海外旅行へ行くなら≪キャッシング≫―国外で得する“ヒミツ”

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海を越えて遠い国外の地へ“旅行”する際、誰しも一番初めに考えることが『お金の問題』です。

日本では“日本円”を利用して買い物したり、サービスを受けたりするのが普通。

接客業などをなさっている方であれば、何度か経験があると思いますけれど、外国人の方が稀に日本通貨ではなく“外国通貨”で支払いを済ませようとしてくることがあります。

“外国通貨”の珍しさに僅かな感動を覚えるものの、正直に言って手渡された“外国通貨”にどれほどの価値があるのか――それこそ秒単位で変わって行く≪為替レート(国内・国外の通貨を換算するときの値)≫を理解している人でなければ分かるわけがありません。

その“外国通貨”の価値を理解している者でなければ、海外から来たお客さんが“外国通貨”を突然出してきたとき「?」となるより他にないでしょう。

極端に言ってしまえば、子供が“オモチャのお金”を出してきても、子供にとって価値ある“オモチャのお金”の価値を大人では理解できないのと同じ。

日本人が海外へ旅立ち、1ドル(120円くらい)ほどのモノに対して、「お釣りはチップだ」と言い福沢諭吉をレジに置いたとしても、感謝されるどころか文句を言いながら鼻先へ突き返されてしまうのは当たり前です。

そんな恥ずかしい事態を起こさないためにも、海外へ旅行を計画する際は、かならず初めに『旅行先の外国通貨の準備』を考慮する必要があることは言うまでもありません。

“外国通貨”を準備する方法としては――

① 通貨両替
② キャッシング

――主に、以上ふたつの方法に絞られます。

≪通貨両替≫について

≪通貨両替≫は文字通り、お金を両替することを示しています。

海外へ旅行経験のない一般人からすれば、両替と言えば1,000円札を100円玉×10枚にくずすことを想像されるでしょうけれど、≪通貨両替≫は1000円札を他の国の通貨の1000円へと替えることです。

どこで替えるかと言えば――

・銀行
・郵便局
・空港
・金券ショップ
……etc

――以上の場所で≪通貨両替≫ができます。

≪通貨両替≫場所

〔銀行〕は、基本的に安定性・利便性ともにベスト。

特別大きなレート変動でもないかぎり朝の10時あたりで“1日のレート”が決定するシステムなので、実際のレートよりも少し高くなることも低くなることもあります。

次いで〔郵便局〕〔両替所〕などがありますけれど――ハッキリ言って、〔銀行〕〔郵便局〕〔両替所〕であろうとほとんど変化がありません。

どこで≪通貨両替≫しようとも、店舗ごとに“為替レート”が変動するわけでもありませんし、結局ほとんど同じで、多少「手数料」が変化するほどです。

“為替レート”については、以下のスマホ・アプリケーションをご利用してみてください。

通貨換算レート:アプリ

通貨コンバーター・為替レート電卓、すべての通貨
カテゴリ: 旅行, ファイナンス

アプリ概要

    • タイトル   通貨コンバーター

    • ジャンル   旅行

    • メーカー   Discover Ukraine LLC

    • 対応機種   iOS

    • 価格     無料

アプリの特徴

≪point≫リアルタイム・為替レート換算

リアルタイムにて150ヵ国のそれぞれの“為替レート”を常にチェックし、日本円通貨の数値を入力することで、ドルやユーロ、ポンド、フラン、ペソなど、他の外国通貨に日本円を換算できます。

任意の通貨の

“為替レート”

のこれまでの変動を折れ線グラフにて調べることも可能。

旅行の折には、外国に存在する最寄りの銀行をマップ上に表示してナビゲートしてくれます。

≪キャッシング≫について

≪通貨両替≫の他にもうひとつある“外国通貨”を用意する方法が≪キャッシング≫。

キャッシングカードの機能のひとつに、『海外でも引き出し可能』という機能が設けられています。

イメージで表すとすれば――

通貨両替の場合:
日本円⇒通貨両替(手数料1ドル3円)⇒外国通貨

キャッシングの場合:
ATM(手数料)⇒外国通貨⇒(金利付き)返済

――という具合いです。

この場合、一見≪キャッシング≫の方支払い額が多くなりそうですけれど、では数値に換算してみましょう――

≪一週間の海外旅行の場合≫

通貨両替の場合:
12,000円⇒通貨両替(300円)⇒100ドル

キャッシングの場合:
ATM(0~200円)⇒100ドル⇒12,041円(利息41円)返済

数値で表すとよく分かりますが≪通貨両替≫よりも≪キャッシング≫の方が「60円」近く安くなります。

「たったの60円……」

海外旅行をするのにたった100ドルだけではどう考えても少ない……今度は5,000ドルでよりリアルにシミュレートしてみましょう――

≪一週間の海外旅行の場合≫

通貨両替の場合:
600,000円⇒通貨両替(15,000円)⇒5,000ドル

(3,000ドル余ってしまったとき)

3,000ドル⇒通貨両替(9,000円)⇒360,000円

換算費合計【24,000円】

キャッシングの場合:

ATM(0~200円)⇒5,000ドル⇒601,726円(利息1,726円)返済

換算費合計【1,726~1,926円】

――という結果になります。

たかだか「60円」ほどであれば気にしない方も少なくありませんが、これほどの額差ともなれば考えさせられざるを得ないでしょう。

さらにまた、ATMで簡単に借り出し/返済ができる≪キャッシング≫の方が圧倒的に簡単で、お金だけでなく“時間の節約”にもなります。

海外旅行の際は、「とにかく≪通貨両替≫だ!」と決めつけてしまわず≪キャッシング≫の利用もぜひ考慮してみてください。