プロミスを申し込もうとして、利息がどれだけかかるのか?
気になりますよね。
借りるのは簡単だけど、返すのは大変なんじゃないかと心配になる気持ちも分かります。
既にプロミスを利用していても、金利の仕組みや計算方法が分からないと言う人もいるかもしれません。
今回は10万円を借りた場合を例にして、プロミスの利息や返済額についてご紹介していきましょう。
記事の目次
金利と利息の違いとは?
プロミスでの金利についてご紹介する前に、金利と利息の違いについてご紹介しましょう。
似たような意味だと思っている人も多いでしょうが、ここでしっかりと理解をしておいてください。
金利とは?
金利とは、借入額に対する利息の割合を示した物です。
金利が低ければ、利息を減らして総返済額を抑えることができますね。
なお、金利には借入額ごとに貸金業法に基づく上限値が定められています。
利息とは?
利息とは貸金の借入をした時に対価として支払う必要がある金銭のこと。
利息は金利や借入期間に応じて変動し、金利を下げたり返済期間を短縮することで、抑える事ができます。
利息は以下の計算式で求められますよ。
- 利息=借入残高×金利÷365日×借入日数(小数点以下切り捨て)
例えば、金利17.8%で10万円を30日間借入した歳の利息は以下のようになります。
- 10万円×17.8%÷365日×30日=1,463円
仮に借入日数が10日間に短縮された場合は、利息は以下のように減少します。
- 10万円×17.8%÷365日×10日=487円
また金利を15.0%で10万円を30日間借入した場合は、利息を以下のように減らす事ができます。
- 10万円×15.0%÷365日×30日=1,232円
このように返済期間を短くしたり、金利を下げることができれば、利息を下げて結果として総返済額を抑えることが可能ですね。
というか、この計算方式を覚えておけば、応用が利くでしょう。
そのためできる限り利息を抑えられるように準備をしてから、プロミスへ申し込むようにしましょう。
プロミスの金利設定を他社と比較してみた
消費者金融や銀行などの貸金業は、利息制限法という法律に基づいて金利を設定しています。
利息制限法とは、貸金業者がむやみやたらに、高い金利を設定することのないよう、消費者を守るための法律ですね。
利息制限法によって元金ごとにカードローンの金利の上限が決まっていて、最高でも年20.0%と決められています。
なお、利息制限法の金利上限は以下のようになっていますよ。
元金(借りているお金または限度額 | 上限金利 |
10万円未満 | 20.0% |
10万円以上100万円未満 | 18.0% |
100万円以上 | 15.0% |
プロミスをはじめとする大手消費者金融でも、利息制限法の範囲内で3.0%~18.0%で金利が設定されています。
プロミスと他社を比較した場合、最少金利を見ると、プロミスが4.5%~と他社よりも高い設定になっていますが、10万円を借りる場合は他社と比較しても低い17.8%となっていますね。
会社名 | 金利 |
プロミス | 4.5%~17.8% |
アコム | 3.0%~18.0% |
SMBCモビット | 3.0%~18.0% |
アイフル | 3.0%~18.0% |
レイクALSA | 4.5%~18.0% |
プロミスは下限金利は高いですが、上限金利が安いのがわかります。
10万円の借入だと、ほぼ上限金利になるので、他社よりもお得と言えますね。
毎月の返済額はいくらになる?
お金を借りる時返済の総額も気になりますが、1番は毎月の返済額がいくらになるかということですよね。
実際の返済額について計算例を用いて説明すると同時に、返済額がどのように決まるかをご紹介しましょう。
残高スライド元利定額返済方式で決まる
プロミスの毎月の返済額は、「残高スライド元利定額返済方式」によって計算されます。
残高スライド元利定額返済方式とは、借入の残高に応じて、返済額が毎月変動する仕組みで、返済を重ね、借入残高が減っていけば月々の返済額も減りますが、反対に追加の借入を行えば返済額が増加するということになりますね。
返済額は毎月変動するため、その月の返済額はその都度確認しましょう。
返済金額の算出方法を下記の表にまとめましたので、ご覧下さい。
借入後の残高 | 返済金額 | 返済回数 |
30万円以下 | 借入後残高×3.61% | ~36回 |
30万円超~160マイル100万円以下 | 借入後残高×2.53% (1,000円未満切り上げ) |
~60回 |
100万円超過 | 借入後残高×1.99% (1,000円未満切り上げ) |
~80回 |
30万円以下なので、もちろん10万円の借入の時も同じ条件ですね。
実際の返済額を計算してみよう
次に、実際の返済額を計算してみましょう。
借入残高が5万円、10万円、50万円の場合、それぞれの返済額は、下の計算式で求める事ができます。
計算後は、1,000円未満を切り上げし、返済額を算出します。
- 借入残高が5万円の場合:5万円×3.61%=1,805円→返済額2,000円
- 借入残高が10万円の場合:10万円×3.61%=3,610円→返済額4,000円
- 借入残高が50万円の場合:50万円×2.53%=12,650円→返済額13,000円
残高スライド元利定額返済方式の注意点
残高スライド元利定額返済方式のメリットは、毎月の返済額が比較的安く抑えられることです。
ただし、それは裏を返せば、返済期間が長くなりやすいということも出来ます。
追加で借入を行った場合、さらに返済が長期になってしまうので、計画的に借りるようにしましょう。
なお、10万円を最長返済回数の36回で返済する場合、プロミスの公式ホームページで計算すると、毎月の返済額が3,605円になります。
返済総額は3,605円×36=129,780円になり、10万円を借りて、29,780円の利息を支払う計算です。
利息で30,000円弱っていうのは勿体ないと思ってしまいますよね。
プロミスでは毎月の返済金額以上であれば、繰上返済をする事も可能です。
お金に余裕がある月は、多く返済するなどして、なるべく返済回数を少なくするようにしましょう。
プロミスで1ヶ月10万円を借りると利息はいくら?
プロミスの実際の利息について見ていくために、17.8%の借入利率で10万円を30日間借りた場合の利息額を計算してみましょう。
30日分の利息を出すためには、年利の17.8%を日割り計算する必要があります。
そこに利用日数の30日を掛けた金額が利息になりますね。
つまり(10万円×0.178÷365日)×30日=1,463円が、金利17.8%で30日後に一括返済した場合の金利となるのです。
通常の利息を計算すると、1,463円になりますが、実は初めてプロミスを利用する人で条件を満たしていると30日間は利息が無料となります。
初回の方は利息0円キャンペーンを行っているので、その対応ということですね。
プロミスで10万円を借りた歳の利息計算は、返済シミュレーションを活用しよう!
プロミスで10万円を借りる際には、返済計画を練るために返済シミュレーションの活用をオススメします。
ここからは、シミュレーションの使い方や活用するメリットについてご紹介しましょう。
返済シミュレーションの使い方
プロミスでは公式サイトにて返済シミュレーションツールを提供しており、借入希望額・金利などを入力すれば、返済回数(返済期間)や毎月の返済額を算出することができます。
「毎月の返済額をこのくらいに設定したい」「いつまでに完済したい」という基準で返済プランを考える人は多いので、いずれも返済プランを立てるときには便利でしょう。
プロミスの返済シミュレーションツールでは、返済回数や返済額はもちろん、毎月の返済額がどの程度利息に割り当てられるか、支払う利息の合計も確認出来るので、とても利便性がいいですよ。
ただし、毎月の編足額には最低返済額が存在します。
この最低返済額を下回る金額は設定できないので注意しましょう。
カードローンが初めての方でも、返済シミュレーションを利用すれば、返済目標を立てやすくなります。
また、新たな借入をした場合にも、利息・返済期間などを知るのに役立つので、積極的に活用しましょうね。
プロミスの返済シミュレーションを利用するメリットは?
プロミスの返済シミュレーションを使うと、以下のようなメリットがあります。
返済目標を決めやすくなる
返済シミュレーションは、返済目標を立てるのに役立ちます。
具体的には、「いつまでに返済を終わらせるべきか」「返済額をどの水準まで抑えたいか
」といったものが挙げられますね。
スムーズに返済を進めたい時には、借入前のシミュレーション実施がオススメです。
借入前の返済可否が判断しやすくなる
シミュレーションを使えば、自分が毎月問題無く返済を続けられるのかどうかを判断しやすくなります。
このとき、月の手取額が12万円であれば、収入の20%以上を返済に充てなければならず、返済負担はかなりキツくなります。
また、万が一途中で返済が滞れば、信用情報に傷が付いて、今後の利用に師匠が出るので、返済額を減らすなど計画の調整が必要になりますよね。
シミュレーションには、こうした難しい局面での判断を助けてくれるという意味合いもあります。
プロミスの返済シミュレーションを活用する事で、効率的な返済ができますよ。
プロミスの支払いを出来るだけ抑えるには?
ここからは、出来るだけ支払金額を抑えるためのコツを4つご紹介しましょう。
返済をお得にしたいという方は、是非読んでくださいね。
ただし、方法によっては、利用出来ない人もいるので注意しましょう。
それではご紹介します。
初回利用なら無利息期間サービスがオススメ!
初めてプロミスを利用する人に使って欲しいのが、無利息サービスです。
なお、30日間無利息のサービスを受けるためには、初めてプロミスを利用するという条件の他に、メールアドレス登録とWEB明細利用の登録が必要ですよ。
これは、初回利用の翌日から30日間は利息0円で利用出来るサービスで、期間内であれば追加の利息分も無利息の対象になります。
本来、借りたお金には利息がつくので、返済期間が長くなればその分支払う金額も増えていきますが、無利息期間内に返済した場合は、元金分のみの返済に抑える事が可能です。
返済期間 | 利息 | 支払総額 |
無利息期間内に返済 | 0円 | 100,000円 |
1年かけて返済 | 9,894円 | 109,894円 |
上の表は、金利17.8%で10万円を借りた際、無利息期間内に返済した場合と1年で返済した場合の利息と支払総額をまとめた物ですが、約10,000円近くの差が出ることがわかります。
手数料無料の返済方法を選択する
プロミスの支払い総額を抑えるためには、返済する時に手数料がかからない返済方法を選ぶと良いでしょう。
プロミスでは、利用者の都合にあわせて様々な返済方法が選べますが、そのうち返済手数料が無料になるのは、「インターネット返済」「口座振替」「プロミスATMでの返済」「三井住友銀行ATMでの返済」の4つです。
これ以外の提携ATMでの返済や銀行振込による返済の場合、提携ATMの返済では110円~220円、銀行振込では利用銀行の所定の手数料が発生してしまいます。
小さな金額でも積み重なると、返済総額が大きくなってしまうので、プロミスをお得に利用したい人は、手数料無料の方法で返済をするようにしましょう。
任意返済・一括返済をする
プロミスでは、月々の返済額よりも多く返済できる「任意返済」が可能なので、余裕のある月は積極的に任意返済すると良いでしょう。
任意返済をすると借入残高が減っていき、その分、支払い回数も減っていくことになります。
つまり、支払う利息も少なくなるので、最終的に返済総額を抑える事ができるわけです。
また、同様に借入残高を一括返済する事も可能です。
一括返済の場合は、利息を考慮し、返済を実行する日の借入残高を確認しておかなければいけません。
返済の借入残高は、プロミスインターネット会員サービスで確認するか、プロミスコールに電話して、確認しましょう。
まとめ
プロミスで10万円を借りたときの利息や、なるべく支払総額を少なくする方法をご紹介しました。
利息や返済手数料、延滞損害金は、金額だけをみれば少なく感じるかも知れません、回数を重ねるうちに、小額の積み重ねが返済額に大きな差を生むことになります。
無利息サービスや手数料無料の返済方法などを活用し、プロミスをお得に利用してくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。