プロミスで借入できない人っているのかな？
普通に考えると借入出来ると思ってるけど、実は借入できない人というのがいます。
その原因や理由は何なのでしょうか？
今回はプロミスで借入出来ないのはどんなときか？
その原因や理由、そして対処法などをご紹介しましょう。
借入に関連する基礎知識をご紹介！
まず始めに、消費者金融などで借入をする際に、知っておきたい基礎知識をご紹介しましょう。
ここではそのなかでも特に重要な3つの項目である「貸金業法」「総量規制」、そして「信用情報機関」についてご紹介します。
貸金業法
貸金業法は、貸金業者からの借入について、金額や金利の上限などを定めている法律です、
貸金業者には消費者金融やクレジットカード会社などが含まれ、これらの金融機関が融資をする際のルールが取り決められています。
2006年の法改正によって総量規制や上限金利の引き下げなどが盛り込まれ、利用者保護を目的とした法律であることがより鮮明になりました。
総量規制
総量規制は2006年の貸金業法改正で盛り込まれた、新たなルールです。
貸金業者からの借入総額を年収の3分の1までとするもので、すでに貸金業者からの借入が年収に対して3分の1の金額に達していると、新たな借入はできません。
信用情報機関
消費者金融などの金融機関は、信用情報機関に加盟しています。
信用情報機関では借入や返済に関する情報を記録し、加盟している金融機関からの照会に応じて情報を提供しています。
こうした仕組みにより、異なる金融機関同士であっても情報の共有が可能です。
金融機関は審査時に信用情報機関への照会をするため、他社の借入金額や返済状況なども把握することができます。
プロミスで借入できない！原因や理由は？
プロミスなどで借入できないのはどうしてなのか？
借入出来ないと言うことは、審査で落ちているということですよね。
審査では、返済能力や信用情報が重視されます。
審査に落ちる原因は以下の6つと言われていますよ。
そもそもプロミスの申し込み条件を満たしていない
プロミスの申し込み条件を満たしていない場合、審査に通ることはできません。
プロミスでは18歳以上74歳以下の安定した収入がある人が申し込みの対象とされています。
それ以外の人は申し込んでも審査に落ちると言うことになりますね。
主婦や学生、アルバイトであっても、安定した収入があれば申し込みの対象といえます。
なお、申込時の年齢が18歳および19歳の場合は、収入証明書類の提出が必要になります。
無職や専業主婦、高校生（定時高校生・高等専門学校生も含む）、収入が年金のみの人は申し込むことが出来ません。
また、審査で重要視されるのは安定した収入があるかどうかなので、自営業や水商売などは収入があってもプロミス側で不安定とみなされる可能性もあります。
ですので、公務員や会社員などが優遇される傾向にありますね。
年収や勤務先などの申込情報に虚偽の内容がある
自分の年収や勤務先などを偽って申告した場合は、審査に通過することができません。
プロミスの審査では、利用者の返済能力を判断するために年収や勤続年数、雇用形態などを確認します。
自分の条件が不利だからといって年収を多めにしたり、本当は務めていないのに会社員と偽ったり、他社からの借入を少なく申告するとすぐにバレて審査を通過出来ません。
プロミスでは、審査時に必ず信用情報機関で情報を確認しているため、虚偽の申告があるとすぐに気づくことができます。
嘘は利用者の信用性に大きく影響するうえ、審査落ちの原因になるので必ず正しい情報を申告しましょう。
年収の3分の1以上の金額を借入希望額として設定した
借入希望額として年収の3分の1以上の金額を申請した場合は、審査に通過するのが難しくなる傾向にあります。
プロミスは消費者金融に該当するため、総量規制の対象です。
総量規制とは、貸し付けできる金額を年収の3分の1までに制限するもので、過度な借入から消費者を救済する制度の事ですね。
借入希望額が年収の3分の1以上である場合や、年収の3分の1ギリギリの場合は、審査に落ちる可能性が高くなります。
また、年収の3分の1とは、プロミスだけではなく、他社での借入を含めた合計金額になりますよ。
プロミスで借入出来るのが年収の3分の1までという意味ではありませんので、すでに他社から借入を行っている人は、借入の合計金額を確認したうえで、申込をするようにしましょう。
信用情報に何らかの問題がある
信用情報に問題がある場合も、審査落ちの大きな原因になります
信用情報とは主に支払いの滞納や債務整理の履歴などを指し、過去にクレジットカードや家賃、スマホ、カードローンなどの返済が遅れていたり、債務整理の履歴があったりすると、審査を通過するのが難しくなります。
一度の滞納で問題視されることは少ないですが、二度や三度と繰り返している場合は要注意ですね。
また、自分名義のスマートフォンを家族が支払いをしていて、滞納した場合も契約者の信用情報としてカウントされてしまうので気をつけましょう。
複数社に同時申込をしている
プロミスの他に、他社のカードローンや消費者金融に複数申し込んでいると「申込ブラック」に認定されて審査落ちすることがあります。
申込ブラックとは、短期間に複数の消費者金融へ申込をしたことで審査の通過率が下がってしまう状態の事です。
やむを得ない場合があったとしても、お金に切羽詰まっている人、返済能力がない人とみなされてしまい、審査に通るのが難しくなります。
中には「年収の3分の1に達していなければ大丈夫」と考えている人もいますが、申込ブラックの基準は金額ではなく、申込をしている会社の数です。
申込ブラックに認定される申込数は明確に決められていませんが、一般的に3社以上の場合に認定されるケースが多いと言われています。
また、申込ブラックのカウントは、カードローンの他、キャッシング枠のあるクレカの申し込みなども対象です。
仮審査の場合、申込ブラックにカウントされないのが一般的ですが、会社によって線引きは曖昧です。
信用情報機関と切り離した審査の場合、その旨が公式サイト上に記載されています。
申し込み前に確認しておきましょう。
万が一、申込ブラックになってしまった場合は、6ヶ月の間を開けて申し込むようにしてくださいね。
在籍確認がとれない
審査に問題がなくても、在籍確認の電話に出られなかったり、気づかない間に会社の人が電話を受けて「そんな人はいない」などの返答をしたりすると、在籍確認がとれないとして、審査落ちすることがあります。
また、会社の電話番号が間違っていてプロミス側が連絡できないというケースも少なくありません。
申込の際にはきちんと繋がる番号を記載し、いつでも電話に出られるよう準備しておくことが重要ですね。
現在、プロミスでは原則電話による在籍確認を行っていないとしていますが、プロミスが必要だと判断した場合は、電話がかかってくるので注意しましょう。
プロミスの審査に落ちた！対処法は？
プロミスの審査に落ちてしまった場合は、以下の方法も検討してみましょう。
まだプロミスだけならもう1社申し込んでみる！
他社での借入がなく、審査落ちしたのがプロミスだけなら、他社で申し込みしてみるのもいいですよ。
何社も申込をすると審査に影響しますが、2社程度なら申し込みブラックに認定される可能性も低いですし、審査に通る可能性もあります。
ただし、すでに他社で申込をしていて、次の申込で3社目となる場合は、申込ブラックに認定される可能性が高くなるので注意しましょう。
半年以上期間をあけてから再度申込をしてみる
審査落ちの履歴は6ヶ月ほどで解除されると言われているので、半年以上待ってから再度プロミスで申込をするのがオススメです。
審査落ちした直後に同じ会社へ再申込する人もいますが、審査落ちの履歴がある状態で2度目の審査に通過することはほぼありません。
信用情報にも悪影響を及ぼすので、できるだけ期間を空けてから申込をしましょう。
また、他社を利用中でもプロミスの審査は可能ですが、常用によっては利用できない場合があります。
どうしても今すぐにお金が必要という場合には、次に紹介する銀行カードローンを検討してみましょう。
場合によっては銀行カードローンなら審査に通る可能性も？
プロミスの審査に落ちてしまった場合は、銀行カードローンを検討してみるのも手です。
銀行カードローンと消費者金融は使っている信用情報機関が異なるので、プロミスの審査に落ちたとしても、銀行カードローンの審査なら通る可能性があります。
銀行カードローンには銀行法が適用されるので、総量規制が適用されません。
すでに年収の3分の1以上を借入している場合でも、審査に通る可能性があります。
ただし、銀行カードローンにも審査があり、決して基準が甘い訳ではありません。
銀行によっては総量規制と同等程度の貸し付け上限を設けているところもあり、多重債務状態の人や無職の人は返済能力がないとみなされて審査に落ちる可能性も十分あります。
一般的にはメガバンクよりもネット銀行の方が審査が甘いと言われているので、心配な人はネット銀行系のカードローンを検討してみてください。
借入出来なかった場合の対処方法は？
プロミスなどで借入出来なかった時にはどうすればいいでしょうか？
例えば無職の場合のときなどは、借入は出来ません。
そういった場合には以下の7つの方法を活用してください。
生活福祉資金貸し付け制度
生活福祉資金貸付制度は、生活に困窮している人にむけて国が実施している救済制度です。
10万円を上限に貸付が受けられる緊急小口資金や、生活の再建に必要な資金の貸付が受けられる生活支援費など、用途に応じて様々な制度がありますよ。
求職者支援資金融資
求職者支援資金融資は、無職の人がハローワークの求職者支援制度を活用して職業訓練受講給金を受けるにあたり、前倒しで貸付が受けられる制度です。
職業訓練を受講する期間が無収入になり、生活に困窮することを防ぐためにもうけられています。
月額5万円から10万円の金額に、職業訓練を受ける月数を掛けた金額が貸付の上限となります。
国民生活センター
国民生活センターは消費者トラブルなどの問題解決や、注意喚起を目的とした独立行政法人です。
国民生活センターが設けている相談窓口は主に消費者トラブルの相談が目的ですが、借入などに関する相談も受け付けているので連絡してみましょう。
市町村社会福祉協議会
各市町村には、社会福祉協議会という相談窓口があります。
生活に困窮している人や借入に関する問題などの相談も受け付けているので、借入ができないことでお金に困ったら相談してみるのもいいでしょう。
国や自治体が設けている救済制度についての案内や最も利用しやすい制度の提案などを受けることができますよ。
質屋の利用や短期アルバイトなど
質屋は、換金性のある品物を預かる代わりにお金を借りることができる仕組みです。
ブランド品や腕時計、デジタル家電などを持っているのであれば、それを担保に質屋でお金を借りることも一つの方法です。
質屋に預けるような品物がない場合は、「数時間」「一日限り」といった短期アルバイトをしてお金を稼ぐことも検討してみるといいでしょう。
短期アルバイトを簡単に検索できるサービスもありますので、早急にお金が必要という人には役に立つかもしれません。
また今現在であれば、ネットが普及していますので、メルカリやヤフオクなどでいらない物を処分してお金に換えるという方法もありますよね。
まとめ
プロミスで借入をしようとして申込をしたのに、借入できないと慌ててしまうかもしれません。
しかし、借入できないことには必ず理由があります。
それをしっかり理解して、解消出来る理由であれば解消を目指しましょう。
例えば、安定した収入がなければ安定した収入を目指す。
他に返済が滞っているのであれば、それも解決してから申し込みをしましょう。
審査に通らないと不安になりますが、そんなときこそ冷静になり、申し込み条件の見落としや総量規制の関わりについて再確認してくださいね。
それでも、心当たりがないようであれば、今回紹介した対処方法も役立てて欲しいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。