ゆうちょ銀行でお金を借りられる?3種類の自動貸付について調査!

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お金を借りたいけど、消費者金融やクレジットカード会社などの金融機関で借りるのには抵抗があるという方も多いのではないでしょうか?

知らない方もいるかも知れませんが、実はゆうちょ銀行でもお金を借りることができますよ。

郵便局は地域密着を掲げて全国に24,060店舗も展開しており、手紙や品物を配達する業務の他に、ゆうちょ銀行を展開して金融業務を手掛けています。

ということで、ゆうちょ銀行でお金を借りる方法や自動貸付についてご紹介していきましょう。

ゆうちょ銀行でお金を借りる方法は?

ゆうちょ銀行では、自動貸付というサービスでお金を借りることができます。

自動貸付とは、通常貯金が残高不足になった時にその不足分を自動的に貸し付けてもらえる制度です。

例えば、通常貯金の残高が30万円しかなくても35万円を引き出せることが出来るようになるという事ですね。

この自動貸付を利用するには、担保が必要となります。

担保の種類は、定期貯金、国債、財形貯金の三つです。

  • 定額貯金:貯金担保自動貸付
  • 国債:国債等担保自動貸付
  • 財形貯金:財形形成貯金担保貸付

自動貸付を利用するには、上記のような担保が必要になるため、所有していない人は貸付対象として認められません。

担保を所有している人は、種類について詳しく解説していきますので参考にしてくださいね。

貯金担保自動貸付

ゆうちょ銀行の総合口座で管理する担保定額貯金、担保定期貯金を担保とします、

預入金額の90%以内の金額(300万円)まで、融資が可能です。

通常貯金の残高よりも多く引き出すと、総合口座通帳の残高欄にマイナスで表示されます。

貸付限度額 1冊の総合口座通帳につき最大300万円
貸付期間 貸付日から2年間
返済方法 貸付金額と利子分を通常貯金に預け入れすれば自動的に返済となる

貸付期間内であれば、何回でも借入可能です。

国債等担保自動貸付

国債等担保自動貸付は、ゆうちょ銀行の総合口座で管理する国債を担保とします。

ただし、ゆうちょ銀行または郵便局で購入した国債であることが条件です。

貯金担保自動貸付と同じく、通常貯金の残高よりも多く引き出した場合は、総合口座通帳の残高欄にマイナスで表示されます。

貸付限度額 国債の80%、かつ1人につき200万円まで
貸付期間 貸付日から1年間
返済方法 貸付金額と利子分を通常貯金に預け入れすれば自動的に返済となる

借入回数に制限はないので、一度に高額のお金を借りるのに抵抗がある人は小額ずつ借りる事もできますよ。

財産形成貯金担保貸付

財形定額貯金や財形年金定額貯金、または財形住宅定期貯金を担保とします。

預入金額の約90%に利子を加えた金額の300万円まで、借りる事が出来ますね。

貸付限度額 最大300万円
貸付期間 貸付日から2年間
返済方法 期間内に、貸付金額と利子分をゆうちょ銀行の窓口に返済
返済期間は1~4回まで選べる

貯金担保自動貸付と同じく、貸付期間は2年間です。

ただし貸付期間内に担保とする貯金が満期を迎える場合は、その期間までになります。

注意事項!

貯金担保自動貸付と国債等担保自動貸付は、ATMで借入と返済ができます。

財産形成貯金担保貸付は、借入も返済もゆうちょ銀行の貯金窓口でしかできないので、注意しましょう。

ゆうちょ銀行でお金を借りる自動貸付のやり方は?

ゆうちょ銀行の自動貸付の流れは以下の通りです。

STEP1:申し込み

自動貸付の申込は、ゆうちょ銀行または郵便局の貯金窓口で行います。

担保となる定額貯金や国債を持っていればすぐに契約ができ、即日融資も可能です。

STEP2:審査

定額貯金や国債を持っていれば、それが担保となるため、審査はありません。

STEP3:貸付開始

ゆうちょ銀行のATMまたは貯金窓口で、お金を借りることができます。

STEP4:返済

ゆうちょ銀行のATMまたは貯金窓口で、返済をしていきます。

上記が流れになりますね。

もしも期間内に返済ができなかった場合は、担保として貯金や国債が強制的に解約されますので注意してください。

貸付金額と利子分が差し引かれたあとの残高については、通常貯金の口座に入金されます。

ゆうちょ銀行の営業時間は?

先程説明したように、自動貸付はゆうちょ銀行の貯金窓口でしか申し込めません。

ゆうちょ銀行で自動貸付の申込みをするときは、こちらの営業時間を参考にしてください。

  • 平日:9時~16時
  • 休日:土日祝日休み

大きな郵便局の郵便窓口は土日でも営業しているところがありますが、貯金窓口は基本的に平日しか開いていません。

土日にお金を借りることは難しいので、どうしても休日にお金が必要な人は、消費者金融や銀行が年中無休で提供するカードローンを選んだ方が良いでしょう。

ATMでの借入や返済は、9時~21時(土日は9時~19時)で利用できます。

ゆうちょ銀行の自動貸付は審査が必要

ゆうちょ銀行の自動貸付は、基本的に審査がありません。

定期貯金や定額貯金、国債が担保になるからです。

ゆうちょ銀行の通常貯金口座を持っていることも、大前提になります。

ゆうちょ銀行でお金を借りたいと考えている人は、通常貯金と担保となる定期貯金などを持っているか、確認しましょう。

定期貯金や定額貯金、国債を持っていない人が審査ナシで借入死体場合は、生命保険でお金を借りる契約者貸付のような借方を選択するのも一つの手段といえますね。

ゆうちょ銀行の自動貸付の金利は低い

ゆうちょ銀行の自動貸付の金利は、銀行や消費者金融などに比べ、低くなっています。

[貯金担保自動貸付]
  • 担保定額貯金の場合:返済時の約定金利(%)+0.25%
  • 担保定期貯金の場合:預入時の約定金利(%)+0.5%
[国債等担保自動貸付]
  • 貸付時における預入期間1年の定期貯金の約定利率(%)+1.70%
[財産形成貯金担保貸付]
  • 返済時の約定利率(%)+0.25%

約定利率(やくじょうりりつ)とは、契約にとって定められた利率の事です。

2,020年2月5日時点でのゆうちょ銀行の約定利率(約定金利)は、0.010%です。

定額貯金を担保にすると金利は0.010p%+0.25%=0.26%となり、かなり低い事がわかります。

これほど低金利でお金を借りられるところは、民間の金融機関ではゆうちょ銀行だけでしょう。

ちなみに通常貯金の金利は0.001%になっていますよ。

ゆうちょ銀行の自動貸付を申し込む時の必要書類は?

ゆうちょ銀行でお金を借りる時に必要なものは、以下を参考にしてください。

  • 運転免許証などの本人確認書類
  • 印鑑
  • 通常貯金の通帳
  • 担保となるもの(定期貯金の通帳や国債など)

必ず提示を求められるわけではありませんが、念のため持って言った方が手続きがスムーズに行でしょう。

ゆうちょの自動貸付は担保不要の借入は不可!

ゆうちょの自動貸付を利用すれば、大変低金利でお金を借りることができます。

しかし、どれも担保となる定期預金の預け入れや国債を持っている事が条件になります。

ゆうちょの自動貸付が低金利で借りられるのは、有担保融資になるからです。

無担保融資を希望する場合は、やはり銀行や消費者記入などのカードローンを利用するしかありません。

郵貯の自動貸付と比べてカードローンの金利は高くなるものの、無担保なうえに保証人なしで借入が可能になっています。

担保を持っていない場合は、アイフル、アコム、プロミスのような無担保で借りられるカードローンを検討してくださいね。

窓口で契約手続きをするため来店が必要!

自動貸付を利用するには、窓口での契約手続きが必要になります。

営業時間内(平日9時~16時)にゆうちょ銀行の窓口に来店しなくてはならず、土日祝は営業していません。

工場勤務などで仕事を抜けられない人は、かなりネックになるポイントですね。

平日休みなるまで待たなくてはならず、融資までに時間がかかることがあります。

平日昼間の自由がなかなかできない一に、ゆうちょ銀行の自動貸付はオススメできません。

来店窓口が難しい場合は、大手消費者金融にあるWEB完結で、最短3分融資可能なカードローンなどを検討するのも良いでしょう。

ゆうちょ銀行で借入をするときの注意点!ATMで返済できない場合も!

ゆうちょ銀行の自動貸付は、通常貯金を持っているだけでは利用できません。

担保となる定額貯金や購入した国債などが必要です。

定額貯金などを持っていない人は、まず担保の確保をしましょう。

自動貸付の借入と返済は、基本的にATMでもできます。

しかし、財産形成貯金担保貸付はATMでの借入や返済ができません。

ゆうちょ銀行の貯金窓口でしかできないため、注意して下さい。

口座貸越サービスも利用出来る!

口座貸越サービスは、引落し口座に設定している通常貯金口座からの引落時に残高が不足していた際、不足分をゆうぎょ銀行が自動的に補う事で引き落とさせるようにするサービスです。

お金を借りるという意味合いとは違いますが、うっかり引落日までに公共料金やクレジットカードなどの料金を用意しておくのを忘れてしまった場合でも安心ですね。

口座貸越サービスで融資を受けた金額は、「ゆうちょ通帳アプリ」や「ゆうちょダイレクト」でも返済できるため、郵便局に足を運ぶ手間が省けます。

また、入会金と年会費が無料であるため、利用ハードルも低いのは嬉しいですね。

JP BANKカードを利用する!

JP BANKカードとは、ゆうちょ銀行と金融機関が共同して発行しちえるカードの事です。

JP BANKカードを持っていると、最大50万円までのキャッシングを利用できます。

またJP BANKカードは、ゆうちょ銀行キャッシュカードと一体化しているため、自動貸付サービスとの併用もできます。

もちろん通常の預金や支払いなども出来るため便利です。

他にも家族カードやETCの発行が可能で、かつショッピングの決済に利用することでポイントがたまるというメリットもあります。

JP BANKカードのキャッシングサービスは、カードのランクや提携会社によって異なります。

毎月の返済額については、利用額によって変動しますので確認してください。

キャッシュカードで借りられる「したく」は2018年10月末で受付終了した!

じつは、ゆうちょ銀行には自動貸付の他に、「したく」というカードローンがありました。

したくは、20歳以上で安定した収入があれば、主婦やパート・アルバイトでも最高500万円まで借りられるカードローンです。

金利は、年7.00%~14.90%と、銀行カードローンとあまり変わりありません。

保証人も担保も必要無いのが、メリットです。

「したく」は、スルガ銀行との共同運営ですが、2018年10月末で新規受付が終了になりました。

全国に数多くある郵便局のカードローンが終了してしまったのは、残念ですね。

すでに契約をしている人は、引き続き利用できるので安心してください。

担保は必要になりますが、「したく」よりも圧倒的に低金利でお金を借りられる自動貸付もオススメなので、検討して見てはいかがでしょうか?

ゆうちょ銀行のフリーローンは8種類!(現在中止)

ゆうちょ銀行には、自動貸付の他にも8種類の目的型フリーローンがあります。

このフリーローンですが、2017年10月2日に名称変更され、現在はパーソナルロになっています。

パーソナルローン夢航路のプラン

パーソナルローンには以下の8種類があります。

自己投資応援プラン 資格取得などスキルアップを目指す人への自己投資費用
教育プラン 幼稚園から大学まで、子供の入学金や授業料などを支援
オートプラン 新車や中古車(バイク可)の購入費用として
ハッピープラン 結婚・出産費用などを支援
エコプラン 屋上緑化や太陽光発電システムなどエコ計画の費用を応援
リフォームプラン 自宅のリフォーム費用
不動産プラン 土地や不動産購入の為の費用、現在は受付停止中
フリープラン 事業資金以外で、さまざまな目的に利用出来るプラン

これら上記のパーソナルプランですが、すべてスルガ銀行のローンをゆうちょ銀行が代行して行っています。

融資金額は最高1,000万円で固定金利、返済期間は10年以内と全てのプランに共通です。

パーソナルローンには、上記の目的型ローン以外にも、親孝行型ローンもありますよ。

離れて暮らす両親のための、介護用品の購入や福祉施設の入居費用などを融資しています。

店舗が多く、使い勝手が良いところがゆうちょ銀行の長所です。

近くにあると思いますので、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか?

※スルガ銀行の行政処分により、業務提携を解消したため現在は取り扱いを中止しています。

2019年6月28日をもって終了ということで、残念ですね。

まとめ

ゆうちょ銀行でお金を借りる方法をご紹介しました。

ゆうちょ銀行は店舗も多く非常に便利に使えるのが魅力ですよね。

しかし、ゆうちょ銀行からお金を借りるという感じではなく、お金が融通されるみたいな感じでしょうか?

ゆうちょ銀行では、基本的に無担保での融資は行っておりません。

またフリーローンやカードローンというのも現在はありませんね。

担保があれば、無審査かつ低金利で利用出来るということになります。

消費者金融などからお金を借りるのに抵抗がある人は、ゆうちょ銀行の自動貸付を利用するのも良いと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。