消費者金融や銀行が提供しているカードローンやフリーローンというのは、初めて利用する人で安定して継続した収入を得ていて、個人信用情報機関に事故歴などがない場合は原則として借入をすることが出来ます。
ただし、希望額の借入をすることが出来るのかということについては別問題となりますので、その点については注意してください。
そして、いざ借入をしようと思っても、どのローンを利用するとどれくらいの時間が掛かるのかということについては公表されていないケースも多いために急いで現金を用意しなければならない場合は焦ってしまう人も多いと思われます。
そこでこちらでは、最短で借入の手続きを完了するためにはどうすれば良いのかということについて詳しく紹介していきます。
手続きの速さだけなら消費者金融で借り入れをする
一般的に無担保で利用することが出来るタイプのローン商品というのは下記の3パターンに分けられています。
- 消費者金融系カードローン
- 銀行系カードローン
- 信販会社系カードローン
この他にも、フリーローンや学生ローンなどもありますが、手続きが完了した後の利便性の高さなどを考慮するとカードローンタイプのローン商品がオススメになっています。
これらのカードローンというのは、それぞれに特徴がありますが、スピードだけを重視するのなら消費者金融系カードローンが最も早く手続きを完了することが出来ます。
注意点としては、消費者金融系カードローンの場合は手続きのスピードが早い代わりに利用限度額や貸付金利に関しては他の2つよりも制限されているケースが非常に多いです。
そのため、借入の成功率については高くなっていますが、希望額に達していなかったというケースや、借入をした後に多くの利息を支払わなければならなくなるということが挙げられますので、その点については注意するようにしてください。
そして肝心の消費者金融系カードローンを利用する際の手続きで掛かる時間についてですが、こちらは利用する消費者金融によっても異なりますが、大手の消費者金融の場合は30分~1時間程度で全ての手続きを完了することが可能になっています。
ただし、この時間というのは全ての手続きがスムーズに行われたケースに限られていますので、手続きをスムーズに出来なかった場合は1日~2日程度の時間が掛かるということも珍しいことではありません。
前もって提出が求められる書類を準備しておく
消費者金融系カードローンを利用する際には、原則として本人確認書類があれば手続きをすることが可能になっています。
ただし、利用限度額の希望額が50万円を超える場合や、他社借入金額と合わせて100万円を超える場合は収入証明書類の提出も求められることになりますので、その点については注意が必要です。
これらの提出が求められる書類については、手続きの中で必ず提出しなければならない状況になりますが、実際のその手続きが始まってから用意をしていると余計な時間が掛かることになります。
そのため、本人確認書類と収入証明書類の2点を前もって準備しておくことによって、手続きに掛かる時間を最小限にすることが出来ます。
具体的にどこの消費者金融でも本人確認書類や収入証明書類として認められている書類は下記の通りになります。
- 運転免許証
- パスポート
- 住民基本台帳カード(写真付き)
- 源泉徴収票
- 住民税決定通知書
- 確定申告書
これらの書類については公式な書類となるために、どこの消費者金融を利用する場合でも必ず認められている書類です。
本人確認書類の場合は、健康保険証や年金手帳、住民票の写しなどが認められているケースもありますが、基本的には公的書類で顔写真が付いているものの提出が求められるケースが多いです。
運転免許証を返納しているという人の場合は、運転経歴証明書でも構わないというケースが多いので安心してください。
収入証明書類については、こちらで紹介した3つの書類についてはどこの消費者金融でも利用することが出来ますが、給与明細書が収入証明書類として認められていることもあります。
その場合は直近の2ヶ月分または3ヶ月分の給与明細書が必要だということが多くなっていますので、前もって準備をしておくと良いでしょう。
消費者金融で借入の手続きをする際に必要となる書類は、最大で2点となっていますので、これらの書類を前もって準備しておくことで「書類を準備する」という時間を削減することに繋がります。
上手く手続きをすれば30分程度で完了する
それでは肝心の消費者金融系カードローンを利用する際の手続きの流れについて紹介していきます。
手続きの全体的な流れについては、大手の消費者金融を利用するのならどこでも同じような仕組みになっていますので覚えておいてください。
申し込みから利用開始までの流れについては下記の通りになります。
- 申し込みをする
- 審査が開始される
- 書類を提出する
- 契約を締結する
- カードが発行される
- 利用を開始する
このような流れになっていて、申し込み方法については利用する消費者金融によって異なりますが、大手の消費者金融なら無人契約機やWEBからの申し込みが出来ますので、好きな方法で申し込みをしてください。
申込みの際には書類もしくは申込みフォームに必要事項を記入して送信するだけとなっていますので、慣れている人なら5分程度で申込の手続きが完了します。
そして、審査では申込み書類を確認する書類審査と、申込み書類の内容が正しいのかということを確認するために電話での口頭審査があります。
この口頭審査は申込み時に記入した内容を別の視点から確認するというような内容になっていて、約15分~20分程度の時間が掛かります。
これらの審査が完了すると審査結果が通知されて審査に通過していると書類を提出します。
書類の提出については審査の前に手続きがあるケースもありますので、その点については注意してください。
契約締結の手続きでは、WEBからの申し込みの場合はWEB上で手続きをすることも多く、無人契約機を利用する場合はその場で手続きをすることになります。
契約が完了すると無人契約機または店舗窓口でカードローンを利用するためのカードを受け取って利用を開始することが出来るようになります。
無人契約機や店舗窓口に来店することが出来ないという場合は、郵送で自宅にローンカードを送ってもらうということも可能ですが、その場合は郵送に掛かる時間がプラスされることになりますので気を付けてください。
このように、スムーズに手続きをすることが出来れば、申し込みをしてから利用を開始するまでの時間は30分程度となっていますので、書類を準備しているのなら職場の休憩時間などを利用して手続きをすることも可能です。
予めWEBから申し込みの手続きをしていれば、どこに居ても手続きをすることが出来るようになりますので、時間を有効的に使うことも出来るのでオススメです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
いざ借入をしようと思っても、どれくらいの時間が掛かるか分からないために尻込みしてしまうという人も多いかもしれませんが、消費者金融系カードローンなら長くても1時間程度で手続きを完了することが出来ます。
WEBや電話などを利用すれば移動時間や空き時間などを上手く活用することが出来ますので、仕事を開始する前に申し込みをしておいて、仕事が終わった時にカードを受け取って利用を開始するというような使い方も可能です。