A子さん「誰でも“審査の通るキャッシング”ってないかしら?」
――ときおり、このような質問を受けることがあります。
質問者いわく――
いくつかの『キャッシング審査』に受けてみたけれど、面倒な手続きをさせられただけで、結局「審査に通らなかった!」
――とのこと。
質問者のなかには――
公式HPに用意されていた≪簡単審査≫では通っていたのに、実際に『本審査』を受けると落とされてしまった……。
――というような不満を漏らす方も少なくありません。
審査を受けることも以前に比べれば、“インターネット申請”などという方法も開発され、いくらか便利になっていますけれど、それでもいろいろな『個人情報』を入力しなければいけませんし、電話などの応対も含めればそれなりに時間も掛かります。
そういった面倒な手続きを経て、そう簡単に「はい、ダメです」と断られては納得がいきませんよね。
「審査の甘いキャッシングはないか?」
――という気持ちになられることも無理ありません。
そこで此度は、一発審査通過することのできる(審査の甘い)“キャッシング・サービス”についてご解説・ご紹介します。
審査についての誤解と理解
一般的に「審査」という言葉から連想されるイメージを“キャッシング審査”に当てはめている方が多いようですけれど、それは誤解であることを理解しておきましょう。
そうと言うのは――
AさんとBさん、CさんがそれぞれD社とE社の貸付会社(銀行/消費者金融会社/信販会社)に申請をしたとします。
その折り、一般的な「審査」であれば
Aさん → D社/E社ともに通過
Bさん → D社通過/E社審査落ち
Cさん → D社/E社ともに審査落ち
という結果になるでしょうけれども、“キャッシング審査”は
Aさん → D社通過/E社審査落ち
Bさん → D社審査落ち/E社審査通過
Cさん → D社/E社審査落ち、大手他社審査通過
というような結果があり得るわけです。
つまるところ、ひとつのところで“審査落ち”したからといって、他社でも同様に審査落ちするというような結果にはならず、『審査通過』する場合もあるということ。
この事実を知らずに、たった数社審査を受けてみて、「どこもかしこもダメだ」と悲観する必要は決してありません。
さてでは、何故以上のように「それぞれの貸付会社(銀行/消費者金融会社/信販会社)によって“通過/審査落ち”に振り分けられるのか?」それについてご解説します。
キャッシング審査の基準
「一方の審査は通過したのに、もう一方の審査は落ちてしまった」
「一方の審査は落ちてしまったけれど、もう一方の審査は通過した」
上記のような、いわば“矛盾的な審査”方式が成立するかと言えば、それは貸付会社(銀行/消費者金融会社/信販会社)ごとに『対象顧客』がそれぞれ違うからです。
昨今、あれだけの数の貸付会社(銀行/消費者金融会社/信販会社)が経営されているのに、それぞれが共倒れしてしまわないのもこのため。
貸付会社(銀行/消費者金融会社/信販会社)はそれぞれのポリシーを基に“対象顧客”を選定して、サービスを行っているということです。
――そういった運営方針を定めているわけですから、例えば『B社の対象ステータスを備えた人物』が、B社とはまったくポリシーの異なる貸付会社のA社に申請したところで、“審査が通らないこと”は火を見るよりも明らかなことはお察しいただけることでしょう。
そのため、「○○という貸付会社(銀行/消費者金融会社/信販会社)は、<審査が甘い>ことで有名!」などという情報はあまり当てになりません。
確かに“審査が甘い”と述べる当人にとっては、予想外にことが進み、甘く感じられたかもしれませんけれど、上記にて再三述べたとおりそれはただ、その当人に『適した貸付会社』であったからと判断できます。
ようするに、“審査が甘い”といわれる貸付会社を探すよりも、自分に『適した貸付会社(銀行/消費者金融会社/信販会社)』を探す方が、よほど効率的かつ効果的ということ。
では次に、“自分に適した貸付会社(銀行/消費者金融会社/信販会社)”の調べ方についてご紹介します。
自分に適した貸付会社(銀行/消費者金融会社/信販会社)の調べ方
まずは以下の五項目を頭のなかで宜しいですから思い浮かべてください――
- 年齢
- 性別
- 職業
- 結婚の有無
- 借り入れ状況
――こちらの代表的な五項目については“簡単審査シミュレーション”などにて、入力を求められる項目ですけれど、実はこの五項目だけでも充分『適した貸付会社』を検討することができます。
例えば――
年齢:40歳
性別:女性
職業:専業主婦
結婚の有無:有
借り入れ状況:なし
――この場合、本人の返済能力について問われる“消費者金融会社/信販会社”は厳しいですから、『キャッシングが利用できる銀行』が適した貸付会社ということになります。
貸付会社の公式HPにアクセスし、詳細に読んでみれば“会社の方針”が必ず記載されていますので、それを頼りに、自分に『適した貸付会社』を検討してみましょう。