経過すれば、審査に通る確率があがっていきます。
もちろん、確実に審査に通るには金融事故情報が消えてからとはなりますが、どうしてもセディナに申し込みたいと言う場合は、5年間は待ってみて、返済能力をアピールするためにも年収を上げることも必要ですね。
また携帯電話料金の請求をきちんと支払うなど、クレジットヒストリーを作る事も必要です。
まとめ
セディナのカードローンについてご紹介しました。
セディナはブラックでも借りられると言われていますが、それは現在の状況によると言う事ですね。
過去にブラックでも現在きちんとしたクレジットヒストリーが作られていれば、借りられる可能性はあるという事です。
またセディナ独自の審査システムもあるので、今後セディナのカードを使ってくれる人には審査も甘くなるという傾向ですね。
ご利用は計画的にしましょうね。
最後までご覧いただきありがとうございました。