ポイント還元率や年会費、付帯サービス・優待特典など、様々な特徴があるクレジットカード。
種類が多く自分にあう究極の1枚がどれか悩む人も多いでしょう。
人によって「究極の1枚」の基準は異なります。
急いで決めると期待していたほどメリットを感じないこともありますよ。
今回は、究極の1枚を申込みたい人に向けて、タイプ別のクレジットカードをご紹介します。
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クレジットカード究極の1枚の選び方は?4つの比較項目を紹介!
まずは、究極のクレジットカードの選び方の4つのポイントをそれぞれご紹介します。
ポイント還元率が高く使いやすいクレジットカードを選ぶ
究極の1枚を選ぶなら、まずポイント還元率を比較して、還元率が高いカードを選ぶのがオススメです。
ちなみに、クレジットカード利用者1,000名を対象に実施した独自アンケート調査でも、クレカ発行のキッカケとして最も選ばれたのは「ポイントやマイルを貯める為」という理由でした。
一般的にクレジットカードは、利用した金額に応じてポイントが貯まる仕組みです。
クレジットカード会社によってポイント還元率は様々で、ポイント還元率が1.0%以上だと還元率が高いとされています。
貯めたポイントは月々の支払いに使える他、商品券やマイルなどへの交換も可能です。
なお、ポイント付与がない、特定の店舗で還元率が高いといったカードもあるため、よく利用する店舗やECサイトでのポイント還元率を事前に比較して選ぶと良いでしょう。
また、いくらポイントを貯めても使い道がなければ、意味がありません。
ポイントには有効期限があり、それまでに使い切らなければ、貯まったポイントを失効してしまいます。
例えば、楽天ポイントはポイントの有効期限は獲得から一年間。
しかし使い道は、楽天市場や楽天ポイントカード加盟店など、多くの店舗で利用出来ます。
また利用出来る場所がない場合には、楽天カード利用分に充当することも可能です。
このように、究極の1枚を選ぶ際にはポイントの使い道にも注目しましょう。
付帯サービス・優待特典と年会費のバランスを考えて選ぶ
クレジットカードには、年会費無料で利用できるものから、10万円以上の年会費がかかるものまであり、基本的には、年会費が高いカードほど充実した付帯サービス・優待特典が利用できる傾向があります。
付帯サービス・優待特典を利用するならば、年会費がかかってもお得に利用可能な場合も、それに対して、付帯サービスや優待特典を全く利用しない場合、年会費無料のカードで十分と言えるでしょう。
自分が実際に利用する付帯サービス・優待特典と、年会費とのバランスを考えて比較することが重要です。
国際ブランドなどクレジットカードの使いやすさを考えて選ぶ
クレジットカードは、所有しているクレジットカードの国際ブランドが店舗で利用出来ないと決済できないため、世界的にシェアが高く、普及率の高いVisaかMasterCardを選ぶとクレジットカードが使いやすくなります。
また、タッチ決済が利用できるとお会計がスムーズで普段から使いやすいでしょう。
例えば、Suica機能が利用出来るクレジットカードならば、交通系ICカードを持ち歩く必要がなく、カードの枚数を減らすことも可能に。
自分の生活スタイルに合わせて使いやすいカードを選ぶといいですね。
ステータスの高いクレジットカードを選ぶ
40代、50代など年齢層が挙がると、取引先との会食や部下との食事会で会計をする際などに、クレジットカードのステータスを気にする方もいるでしょう。
ステータスの高いカードを利用することで、仕事やプライベートにメリットがある方は、ゴールドカードやプラチナカードがオススメです。
一方、ステータスを気にしない20代、30代の方は、年会費無料の一般カードをオススメします。
年齢によって比較ポイントを変え、クレジットカードのステータス性の高さで比較し選ぶのも良いでしょう。
目的別クレジットカード究極の1枚はコレ!
生活スタイルや特徴別にオススメの2025年4月最新のクレジットカード究極の1枚をご紹介します。
まずは、年会費無料または年会費が安く持ちやすいカードからご紹介しますね。
クレジットカードを始めて持つ方や、20代30代にもオススメの究極の1枚です。
JCBカードW
年会費無料で高還元ポイント重視の20代・30代向けの究極の1枚!
【こんな人にオススメ!】
- 結局どのクレジットカードがいいか分からない人
- どこでもとにかくポイントを貯めたい人
- クレジットカード初心者で失敗したくない人
- 年会費:永年無料
- ポイント還元率:1.0%~10.5%※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
- ポイント還元率UPサービス:スタバ・Amazon・セブンイレブンなど
- 申込対象・入会条件:18歳以上39歳以下で、本人もしくは配偶者に安定継続収入のある方、または18歳以上39歳以下の学生(高校生を除く)
- 国際ブランド:JCB
JCBカードWは、18歳~39歳限定で入会可能な年会費無料のクレジットカードです。
しかし、39歳までに入会し、発行すれば40歳以降も引き続き年会費無料で利用できます。
加えて、JCBカードWの基本ポイント還元率は1.0%。
他のJCBカードや他社が発行するクレジットカードの平均ポイント還元率は0.5%で、JCBカードWは他のカードと比較して、ポイント還元率が高い点が特徴です。
また、基本ポイント還元率が他のカードと比較して高いだけでなく、ポイント還元率がアップする店舗やサービスも豊富です。
具体的には、JCB優待店「JCB ORIGINAL SERIERパートナー」の利用で、ポイント還元率が数倍にアップします。
優待店には以下のようなサービスがあるので、下記のサービスをよく利用する方は発行がオススメ!
- スタバ:16倍
- セブンイレブン:9倍
- ローソン:7倍
- Amazon:4倍
- くら寿司:11倍
- マツキヨ:7倍
他にも、JCBカードWは、カード券面に番号の記載があるカードと、記載がないナンバーレスカードを選択できます。
ナンバーレスカードの場合は、最短5分で発行出来、即日利用可能な店もメリットの一つです。
番号がなく、カード紛失時の悪用のリスクが少ない点や、最短5分で手軽に発行できる点から、基本的にナンバーレスの発行がオススメですが、ETCカードも同時に申込したい場合は、番号ありの申込となるので注意しましょう。
三井住友カード(NL)
タッチ決済でポイント還元率7%!コンビニ&飲食店利用が多い人にオススメ!
【こんな人にオススメ!】
- コンビニ・ファスト/ファミレスを使う人
- SBI証券で資産運用している・考えている人
- 将来年会費無料でゴールドカードを持ちたい人
- 年会費:永年無料
- 基本ポイント還元率:0.5%
- ポイント還元率UPサービス:コンビニ・ファストフード・ファミレス・カフェなど
- 申込対象・入会条件:満18歳以上(高校生を除く)
- 国際ブランド:Visa/MasterCard
三井住友カード(NL)の基本ポイント還元率は0.5%ですが、対象のコンビニ・飲食店でスマホのVisaタッチ決済・MasterCardタッチ決済を利用して支払うと、7%と高い還元率で利用できるため、以下のような対象のコンビニ・飲食店の利用頻度が高い方にメリットの多い1枚です。
- セブンイレブン
- ローソン
- マクドナルド
- モスバーガー
- サイゼリヤ
- ガスト
- ドトールコーヒーショップ
- エクセルシオールカフェ等
また、対象のコンビニ・飲食店でスマホのタッチ決済ではなく、クレジットカードをタッチして支払った際も5.0%のポイント還元率で利用可能。
対象のコンビニや飲食店を日常的に利用し、ポイントを貯めたい方にオススメのクレジットカードです。
また三井住友カード(NL)は、券面にカード番号や有効期限、セキュリティコードなどの記載がないナンバーレスのクレジットカードです。
クレジットカードのユーザーの中には、カードを店頭で利用する際カード番号などの個人情報の漏洩を心配する方もいます。
しかし三井住友カード(NL)は、ナンバーレスのため、万が一紛失した際でもカード番号の流出や、店舗で利用した際にカード番号を盗み見られるなどのリスクを下げられるのも特徴。
クレジットカード番号などの情報は専用アプリで確認できます。
年会費100万円以上利用すると年会費永年無料のまま三井住友カード ゴールド(NL)にアップグレート出来る可能性が有る!
三井住友カード(NL)は、年間100万円以上利用すると、1ランク上のクレジットカードである、三井住友カードゴールド(NL)に年会費永年無料のまま、アップグレード出来る可能性があります。
三井住友カードゴールド(NL)を通常発行使用とすると、年会費が5,500円かかってしまいますし、ゴールドカードは一般カードに比べて審査が厳しい傾向にあります。
そのため、三井住友カードゴールド(NL)を発行したいけど、年会費がかかるのがいやだったり、審査に落ちるのが不安だったりする方は、まずは三井住友カード(NL)から発行して、アップグレードを狙いましょう。
SBI証券を利用している方にも、三井住友カード(NL)はオススメです。
なぜなら、三井住友カード(NL)なら、SBI証券の資産運用でもポイントを貯める事ができるからです。
具体的には、SBI証券の投資信託をクレジットカードで積立すると、積みが手額の0.5%のポイントが毎月貯まります。
また逆に、貯まったポイントを投資信託の買付に利用する事も可能です。
SBI証券ユーザーは、この機会に三井住友カード(NL)の発行を検討してみてください。
楽天カード
楽天市場など楽天サービスの利用頻度が高い方に究極の1枚!
楽天カードはこんな人にオススメ!
- 楽天グループのサービスを利用している方
- 利用者の多いクレカを利用したい方
- 利用満足度の高いクレカを利用したい方
- 年会費:永年無料
- 家族カード年会費:永年無料
- ETCカード年会費:永年無料
- ポイント還元率:1.0%~3.0%
- 海外旅行傷害保険:最高2,000万円(利用付帯)
- 申込対象・入会条件:18歳以上(高校生を除く)
- 国際ブランド:Visa/MasterCard/JCB/AmericanEXPRESS
楽天カードは年会費永年無料で利用できるクレジットカードです。
一年間全く使わなかった場合でも費用は発生しません。
年会費永年無料にもかかわらず、基本のポイント還元率は1.0%と平均的なクレジットカードのポイント還元率と比較して高い点が特徴です。
また、SPU【スーパーポイントアッププログラム】を利用すると高い還元率でポイントが貯まるので、楽天市場の利用が多い方にオススメ!
SPUとは、楽天グループのサービスを利用するほど、楽天市場での買い物時のポイント還元率がUPするサービスです。
SPUにより、楽天カードを使って楽天市場で買い物をするだけで、ポイント還元率はいつでも3.0%以上、またSPUの他のポイントアップの条件やSPU利用時のポイント倍率は楽天カードの公式サイトでも確認できます。
SPUを利用出来る楽天カードは、楽天サービスを頻繁に利用する方にオススメできる究極の1枚です。
他にも楽天カードは、アンケート調査で満足度でも一位を獲得するなど、人気のカードになっていますよ。
PayPayカード
PayPayと一緒に利用するとお得!ポイント還元率も高い究極の1枚!
【PayPayカードはこんな人にオススメ!】
- PayPayを利用している人
- Yahooショッピングをよく利用する人
- 基本的にキャッシュレスで支払いたい人
- クレジットカード年会費:永年無料
- 基本ポイント還元率:最大1.5%
- ポイント還元率UPサービス:Yahooショッピング・LOHACOなど
- 申込対象・入会条件:18歳以上
- 国際ブランド:Visa/MasterCard/JCB
PayPayカードをPayPayに登録して利用、条件達成すれば「PayPaySTEP」により、ポイント還元率1.5%とさらに高くなり、お得になります。
PayPayカードはPayPayを利用することで、PayPayポイントがどんどん貯まります。
さらに、YahooショッピングやLOHACOでのポイント還元率は最大5.0%と高いので、よく利用する方にはお得なクレジットカードですね。
またPayPayカードはPayPayにチャージできる唯一のクレジットカードです。
そのためPayPayユーザーには特にオススメのクレジットカードですね。
まとめ
目的別クレジットカード究極の1枚ということでご紹介しました。
あなたがよく利用する場所や、利用する店舗などにより、オススメは変わるという事ですね。
自分にとってどのクレジットカードがお得なのかを吟味して、究極の1枚を探してくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。