クレジットカードの申込を検討しているものの、どのようなクレジットカードを選べばいいのか分からない男性は多いのではないでしょうか?
男性がクレジットカードを選ぶ基準には、ステータス性の高さや券面の格好良さ、還元率の高さなどがありますよね。
また、よりグレードの高いカードへの招待(インビテーション)をもらうためにカードを使い続ける、いわゆる「カードを育てる」ことにやりがいを見出している方もいます。
今回は男性がクレジットカードを選ぶ歳の基準をご紹介するとともに、オススメのクレジットカードを解説しましょう。
男性が持つべきクレジットカードとは?
男性が持つべきクレジットカードは、具体的には以下のようなカードです。
- ステータスの高いクレジットカード
- 券面の格好いいクレジットカード
- 還元率の高いクレジットカード
それぞれのクレジットカードについて詳しくご紹介しましょう。
ステータスの高いクレジットカード
男性なら、ステータスの高いクレジットカードを1枚は持っておくことをオススメします。
高ステータスなクレジットカードは、カードを保有している自分自身のイメージや評価を高める特典が用意されているからです。
クレジットカードは、ステータスの低い順から以下の4種類に分類されます。
【クレジットカードの種類】
- 一般カード
- ゴールドカード
- プラチナカード
- ブラックカード
この中でも、ゴールドカードとプラチナカード、ブラックカードが高ステータスなカードと言われています。
一般カードと高ステータスカードの違いは年会費です。
一般カードは年会費が無料なものが多いのに対し、高ステータスなカードは基本的に年会費がかかります。
また、高ステータスなカードの中でもランクが上がると年会費が高くなる傾向にありますね。
年会費の大まかな相場は以下の通りです。
カード種類 | 年会費の相場 |
一般カード | 0円~数千円 |
ゴールドカード | 数千円~数万円 |
プラチナカード | 数万円~数十万円 |
ブラックカード | 10万円以上 |
ステータスは年会費に比例して高くなるため、ブラックカードが最もステータスが高いクレジットカードという位置づけです。
年会費の高さに驚くかも知れませんが、高ステータスには一般カードにはない、以下のようなメリットがあります。
【ステータスの高いクレジットカードのメリット】
- 有料の空港ラウンジを無料で利用できる
- コンシェルジュサービスを利用出来る
- 旅行傷害保険が充実している
- 手荷物宅配サービスを利用できる
- レストランやホテルを割引料金で利用できる
なお、ゴールドカード以上のカードならどれでも上記の全ての特典が付帯しているわけではありません。
ゴールドカードでは特典の一部が利用出来る事が多く、プラチナカードやブラックカードになると主要な特典のほとんどを利用できるようになります。
高ステータスなら同伴者にも特典有り!
また、それぞれの特典でも条件が微妙に異なります。
例えば、空港のラウンジ特典は「カード契約者のみ無料で利用できるクレジットカード」と、カード契約者にくわえて「同伴者1名まで無料で利用できるクレジットカード」があります。
同伴者もラウンジでゆっくりと過ごす事ができれば、カード会員自身に対する評価も上がるでしょう。
ステータスの高いクレジットカードの中には、上記の同伴者も無料で利用できるクレジットカードのように、自分だけでなく身近な人にもメリットがあるものも多いですね。
他人からの評価も重視するなら、自分以外の人も得をする特典が充実している高ステータスなクレジットカードの検討をオススメします。
券面の格好いいクレジットカード
男性がクレジットカードを選ぶ基準として、券面の格好良さを重視するのもオススメです。
券面が格好いいクレジットカードは基本的にゴールドカード以上に多いため、支払いの歳に目立つだけでなく、ステータス性を周りの人にアピールできますね。
また、プラチナカードやブラックカードなど特にステータスの高いクレジットカードの中には、素材が一般的なプラスチック製ではなく金属製のものもあります。
仕事やプライベートにおいて人前でクレジットカードを出す機会が多い方や、自身のテンションが上がるカードを持っておきたい方は、券面の格好良さや質感の良さでクレジットカードを選んでみるのもいいでしょう。
還元率の高いクレジットカード
ステータスが高く券面の格好いいクレジットカードにはメリットが多い反面、どれだけ還元率が高くても、高額な年会費の元を取りにくい点がデメリットとして挙げられます。
高ステータスなカードは、付加サービスや保険などの特典が充実している分、ポイント還元率が低く設定されているものが多いです。
そのため、年会費の高いクレジットカードで元を取るには、基本的には還元率ではなく特典を頻繁に利用する必要があります。
とはいえ、特典をそんなに利用する機会がなくて、できれば高ステータスで還元率も高いクレジットカードが欲しい方もいるはずです。
そのようなニーズを満たすクレジットカードももちろんあるので、安心してください。
それでは、上記を踏まえて男性にオススメのクレジットカードをご紹介していきましょう!
JCBゴールド
還元率 | ポイント | 0.5%~10.0% |
マイル | 0.3%~1.5% | |
年会費 | 初年度 | 無料(オンラインで入会申込の場合) |
2年目以降 | 11,000円(税込) | |
家族カード | 本会員支払い型:1名様無料 2人目より1名様につき:1,100円(税込) |
|
旅行保険 | 海外 | 最高1億円(利用付帯) |
国内 | 最高5,000万円(利用付帯) | |
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | ||
電子マネー | QUICPay | |
国際ブランド | JCB | |
発行会社 | 株式会社JCB | |
発行機関 | 最短5分 |
JCBゴールドは、日本を発祥とする唯一の国債ブランドであるJCBが発行するゴールドカードです。
JCBゴールドの年会費は11,000円とそこまで高くありませんが、付帯する旅行保険やサービスが充実しています。
国内旅行でも旅行傷害保険が自動付帯される
JCBゴールドは、旅行傷害保険が海外旅行だけでなく、国内旅行でも自動付帯するのが特徴です。
旅費をJCBゴールで支払っていなくても、カードを契約しているだけで旅行中の病気や怪我の治療にかかった費用に対して補償が受けられます。
JCB GOLD Service Club Offで様々な施設を優待料金で利用できる
JCBゴールで利用できるJCB GOLD Service Club Offでは、宿泊施設やレストラン、映画館、レンタカーなどの提携施設を安く利用できます。
JCB GOLD Service Club Offで割引されるサービスの一例は以下の通りです。
- イオンシネマ映画鑑賞チケット(カード)一般:1,800円→1,300円
- カラオケ ビッグエコー室料:最大30%オフ
- ニッポンレンタカーワンデースキップ:17%~55%オフ
利用する機会の多い施設が含まれていれば、JCB GOLD Service Club Offの利用だけで年会費の元が取れる可能性もありますよ。
グルメ優待サービスで飲食代が割引
グルメ優待サービスでは、全国の飲食店で飲食代金やコース代金が20%割引されます。
例えば、10,000円のディナーでグルメ優待サービスを利用すれば、割引額は2,000円です。
毎月1回利用すれば1年間合計で24,000円割引されるので、JCBゴールドの年会費の元を十分に取れますね。
JCB ORIGINAL SERIESパートナー店舗で利用するとポイント還元率アップ
JCBゴールで貯まる「Oki Dokiポイント」は、還元率が0.3%~0.5%と決して高くありません。
ですが、JCB ORIGINAL SERIESパートナー店舗で利用することで還元率が上がります。
パートナー店舗の一例は以下の通りです。
- セブンイレブン:3倍
- スターバックス(オンライン入会・オートチャージ):10倍
- メルカリ:2倍
特にスターバックスの還元率は10倍と、かなり高いですね、
日頃からスタバをよく利用するなら特にオススメです。
上位カードへのインビテーションがある
JCBゴールドは、1年間の利用合計額が2年連続で100万円(税込)以上になると、JCBゴールド・ザ・プレミアへのインビテーションが届きます。
また、条件は明記されていませんが、JCBゴールドで決済し続けているとJCBカードの最上位ステータスである「JCBザ・クラス」へのインビテーションが届く可能性もあります。
クレジットカードを育てたい方にも、JCBゴールドは最適ですね。
ダイナースクラブカード
還元率 | ポイント | 0.25%~0.4% |
マイル | ANAマイル:10% その他航空会社のマイル:0.5% ※JALは2,500ポイント=1,000マイル |
|
年会費 | 初年度 | 24,200円 |
2年目以降 | ||
家族カード | 5,500円 | |
旅行保険 | 海外 | 最高1億円(1・2の合算) 1:自動付帯5,000万円 2:利用付帯5,000万円 |
国内 | 最高1億円(利用付帯) | |
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | ||
電子マネー | QUICPay | |
国際ブランド | ダイナースクラブ | |
発行会社 | 三井住友トラストクラブ株式会社 | |
発行機関 | カード到着まで2~3週間ほど |
ダイナースクラブカードは、「食事をする人の為のクラブ」という意味を表すダイナースクラブのクレジットカードです。
特に、レストランの利用や旅行の機会が多い方に多くのメリットがあります。
エグゼクティブダイニング対象の高級レストラン利用でお得
ダイナースクラブカードは、「エグゼクティブダイニング」でレストランがお得に利用できます。
エグゼクティブダイニングは、対象のレストランで1名分もしくは2名分のコース料理が無料になるサービスです。
1人10,000円のコース料理を2名で利用すれば合計20,000円になりますが、エグゼクティブダイニング対象のレストランなら支払い額が10,000円で済みます。
3回利用すれば30,000円割引されたことになるので、これだけでダイナースクラブカードの年会費の元が取れる計算ですね。
ダイナースクラブカードを発行したら、エグゼクティブダイニングは是非利用しましょう。
国内・海外合わせて1,300カ所以上の空港ラウンジを無料で使える
ダイナースクラブカードは、国内・海外の1,300を超える空港ラウンジを無料で利用できます。
国内空港のラウンジは何回利用しても無料で、海外空港のラウンジの利用は10回目までが無料(11回目からは毎回3,500円)です。
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードなどで無料で利用できるプライオリティ・パスは、ダイナースクラブカードには付帯されていませんが、サービス内容はプライオリティ・パスに引けを取りません。
海外の空港をよく利用する方に、ダイナースクラブカードはオススメです。
旅行傷害保険が充実している
ダイナースクラブカードは、海外旅行傷害保険も充実しています。
海外旅行は自動付帯でも最高5,000万円まで補償され、旅費をダイナースクラブカードで決済すると補償額が最高1億円になりますよ。
ラウンジの使い勝手の良さと合わせて、旅行や仕事で海外に行く機会が多い方にダイナースクラブカードは最適と言えるでしょう。
ANAマイルに交換すると還元率1%
ダイナースクラブカードのポイント還元率は1.0%と悪くありませんが、貯まったポイントで交換する際のレートが低い商品が多いのがネックです。
ですが、ANAマイルだけは1,000ポイントで1,000マイルに交換できるので、還元率は1.0%になります。
マイルへの交換には年間6,600円の参加料がかかりますが、ダイナースクラブカードでポイント還元を重視するならANAマイルに交換しましょう。
三井住友カード ゴールド(NL)
還元率 | ポイント | 0.5%~7.0% |
マイル | 0.25%~2.5% | |
年会費 | 初年度 | 5,500円(税込) |
2年目以降 | 5,500(税込) 前年度100万円以上の利用で翌年以降永年無料 |
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家族カード | 無料 | |
旅行保険 | 海外 | 最高2,000万円(利用付帯) |
国内 | ||
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | 550円(税込) ETCカードご入会初年度無料 翌年度以降は、前年度に1回以上ETC利用のご請求があれば年会費無料 |
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電子マネー | iD(専用)・PiTaPa・WAON・ApplePay・Google Pay | |
国際ブランド | Visa・MasterCard | |
発行会社 | 三井住友カード株式会社 | |
発行機関 | 最短10秒 |
三井住友カード ゴールド(NL)は、ステータス性と還元率を両立しつつ年会費も安い、コストパフォーマンスに優れたゴールドカードです。
条件を達成すれば年会費永年無料
三井住友カード ゴールド(NL)の年会費は5,500円(税込)ですが、年間100万円利用すれば翌年以降永年無料になります、
年間の利用額が1回でも100万円に達すれば、翌年以降はずっと年会費を支払う必要がありません。
カード会社が指定する金額を利用すると翌年分のみ年会費がかからないクレジットカードはありますが、1回でも100万円利用すれば翌年以降は解約するまで永年年会費を支払わなくてはいいカードは珍しいです。
国内とハワイの主要空港のラウンジを無料で使える
三井住友カード ゴールド(NL)は、条件を満たせば年会費無料で使えるゴールドカードとはいえ、サービス内容も充実しています。
その一つが国内とハワイの主要空港のラウンジを無料で利用できる特典です。
同伴者は有料ですが、家族カー祖を発行すれば本会員と同じく無料でラウンジを使えます。
家族カードは1枚目までは初年度年会費無料で、2年目以降も1年間でカードを3回利用すれば年会費はかからないので、是非活用してくださいね。
セブンイレブンやローソン、マクドナルドなど対象のコンビニや飲食店でスマホのタッチ決済するとポイント最大7%還元
三井住友カード ゴールド(NL)のサービスの中で特にメリットが大きいのは、セブンイレブン・ローソン・マクドナルドなどの対象のコンビニや飲食店などの支払いです。
対象のコンビニや飲食店でスマホでタッチ決済をするとポイント還元率が最大7%にアップします。
対象のお店の利用が多い方なら、発行して損はありません。
券面のデザインも表面にカード番号や名前、有効期限などが記載されておらず、シンプルな上にゴールドカードなだけ有って、高級感もあるので、人前でも堂々と出すことができますよ。
還元率が高く、ステータス性のあるゴールドカードを、安い年会費もしくは無料で利用したい方には、三井住友カード ゴールド(NL)は特にオススメのカードですね。
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
還元率 | ポイント | 0.3%~1.0% |
マイル | 0.5%~1.0% | |
年会費 | 初年度 | 31,990円 |
2年目以降 | ||
家族カード | 1枚目:無料 2枚目以降:13,200円 |
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旅行保険 | 海外 | 最高1億円(利用付帯) |
国内 | 最高5,000万円(利用付帯) | |
ETCカード | 発行手数料 | 935円 |
年会費 | 無料 | |
電子マネー | QUICPay+ | |
国際ブランド | アメリカン・エキスプレス | |
発行会社 | アメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッド | |
発行機関 | 最短3営業日 |
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード(以後アメックスゴールド)は、国際ブランドのアメリカン・エキスプレス(アメックス)が発行するゴールドカードです。
アメックスゴールドの年会費は31,900円とゴールドカードの中では高めですが、その分特典が充実いていてステータス性も高いですよ。
同伴者1名まで空港のラウンジを無料で使える
アメックスゴールドには、アメリカン・エキスプレスの空港ラウンジ特典があり、国内とハワイの主要空港のラウンジを無料で利用可能です。
空港ラウンジ特典対象のラウンジを利用する場合、カード本会員だけでなく同伴者も1名までラウンジ利用料がかかりません。
また、1枚目まで歯年会費無料で発行できる家族カードも本会員と同じラウンジ利用特典が適用されるので、2枚で4人まで無料でラウンジを利用できます。
2人~4人家族で飛行機に乗ることが多く、登場するまでの時間をゆっくり過ごしたい方にアメックスゴールドはオススメです。
プライオリティ・パスに無料で加入できる
アメックスゴールドでは、アメリカン・エキスプレスのラウンジ利用特典にくわえて、国内外1,400カ所以上の空港VIPラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」のスタンダードにも無料で加入可能です。
プライオリティ・パスのスタンダードの年会費は99米ドルのため、これだけで10,000円以上得していることになります。
ラウンジの利用料は1回35米ドルかかりますが、アメリックスゴールドを保有していれば1年間に2回までは無料で利用できるので、機会があればぜひ活用しましょう。
「招待日和」対象の高級レストラン利用でお得
アメックスゴールドは、「ゴールド・ダイニングby招待日和」の対象レストランで所定のコースメニューを2名以上で予約すると、1名分のコース料理代が無料になります。
1人10,000円のコース料理を2名で利用すれば合計20,000円になりますが、招待日和対象のレストランであれば支払い額は10,000円です。
4回利用すれば40,000円割引なので、年会費の元が取れますよ。
デザインがカッコ良く、ステータスをアピールできる
アメックスゴールドには、ここまで紹介した通り、様々なメリットがありますが、最大のメリットはステータス性の高さでしょう。
「アメックス」と聞けば、誰もが一目置くクレジットカードのブランドです。
券面のデザインはアメックスのトレードマークであるセンチュリオン(百人隊長)が中央にあしらわれていてとても格好いい!
ステータスの高さがアピールできるだけでなく、所有欲も満たしてくれるクレジットカードを希望の方に、アメックスゴールドは得にオススメですね。
まとめ
男性のオススメのクレジットカードをご紹介しました。
オススメのカードは、何を求めるかによって違ってきます。
クレジットカードに付帯しておいてほしいサービスや求める物をハッキリさせておけば、発行すべきカードをスムーズに決めることができるでしょう。
是非、自分でお気に入りの一枚を見つけて下さいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。