冠婚葬祭や出産祝いなど、どうしても“数日中に数万円捻出しなければいけない”とき――『借りる相手』がいるでしょうか?
両親・兄弟姉妹には“身近過ぎるがため”に借金の申し込みはできない。
そしてまた、友人や恋人には“プライドが許さない”ため、「お金を貸してくれ」何て言えない。
――別に以上のようなことは、オカシクも何でもありません。
いたって、“普通のこと”――もっと言えば、そういった感情は『常識的・良心的な人間』という証明でもあります。
『借金をする人』というのは、世間ではいわば“非常識な人間”と思われがちですけれども、そんなことはありません。
『借金のこと』でご相談なさる方のほとんどに共通する点が――
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- ・真面目(マジメがゆえに、他人から借りられない)
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- ・優しい(貸す側の気持ちを理解しているがゆえに、借りられない)
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- ・信頼あり(友人や知人が多く、周囲の人から信頼されている)
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- ・家族想い(家族と温和な関係にある)
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- ・常識家(人として守るべき道をかたくなに守っている)
――上記の5つのポイントです。
やはり「社会的な自立をしている人」「責任をひとりで抱え込む人」などが“借金をしやすい傾向”にあり、かえって「社会的に自立をしていない人」「責任を他人に押し付けるような人」は“借金をしようとしない傾向”があります。
『他人を自分の“金銭問題”に関わらせたくない』
――そう考えている人ほど、周囲を見渡せば“お金を貸してくれる人”が沢山いるのにもかかわらず、[キャッシング・サービス]を利用します。
必要なときに“必要な分”だけ借りることのできる[キャッシング・サービス]。
昨今では――
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- ・即借り入れ可能
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- ・低金利
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- ・WEBからの申し込みが可能
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- ・インターネット上からの借入管理
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- ・多彩なサービス
- ……etc.
――多くの機能を備えていて、周囲の人に“バレる心配”も極力少なく、本当に≪便利≫ですよね。
確かに『便利』ですけれど『便利』なことだらけで“危険”はどこにもないのでしょうか?
――いいえ。
通常の利用では充分すぎるほど『便利』ですけれども、間違った利用方法をしてしまえばもちろん“危険”なことも……。
そこで、≪キャッシングにおける『危険』についての例≫および≪危険の回避方法≫をご解説・ご紹介します。
キャッシングの『危険』なこと
返済の延滞
キャッシングのご利用において、もっとも注意しなければならないことが“借りたお金を期日までにちゃんと返済する”ということです。
返済を怠るとどうなるか――
①ブラックリスト
金融関連における“いざこざ・問題”のことを総称して『金融事故』と呼ばれています。
≪『金融事故者リスト』=ブラックリスト≫
一度、罪を犯した者の名前が警察のデータのなかにずっと残ってしまうように、金融関連における“事故者”というのも、無論、残ってしまうので気を付けましょう。
金融事故者リストに名が記載されてしまうと、その後、“金融関連の企業から借り入れすること”が非常に難しくなります。
②損害遅延金の支払い
【損害遅延金:20%(年率)】
どの金融企業のHPにも『損害遅延金』というものが記載されています。
<現金50万円を借り入れした場合>
借り入れ額 :50万円
利率 :18%(年率)
借り入れ日数:30日(ひと月)
[通常]
50万(借り入れ額)×0.18(利率)÷365(一年)×30(ひと月)=7,397円
返済額は[507,397円]ということになります。
[滞納(1日遅れ)]
50万(借り入れ額)×0.18(利率)÷365(一年)×31(ひと月+滞納日数)=7,643円
返済額とは別に、『損害遅延金』を算出し支払わなければなりません。
50万(借り入れ額)×0.20(利率)÷365(一年)×1(滞納日数)=273円
返済額は[507,916円]ということになります。
[滞納(60日遅れ)]
50万(借り入れ額)×0.18(利率)÷365(一年)×90(ひと月+滞納日数)=22,191円
50万(借り入れ額)×0.20(利率)÷365(一年)×60(滞納日数)=16,438円
返済額は[538,629円]ということになります。
上記のように、どんどん転がって行くように“借金が増えてしまう”そんなことが実際にあり得るのです。
返済をするにしても[18%/利率]分と[20%/滞納利率]分を返済するだけでもいっぱいっぱいになってしまえば――もう、返済する方法は“他人を頼る”または“自己破産”しか方法がありません。
このような
“金融事故”
を起こさないためにも、まずはあらかじめ『対策法』を利用することがポイントです。
返済の延滞をしないための対策
支払いスケジュール
カテゴリ: ファイナンス, ビジネス
このアプリは、今や、生活のなかで欠かせなくなった“スマートフォン”内にて『支出/収入・支払いなど』をそれぞれ記録/管理することができます。
“支払いリスト”に「キャッシングの返済」を追加しておけば、当月に『支払わなければならない支出分』をまとめられるので、支払い忘れ/返済不可能などを防止することが可能。
現代ならではの『滞納/延滞防止』法で、返済が滞らないように気を付けましょう。