様々な働き方が確立されている現在、サラリーマンじゃなくてフリーターの人口も多いですよね。
フリーターでも十分に生活が出来るようになっているからだと思われます。
しかしカードローンの利用を考えた時、不安になることがあるかもしれません。
「フリーターだと、カードローンの審査通過は難しいのかな?」
そんな事を思う人の為に、今回はフリーターでも借入出来るカードローンについてご紹介しましょう。
併せて、審査通過のポイントもご紹介しますよ。
記事の目次
フリーターでもカードローンは利用できる?
フリーターであっても、カードローンの審査に通過出来ます。
しかしカードローンは誰でも利用出来るわけではありません。
カードローンの審査通過には「審査基準を満たせるか」が重要になります。
これはフリーターであっても、正社員であっても変わりません。
言い換えるなら、審査に通るのも落ちるのも平等ということです。
だからこそ、フリーターでも審査基準を満たせれば問題無いということですね。
まずは、カードローンの審査において何が重視されるのかしっかりと理解しておきましょう。
審査に於いて重要なのは「安定した収入」
カードローンの審査に於いて、もっとも重視されるのが「安定した収入」です。
これはお金を借りる上で、絶対的な条件と言えます。
カードローンの種類によって、利用条件が異なる事はあります。
しかしこの「安定した収入」だけは、どのカードローンに於いても共通の条件でしょう。
それでは、安定した収入とは、具体的にどのような収入を指すのか?
言葉で表すのなら「月に1回以上、一定以上の金額の収入を得ている」という状態ですね。
会社員などは確かに月に一度給料を貰っているイメージがあるので、大丈夫だと思われるでしょう。
しかしフリーターでも十分に実現可能な条件とも言えますよね。
ここで2パターンのフリーターの収入を見てみましょう。
フリーターA | フリーターB | |
時給 | 850円 | 1,050円 |
勤務日数 | 週5日 | 週1~5日 |
勤務時間 | 1日8時間 | 1日3~6時間 |
月収 | 約13万円 | 約1万2,000円~12万円 |
極端な例になり舞うが、この場合Aの収入は「安定した収入」と言えます。
対するBの収入は、月ごとの収入にバラツキがあり「安定した収入」とは言えませんね。
安定した収入とは、すなわち申込者の「返済能力」に直結する要素です。
月々に一定額の返済を行う為には、収入もまた一定でなければなりません。
生活のために働いているフリーターであれば、収入が安定している方も多いでしょう。
家賃など決まった支出があれば「毎月〇〇万円稼ぐ」という目標もあると思います。
そういった層のフリーターの方であれば、ひとまず安心していいでしょう。
上記の例に於けるBのような収入状況にある方は、審査通過は難しいといえます。
日雇いや短期アルバイトでは審査通過は難しい
「安定した収入」という条件のもとで考えると、審査通過が難しい属性があります。
それが「日雇い労働者」と「短期アルバイト労働者」です。
日雇いと短期アルバイトは、主に以下の理由で審査値の可能性が高くなります。
- 審査する上での信用度が低い
- 在籍確認が取れない
- 信用情報に問題がある場合が多い
- 収入の証明が難しい・またはできない
そもそもアルバイトやパートは、金融機関からの信用度が著しく低い雇用形態です。
その中でもさらに、日雇い短期アルバイトは信用を得られにくいと言えます。
その理由はやはり、先に解説した「安定した収入」という面に他なりません。
収入証明書類が取得出来ない場合もあり、立場上在籍確認も困難な場合が多いです。
その結果収入の証明=返済能力の証明ができず、審査落ちとなってしまいます。
仮に審査に通ったとしても、必要な分の借入が出来るとは限りません。
また日雇いや短期アルバイトだと、信用情報に問題があるケースがあります。
不安定な収入である以上、家賃や公共料金の支払いが遅延しがちな場合も多いでしょう。
さらに、クレジットカードや携帯料金の分割返済などを延滞していた場合は要注意です。
審査に落ちる原因は「フリーターだから」ではない!
フリーターでも、収入が安定していれば審査に通過出来ることがわかりました。
しかし実際に収入が安定していたとしても、審査におちる場合があります。
カードローンの審査に落ちる原因には、どのようなものがあるでしょうか?
その代表的なものをまとめてみました。
- 申込み情報に偽り・不備があった
- 他社での借入状況に問題があった
- 在籍確認が取れなかった
- 収入に見合わない借入額を希望した
これらが原因で審査落ちになるのは、フリーターに限った話しではありません。
カードローンの審査では、雇用形態問わず平等の基準で審査が行われます。
正社員でもフリーターでも審査落ちとなり得る原因は共通です。
「フリーターだから」という理由だけで、審査落ちとなることはまずあり得ません。
ただし、雇用形態によって信用度の優劣があるのも事実です。
それを理解したうえで、より正確かつ慎重な姿勢で審査に臨むことが大切ですね。
フリーターがカードローンの審査に通る為のポイントは?
フリーターでも、カードローンの審査には通過できます。
しかしフリーターである以上、正社員などに比べ審査に不利な面もないとは言えません。
そこを補うためにも、以下の項目で実践出来るポイントを紹介します。
- 申告する勤務先
- 在籍確認
- 借入希望額
ポイントを「知っている」「知らない」では手応えも大きく異なります。
対策をせずに普通に申し込む前に、少しの工夫で審査通過の期待度をあげましょう。
「よいよい条件」の勤務先を申告する
フリーターの場合、複数の勤務先があるケースも少なくはないでしょう。
その場合は、「よりよい条件の勤務先」を申告することをオススメします。
たとえとして以下の二つの勤務先をみてみましょう。
A社 | B社 | |
時給 | 900円 | 1,100円 |
勤務日数 | 週4日 | 週1日 |
勤務時間 | 1日8時間 | 1日10時間 |
勤続年数 | 3年 | 2ヶ月 |
上記の2社で時給が高いのはB社です。
しかしA社の方が突き当たりの総勤務時間(=月収)・勤続年数の面で優れていますね。
この場合は申し込む時に、A社で申告をした方が審査で良い評価が得られるでしょう。
また、カードローンの審査では、在籍確認が必ず行われます。
勤務先が在籍確認に応じられる環境かどうかを、事前に知っておくことも重要です。
総合的に見て、どの勤務状況が優れているかを判断して申告しましょう。
在籍確認が完了できるよう対策を練る
フリーターの場合は特に在籍確認に注意しましょう。
カードローンの審査に於いて、在籍確認が完了できなければ、通過はできません。
非正規雇用者の場合、正社員と比べ在籍確認が困難なケースがあります。
これは勤務先の社内での、非正規雇用者の認知度が低い場合が多いためです。
在籍確認をスムーズに完了させるためにも、以下の事を実践しましょう。
- あらかじめ自分宛の電話があることを同僚・上司に伝えておく
- 書類による在籍確認が可能な場合はカードローンの担当者に相談する
- 自分が社内にいるタイミングで電話をくれるように相談する
一番確実なのは、あらかじめ電話があることを社内で共有することです。
しかし「社内で自分のカードローン利用がバレるんじゃないの?」と不安にもなりますよね。
とはいえ、在籍確認の担当者は申込者のカードローン利用を第三者に漏洩する事はありません。
必ず個人名で名乗って勤務先に電話をかけます。
電話の内容もシンプルで、申込者の在籍を問うだけです。
そこで電話を取った人物が「今席を外しております」と言うだけでも確認は完了します。
またカードローンの中には、特定の条件で在籍確認の電話を回避出来るものがあります。
そういった物を選んで申し込む事もオススメと言えるでしょう。
借入希望額は必要最低限にとどめておく
カードローンの審査に通過する確率を上げるのに、もっとも効果的な方法があります。
それが借入貴希望額を少なめに申請する事です。
カードローンの審査は、借入希望額が高いほど厳しいものになります。
借入希望額が高額なら、求められる返済能力も高いものになるからです。
フリーターが証明出来る返済能力には、限度があります。
正社員と比べボーナスもなく、基本的な収入面ではどうしても劣ってしまうためです。
自分にとって適切な買い入れ希望額は、以下のように考えましょう。
- 平均月収から毎月の支出を引く
- 残ったお金の中からいくらまで返済に充てられるか考える
- 毎月の返済が区がその金額の範囲内で収まるのが適切な借入希望額
特にフリーターの場合、毎月の支出を差し引くと数万円しか残らないことも多いでしょう。
その中からも、交際費や諸々の雑費といった支出も想定しなければなりません。
月々の返済は、数千円程度が限界という結論に至る人も多いと思います。
具体的な数字をだすのであれば、多くの場合10万円の借入が適切と言えるでしょう。
もし必要な借入が10万円で足りるのであれば、それ以上借りてはいけません。
借入希望は、必ず必要な分だけを申請する事が審査通過への最善の一手といえます。
フリーターにオススメのカードローン
これまでフリーターのカードローンの利用についてご紹介してきましたが、それを踏まえたうえで、オススメのカードローンを紹介しましょう。
まずフリーターのカードローンの利用には、「消費者金融」がオススメです。
カードローンには、大きく分けて「銀行カードローン」と「消費者金融」が存在します。
銀行カードローンは、雇用形態や収入といった面でフリーターの利用には不向きです。
対して消費者金融は、ターゲット層にフリーターも含むため相性がいいと言えます。
これから紹介する4社のカードローンは、業界の中でもかなりメジャーなものです。
それぞれに独自のメリットがあるため、自分に合ったものを選ぶと良いでしょう。
プロミス
プロミスは、年収を合算で申告する事が可能です。
また勤務先が複数ある場合、在籍確認をとってもらう勤務先は自分で選ぶことが出来ます。
掛け持ちでアルバイトをしている方にとって、非常に相性の良いカードローンですね。
その他にもプロミスには以下のような特徴があります。
最大融資額 | 金利(年利) | 審査スピード | 無利息サービス |
500万円 | 4.5%~17.8% | 最短3分 ※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。 |
初回利用日翌日から30日間 |
無利息サービスがあることで、利息を抑えて返済できるのは嬉しいポイントです。
また、WEB完結申し込みによって、申込みからの手続きをすべてWEB上で完了できます。
家族にバレたく内人にとっては、郵送物が内のもWEB完結の大きなメリットです。
もし、カードローン選びで迷ったなら、プロミスは総合的にオススメと言えます。
SMBCモビット
SMBCモビットは、在籍確認が不安な方に特にオススメできます。
SMBCモビットの最大のメリットは、WEB完結申込みにあります。
WEB完結申込みであれば、先程紹介したプロミスでも対応していますが、じつはSMBCモビットでは、WEB完結申込みで原則電話不要になるんですよ。
他のカードローンと比べて、在籍確認に対して非常に柔軟な対応をしてくれるので、相談してくださいね。
その他のSMBCモビットの特徴は以下のようになっています。
最大融資額 | 金利(年利) | 審査スピード | 無利息サービス |
800万円 | 3.0%~18.0% | 最短15分 ※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります |
なし |
他にもSMBCモビットでは「10秒簡易審査」を実施しています。
申込みから10秒でおおまかな審査結果が回答されるので、早めに安心したい人にオススメですね。
アコム
「初めてのアコム」というフレーズでおなじみのアコム。
アコムでは「最短1分」という驚異的なスピードで、振込による融資を受けられます。
即日融資を希望する方にとっては、アコムはもっともオススメといえるかもしれませんね。
その他の特徴は以下の通りです。
最大融資額 | 金利(年利) | 審査スピード | 無利息サービス |
800万円 | 3.0%~18.0% | 最短30分 | 初回契約日の翌日から30日間 |
無利息サービスに付いては、「契約日の翌日から」となっています。
アイフル
アイフルでは最短25分での審査完了、最短25分での融資が可能です。
また申込み後にフリーダイヤルに電話をすれば、審査が優先されます。
その他の特徴は以下の通りです。
最大融資額 | 金利(年利) | 審査スピード | 無利息サービス |
800万円 | 3.0%~18.0% | 最短25分 | 初回契約日の翌日から30日間 |
それほどフリーターの方にオススメというわけでもありませんが、相性が良さそうだと感じたら申込みをしてくださいね。
まとめ
結論はフリーターでもカーロドーンは十分に利用が出来ると言う事です。
大切なのは雇用形態では無く、カードローン会社の信用を得ること。
確かにフリーターは正規雇用者に比べると信用面で劣っているかもしれません。
しかし審査通過のポイントを心得て、誠実な姿勢で取り組めば十分に信用をえられます。
大手消費者金融でも借入が出来ますし、是非利用して下さいね。