大手消費者金融のプロミスでは「おまとめローン」も取り扱っています。
しかし、「おまとめローン」って何?と思う方もいるかもしれませんね。
今回はそんな「おまとめローン」についてのご紹介、そしてプロミスで「おまとめローン」を利用した後に、他社から借入出来るのかについてご紹介していきましょう。
記事の目次
おまとめローンとは?
おまとめローンとは、他社での借入をひとつにまとめられるカードローンの事です。
プロミスでも、おまとめローンを取り扱っていますね。
おまとめローンのメリットは以下のような事が挙げられます。
【おまとめローンのメリット】
- 毎月の返済金額・金利負担が軽減:現在借入しているローンよりも低い金利での借り換えで、毎月の返済金額・金利負担を軽減できます。
- 返済は毎月1回になる:カードローンをまとめていないと、各社から返済日がちがう返済をしなくてはならなくなります。おまとめローンにすれば、返済期日や返済金額の管理がしやすくなるのはメリットですね。
- 段階的に借入残高が減少:計画的に返済をしていく事ができるので、段階的に借入残高が減少します。
上記の様に色々なメリットが「おまとめローン」にはありますが、『おまとめローン」をした後に、他社から借入はできるのかどうかは気になりますよね。
次にそちらをご紹介しましょう。
結論!プロミスの「おまとめローン」後に他社借入はできる!
プロミスのおまとめローンを利用している最中に急なお金が必要になった場合は、どうすればいいのでしょうか?
結論から書くと、おまとめローン利用中でも他社のカードローンから借入は可能です。
プロミスのおまとめローンは、他社からの借入を肩代わりして完済を目指すローンです。
しかし、利用の際に他社のカードローンの解約が条件ではありません。
例えば、プロミス以外の消費者金融2社でカードローンを限度額いっぱいまで借りていたとしても、おまとめローンによって一旦完済されているので、再び利用限度額いっぱいまで借りられる事になります。
プロミスでは、おまとめローン利用中に他社から借入をしても契約違反にはなりませんよ。
契約済みの他社での借入は可能!
おまとめローンは、消費者金融や銀行などでも取り扱われています。
条件が厳しい会社では、おまとめローンを提供する代わりに、これまで借りていた他社の契約終了を確認するために契約証明書の提出を要求される場合があります。
その点、プロミスのおまとめローンでは、返済が必要な会社と返済額はすべて申告が必要ですが、解約は条件ではありません。
ただし、プロミスのおまとめローンは複数のカードローンやキャッシングを一つにまとめて完済を目指すためのローンです。
他社の借入限度額に余裕が生まれたとしても、新たにお金を借りてしまうと、かえって借金を増やしてしまいますよね。
本気で完済を目指すのであれば、新たな借入を増やすというのはいかがなものでしょうか?
他社解約なしでも契約違反にはならない!
プロミスのおまとめローンは、プロミス以外の複数の消費者金融カードローンの借入残高を一本化して返済するローンです。
しかし、まとめるからといっても他社契約の解約が条件ではありません。
おまとめローンを利用する時点の他社の残高はすべて清算されますが、カードローンの契約自体はそのまま継続できます。
そのため、プロミスのおまとめローンで返済をした後も、継続しているカードローンからの借入は可能です。
といっても、せっかく完済するために、一本化したのに再度他社から借入をしてはプロミスのおまとめローンを利用する意味が亡くなっちゃいますけどね。
新規申込の場合は送料規制内かどうかが重要!
プロミスのおまとめローンは2010年に改正された賃金業法10条(段階的な返済の為の借換)に則って提供されています。
そのため、貸金業法の総量規制の対象ではありません。
総量規制に接触している借り手が、これまでのリボルビング契約に基づく借入について、返済期間が長く、月々の返済負担も少ない、1本の借入に借り換えることによって、段階的に借入残高を減らす事が可能となる措置を講じる。このため、「段階的な返済の為の借換えを総量規制の例外とする」旨の府令改正を行う。
上記のように金融庁が定めています。
プロミスは他社借入を一本化するおまとめローンは、総量規制の枠を超えた金額でも借り入れる事が可能ですが、新たに借り入れるお金は総量規制の対象になるので、注意しましょう。
また、賃金業法の第十三条の二では
”当該貸付の契約が個人過剰貸し付け契約その他顧客などの返済能力を超える貸付の契約と認められる時は、当該貸付の契約を締結してはならない。
2.全高に規定する「個人過剰貸し付け契約」とは、当該個人顧客に関わる基準額(その年間の給与及びこれに類する定期的な収入の金額として内閣府令で定めるものを合算した額に3文の1を乗じて得た額を言う”
つまり、貸金業法の総量規制では、年収の3分の1を超える金額の融資が禁止されています。
おまとめローンを利用しているということは、すでに借入残高が相当な金額になっているのは間違いありません。
プロミスのおまとめローンの残高と合わせて年収の3分の1を超える場合には新たな借入は難しいでしょう。
プロミスのおまとめローン後に他社借入すると多重債務に陥る可能性が高い!
プロミスのおまとめローンを利用している最中に新たに他社から借入をする場合に最も注意しなければならないのが「多重債務」に陥ることです。
多重債務というのは、複数の業者からお金を借りることをいい、多重債務に陥った人を「多重債務者」と言います。
多重債務になると、多くの人は返済の目処が立てられないまま「借金返済の為の借金をする」という自転車操業を繰り返しています。
複数のカードローンの返済をプロミスのおまとめローンの活用で一本化したにもかかわらず、別の会社からお金を借りると、多重債務状況になる危険性を認識しなければなりません。
もしも本当に多重債務に陥った場合には、自力で完済することはとても難しいと言わざるを得ません。
また、新たにお金を貸してくれる会社もありません。
残された手立ては、親や親族に相談して返済してもらう、あるいは法的手続きによる債務整理に頼るしかなくなってしまいます。
なので、プロミスでおまとめローンを利用したならば、なるべく他社からあ借入しないように頑張って欲しいですね。
おまとめローン後に再度借り入れる2つの方法は?
おまとめローンの利用中に追加融資を受けられるかどうか、気になりますよね。
おまとめローンで借金を一本化し、毎月一定額返済していても急なお金が必要になってくる場合も有るでしょう。
先程も書きましたが、総量規制に引っかからなければ借入は可能です。
以下の方法がありますので、ご紹介しましょう。
- 利用中のおまとめローンの増額や追加融資
- おまとめローンで完済したローンでの借入
1つずつ詳しくご紹介しましょう。
1.利用中のおまとめローンの増額や追加融資
まず、おまとめローンを利用中に、そのローンを増額する方法をお伝えします。
各金融業者はおまとめローン利用中の追加融資は基本的に出来ません。
しかし銀行によっては追加融資を受けられる場合があります。
全ての銀行ではありませんが、一部の銀行ではおまとめローン申請時に、利用限度額が決められる場合もあります。
たとえば、利用限度額が100万円に設定された場合の追加融資方法について詳しくご紹介しましょう。
このときに注意しておかなければならない点は、おまとめローンの利用直後は追加融資できないという点です。
追加融資出来るのは、借入残高が利用限度額内に収まってからになります。
例えば借入の300万円の内、210万円の返済を行うと、借入残高が90万円となり、利用限度額の100万円を切ります。
その場合に初めて追加融資が出来るようになります。
利用限度額が100万円なので、この場合は10万円の追加融資が可能。
このようなことから、おまとめローンを利用した時に大きな借入となる場合は、すぐには追加融資は出来ないと思っておきましょう。
ただし、おまとめローン利用額が少額で、利用限度額未満で収まる場合は、乗り換え直後からの追加融資が出来る可能性もあります。
絶対に忘れてはいけないのは、おまとめローンは借金の完済を目的としたものということです。
追加で借入できるからといってまた借入すると、ふたんが増えてしまい支払いも更に辛くなります。
もし借りたい誘惑に駆られても、絶対に完済するまで借りないという強い意思を持つことも大切ですね。
2.おまとめローンで完済したローンでの借入
おまとめローンで複数の借入を一時的に一括返済すると、今までの借入先では「完済」扱いになります。
借金を完済すると、利用客には良い評価が与えられ、今までの借入先からは優良顧客として扱われます。
ここからが追加融資の落とし穴にもなるので、注意して欲しいのですが、完済後には今まで借入していた金融業者から優良顧客扱いされるので、融資枠の拡大が伝えられることがあります。
具体的には金融業者から「完済していただいたので、融資枠が増えました」「金利を少し下げて借入できます」というような営業電話がくるでしょう。
話も上手なので褒められている気持ちになり、またついついお金を借りてしまうと再び多重債務になってしまいますよね。
このようなこともあり、多重債務後におまとめローンで一本化を行っても、また多重債務に陥る人も実は大勢います。
大げさではなく、一度借入の便利さになれてしまうと、また借りたくなってしまうのです。
人間はすぐに堕落してしまう生き物で、できるだけ楽な方を選んでしまいます。
この弱い心が人間の本質だと理解し、自分で甘い罠から打ち勝つ強い意思が必要になるでしょう。
ただし、本当に融資が必要になった場合は、小口で必要最低限の借入を行いましょう。
小口での借入だと返済計画も立てやすいので、完済するのも簡単ですね。
プロミスのおまとめローンは複数他社借入を一本化すること!
プロミスのおまとめローンとは、複数の会社から借り入れたカードローンを一本化して完済する為の目的ローンです。
- プロミスのおまとめローンは他の消費者金融の残高一括返済の為のローン
- プロミスのおまとめローンは総量規制の対象外
- プロミスのおまとめローンの融資限度額は300万円
- プロミスのおまとめローンの返済可椅子は最長120回まで
- プロミスのおまとめローン利用中でも他社からの借入は可能
プロミスのおまとめローンは複数社のカードローンをまとめて返済できますが、消費者金融のカードローン、あるいは信販会社のキャッシングが対象です。
銀行のカードローンや、親族や知人からの借金、非合法金融(ヤミ金)からの借入は対象になりません。
また、貸金業法の総量規制対象外ですが、返済能力をこえた金額を借りる事は出来ません。
審査は厳しいと言えるでしょう。
プロミスでの追加借入はできない!
プロミスのおまとめローンは複数のカードローンを一本化して多額になった借入残高を完済することが目的のローンです。
そのため、おまとめローンを利用した場合には、プロミスでのそれ以上の追加融資は受けられなくなります。
おまとめローンを利用すると言うことは、これ以上はお金を借りたいと宣言することと同様です。
新たな借入が出来てしまうと、おまとめローンで設定した計画的な返済が出来なくなってしまいますよね。
おまとめローンを利用する際には、これ以上借金を増やさないという決意を持ちましょう。
追加借入を防ぐ為に、完済した他社の解約をすることをオススメしますよ。
まとめ
プロミスでのおまとめローンの内容や、おまとめローンを利用した後に、また借入をできるのかについてご紹介しました。
結論からいえば、プロミスではおまとめローンにした後でも、借入は可能です。
しかし、プロミスでは追加融資は行っておりませんので、他社からの借入になりますね。
しかし、完済目的でプロミスの一本化・おまとめローンを利用するわけですし、他で借りていては本末転倒です。
そういう意味では、きちんとおまとめローンで全て完済することが望ましいでしょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。