スコアリング審査とは何?項目や点数などを調査!

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クレジットカードやカードローンの申し込みで、審査結果がすぐにわかるものがスコアリング審査です。

クレジットカードは最短5分の即時発行で、消費者金融は申し込み完了画面に審査結果が表示されます。

これだけ審査時間が早くなったのは、スコアリング審査のおかげとも言えますね。

仮審査、事前審査、一次審査と呼ばれるものは、システムによる自動審査の事です。

審査結果はすぐに分かるので、審査に落ちた時はすぐに通知がきます。

申し込み情報を元に点数を付けて、一定の点数に達しなかった人はその時点で審査に落ちます。

ということで、スコアリング審査はとても重要なのですが、いったいどのような事を審査しているのでしょうか?

今回はスコアリング審査とは何なのかについて、詳しくご紹介しましょう。

スコアリング審査は申込者の年齢・年収・勤務先などがチェックされる

カードローン審査のスコアリングシステムでは、基本情報、自宅情報(居住情報)、勤務先情報をもとに点数を付けます。

カードローン会社によって審査基準が異なるため、申し込み時に必要とされる項目も変わってきます。

氏名、生年月日、住所、電話番号、年収などは絶対に必要になりますが、場合によっては給料日や休日なども求められる事もあります。

自宅の電話番号や出向先(派遣先)の情報などは必須項目ではなく、任意になっていることもあります。

任意項目をできるだけ埋めることで審査に有利になることもありますよ。

基本情報で氏名や生年月日から過去の申し込み状況などを確認する

氏名・生年月日・性別・独身既婚・メールアドレスなどの基本情報で、確認されます。

消費者金融によっては、国籍や最終学歴卒業年月などを求められる事もあります。

自宅情報では家族構成や住居費の負担額などをチェックする

自宅情報では以下のような情報がチェックされます。

  • 住所
  • 電話番号
  • 住居種類(自己所有持ち家・家族所有持ち家・賃貸など)
  • 入居年月
  • 住居費負担額(家賃・住宅ローンの額)
  • 家族人数

自宅情報は、キャッシング審査においては重要な項目です。

自己所有の持ち家や家族所有の持ち家だと評価が高くなります。

居住年数は長いほど有利です。

住宅ローンを抱えていても持ち家の場合は評価が高いと言えるでしょう。

一定の収入や信用度がないと住宅ローンの審査には通らないので、住宅ローンがある時点で、一定の信用がある人ということになりますね。

既婚社の場合、カードローンの申し込みで配偶者情報を記載する場合もありますが、配偶者の信用情報機関のデータによって審査に通ったり落ちたりすることもあります。

勤務先情報では会社の規模・雇用形態・収入などをチェックする

勤務先で情報では以下のことがチェックされます。

  • 会社名・所属部署
  • 勤務先住所
  • 勤務先電話番号
  • 社員数
  • 事業内容(建築・製造・サービス・教育・医療など)
  • 入社年月
  • 雇用形態(正社員・派遣社員・アルバイト・パートなど)
  • 職種(事務・営業・販売・技術など)
  • 収入形態(固定給・一部歩合・完全歩合など)
  • 収入(月収・年収)
  • 収支など(手取りから家賃、ローン、生活費を差し引いた金額)
  • 給料日
  • 保険証種類(社会保険・国民健康保険など)
  • 保険証区分(本人・扶養者など)
  • 休日

勤務先の情報は、キャッシング審査で最も厳しくチェックされる部分です。

どこの消費者金融に申し込む場合でも、これらの情報が必要になります。

カードローン会社は、申し込み情報をもとに、自動的にその人を点数化し審査を行います。

確認される項目が多いカードローン会社ほど、細かくスコアリングしていることになりますが、項目の多さが審査の厳しさを表しているわけではありません。

スコアリング審査では項目毎に点数をつけ合否を判定している

スコアリング審査では項目毎に点数があり、その点数で合否を判断しています。

以下の様な点数割りになっているようですので、参考にしてください。

〔一般例〕

申し込み情報 申し込み内容 点数
年齢 36際 10点
居住形態 賃貸マンション 5点
居住年数 5年 5点
家族構成 既婚子持ち 10点
雇用形態 公務員 10点
勤続年数 15年 10点
年収 480万円 8点
他社借入件数 4件 2点
他社借入額 100万円 2点
健康保険の種類 共済組合 5点

上記はイメージになりますが、実際の点数の付け方はカードローン会社によって異なります。

点数の合計が50点以上ならスコアリング審査通過、50点未満ならスコアリング審査落ちなどの基準が設けられているようです。

スコアリングシステムで一定の基準を満たさなかった人は、本人確認書類を提出する前の段階で審査落ちするというシステムですね。

年齢は25歳未満や60歳以上だと審査に不利になる

年齢による点数にも差が出てきます。

年齢 評価
18歳~20歳
20歳~25歳
26歳~30歳
31歳~60歳
61歳~

大手消費者金融は74歳まで申し込み可能ですが、年金を受け取るような年齢になるとキャッシング審査は厳しくなります。

20代前半の若い人は不利になりますが、60代や70代の高齢者も不利になると思って良いでしょう。

20代中盤~50代の人はそれなりの収入があると考えられ、審査に通りやすいと言えますね。

また大手消費者金融では18歳から申し込みできるようにはなりましたが、収入証明書が提出できないと審査に通るのは難しいと言えるでしょう。

住居形態は持ち家だと評価が上がる

居住形態 評価
持ち家一戸建て
持ち家マンション
社宅
賃貸
公営住宅

住居は、自己所有の一戸建てやマンションが最も有利です。

居住年数が長いほど良く、1年未満だと不利になります。

持ち家で住宅ローンを支払っている場合でも、住宅ローンは家が担保になっているので、キャッシングやカードローンの借入とは別の扱いになります。

同じように自動車ローンも別扱いです。

引っ越したばかりの賃貸住宅の場合、借金を踏み倒してどこかへ飛んでしまう可能性があるため、カードローン会社も慎重になります。

仮審査に通ると、本人確認書類を提出することになります。

運転免許証の更新前に引っ越すと、現在の住所と過去の住所が書かれています。

何度も引っ越しをしていて裏書きが多い人は注意が必要ですね。

居住年数は1年以下だと評価が下がる

居住年数 評価
10年以上
5~10年
3~5年
1~3年
1年以下
6ヶ月以下 ×

キャッシングの審査では、居住年数も関係してきます。

短期間しか済んでいない人(頻繁に引っ越しをしている人)は、連絡が取れなくなる可能性があるので、怪しいと判断されてしまいます。

1年以上住んでいれば問題ないので、もうすぐで1年という人は少し待った方が良いでしょう。

少し前まで10年以上住んでいた人が、引っ越したばかりで居住年数1年未満ということもあるわけですが、以前にどれだけ長い間住んでいても考慮されません。

引っ越しを予定している人は、先に審査を受けた方がいいでしょう。

家族構成は独身で家族同居だと評価が高くなる

居住年数 評価
独身で家族同居
既婚で家族同居(子なし)
既婚で家族同居(子あり)
既婚で同居なし
独身で1人暮らし

家族構成で、最も評価が高くなるのが、独身で家族同居のケースです。

既婚の場合は、扶養している人が増えるほど評価が低くなりますが、単身赴任や別居中などで既婚で同居していない場合は、評価が低くなります。

最も評価が低いのが独身の1人暮らしです。

最も評価が高いと勘違いされますが、簡単に引っ越す事ができる独身の1人暮らしは、家族構成で最も警戒されるようです。

雇用形態は公務員や正社員だと評価が高くなる

雇用形態 評価
公務員 ◎◎
正社員
大商社
契約社員
派遣社員
アルバイト
自営業

意外かもしれませんが、社長と正社員では正社員のほうが評価は高くなります。

契約社員の場合、少し評価が落ちて、派遣社員やアルバイトは評価が低くなりますね。

ただ、最近の消費者金融は、派遣社員やアルバイトでも年収が200万円あれば問題なく貸してくれる事が多いです。

自営業者は、収入が安定しないことが多いので、年収が高くても評価が低くなります。

事業開始から1年未満の場合だと、かなり不利になると覚えておきましょう。

勤続年数は1年以下だと評価が下がり2ヶ月以下だと審査に落ちる

勤続年数 評価
10年以上 ◎◎
5~10年
2~5年
1~2年
1年以下
6ヶ月以下
2ヶ月以下 ×

勤続年数は長いほど有利です。

10年以上ならかなり有利になるでしょう。

一般的には、2年以上あれば良しとされ、1年以上あれば問題ナシと判断されますが、1年未満だと評価は低くなります。

仕事に就いたばかりの人や、転職したばかりでキャッシングしたい時は、少し待った方が良いかもしれません。

勤続年数はウソをついても確認しようがないと思うかも知れませんが、社会保険証の提出を求めらる事があり、そこには資格取得年月日が書かれているので、すぐにバレてしまいますよ。

また、過去にローンや借入などをしたことがある人は、信用情報機関にも勤務先情報が記録されています。

そこに記載されている会社名や利用年月日からウソもバレるでしょう。

勤務先や勤続年数はウソをついて申し込む人も多いですが、ウソがバレた時点で審査落ちするので、絶対に止めましょう。

勤務先の会社規模は上場企業や従業員が多いと高評価

勤務先 評価
国家公務員 ◎◎
地方公務員
上場企業
従業員100人以下
従業員50人以下
従業員10人以下
従業員5人以下
自営業

勤務先の規模を確認されることがありますが、上場企業・非上場企業などの選択の他に従業員数なども確認されることがあります。

勤務先で最もスコアが高いのが公務員です。

クビになることがない安定した職業なので当然ですね。

次に、大手企業、中小企業と続き、自営業者は点数が低くなります。

自営業者は年収が高くても安定した職業ではないので、あまり良く見られません。

特に事業を始めたばかりの自営業者は銀行カードローンの審査には通らないでしょう。

銀行は申込者の勤務先や勤続年数をかなり気にするようです。

年収は400万円以上なら評価が上がり150万円以下だと評価が下がる

年収 評価
800万円以上 ◎◎
400~800万円
200~400万円
150~200万円
100~150万円
80~100万円
60~80万円 ×
60万円以下 ××

年収は高いほど良く、400万円以上あるとスコアが高くなりますが、200万円以下の場合は不利になります。

ただ、年収100万円以下でも審査に通ることはあります。

年収はキャッシングの審査基準において、最も重要なポイントになります。

10万円の差が合否を分けることになる可能性もあります。

年収200万円からスコアが上がるので、150万円と200万円では評価が全くことなります。

消費者金融なら限度額50万円超以下、最近は銀行カードローンでも限度額50万円超で収入証明書の提出が必要になります。

限度額を低くすれば収入証明の提出は不要ですが、必ず正しい収入情報を入力しましょう。

健康保険証は社会保険だと評価が上がる

保険 評価
協会けんぽ
組合健保
共済組合
国民健康保険

キャッシング審査では、健康保険の種類を申告する場合もあります。

社会保険証は審査に有利になります。

公務員は共済組合、会社員は協会けんぽ・組合保険などになりますが、自営業者やパート・アルバイトの国民健康保険は少しマイナスです。

会社員で国民健康保険の人もいますが、この場合は社会保険の人より不利になります。

非正規雇用でも社会保険なら審査にプラスです。

本人確認書類として運転免許証が一般的ですが、会社員の場合は健康保険証の提出を求められる事もあります。

社会保険証には勤務先や資格取得日が書かれているので、在籍確認にもなり審査に役立ちますね。

他社借入状況は件数と金額をもとに総合的に判断する

借入件数 評価
0件
1件
2件
3件
4件
5件以上 ×

借入金額 評価
0円
10万円以下
10~30万円
30~50万円
50~100万円
100~200万円 ×
200万円以上 ××

キャッシング審査では、他社借入状況も必ず確認される項目です。

借入件数は少ないほど良く、借入金額は少ないほど良いとされます。

他社借入状況でウソをついても信用情報機関の記録を紹介したときにバレてしまうので、正直に答えるようにしましょう。

借入金額が少ない場合は、多少間違えていても問題ありません。

契約しているカードローン会社が多くても、実際に借りている件数が少なければ問題がないといえるでしょう。

5件合計100万円と1件100万円では、後者の方が信用情報が良いと言えます。

カードローンの審査は「仮審査」と「本審査」に分かれています。

仮審査はスコアリング審査と呼ばれるもので、本審査は仮審査を通過した人が最終的に人間から審査されるものです。

仮審査に通れば本審査も通る可能性が高いです。

しかし仮審査に通って本審査に落ちる場合もあります。

まとめ

スコアリング審査についてご紹介しました。

スコアリング審査に通らないと、本審査までたどり着けません。

自分で出来る事は限られますが、例えば今借入をしているのならば、借入件数や借入額を減らすといった事を考えましょう。

また、引っ越しを考えているのなら、引っ越す前に審査を申し込む事も大事ですね。

最後までご覧いただきありがとうございました。