カードローンにはいくつかの種類がありますが、よく利用されてるのは消費者金融と銀行系ですね。
そんな銀行系と消費者金融ですが、どちらがオススメでしょうか?
どちらが得なのか?二つのメリットとデメリットをご紹介しましょう。
記事の目次
銀行カードローンの特徴
銀行カードローンは、都市銀行・地方銀行・ネット銀行などの銀行が提供するカードローンですね。
銀行には、教育ローン、マイカーローンなど様々な目的別ローンが用意されていますが、これらのローンは金利が低い代わりに使途が限定されています。
それに対してカードローンは使い道が自由で、融資限度額の範囲内であれば何度でも借入が可能!
【主な特徴】
- 金利が低め
- 総量規制の対象外
- キャッシュカードをローンカードにできる
- 自動融資あり
- 配偶者貸付制度あり
以上のような特徴がありますね。
銀行カードローンのメリットは?
返済額を抑えたいと思っている人は、金利が低めの銀行カードローンを検討しましょう。
上限金利が低め
消費者金融カードローンの上限金利は18.0%前後が多いですが、銀行カードローンは14.0~15.0%とやや低めの傾向にあります。
10万円1ヶ月借りるとすると、金利はこのくらいの差になりますよ。
- 18.0%:100,000円×0.18÷365×30=1,479円
- 14.5%:100,000円×0.145÷365×30=1,191円
ということで、金利を重視するなら銀行カードローンの方がオススメ!
銀行法が適用され総量規制の範囲外
銀行カードローンは、銀行法が適用されます。
この銀行法には「総量規制」がかかりませんので、年収の3分の1までしか借りられないという法的な縛りがなくなります。
といっても、借入には当然審査があるので、融資限度額も審査により決められます。
いくらでも借りれる訳では無いので、注意しましょうね。
キャッシュカードローンがローンカードになることも!
銀行の口座を持っている場合には、手続が簡単になる事もありますよ。
カードローンの申し込みをするだけで今持っているキャッシュカードがそのままカードローンになり、口座振替の手続をわざわざしなくてもOK!
自動的に引き落としてくれますよ。
専業主婦でも申し込み可能!
銀行カードローンには、「配偶者貸付制度」を導入している商品があります。
配偶者貸付制度というのは、たとえば申込者が専業主婦で、自分自身の収入が無かったとしても、配偶者に安定的な収入があればカードローンに申し込めるという制度です。
配偶者の収入証明書と同意書が必要になりますが、自分の姪ぎっでカードローンを利用できますよ。
ATM手数料が無料になる場合がある
銀区カードローンは、その銀行の口座を持っていればATMの利用手数料が無料になる場合があります。
また、提携金融機関のATM(コンビニ含む)も無料になる場合もあるので、低金利と会わせて、なるべく元本以外のお金を抑えたいと言う人は、銀行カードローンの方が良いかもしれません。
残高が足りない時の自動融資がついている
自動融資というのは、残高が不足している分を自動的に補ってくれるサービスです。
うっかり残高不足で引き落としができない!という事態を防いでくれますよ。
銀行カードローンのデメリットは?
銀行カードローンは名の知れた銀行が運営しているという安心感もありますが、スピード感は消費者金融に叶わないというのもあります。
手続きも面倒で、実際の借入まで少し時間がかかります。
即日融資は難しい
消費者金融の場合は、申し込んだ当日に融資も可能ですが、銀行カードローンは審査の結果がわかるのが早くても翌日になります。
ローンカードが郵送されてくる時間を考えると、申し込んでから1週間以上かかることも。
銀行カードローンの場合は、申込者が反社会勢力と繋がりがないか、警察庁のデータベースを照会することが義務づけられているためです。
地方銀行は店舗付近の居住者以外申し込めない場合もある
地方銀行だと申し込みが出来ない場合もあります。
銀行の店舗がある地域に住んでいるか、もしくはその地域に勤め先がある人でないと、申し込み無いカードローンもあります。
居住地域を選ばずに利用したい場合は、メガバンクやネット銀行から選んだ方が良いでしょう。
在籍確認はほぼ必須
消費者金融だと、在籍確認なしで融資してくれるところありますが、銀行はほぼ必須です。
プレイバシーに配慮して、銀行名ではなく個人名でかけてくれるところがほとんどですから、在籍確認の電話で借入がバレる事はないでしょう。
収入証明書が必要になることもある
銀行カードローンは銀行ごとに収入証明書が必要になることもあります。
- 源泉徴収票
- 確定申告書
- 課税署名所
など、収入を証明する書類を揃える必要もあるので覚えておきましょう。
消費者金融カードローンの特徴
消費者金融のカードローンは、消費者金融会社が提供しているカードローンで、企業ではなく一般の人向けのフリーローンですね。
プロミスやアコム、SMBCモビットなどCMでもバンバン流れていますし、一度は聞いたことはあるでしょう。
小口の融資が中心なので、大きな金額は借りられませんが、融資限度額以内なら何度でも借入が出来るし、ピンチの時に助かりますよ。
【主な特徴】
- 手続がWEB完結できる
- 審査が早い
- カードレスで郵便物無しにできる
- 即日融資も可能
申し込みも借入も、すべてスマホで出来る手軽さもあり、便利ですよね。
融資のスピードも銀行カードローンと比べて早く、急いでいる人には消費者金融カードローンの方がオススメ!
消費者金融カードローンのメリットは?
消費者金融はとにかくスピード重視で、即日融資が可能な場合もあるので、急いでお金を借りたい人に向いてますよ。
審査が早く即日融資も可能!
最短で30分ぐらいで審査結果がわかり、そのままスムーズに契約できれば、申し込んでから1時間程度で借入まで出来てしまいますよ。
ただし、一応審査の受付時間があるので、あまり遅い時間に申し込んでしまうと即日融資が難しくなります。
急な出費でどうしても当日中に借入したいという場合は、なるべく早く申し込みましょうね。
WEBで全部完結出来るのでバレない!
申し込みから借入まで、さらには返済までスマホやパソコンで出来るので、誰にも会わずに、家に居ながらにしてお金が借りれますよ。
カードレスにすれば、郵送物も無しということで、証拠も残りませんね。
希望額を抑えれば収入証明書が不要!
返済能力を証明するために、原則として収入証明書は必要ですが、借入希望額が一定額以下だと収入証明書が不要になりますよ。
借入希望額が50万円以下か他社との借入合計が100万円以下という条件ですね。
1社なら50万円以下に抑えれば良いですが、すでに他社の借入がある人は合計で希望額を考えてみましょう。
コンビニATMも使えて便利!
セブン銀行ATMなど、全国にあるコンビニATMが使えるのも消費者金融カードのメリットですね。
直接口座に降り込んでもらう以外に、コンビニでもキャッシングが出来るので急に現金が必要になったときも便利につかえます。
無利息期間がある!
初めての利用なら一定期間無利息になるサービスを提供しているカードローンもあります。
多いのは30日間で、この間に返済をすれば利息が付かず、元本のみの返済でOKですよ。
在籍確認の電話を省略できる
審査されるの行われる在籍確認ですが、会社に電話を掛けたり不安になりますよね。
といっても、会社名を出すこともなく、個人名で電話はかかってくるので借入がバレる事はないです。
それでも勤め先に電話をされたくない人の為に、相談の余地があるのが消費者金融のメリットですね。
消費者金融カードローンのデメリットは?
早く借りられるのは良いですが、人によっては、デメリットにもなり得るということ。
よく理解して申し込むようにしましょうね。
上限金利がやや高い!
消費者金融カードローンは、銀行カードローンに比べると上限金利がやや高いです。
銀行が14.0%~15.0%なのに対し、消費者金融は18.0%ぐらいなので、高いデスよね。
年収の3分の1を越える借入は出来ない!
消費者金融は貸金業法を元に運営されています。
貸金業法では年収の3分の1を越える貸し付けを行ってはならないとされていますんどえ、どんなに必要であっても、決められた範囲内でしか借入出来ません。
これを総量規制と言います。覚えておきましょう!
ということで、借入金額に制限があるという事ですね。
ATM手数料がかかることもある!
振込以外にも、コンビニATMからスマホアプリで借入が出来るなど、とても便利な消費者金融カードローンですが、ATMから借入すると、手数料がかかる場合があります。
1回当たり100円~なので、安いと思っていると塵も積もれば山になるってことで、以外と負担になりますので、注意しましょう。
銀行と消費者金融の比較!オススメはどっち?
銀行と消費者金融カードローンですが、どちらにもメリット、デメリットがあります。
ではどっちを利用すれば良いのか?
ここまで紹介した特徴を簡単にまとめてみました。
銀行 | 消費者金融 | |
融資のスピード | 早くても翌日以降 | 即日融資可能 |
上限金利 | 14.0~15.0%程度 | 18.0%程度 |
WEB完結 | × | 〇 |
在籍確認 | ほぼ必須 | 無しに出来る場合あり |
ATM手数料 | 無料の場合もある | 基本的にあり |
無利息期間 | なし | あり(ない商品もある) |
収入のない人 | 配偶者貸付あり | 借りられない |
審査が甘いのは?
審査のスピードは断然消費者金融の方が早いですが、審査はどちらの方が通りやすいのか?気になる所です。
審査が早いのは消費者金融と思いがちですが、そうでもありません。
どちらも返済能力があると認められなければ審査に通りませんよ。
しっかりと要件を確認して書類も揃えて申し込みましょう。
借りる金額や口座の有無により選ぶ
100万円借りたい人と、5万円借りたい人、どのくらいの金額を借りたいのかによってもどっちが良いのかは変わってきます。
高額な融資を必要としているならば、できるだけ金利を抑えたいですよね。
そういうときは、銀行カードローンの方が返済額が小さくなる可能性があります。
借りてる期間が短いのであれば融資のスピードが早く、なおかつ無利息期間がある消費者金融を選べば、元本だけの返済ですみますよ。
審査が早いオススメ消費者金融カードローン
それではここで、審査が早い、WEB完結するなどのメリットがある消費者金融カードローンをいくつかご紹介しましょう。
プロミス
消費者金融は上限金利がほぼ18.0%とほぼ一律ですが、プロミスは17.8%と少し低いです。
条件等 | 内容 |
申し込み年齢 | 18歳以上74歳以下 ・お申込時の年齢が18歳および19歳の場合は、収入証明書類のご提出が必須となります。 ・高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)はお申込いただけません。」 ・収入が年金のみの方はお申込いただけません。 |
申し込み要件 | 安定した収入があること |
実質年率 | 4.5%~17.8% |
その他の特徴 | 上限金利が他社より低い
WEB完結で郵便物無し 借入方法が豊富 審査は最短3分 30日間無利息期間あり |
アコム
自動契約機の「むじんくん」でお馴染みのアコムですが、全国に提携ATMが数多く有るので、借入が非常に便利です。
他に楽天銀行に口座を持っていると、最短1分で振込が可能。
24時間振込対応してくれるので、急いでいるときにはありがたいですよね。
条件等 | 内容 |
申し込み年齢 | 18歳以上74歳以下 ・お申込時の年齢が18歳および19歳の場合は、収入証明書類のご提出が必須となります。 ・高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)はお申込いただけません。」 ・収入が年金のみの方はお申込いただけません。 |
申し込み要件 | 安定した収入と返済能力があること |
実質年率 | 3.0%~18.0% |
その他の特徴 | 定型ATMが全国に5万台
最短即日融資 むじんくんでカード受けとりすれば郵便物なし |
SMBCモビット
SMBCモビットは、通常の融資のスピードも早いですが、更に審査を早めて貰う事ができますよ。
WEBから申し込みをしたら、すぐにコールセンターに電話をします。
すると審査を開始してくれますので、少しでも早く審査結果がわかるでしょう。
条件等 | 内容 |
申し込み年齢 | 20歳以上74歳以下の安定した収入のある人(※収入が年金のみの方はお申込不可) |
申し込み要件 | 定期収入のある人 |
実質年率 | 3.0%~18.0% |
その他の特徴 | WEB完結でカードレス
WEB完結なら電話連絡無し 審査を急いでくれる |
レイクALSA
レイクALSAはスピード重視なので、急いでいる人にオススメです。
平日の21時までに審査が完了すれば当日中の融資が可能!
また、レイクALSAは新生ファイナンシャルが運営しているので、新生銀行カードローンATMを利用すると手数料がゼロになりますよ。
条件等 | 内容 |
申し込み年齢 | 20歳以上70歳以下 |
申し込み要件 | 安定した収入があること |
実質年率 | 4.5%~18.0% |
その他の特徴 | 最短当日融資可能
審査は最短15秒 無利息期間は最大180日間 |
アイフル
カードローンの申し込みで、郵便物や電話によって借入がバレてしまうのがイヤだという人は多いでしょう。
審査の為の在籍確認をアイフルは原則として行っていないというのは特徴ですね。
手続はWEB完結しますし、カードレスを選択すれば郵便物もありません。
バレ対策を重視したい人にオススメのカードローンですね。
条件等 | 内容 |
申し込み年齢 | 20歳以上69歳以下 |
申し込み要件 | 定期的な収入と返済能力がある人 |
実質年率 | 3.0%~18.0% |
その他の特徴 | web完結、カードレス可能
電話を掛けると優先審査してくれる 在籍確認の電話なし! |
まとめ
銀行のカードローン、消費者金融のカードローンについてご紹介しました。
- スピード重視で即日に借入したいなら消費者金融がオススメ
- 金利を重視するなら銀行系がオススメ
手間が掛かっても金利やATM手数料が低い方が良いのか、多少金利が高くても審査がすぐに終わる方が良いのか、カードローンに求める物は、借りたい金額によっても違ってくるでしょう。
それぞれメリット、デメリットがあるので、比較検討して自分にあったカードローンを選びましょう。