お金がない!困った、どうしよう・・・
そんなとき頼りになるのは消費者金融ですね。
しかしお金を借りるときには審査を受けなければなりません。
でも審査に落ちたらどうしよう。どんな所を見られるんだろうと最初なら不安になりますよね。
では消費者金融業者はどんなところを見て判断しているのか?
そちらを徹底紹介していきましょう。
記事の目次
消費者金融の審査基準について
審査に対して不安を感じている人は「自分が審査に通過出来るか分かってから申し込みをしたい」と思っているでしょう。
確かにお金を借りる気満々で乗り込んだら、「あなたにお金を貸せません」って言われたらショックですからね。
しかし、審査の結果は申し込みをして見なければ分からないというのが正直な所。
でもやっぱりどんな人が審査におちて、どんな人が審査に受かるのかは知りたいですよね。
ってことで、消費者金融各社の最新決算資料などから「審査に通過し実際に契約した人の割合」を調査してまとめましたので、ご覧下さい。
【大手消費者金融の契約水準比較表】
サービス名 | 申し込みした人数 | 契約できた人数 | 契約できた人の割合 |
アコム | 50919人 | 22941人 | 45% |
アイフル | 38806人 | 17806人 | 45.9% |
プロミス | 49728人 | 23378人 | 47% |
レイクALSA | 非公表 | 26500人 | 29.5% |
上記のようになっておりますが、アコム・アイフル・プロミスは大体半分弱の人が契約出来るということです。
大体4割りの人は審査に通過出来ていると言えるでしょう。
消費者金融の審査で落ちてしまうのはどんなとき?
消費者金融の審査基準は非公表で、全く検討がつかないように思ってしまうかもしれません。
しかし「審査に落ちてしまうケース」は共通の特徴があり、それらが審査の決め手になっています。
その審査の3つの決め手をわかりやすく解説していきましょう。
- 返済能力
- 借入件数
- 借入額
それでは1つずつ紹介しましょう。
1の返済能力は「借りたお金を返す為の能力」の事です。
借りたお金を返すのは当然ですが、返済能力が無い人は、延滞に繋がるリスクが高くなるため、お金を貸す側は審査秘訣という判断を下します。
また、借入件数や借入額も返済能力に影響する項目になり、次のような影響もありますよ。
【審査結果への影響】
- 法律上、消費者金融等の貸金業者からは「年収の3分の1まで」しか借入出来ないので、越えているとダメ
- 借入件数が多ければ多いほど、その分返済額も掛け算的に増えるので、多すぎると審査に落ちやすい
- 毎月の返済額は借入残高に応じて変わるため、借入額が高額だとその分返済能力は下がるので結果に悪影響がでる
借りてる数も多く、借りているお金も多いと返済がたいへんだと思われるので、結果的に審査に影響が出ると言うことですね。
つまり、「返済能力」「借入件数」「借入額」という3つのポイントが審査の決め手になるケースがとても多いと言えます。
どんな人が審査に通りづらいのか?
消費者金融は無職の人にはお金を貸しません!
それはお金が返ってくる保証がないからです。
消費者金融に申し込むには少なくとも仕事をしている事が大事になります。
仕事をしているというか、毎月安定しているお金が貰えるかどうかですね。
また年齢が20歳以上で、69歳以下であることが条件になります。
なので、収入のない学生や専業主婦は消費者金融に申し込んでも、審査落ちする可能性が高いといえますよ。
また年金生活者も収入が年金だけでは審査に通りません。
何かしらの仕事をしているのが条件になるでしょう。
また借入申込書に虚偽申告してしまうと、審査落ちの条件になってしまうので、絶対に嘘はやめましょう!
年収の水増しや勤続年数の水増しなどは必ずバレるので信用をなくしますよ。
サラリーマンは比較的お金が借りやすいですが、勤務先は中小企業よりは大企業、ならびに公務員の方が有利ですね。
他にも独身者よりも既婚者、持ち家がある場合も審査には通りやすいといえます。
また最近ですと奨学金の滞納や携帯電話の支払滞納などにも注意が必要です。
奨学金は銀行が利用する信用情報機関に登録されますが、3ヶ月以上滞納した場合、ブラックとして登録されます。
携帯電話の滞納も同じですべて信用情報機関に登録されるので、きちんと返済するようにしましょう。
他にも自己破産や任意整理など債務整理情報も金融事故情報なので、他の審査項目がいくら良くても、金融事故情報があるというだけで審査に落ちる可能性が高くなります。
以上のようなことに注意して審査を受けてみましょうね。
カードローン審査の流れは?
さて、審査を通る自信がついたのなら、実際にカードローンを利用しましょう。
実際にカードローンの審査はどのように行われているのでしょうか?
一般的にはこのような流れになっていますよ。
【カードローンの審査の流れ】
- カードローンのに申し込む
- 必要書類を提出
- 仮審査&本審査が行われる
- 在籍確認が行われる
- 契約が完了する
- 借入できる状態になる
それでは詳しくご紹介しましょう。
①カードローンに申し込む
カードローンへの申込方法は主に次の4つがあります。
- インターネット申し込み
- 電話の申し込み
- 自動契約機での申し込み
- 店舗での申し込み
色々とありますが、オススメは「インターネット申し込み」です。
24時間申し込み可能でパソコンやスマホで簡単に申し込み出来ますよ。
インターネット申し込みの中でも「WEB完結」は更にオススメ!
一番嬉しいのは来店しなくて良いので、他人にバレないって事ですね。
②必要書類を提出する
申し込みが完了したら、「筆証書類」を提出します。
カードローンの審査の必要書類は「本人確認書類」と「収入証明」が必要です。
こちらのオススメもWEB上からアップロードする方法かスマホの公式アプリで撮影する方法ですね。
この2つであれば、簡単活スピーディーに必要書類を提出する事ができます。
③仮審査&本審査が行われる
仮審査で申し込み情報や信用情報の調査を行い、本審査で在籍各員や必要書類の確認を行います。
仮審査で「自社の融資基準を満たしているか?」を確認し、本審査で事実確認をするのが基本です。
カードローン会社によっては、仮審査も本審査も違いが無い場合があります。
まあ審査するって事には変わりありませんけどね。
④在籍確認が行われる
在籍確認のために現在の勤め先にカードローン会社から電話がきます。
在籍確認は消費者金融なら「担当社の個人名」、銀行系カードローンなら「銀行名」でされるのが基本なので、会社の人等にバレると言うことはないでしょう。
こちらを心配している人も多いと思いますが、安心して借りる事ができますよ。
⑤契約完了
在籍確認が終了してしばらくすると、審査結果の連絡が電話やメールで届きます。
その後、契約内容を確認し、限度額や金利などの貸し付け条件に問題が無ければ契約手続をしますよ。
⑥借入出来る状態になる!
契約後はすぐに借入が出来る状態になります。
借入方法を選ぶ時のポイントは・・・
「口座にお金を入れたいのか?」それとも「手元にすぐ現金が欲しいのか?」
を選ぶと良いですよ。
口座にお金を入れたいのであれば銀行振込で借入しましょう。
手元に現金が欲しいのなら、ATMからの借入を選びます。
これから審査を受ける人はこの対策を!
消費者金融について説明してきましたが、審査を受ける前に自信がないから対策を知りたいと言う人もいるでしょう。
そういった人のために、イマできる対策をご紹介しましょう。
不要なクレジットカードの解約
消費者金融の審査では「返済能力」が非常に重要なポイントになっています。
といっても返済能力をすぐに増やせる方法など簡単ではありません。
しかしその対策の一つに「不要なクレジットカードの解約」があります!
不要なクレジットカードを解約すると、返済能力が上がるのかといえば、クレジットカードには限度額が設けられているからです。
限度額というのは利用を許されている金額なので、限度額が大きければ大きいほど、お金を貸す側にとてはリスクになりますよ。
逆に言うと、使わないクレジットカードを解約する事で、限度額が減り、結果的に返済能力の余裕を確保することも出来ます。
不要なクレジットカードを持ってる人には一石二鳥ですよ。
アルバイトやパートで収入を増やす
消費者金融は総量規制の対象になっています。
つまり、年収を上げると送料規制枠や返済能力に余裕が出来るので審査が通りやすくなると言う事です。
消費者金融では最大800万とか500万とかまで貸してくれると言ってますが、実際は年収の3分の1というのが本当の所です。
つまり500万円借りれる人は年収1500万ある人って事になりますよね。
まあ、極端ですが、そこまで行かなくても年収が大いに超したことはありません。
複数社の同時申し込みは避ける
複数社の同時申し込みは、審査の際のマイナス評価になります。
たとえお金に困っていて借りたくても、我慢して必ず一社申し込むようにしましょう。
カードローンの審査に落ちる人の特徴と審査を通過するためのコツは?
カードローンの審査に落ちてしまう人の特徴はあるでしょうか?
また審査を通過するためのコツや対策をご紹介しましょう。
1.申し込み条件を満たしていない
カードローンには申し込み条件があるので、それを満たさないと100%審査に落ちてしまいます。
多くの場合、申し込み条件は以下の二つですので難しいものではありません。
- 満20歳以上であること
- 安定収入があること(毎月収入があること)
それでも年収や勤続年数の条件があるところもあるでしょう。
こちらの対策は、申し込む前にきちんと説明を読むことぐらいですよね。
しっかりと確認してから申し込みましょう。
2.申し込み内容に不備がある
申し込み内容に不備があると、「虚偽申告したのか?」と疑われてしまい、審査に落ちる科リスクがあります。
申し込みの時には勤務先や年収、職業など様々な個人情報を申告することになり、審査判断材料にされますので、きちんと書きましょう。
申告する情報は正確に入力するように心掛けましょう。
3.必要書類が揃っていない
カードローンの審査には必要書類の確認も含まれます。
本人確認書類や収入証明書などを、予め申し込み前に用意しておきましょう。
4.現在確認が取れない
カードローンの審査には「在籍確認」があります。
現在時点できちんと会社で働いているのかというのをチェックするわけですが、その時に裏付けがとれないと審査に通りません。
なので、時間指定をしておくか、書類提出にしてもらうなどの対策をしておきましょう。
5.借入希望金額が年収の3分の1以上
消費者金融の場合は、総量規制があるため目安として借入総額は年収の3分の1しか借りる事が出来ません。
そのため3分の1以上を借りようとすると審査落ちする事があります。
対策としては、借入希望金額は最低限に抑えておくことがオススメです。
高くしすぎても返済出来ない可能性もありますし、現時点で必要な金額だけにしておきましょう。
6.他社での借入が多すぎる
他社での借入件数が多すぎると支払状況として、多重債務や借金癖などを警戒されます。
多くの消費者金融から借りている人ほど、毎月の返済負担が大きいので、返済できるのかを不安に思われます。
どらぐらい他社で借入があると審査に落ちるのかは気になりますが、各社によって基準が違うので断言は出来ません。
ですが、対策としては、他社借入が複数ある場合は、その件数を減らしてから申す込むのがオススメ。
一般的には3件以上から危険とされるので、できれば2件以下に抑えておきましょう。
7.多重申し込みしている
多重申し込みをしていると相当お金に困っていると言う印象を与えてしまいます。
返済能力に問題があり、融資するのは危険という判断になりますよね。
なので申し込むのは本命の1社のみにしましょう。
すでに多重申し込みをしている場合は、最後に申し込みをした日から6ヶ月待ってから申し込むようにしてください。
まとめ
カードローンの審査基準でみられるのは以下の様なポイントです。
- 安定した収入があるか
- 信用情報に問題はないか
- 他社からの借入状況に問題はないか
そういった事が審査では判断されます。
また申し込む際は不備がないように、きちんと正確に情報を伝えることも大事です。
信頼関係が大事ですので、誠意をもって申し込みをしましょうね。