カードローンを組みたい!名義貸しや親の名義でもローンは組める?

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カードローンを組む際に、名義貸しをしてもらったり、親の名義を使ったりといったケースがあります。

名義貸しによってローンを組めることもありますが、安全な方法ではありません。

名義貸しは、友人や知人が選ばれるケースが多いですが、家族なら安全だろうと考えて親を名義人にするというケースもあります。

しかし家族であってもリスクがあることを知っておかなければいけません。

そこで今回は、そもそも名義貸しとはどのようなものか、名義貸しにはどのようなケースがあるのか、どのようなリスクがあるのかといった点について解説していきます。

名義貸しとは?

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名義貸しは、その名の通り他の人に名義を貸す行為、他の人の名義を借りることで、ローンが組めるようになります。

契約する際には、嘘の情報を相手に伝えていることになるのでとても危険ですし、名義を偽って契約した本人だけではなく、名義を貸した側に対しても法的な責任が問われます。

そのため、双方にとって大きなデメリットが生じる行為だといえます。

名義貸しが行われるケース

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名義貸しにはいくつかのパターンがありますが、続いては、どのようなケースで名義貸しが行われるのかみていきましょう。

借金をする時にお願いするパターン

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親や友人、知人に、借金をする時の名義貸しを依頼するというケースは比較的よくあるケースです。

自分の名義では契約ができないという理由で、ローンやクレジットカードの契約をしてほしいと依頼する方法です。

これまでに債務整理をしたり、返済の延滞が会ったりしてブラックリストに載っていると新たな契約ができなくなります。

そのため、親や友人、知人に依頼して「新たな借入ができる状態」を作り出し、身近な人の名義でローンを組んだり、クレジットカードを契約し、返済は名義を貸してもらった本人が行っていきます。

クレジットカードやサラ金を使うパターン

クレジットカード サラ金

クレジットカード会社や消費者金融から、名義を貸すことで謝礼金を支払うといった誘いを受ける場合があります。

謝礼金を貰えるなら名義を貸しても良いと思う人もいるので、周りにクレジットカード会社や消費者金融からお金を借りる際の名義人になってほしい、とお願いするケースも考えられます。

しかし実際は名義人になった人が返済をしなければいけないため、メリットはありません。

家族でも危険性はある!名義貸しをするリスクとは?

名義貸し 危険 リスク

名義貸しをすることによって、様々なリスクが生まれてしまいます。

続いては、どのようなリスクが生じるのか解説していきます。

犯罪になってしまう可能性がある

名義貸し 犯罪

他の人から名義を借りてローンを組むのは、偽装行為とみなされてしまいます。

偽装行為はとてもリスクは高く、大きな危険性をはらんでいます。

名義貸しを求めた側だけではなく、名義貸しに同意した側も刑法第246条の詐欺罪に問われる可能性があるのです。

つまり、名義貸しを求めた側のみならず、良かれと思って名義を貸した側も犯罪行為を行ったとみなされてしまうので、名義貸しはしてはいけない行為だといえます。

返済を貸した側が負担しなければいけない可能性がある

名義貸した方 返済 負担

親や友人、知人から名義を借りてカードローンを組んだ場合であっても、返済が滞ってしまう可能性はないとは言い切れません。

もしそのようになってしまった場合、名義を貸した側が返済をしなければいけないという状況になってしまいます。

名義貸しを周りの人にお願いするということは、何らかの事情で借入ができないという状況を抱えているといっても過言ではなく、そのため、返済が順調にいかない可能性はかなり高いと思っておく必要があります。

名義借りた人 支払い 出来ない

名義を借りた側が支払いをできないという状況になってしまうと、名義人である親や友人、知人に対して請求がいってしまうのです。

クレジットカード会社や消費者金融に対して「自分は名義を貸しているだけだ」と説明してもそれが通用することはありません。

なぜかというと「名義人」は借りている本人ではなく親や友人、知人となってしまっているからです。

名義貸しをしているという理由で支払いをしないままにしておくと、給料の差し押さえなどを
されてしまう
可能性もあります。

給与 差し押さえ
そして最終的に、名義を貸した親や友人、知人が自己破産をしなければいけないという状況に陥ってしまうケースも考えられます。

このように、名義を借りた側だけではなく、貸した側も大きなリスクを被ることになってしまうのが名義貸しです。

自分だけの問題ではなく、周囲を巻き込むことになってしまうため、名義を借りてカードローンを組むのは避けるべきだといえます。

どうしてもお金が必要な場合はどうすべき?

キャッシング 借入 どうすれば

カードローンを組めないけれど、急遽お金が必要になってしまうこともあります。

そのような時に、何とかしようと名義貸しをしてもらったり、親の名義で契約したりするケースがあります。

しかし、それらの行為は前述したように大きなリスクを負う行為で、自分自身だけではなく、周りにも迷惑をかけてしまう可能性があります。

そのため、どうしてカードローンを組むことができないのかを自分自身で把握しておかなければいけません。

カードローンを組めない理由

カードローンを組めなくなってしまう理由には、申し込みの仕方に問題がある、信用情報に傷がついているといった理由が考えられます。

申し込みする際の情報に何らかの不備があったり、スコアリング(年収や勤続年数、家族構成などによって付けられる点数)が低すぎたりするとローンを組むことが難しいです。

また、複数のローンに申し込みをしていると申し込みブラックとみなされて、ローンの審査に落ちてしまう可能性が高くなってしまいます。

信用情報の傷は、申し込み時点の借り入れ総額が大きい、ブラックリストに載っている(延滞や遅延、債務整理、強制解約、代位弁済の記録が残されている)といった状況を指します。

スーパーホワイト ローン審査 注意

また、スーパーホワイトな人(借金を全くしていない)も信用情報機関に何も情報が載っていないため怪しまれてしまい、審査落ちする可能性高いです。

10代や20代の若者であれば問題視されることも少ないですが、30代や40代でスーパーホワイトだと過去に何かあったのではないかと思われてしまうのです。

ブラックリストに載っている人が、養子縁組をすることで、クレジットヒストリーを綺麗にするというケースもあるため、金融機関の中にはスーパーホワイトの人に対する審査を慎重に行うところもあります。

カードローンが組めない期間

カードローン 組めない 期間

カードローンが組めない期間は、それぞれの状況によって異なり、ブラックリストの場合は、完済してから5年後に情報が消えます。

そのため、完済してから5年間は新たな借入が難しいですが、それ以降であれば問題なく新規のカードローンを利用できるのです。

ただし、自己破産をしている場合は完済してから10年間情報が消えない場合もあるので注意が必要です。

借り入れ金額が多すぎる場合は、その金額を減らす必要があり、借り入れ金額が年収の1/3に収まれば、新たに借り入れをしたり、カードローンを新規で組めるようになったりまします。

収入を増やすための方法を考えて、借入できる金額を増やすという方法も効果的です。

お金が急遽必要になってしまうことは誰にでもありますが、そのような時に、カードローンの利用を検討する人もいます。

自分自身ではすでに新規の借り入れができない状態だと、名義貸しや親の名義でローンを組むという方法でお金を工面しなければいけません。

カードローンを組むことはできますが、それは違法行為になってしまうのでしてはいけない方法です。

カードローンを組みたいなら、自分自身の状況を正しく把握し、状況に合わせた方法で申し込みをしなければなりません。