≪キャッシング術≫借り入れ金の“『お得/損』な返し方”!!

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ときおり、寄せられる“キャッシングにおける質問”のなかで、特に多いのが――

質問:≪キャッシング≫における借り入れ金の“お得”な返済方法ってありますか?

――という質問です。

キャッシングのさまざまな利用方法と同様に、その“返済方法”においても借り入れした当人によって十人十色。

まとめて返済してしまう人もいれば、少額に分けて少しずつ返済する方もいます。

――いったい、どのような“返済方法”がもっとも『お得』になるのか?

そこで此度は、まず覚えておくべき≪返済≫における基礎知識から、やってはいけない“『損』な返し方”についてご解説します。

≪返済≫基礎知識

≪返済額≫は、必ず〔借り入れ金〕よりも高くなる

――これは、ごく当然のこと。

仮に、もしも≪返済額≫の方が〔借り入れ金〕よりも低くなるのであれば、そもそも“融資ビジネス”が成立しないということは言うまでもありませんよね。

さて、その≪返済額≫はと言えば――

≪返済額の概要≫

      ・支払い手数料(※)

      ・借り入れ金

      ・利息

――以上、3つから成り立っています。

〔支払い手数料〕

〔支払い手数料〕というのは、ATMを利用して“返済金”を振り込む際に掛かる費用のことです。

「<入金>なのだから、タダじゃないのッ!?」

――いいえ、違います。

【お金→入金→自分の口座】

自分の口座にお金を振り込む場合には、確かに『入金』となるので、一般的に手数料が必要になることはありません。

しかしながら、≪キャッシング≫の場合は、ATMを通じて“貸し付け会社”に振り込みをするという形式で手続きが行われます。

【お金→振り込み→貸し付け会社】

そのため、“振込手数料(平均200円)”が必要です。

「たかが200円……」と言われる方もいらっしゃるかもしれませんが、200円というのは“約13,500円をで一ヵ月借り入れした場合”に掛かる利息と同等。

(18%/年率)で借り入れした20,000円を一ヵ月のうち15日ごと10,000円ずつ返済した場合――

      借り入れ額:20,000円

      前半15日分の利息:148円

      後半15日分の利息:74円

      ATM使用回数:2回(200円/回)

      返済総額:20,622円

      借り入れ金除き額:622円

――と、なります。

一方、30,000円(18%/年率)を借り入れし、返済した場合は――

      借り入れ額:30,000円

      一ヵ月分の利息:444円

      ATM使用回数:1回(200円/回)

      返済総額:30,644円

      借り入れ金除き額:644円

――と、なります。

見ての通り、ATMで支払う回数が多ければそれだけで、20,000円借り入れしようが、30,000円借り入れしようが、ほとんど“返金の際の利息・手数料”が同等になってしまうというわけです。

借り入れ金が数百、数千万以上にものぼる場合には、確かに「たかが200円」かもしれませんが、≪キャッシング≫は基本的に“少額融資”ですから、ATMの使用手数料もその分だけ大きく影響します。

〔借り入れ金〕

〔借り入れ金〕は、もちろん≪キャッシング≫を利用して“借りた額”についてです。

100,000円借りたのであれば100,000円。
500,000円借りたのであれば500,000円返済する必要があります。

〔利息〕

〔利息〕は、“借りた額”における対価であり、“返済総額”にもっとも作用します。

“少額融資”が基本の≪キャッシング≫では、基本的に年率『18%』

年率『18%』というのは、一年間借り入れを続けた場合に掛かる“利息”。

月別の“利息”を計算する場合には、算出された金利を「365(一年の日数)」で割ったのち、「30(ひと月の日数)」を掛けることで導き出せます。

やってはいけない“『損』な返し方”

また返し

〔利息〕でよく勘違いされやすいのが――『“また返し”の方が利息が安く済む』ということ。

“また返し”とは……?
A社に求められている返済額をB社から借り入れして、そのまま流して返済すること。

【通常返済】
A社
借り入れ額:4万円(18%/年率)
期間:60日(二ヵ月)

利息:888円

【また返し返済】

      A社

      借り入れ額:4万円(18%/年率)

      期間:30日

      B社

      借り入れ額:4万円(18%/年率)

      期間:30日

      利息:1,184円

――以上のようになります。

差額は、なんと“296円”

金利を安くしようと思った試みが、かえって“金利を高く”してしまうことになったよくある例。

何故、≪同じ額・同じ日数≫で借りていたのにもかかわらず“約300円”も利息が増えてしまうかと言えば、利息は――

      ・借り入れ総額

      ・借り入れ日数

――で相対的に決定されるからです。

【通常返済】の場合は、ひと月目の支払いの折に半分返済されたため、“4万円を30日借り入れし、2万円を30日借り入れした”ということになります。

      借り入れ総額:6万円

      借り入れ日数:60日

一方、【また返し返済】の場合は、“4万円を二度にわたって30日借り入れした”ということ。

      借り入れ総額:8万円

      借り入れ日数:60日

そのため、認識的には≪同じ額・同じ日数≫で借り入れしたように感じられますが、実はまったく≪違う額≫を同じ日数借りていたことになってしまうわけです。

まとめ

“最低限の利息”で支払いを済ませたい場合は――『借り入れ総額』をなるべく減らし、『借り入れ日数』を短くするためにも、金額が用意できたらすぐに一括返済してしまうことがポイント。

「余裕をもって……」だとか、「余分に……」だとか、悠長な気持ちで“借り入れ”をすれば、かえって高くなってしまうので気を付けてください。