「プロミスの一括返済はどうやったらいいの?」
「ボーナスが入ったら、カードローンを一括で返済したほうが良いの?」
プロミスで借り入れをしている人にとっては気になる内容ですよね。
プロミスの一括返済をする方法は、全部で6種類もあります。
インターネットやATMからでも一括返済できるので、便利ですよね。
しかし、そんな便利なプロミスの一括返済ですが、返済方法によっては手数料がかかったり、端数分の返済ができなかったりする場合があります。
そんな手間がかからないために、今回はプロミスの一括返済についての注意点やコンビニで全額返済できるのかどうかなどを詳しくご紹介しましょう。
記事の目次
プロミスに一括返済する時の注意点!
プロミスの一括返済の注意点をご紹介します。
【プロミスに一括返済する際の注意点!】
- 返済日が決まらないと最終返済金額がわからない
- 返済方法によっては端数が残ってしまう可能性がある
- 金額によってはATM返済手数料が高くなる可能性がある
どの項目も重要な内容となっているので、詳細をしっかり確認しくださいね。
それでは1つずつご紹介しましょう。
返済日が決まらないと最終返済金額がわからない
プロミスの利息は「日割り」でつくので、毎日利息が発生します。
いつ返済するかによって最終返済額が変わってくるので、返済日がきまっていないと最終返済額もわかりません。
たとえば、6万円を金利18.0%で借り入れしている場合、7日後、14日後、30日後に一括返済するのでは、以下のように利息が違ってきますよ。
一括返済する日 | 利息 |
7日後 | 204円 |
14日後 | 409円 |
30日後 | 877円 |
※「利息=借入額×金利÷365×借入期間」で算出
このため、一括返済する当日には最終返済額がいくらなのかを、「会員サービス」や「プロミスコール(0120-24-0365)」で確認しておく必要があります。
また、一括返済する日が早いほど、利息を少なく出来るので、できる限り早く済ませてしまうのがオススメです。
返済方法によっては端数が残ってしまう可能性がある
最終返済額には高確率で端数が発生しているので、返済方法によっては端数が残ってしまう可能性があります。
たとえば、プロミスATMと提携ATMでは硬貨の取り扱いが基本できないので、そのままでは端数を処理できません。
端数を処理したいときは一旦多めに入金をして、あとから返金してもらうという方法をとる必要があります。
「あとから返金してもらうのは面倒くさい」というような人は、以下のような端数に対応できる返済方法を利用しましょう。
- インターネット返済
- 銀行振込
金額によってはATM手数料が高くなる可能性がある
提携ATMの場合、三井住友銀行ATM以外ですと、「1万円以下:110円」「1万円超:220円」の利用手数料がかかります。
三井住友銀行ATM以外の提携ATMの利用手数料 | |
1万円以下 | 110円 |
1万円超 | 220円 |
また、一度に入金できる金額や紙幣の枚数に上限があります。
セブン銀行ATMであれば、一度に入金できる紙幣の枚数は「50枚まで」ですね。
50枚以上入金する場合、再度手続きする必要があり、再び利用手数料が発生します。
このため、一括返済する金額によっては、ATM手数料が高くなるケースがあるのです。
ATMで一括返済するなら、利用手数料無料になる「プロミスATM」や「三井住友銀行ATM」がオススメです。
プロミスの一括返済する時の大まかな流れ
プロミスで一括返済するときの流れは以下のような感じになります。
- 一括返済する日を決める
- 最終返済金額を確認する
- 返済手続きをする
先にも解説したように、プロミスは毎日利息が発生するので、一括返済する日を決め、その日がきたら最終返済額を確認しましょう。
その後は、希望の方法で返済手続きをするだけでOKです。
それぞれの手続きについて詳しく解説していきましょう。
最終返済金額の確認方法
最終返済額の確認は以下の2つですぐに行えます。
- 会員サービスにログイン
- プロミスコール(0120-24-0365)
会員サービスでは現在の利用状況を確認できますので、そちらから最終返済額を知ることが可能です。
プロミスコールに電話をすると、自動音声になるので
- 「2」を押す
- 「1」を押す
- カード番号か会員番号がわかる場合は「1」、そうでない人は「2」を選ぶ
上記のように手続して、その後は自動音声やオペレーターの指示に従っていけばOKです。
プロミスで一括返済する為の具体的な流れや注意点
ここからは、プロミスの一括返済の流れや注意点を解説していきますので、一括返済前に確認しておいてください。
プロミスの一括返済の方法は以下の4つがあります。
返済方法 | 取り扱い金額単位 | 手数料 | 返済可能時間 |
インターネット返済 | 1円単位 | 無料 | 24時間 |
プロミスATM | 千円単位 | 無料 | 7時~24時 |
提携ATM | 千円単位 | 110円~220円 | ATM取引による |
銀行振込 | 1円単位 | 金融機関による | 銀行の営業時間内のみ |
ちなみに「口座振替」では一括返済を行えません。
口座振替の人も先の表のいずれかの方法で一括返済する必要があります。
それでは、それぞれの返済方法について詳しく確認していきましょう。
インターネット返済の場合
インターネット返済を利用する場合、会員サービスから手続きをします。
インターネット返済の手続き方法は通常の銀行振込と同じように、振込金額を入力するだけです。
注意点としては、以下の時間帯はメンテナンスとなるため利用できないと知っておきましょう。
- 毎週月曜0:00~7:00
- 1月1日・1月2日0:00~7:00
- 12月31日18:50~1月4日8:00
インターネット返済がオススメなのはこんな人
インターネット返済による一括返済がオススメなのは、「今すぐに端数まできちんと返済したい」という人です。
基本的に24時間振込が反映され、1円単位で返済できるので、即座に完済することが可能です。
プロミスATM・提携ATMの場合
プロミスATMや提携ATMで一括返済する方法は、通常の返済方法と同じです。
ATMにプロミスのカードを挿入し、返済を選択して、入金をするだけです。
ATMの返済は硬貨に対応出来ないケースが多いので、端数が残ってしまうことが多いので注意しましょう。
また、提携ATMの場合は三井住友銀行ATM以外だと、110円か220円の利用手数料が発生してしまいます。
プロミスATM・提携ATMがオススメなのはこんな人
近くにプロミスATMや提携ATMがあり、「今すぐに一括返済したい」という人にはオススメです。
ですが、先程も説明したように、三井住友銀行ATM以外の提携ATMだと利用手数料がかかってしまいます。
利用手数料だけでなく、端数分に対応していないことも注意が必要です。
なので「利用手数料がかかったとしてもすぐに返済したい」「端数分はあとからもらえたらそれでいい」という人にはこの返済方法がオススメです。
銀行振込の場合
銀行振込で一括返済する場合、専用の振込先口座へ入金をします。
専用の振込先口座は、会員サービスかプロミスコール(0120-34-0365)で確認可能です。
銀行振込の場合、振込手数料は自己負担になってしまうので注意しましょう。
銀行振込がオススメなのはこんな人
銀行振込による一括返済はほとんどメリットがないため、オススメできません。
銀行振込で返済するなら、インターネット返済を選択した方が、返済スピードもはやく、手数料もかからないからです。
ただし、インターネット返済がメンテナンスなどで利用できないときに「端数まで返済したい」というのであれば、利用を検討してもいいでしょう。
プロミスの一括返済する際の端数分はどうすればいい?
ここまでお伝えしてきたように、プロミスATMまたは提携ATMでは硬貨が使用できないため、借入残高に端数が残ってしまう可能性が高いです。
プロミスATMや提携ATMで完済したのであれば、多めの入金をするという方法をとってください。
たとえば、借入残高が45,654円であれば、46,000円を入金するのです。
そうすれば端数を処理でき、借入残高を0円にして完済とする事が可能です。
多めに入金した分はちゃんと返してもらえるので安心
多めに入金した分に関しては、以下のいずれかの方法で返金してもらえるので、「損をするのでは?」という心配はありません。
- 銀行振込
- 次回り用事の借り入れ残高から相殺
銀行振込で希望口座に返金をしてくれます。
「次回利用時の借入残高から相殺」という方法も選択可能です。
500円の返金分が残っているときに、1万円を借入した場合だと、以下のようになります。
- 1万円ー560円=9,440円
上記のケースだと、本来は1万円の借入となるところを9,440円の借入にするという形の返金になります。
借入残高が1,000円未満なら返済しなくても良いが解約ができない
1,000円未満の借入残高に関しては、利息が発生せず、返済もする必要がありません。
しかし、借入残高が1円でも残っていると完済したことになりません。
完済後に解約を考えている場合は、端数まできちんと返済するようにしてください。
プロミスに一括返済(完済)しても解約にはならない
プロミスの場合、「一括返済=解約」ではありません。
一括返済をしても解約したことにはならず、プロミスの契約は自動更新のため、契約は半永久的に更新され続けます。
このため、解約するには別途手続きが必要です。
なお、解約にはメリットとデメリットがあります。
解約のメリット | 解約のデメリット |
・借りすぎを防止出来る ・住宅ローンやマイカーローンなどの審査への影響を防げる ・不正利用されるリスクがなくなる |
・追加融資を受けられなくなる ・もう一度利用するには再審査が必要 |
このため、メリットとデメリットをよく確認してから、解約するかどうか判断してください。
コンビニで一括返済はできるの?
プロミスの一括返済は、提携コンビニATMを利用して行えます。
セブン銀行ATM、ローソン銀行ATM、イーネットATMなど、各地のセブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなどに設置されているATMで、プロミスのカードまたはスマートフォンを使って返済可能です。
返済時の手数料は、1万円以下で110円、1万円超で220円かかるので注意しましょう。
利用出来る主なATM
利用出来る主なATMをご紹介しましょう。
- セブン銀行ATM:セブンイレブンをはじめ、様々な場所に設置されています。
- ローソン銀行ATM:ローソン店舗に設置されています。
- イーネットATM:ファミリーマートやデイリーヤマザキ、ポプラなどに設置されています。
返済手順は?
返済手順についてご紹介しましょう。
- プロミスカードをATMに挿入するか、スマホATM機能を利用します。
- 画面の指示に従い「ご返済」を選択染ます。
- 紙幣を投入します。
- 画面で返金金額を確認し「確認」をタップして手続きを完了します。
注意点は?
コンビニATMでの返済には原則として所定の手数料がかかります。
また硬貨の取り扱いが出来ないので、端数処理は出来ません。
完済(借入残高を0円にする)を希望する場合は、契約内容の確認や契約書返還のため、プロミスへの連絡やプロミス指定の口座への振込が必要になることがあるので、注意しましょう。
まとめ
プロミスで一括返済する前には、一括返済する当日の借入残高を確認しておく必要があります。
プロミスの利息は毎日発生するため、返済日によって借入残高が変わってくるからです。
また、端数にも気をつけなくてはいけません。
一括返済後は解約を予定している人も多いと思いますが、端数が残ってしまうと完済したことにはなりませんので、解約ができません。
解約をしようと思ったら、もう一度返済して借入残高を0円にする必要があるため、二度手間になってしまいます。
1円単位で返済出来るインターネット決済や、銀行振込を利用する、もしくはATMの場合であれば多めに入金するなどをしてください。
そうすれば、完済出来ますので、一括返済から解約までスムーズにすることが可能ですよ。
コンビニでも一括返済はできますが、紙幣は50枚まで、また硬貨は利用できませんので、その辺は注意してくださいね。
一括返済をして早めに残高を減らすのはとても有益です。
是非、お金に余裕があるのなら一括返済を検討しましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。